㊋始まる!「反対」だけでは正論にならない時代

おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしようと更新しています。

是非活用してくださいませ♪

 

どうなる?「反対」と言えば仕事になってた野党さん♪

先週の月曜日から、菅内閣になってから初めての国会が幕を開けました。

安倍政権時代の野党の皆さんのお仕事といえば、何に対しても「反対!」と言っておけば良いだけの簡単なお仕事でしたが、どうもこの作業が菅内閣ではしにくように思います。

というのも、菅さんの所信表明だけみても、安易に「反対」と言いにくい事ばかりが羅列してあるんですよね。

では所信表明で菅さんが掲げたやることリスト(ToDOリスト)を所信表明の言葉の中から抜き出していきましょう。

ピックアップする項目が滅茶苦茶ありますが、どうぞお付き合いください。

それでは始めます。

①冬の季節性インフルエンザ流行期に備え、地域の医療機関で1日平均20万件の検査能力を確保します。→武漢ウイルスPRC検査拡充

②重症化リスクが高い高齢者や基礎疾患を有する方に徹底した検査を行うとともに、医療資源を重症者に重点化します。→医療現場の混乱を防ぐ体制の整備

③ワクチンについては、安全性、有効性の確認を最優先に、来年前半までに全ての国民に提供できる数量を確保し、高齢者、基礎疾患のある方々、医療従事者を優先して、無料で接種できるようにします。→武漢ウイルスワクチンの供給

④8年前の政権交代以来、一貫して取り組んできたのが、経済の再生です。今後もアベノミクスを継承し、更なる改革を進めてまいります。→経済政策の推進

⑤バブル崩壊後、最高の経済状態を実現したところで、新型コロナウイルスが発生しました。依然厳しい経済状況の中で、まずは、雇用を守り、事業が継続できるように、最大で200万円の持続化給付金や4000万円の無利子・無担保融資などの対策を続けてまいります。→事業継続に対するバラマキ、具体案

⑥Go Toキャンペーンにより、旅行、飲食、演劇やコンサート、商店街でのイベントを応援します。→GoTO継続

⑦地方に暮らしていてもテレワークで都会と同じ仕事ができる。都会と同様の医療や教育が受けられる。こうした社会を実現します。さらに、テレワークやワーケーションなど新しい働き方も後押ししてまいります。→テレワーク推進

⑧各省庁や自治体の縦割りを打破し、行政のデジタル化を進めます。今後5年で自治体のシステムの統一・標準化を行い、どの自治体にお住まいでも、行政サービスをいち早くお届けします。→行政デジタル化推進

⑨マイナンバーカードについては、今後2年半のうちにほぼ全国民に行き渡ることを目指し、来年3月から保険証とマイナンバーカードの一体化を始め、運転免許証のデジタル化も進めます。→マイナンバーカード推進・運転免許証デジタル化推進

⑩こうした改革を強力に実行していく司令塔となるデジタル庁を設立します。→デジタル庁設置

⑪全ての小中学生に対して、一人1台のIT(情報技術)端末の導入を進め、あらゆる子どもたちに、オンライン教育を拡大し、デジタル社会にふさわしい新しい学びを実現します。→教育現場にIT端末導入

⑫行政への申請などにおける押印は、テレワークの妨げともなることから、原則全て廃止します。→はんこ廃止

⑬マスクや防護ガウンの生産地の偏りなど、サプライチェーンの脆弱(ぜいじゃく)性が指摘されました。生産拠点の国内立地や国際的な多元化を図るとともに、デジタル化やロボット技術による自動化、無人化を進め、国内に医療・保健分野や先端産業の生産体制を整備してまいります。→医療物資の国内生産回帰

⑭我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします。→脱炭素社会の実現

⑮日本の農産品はアジアをはじめ海外で根強い人気があり、輸出額はまだまだ伸ばすことができます。→日本の農産物、海外輸出で事業拡大

⑯日本に眠る価値を再発見し、観光地の受け入れ環境整備を一挙に進め、当面の観光需要を回復していくための政策プランを、年内に策定してまいります。→新しい観光事業の推進

⑰新型コロナウイルスとの闘いの中で、地方の良さが見直される一方で、産業や企業をめぐる環境は激変しております。こうした状況を踏まえ、都会から地方へ、また、ほかの会社との間で、さらには中小企業やベンチャー(新興企業)への新たな人の流れをつくり、次なる成長の突破口を開きます。大企業にも中小企業にも、それぞれの会社に素晴らしい人材がいます。大企業で経験を積んだ方々を、政府のファンドを通じて、地域の中堅・中小企業の経営人材として紹介する取り組みを、まずは銀行を対象に年内にスタートします。→都市から地方へ、地方活性化

⑱今月から、ビジネス関係者や、留学生について、全世界からの入国を緩和しました。入国時の検査能力を来月中に1日2万人に引き上げ、防疫措置をしっかりと講じながら、グローバルな経済活動を再開してまいります。→外国人入国緩和

⑲海外の金融人材を受け入れ、アジア、さらには世界の国際金融センターを目指します。そのための税制、行政サービスの英語対応、在留資格の緩和について早急に検討を進めます。→アジアの金融センターを目指す

⑳待機児童の解消を目指し、女性の就業率の上昇を踏まえた受け皿整備、幼稚園やベビーシッターを含めた地域の子育て資源の活用を検討し、年末までにポスト「子育て安心プラン」を取りまとめます。男性の育児参加を進めるため、今年度から男性国家公務員には1か月以上の育休取得を求めておりますが、民間企業でも男性の育児休業を促進します。→育児のしやすい社会の推進

㉑こうした方々の気持ちに寄り添い、所得制限を撤廃し、不妊治療への保険適用を早急に実現します。それまでの間、現在の助成措置を大幅に拡大してまいります。→不妊治療保険適用

㉒児童虐待を防止するため、児童相談所や市町村の体制強化など対策を強化します。ひとり親家庭への支援など、子どもの貧困対策に社会全体で取り組みます。→児童虐待・ひとり親世帯への対応

㉓全ての女性が輝ける社会の構築に向けて新たな男女共同参画基本計画を年末までに策定します。また、厳しい状況にある大学生、高校生の就職活動を支援します。→男女平等・就職支援

㉔同一労働同一賃金など働き方改革を進めるとともに、就職氷河期世代について、働くことや社会参加を促進できるよう、個々人の状況に応じた支援を行います。→同一労働同一賃金推進・ロスジェネ対応

㉕障害や難病のある方々が、仕事でも、地域でも、その個性を発揮して活躍できる社会をつくってまいります。→障碍者や難病者の社会参画

㉖人生100年時代を迎え、予防や健康づくりを通じて健康寿命を延ばす取り組みを進めるとともに、介護人材の確保や介護現場の生産性向上を進めます。→活き活きして循環できる高齢化社会の実現

㉗各制度の非効率や不公平は、正していきます。→おかしいことはおかしいとして正す

㉘毎年薬価改定の実現に取り組むとともに、デジタル化による利便性の向上のため、オンライン診療の恒久化を推進します。→薬価改定、オンライン診療恒久化

㉙2022年には、いわゆる団塊の世代が75歳以上の高齢者となります。これまでの方針に基づいて、高齢者医療の見直しを進めます。→高齢者医療の見直し

㉚将来的に帰還困難区域の全てについて避難指示を解除する決意は揺るぎません。 福島の復興なくして、東北の復興なし。東北の復興なくして、日本の再生なし。被災者の皆さんの心に寄り添いながら、一層のスピード感を持って、復興・再生に取り組みます。→東日本大震災の避難指示解除、東北復興

㉛自然災害により住宅に大きな被害を受けた方々が、より早く生活の安定を図ることができるよう、被災者生活再建支援法を改正し、支援金の支給対象を拡大いたします。→被害が起きた時の支援拡大

㉜拉致問題は、引き続き、政権の最重要課題です。全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向け、全力を尽くします。私自身、条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)委員長と直接向き合う決意です。日朝平壌宣言に基づき、拉致・核・ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、北朝鮮との国交正常化を目指します。→拉致問題解決、北朝鮮と国交正常化目指す

㉝イージス・アショアの代替策、抑止力の強化については、先月公表の談話を踏まえて議論を進め、あるべき方策を取りまとめていく考えです。→防衛強化

㉞我が国外交・安全保障の基軸である日米同盟は、インド太平洋地域と国際社会の平和、繁栄、自由の基盤となるものです。その抑止力を維持しつつ、沖縄の基地負担軽減に取り組みます。普天間飛行場の危険性を一日も早く除去するため、辺野古移設の工事を着実に進めてまいります。これまでにも、沖縄の本土復帰後最大の返還となった北部訓練場の過半の返還など、着実に前に進めてきました。引き続き、沖縄の皆さんの心に寄り添いながら、取り組みを進めてまいります。→辺野古移設

㉟先日はベトナムとインドネシアを訪問しました。ASEAN(東南アジア諸国連合)、豪州、インド、欧州など、基本的価値を共有する国々とも連携し、法の支配に基づいた、自由で開かれたインド太平洋の実現を目指します。→セキュリティダイアモンド構想実現

㊱中国との安定した関係は、両国のみならず、地域及び国際社会のために極めて重要です。ハイレベルの機会を活用し、主張すべき点はしっかり主張しながら、共通の諸課題について連携してまいります。→中国とは対等な関係値で連携

㊲北方領土問題を次の世代に先送りせず、終止符を打たねばなりません。ロシアとは、首脳間の率直な意見交換も通じ、平和条約締結を含む日露関係全体の発展を目指します。→北方領土取り戻す

㊳韓国は、極めて重要な隣国です。健全な日韓関係に戻すべく、我が国の一貫した立場に基づいて、適切な対応を強く求めていきます。→韓国の主張には乗らない、言い聞かせる

㊴安保理改革を含む国連改革や、WHO(世界保健機関)、WTO(世界貿易機関)改革などに積極的に取り組みます。→国連など国際機構を改革

㊵日英の経済連携協定を締結し、日系企業のビジネスの継続性を確保します。→日英経済強化

㊶来年の夏、人類がウイルスに打ち勝った証しとして、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催する決意です。2025年大阪・関西万博についても、新型コロナウイルス感染症を乗り越え、日本の魅力を世界に発信してまいります。→来年オリンピックはやる、大阪万博もやったるで!

㊷携帯電話料金の引き下げなど、これまでにお約束した改革については、できるものからすぐに着手し、結果を出して、成果を実感いただきたいと思います。→携帯電話値下げ

 

めっちゃ沢山あるでしょ。

あんまりにも長くなったので本題は次ページに書きます。

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2 件のコメント

  • この立憲民主党の福山氏の発言みて思ったんですが、
    これ、逆に、菅総理が夢やビジョンを語ったら、
    「日本どころか世界中が大変なこの時期に、絵空事なんかではなく、もっと具体的なことを聞きたかった、残念」
    とか言い出すんじゃないですかね?
    完全に返答テンプレができているような気がします。

    私も、この表明には賛成もあれば反対もあるし、もっとツッコんで聞きたいところ(脱炭素社会って要するに原発を使い続けるってことですよね? とか)がありますが、おそらく大半の国民がそうではないかと思います。
    こんなに具体的なんだから、うまく利用すれば自分たちの政策やビジョンを売り込むチャンスなのに……もったいないですね。

    • こんにちは。
      逆張りのテンプレ納得です!
      そんな感じに返してくるでしょうね。

      >こんなに具体的なんだから、うまく利用すれば自分たちの政策やビジョンを売り込むチャンスなのに……
      ホント仰る通りだと思います。
      具体案を提示されたら、「それはちょっと」と思うはずの部分は必ずあるはずで、そこを是正していくのが議員の仕事のはずなのに、これじゃ完全に仕事放棄ですよね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • takehisayuriko へ返信する コメントをキャンセル

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