海外の親中派、仲が良いのはだいたい上海閥説。
世界各地に親中派はいるものの、その親中勢力を作って来たのは、江沢民→胡錦涛の上海閥だと私は考えます。
ちなみに江沢民が党主席となったのは、1989年。そこから2002年までの13年間を江沢民が指揮し、さらにそれを引き継ぎ2012年までの10年間は胡錦涛が中国の躍進を支えました。
振り返ってみれば、中国が大々的に世界に躍進した四半世紀の時間は、上海閥が作り出したものです。
海外の親中派のコネクションの多くも上海閥かそこに近い人となるのが必然でしょう。
しかしながら、習近平一派はその流れは気に食わないと言い放つかの如く、上海の幹部を締め出すだけでなく、中国最大の経済都市である上海を「0コロナ対策」として、骨の髄から弱らせていくことを実行中です。
それに上海の2年前には、香港がその餌食となっていたことは皆さんご承知の通りで……
なぜか、習近平一派は、中国の豊さの要となる裕福な都市を壊す政策を続けています。現在0コロナ対策として、新たに武漢や四川省の成都市などがターゲットになっていますが、こちらも当然裕福な都市です。
コロナは田舎よりも都会で広がり易いことは言わずもがななことではありますが、あからさまに無理強いな弾圧をする理由はコロナ感染を防ぐためだけでしょうか。
私は、そうは思いません。
習近平一派(北京系)が、金に因る権力を剥奪したいだけかなと思ってます。金持ちたちの力を削ぎたいがために、あれやこれやの施策をしているのだろうと勘ぐっておりますが……、この人たちが没落するということは、世界中の親中派が反中派に転ずることを示唆していると言えます。
なぜなら、グローバルの要となっていたのは、中国上海を中心とした経済都市に力をもつ面々であり、その面々たちの圧力によって、世界中の親中派が中国の言いなりになっていたと言えるでしょうから。
しかしながら、習近平のやっていることは、そこに対する不義理の連続。
となれば、世界中の親中派もわざわざ習近平に義理を持つ必要はないということになって不思議ではないと、私は考えます。
なんなら、友人(上海派閥)を助けるためには反中になるのが当然とも言える構図が作り出されるのではないのでしょうか。
そういう気持ちの変化が、公明党の対応の変化にも現れていると言えるのではないのでしょうか。
つまり、今回の習近平の対応は、世界中に育成された親中派(上海派)を一気に、反中に変更させただけではないかと思うのです。
中国の戦法はいつだって、孫氏の兵法の基本である「戦わずして勝つ」でした。そしてその兵法の最前線はいつだって上海閥でした。
しかし、その要となる部分を切り取った習近平には「戦わずして勝つ」ということはもうできません。
やることは「戦って勝つ」のみですが、本当にそれはできるのでしょうか。
内戦になるか、外戦となるか。
習近平3期目の4年間に、中国は勢いよく台湾や日本に攻め込んでくるだろうという予測があらゆる場所からされています。
もちろんその可能性は高いですし、そのための準備を日本もきちんとして頂く事は必須であると、私自身は思っています。
ただ思うのが……、中国本部が海外侵略に野望をむき出しにしたところで、民はついてくるのかということ。
習近平は、海外に目を向け内部の問題を片付けようとしていますが、中国の民の不満は年々高まっていると思われ、さらにこれまで裕福だった層ほど痛い目にあっていることからすると、国のために戦おうとする気持ちは、民の中にはほとんどないのではないかと考えます。
そして、それよりも引きずり下ろしたいという民の心の方が、これまで以上に大きくなるのではないかと予測します。
となると中国は、日本や台湾への侵攻を強めたいと思う気持ちと裏腹に、内部の弾圧に精を出さなければならない状態が頻発するのではないかと考えるのですが……如何でしょう。
特に沿岸地域はどこもかしこも、上海&香港と同様経済的に発展している地域が多いです。
台湾&日本へ侵攻していくためには、沿岸地域との協力が不可欠となるはずですが、そこがどこもかしこも中国共産党と対立する様相となったのならば、そこで習近平の夢は頓挫する…そんな事が起きてもおかしくないなと思ってます。
重なる!ロシアウクライナ戦争と米民主党の動き。
ということで、いろいろ書いてきたけど……最後に言っておきたいのは、米民主党の戦争の火種の作り方がナチュラルすぎる件について。
少し前に、ペロシが訪台した時に、これが結局戦争の火種になるって私は書いたけど……
↓詳しくはこれ読んで↓
ね!
案の定だったでしょう。
あの人たちって、平和に見せかけて対立を作るのがうまいの。
上手すぎるから、いつも彼らは関係ないって言われるけど、最初の火種はいつも彼らが落としてる。
そこについては、山口敬之さんがyoutubeで切々と語ってくれてるから、そこを是非聴いてほしい。
↓こちらの記事でも軽く解説してます↓
とりあえず、今の環境は米民主党によってお膳立てされたものである一面であることは疑いようのないことだけれども、残念ながらそこに腹を立てても仕方ない。
私たちはとりあえず、中国の動きに対応して防衛していくしかないのだけれども、ここに気がつくとほんと、米民主党の悪あがきはこれを最後にしてほしいと痛切に願うしかないね。
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こんばんは。
壮大な規模での左翼名物「内ゲバ」と、トラさんの復活を密かに期待してます。
こんばんは。
私もそうなるんじゃないかなと思ってます。
バイデンになってからの2年は世知辛いと思っていましたが、いよいよ終わりがくるのか?と期待している面も大きいです。
それではこれからも宜しくお願い致します。
こんにちは。
以前中国人の方と話していた時、「多くの国民は領土拡大は望んでいないし、ウイグルもチベットも手放して自由にさせてあげればいいのに・・・と思っている」と言っていたのが印象的でした。
それが本当の民意なのだと思います。
一昔前ならば、国民も騙されて追随したのでしょうが、インターネットの時代になると騙されることもないでしょうし、内部分裂の方が激しくなりそうですよね。
後は日本政府が弱腰にならないのを祈るばかりです。
こんにちは。
すごくその言葉に納得しました。
領土拡大するより、今いる民の幸福を願うのが普通ですよね。
他の国は日本と違って、メディアはそもそも信用していないと言いますから、インターネットの恩恵を一番あやかってるのは実は日本ではないかと思っています。
日本政府は、正直どうしたらいいのか分からないくらい弱腰で不安ですよね。
それではこれからも宜しくお願い致します。