㊋終わったか?民主主義マンセーの時代

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。

朝のお供として、是非活用してくださいませ♪

 

民主主義は幻想だった?!

 数ある政治体制の中で、民主主義は独裁や専制政治などに比べると、最もましなものであろうと言われ続けてきたし、実際そうだったようにも思う。

 だからだと思うけど、第2次世界大戦後、植民地から解放された国を含め多くの国が民主主義のシステムを取り入れるようになった。

 そのおかげで世界は以前よりも幾分か平和になったと思う。

 その実績もあって、民主主義の社会システムを完璧視する傾向も強かったと思うんだけど……民主主義の象徴とも言えるアメリカ合衆国では、民主主義の要と言える選挙において、相変わらずいい加減なことが続いている。

 

 

 2020年の米大統領選挙は、選挙ではなくクーデターであり革命だったと私は今も思ってるけど

↓その記事↓

【認識改めて!】2020米大統領選挙は、選挙ではなくクーデターであり革命!

2020年11月13日

 案の定似たようなことが今回の中間選挙でも起きまくっている。

 

しかも、接戦地区に限って、集計機械が故障するなど、あり得ないトラブルが発生しまくってる。

 

噂のバイデンジャンプが再び飛び出したりもしているし、

 

選挙自体に信用がおけない事態が多数発生している。

 

それでも一応下院では共和党がリードしているみたいだけど、公平な結果であるとは思えないのが悲しいね。

っていうか、選挙という体だけ作っておけば、それでOK。結果は権力者で決めますっていうのが、今のアメリカの選挙の状態に見えてしかたがない。

要は、民を錯覚させているだけなんだよね。

あなたの意見は反映されますよ、あなたも政治に参加できますよっていう装いだけ作って、実はやりたい放題。

 

もはや民主主義なんて、言葉だけの飾りのように見えてきているんだけど、昔も今も似たり寄ったりの状況だったのかなぁなんて思ったりもしている。

今は情報がいろいろと流れてしまう反面、露骨にやらざるを得ないからこそ、幻想であったことに誰しも気がつかざるを得ない状況になっているとも言えるのかな。

 

多数決が先か合議制が先か

近代民主主義は、欧米発祥の多数決の論理で、多数派の意見で物事を進めていくシステム。

合議制は、2人以上の合議によって意思決定を行う制度。

近代民主主義はもちろん合議制を含んでいるんだけれども、どう合議していくのかの要となるのが選挙。

 

 

選挙で多数派になった方の意見が強くなり、政策も多数派主導で行われる近代民主主義……なんだけど、この要の部分がもはや世界大国のアメリカではぐちゃぐちゃになってる。

米大統領選挙から2年経過して元に戻っていればと思ったけれど、酷くなっている一方に見える。

しかもぐちゃぐちゃの上で合議したところで、その合議もやってます感だすだけのものだろうから、それはもはや形を変えた独裁政治だよね、としか言いようがない。

つまりアメリカの状況は、もはや民主主義ではなくなってきているということ。

それでも、この先共和党が盛り返して、多少なりとも民主主義らしい形になるのかもしれないけれど、分断による溝は日に日に大きくなってるから、国として一枚岩になることのが難しそう。

 

日本はそもそも合議制の国

ちなみに日本の現在の政治の形は、欧米のルールを模倣してやっているけれど……、だから日本の民主主義は欧米から遅れを取っているって言われ続けてるけれども、日本は古の頃から合議制です。

なんなら神話の時代から合議制だし、武士政権であっても合議制。鎌倉殿の13人も、合議制だからこそのタイトル。

日本は基本的に話し合いのスタイルで決めるのが性にあっていて、この気質があるからめちゃくちゃな独裁政治になりにくい部分がある。

もちろん武士の間で権力争い、権力争いで買った武家の中で合議制が貫かれるから、今のようなイデオロギー闘争なんてなかった。今思えば返って合理的だったのではないのかなって思うくらいだけど……今生きてる中での不満を感じるからそう思うだけで、昔も昔で不満は沢山あっただろうね…。。

でも、馬鹿馬鹿しいイデオロギー闘争に時間をかけなくてはならない民主主義って、非生産的じゃね?って思う頻度が私は増えている。

それに、民主主義ってある種の洗脳合戦だものね。

そこに時間を割くのも馬鹿馬鹿しい。

だからアメリカの民主主義の終焉に便乗して、日本のイデオロギー闘争主体の民主主義も終焉してほしいなぁんて思ったりしてるけど、イデオロギーで分断されてしまった環境の中で元に戻るのはどうしたらいいんだろうね。

私も分からない。

分からないけど、書いてしまった(笑) すみません( ;∀;)

ただ、民主主義が完璧だったと思っていた時代から、民主主義って欠陥が多いって気がつくに至ったのは進化だと思ってます。

この進化の先に何があるかは分かりませんが、この失意の先に道理の世界があることを望みます。

 

 

 

ということで、今日の話はここまでです☆

 

それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。

今までの過去記事が見れます。

 

 

 

 

 

 

2 件のコメント

  • おはようございます。

    ネットでたまに見かける「日本のメディアもアメリカみたいにメディアが支持政党を明確にするべき」との意見ですが、個人的には反対ですね。
    メディア側の思想を俯瞰して見る能力があることがそれを許容する最低条件になると思いますが、人はそこまで冷静さを常に保つことは難しいと思いますし。
    その顛末が今のアメリカだと思うので。
    今のTVは、事実そっちのけで多数派を騙ることが容易にできてしまっている現状ですし、日本もアメリカもそこはあまり違わないことを考えると、明るい未来を想像し難くなってきてるように思います。
    民主主義を完璧とは思わないにしても、かなり良くできた制度として認識してきましたが、それは司る側の勢力如何で良くも悪くもなるという事が近年わかりやすい形で顕現化してきているように思います。
    ただ日本と欧米を比べた場合、道理に基づいて考えられる人が一般レベルにおいて相対的に欧米よりも多いので、現状で踏みとどまっていられるのではないかとも思っています。

    個人的に思うのは、マスゴミに左右されない真の意味で強い政治家の出現とそのマスゴミの浄化が一番の近道とは思いますが、流石に理想論過ぎますので、時間はかかりますがやはり我々個々のリテラシー向上を目指すのが重要になるし、それが国の強さに繋がると信じて過ごすことくらいのことしか出来ないのかもしれません。

    • おはようございます。

      多かれ少なかれ、やはり民度って大きなって思ってます。
      先日から、共産党の小池のパワハラ問題が騒がれ、昨日だったか一昨日だったか、共産党が謝罪するという事が起きましたが、こういう流れになれたのも日本の民度ゆえのことかなと思ってます。
      こういう民度があって、投票結果の不正という所に手が及ばなくなっています。
      また日本国民の大多数はサイレントマジョリティが洗脳の要であるテレビを見下すようになっているので、扇動も上手く行きません。
      だから、自民党が大勝することが続いているのであり、また自民党の問題点に多くの人が気がつくようにもなっています。
      この10年で国民意識は大分進化したなと思ってます。

      ただ、今の制度のままでは結局同じことの繰り返しが続くので、本格的に制度設計を考え直してほしいですよね。
      ただ月曜日の記事にも書いた医療関係の事例のように、日本は既得権益にしがみつく人が多いので、それがなかなか前に進まないんですよね。

      この10年でメディアの市場環境は目まぐるしく変わり、どこの局もとりあえず崖っぷちの所まできたので、10年以内に降参する会社も沢山出てくるのかなと思ってます。
      のんびり待つしかないですが、もどかしいですね。

      それから明るい未来が想像できないのは、洗脳が崩れてきている証とも言えるから、悪い事ではない気がします。
      いろいろありますが、お互い頑張りましょう。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • takehisayuriko へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA


    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください