㊋大きな変容があっても、幸せかどうかは自分次第。

おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしようと更新しています。

是非活用してくださいませ♪

 

現状維持はない未来

数週間前のこのコーナーで、これからの時代において「現状維持の状態はない」ことをお伝えしました。

㊋転換の時代に「現状維持」という選択はない

2020年12月8日

今後の時代は今と比べて、良くなるか悪くなるかは分かりませんし、波動が高くなるか低くなるかは分かりませんが、どちらに転ぶにせよ大きな変容が起こるのは間違いないと私は思っており、それゆえ現状維持ができる状態などないと、私は思っています。

もちろん多くの人は、波動が高くなって良くなる方向に社会が動いてほしいと願っているでしょうし、私自身もそう願いながら日々を生きています。

ですから、来年は今までの社会に見切りをつけて、波動の高い環境で一歩踏み出せる状態が生まれたら良いなと思っています。

ただし、これに関したは幾つかの注意点があるので、それを今日はお伝えしようと思っています。

 

社会に応じて人の気持ちが決まるわけではありません。

私たちはついつい「明るい未来になれば自分の未来も明るくなる」と思いがちです。

ですが、この感覚は気をつけた方が良いと思っています。

 

というのも、社会によって自分が変わるというのは「嘘」だからです。

 

今後の社会は今までと比べものにならないくらい波動の高い社会が顕現されるはずだと私は推測しており、先ほどもそんな願望を書きましたが、だからといってあなたの心持ちまでもが「幸せ」を感じるかどうかは別物であるということだけは認識しておきましょう。

 

というのも、どんなに社会が豊かであって、公平性を保っていても、不平不満を持ち合せる人はいるからです。一方でどんなに荒廃した社会であっても、芯を持ち合せ充実した生き方をする人もいます。

つまり、社会によって自分の人生の幸福度が変わる可能性は少ないんです。

少なくとも過去の人達からみたら、私たちはとっても豊かです。

ですから、飢餓に怯えることなく、寒さ暑さに狼狽えることなく、重労働を課せられることもなく、自由に生きているように見えます。過去の人達からみたのなら、どんなに豊かなことでしょう。そして、そんな豊かな生き方をしているように見える私たちが、不自由さを感じているなんて想像もつかないことでしょう。

でも、現代に生きる多くの人は閉塞感に苛まれています。そしてこの閉塞感の理由を社会や家族のせいにしています。

もちろん社会や家族が理由になっている事情も多々あるはずなのですが、不満の理由を自分以外のせいにしている限り、他人のせいや社会のせいにしている限り、どんな明るい社会がやってきたとしても、今まで以上に自由で豊かな社会がやってきたとしても、堂々巡りで同じ悩みを抱えることになるだろうと、私は推察しています。

だって幸せというものは、他力で作るものではなく、外部からもたらされるものでもなく、内面から自活して作り出すものですから。

だから、「社会が変われば、自分も幸せになる」という考えはそもそも間違っているんです。

今目の前にある自分の問題や悩みを自分で解決しない限り、どんな環境を手に入れたとしても不満の種は変わることはありません。

どうかこのことは覚えておいてください。

そして、来年からさらに変容する社会を前に、このことだけは認識しておきましょう。

 

高波動の社会のが、不満がきっと大きくなるはずです。

それともう一つお伝えしておくと、今後トランプ大統領の再選が決まって、波動が高い社会の入口に入ってからの方が実は困難が大きくなります。

なぜなら、この方が変容が大きいからです。

今の社会は、波動的には底辺と言えるほど、低い波動の社会であったため、何もかもが「金」中心で動いてきました。

ですから、「金を持ち合せる量」と「権威と権力と自由度」が比例の関係にありました。

そして私たちの持ち合せる日常の感覚も、知らず知らずのうちにそれに馴染んでしまいました。

しかし、波動の高い社会ではこれが一転していきます。そのため、変容の幅は低波動にぶれるよりも確実に大きく、さらに今までの常識とされていた事がことごとく壊れていくことになります。

「金が基準じゃない社会がやってくるならラッキー」と思う人もいるはずですが、全ての人がそう思うわけではないので、確実にここに関する攻防は大きくなるでしょう。

それに明日から突然誰もがお金が必要では無い社会環境になることはなく、何かにつけてお金が必要な社会は今後も続きます。なぜなら、お金は便利な道具ですから無くなることはありません。

無くなるのは、ゲーム化したマネーの世界であり、悪魔化したマネーの世界であって、お金を利用した循環システムがなくなるわけではありません。

この微妙な塩梅の落としどころを探すために、今後数年人々は右往左往せざるを得なくなるだろうなと思っていますから、波動が高い方に社会が向かった方が揺れは確実に大きくなると思います。

またこの変動に気が付かず、今まで通りに金儲けに向けてせっせと汗をかいて足を取られる人も出てくるでしょう。

それから今まで培ってしまった自己顕示欲を押えることができずに、そのコントロールができず社会の泥沼に嵌まってしまう人も出てくるでしょう。

それに、社会システムの変容によって、どうにもこうにも会社経営が上手く行かない人も増えるだろうと思っています。もちろん倒産件数も増えてしまうことにもなるだろうと思います。

あれもこれも極力避けたい事態ではありますが、社会のシステムが変わるのであれば、これらの事情は仕方ありません。江戸から明治に変わった時も多くの人達は廃業を余儀なくされましたが、これから起きる変容はそれと同じくらい大きいはずですから、仕方ありませんが、どう考えても、大変ですよね……。このことを事前にわきまえておきましょう。

また、こういう時代を生き抜くために必要なことは「足ることを知る」であり、「身の丈に合う」ことであり、「金銭獲得を目的に、高見を目指さない」ことだと私は考えます。

お互いいろいろを狼狽えることはあるでしょうが、まずは「足ることを知る」ことを心掛け、淡々と地道にそして冷静に生きましょう。

そして、「動乱の時でも静かな心は保てる経験」を積みながら、新しい時代を作っていきましょう。

 

ということで、今日のお話は以上です。

 

それでは来週も…火曜日の7時にお会いしましょう♪

 

それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。

今までの過去記事が見れます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください