こんなに朝ドラ最終回を待ち焦がれたことはない。
後5日で苦痛から解放です!
本当にこの半年間ちむどんどんが苦痛でした。
だったら見なきゃいいって話なんだけど、家族の習慣としてうちは昔から朝ドラが流れている。このために他のチャンネルに変えたとしても、ニュース番組もイラチにさせる誘導満載だから観たくない。
またこれしきのことで家族と揉めたくもない。
だから、毎朝必然的にちむどんどんが流れておりました。
それでも、あまりに腹立つ内容なので、目に入らないように努力しようとはするんだけど、つい目に入った瞬間の内容が毎度100%あり得ない非常識なことばかりだったんですよね。
その非常識さや時代考証のいい加減さは随分前に書いたけど、
それを上回る感じで、非常識さとあり得ない感じは継続してました。
特に気になったのは、現代の感覚で昭和を描くところ
ちむどんどんのイラチナムは毎朝15分間、目一杯に詰まり過ぎるくらい詰まってるんだけど、個人的に最もイラチナムにさせたのは、やっぱり時代考証の部分。
たとえば、主人公の家は貧乏な設定なんだけど、にもかかわらずやたら電話を使いたがるところがまずいらつく。
しかも沖縄と東京の電話代なんて当時超高額だったはずなのに、非常にくだらないことで電話をかけまくるし、なんならどうでもいい話にもかかわらず、会社に家族が電話をかけてくる。
あり得ないよ。
あの時代にあり得ない。
会社に家族が電話をかけてくるなんて、しかもどうでもいいくらいのくだらない内容で電話かけてくるなんて、あり得ない。
それから、前の記事にも書いたけど、沖縄と東京の距離がやたら近い。ぶらりな感覚で沖縄と東京をやたら行き来したがる。
当時飛行機にのるのは今と違って珍しいことだったはずなのに、本当におかしい。
しかも設定は貧乏な家庭なはずなのに、どういうこと??
ついでに言っとくと、宣子が働いていたイタリアンレストランは銀座で、住まいは神奈川の鶴見。今の交通網でも1時間近くかかる距離があるのに、わざわざそこ住む?っていうか、レストランで働いて家に帰ってきて働くって、時間軸としてもおかし過ぎるだろと思わざるを得ない。
てな感じで、このドラマは物理的な面でもツッコミどころが満載過ぎた。
今日家族で話してて気付いたことが一つ。#ちむどんどん って時代感が無いなぁとずっと思ってたんだけど、今の時代のコミュニケーション感覚のまま当時のツールで描いてるのが違和感なんだ。スマホのように使う公衆電話、現代の交通網が前提のような移動時間、場所感覚などなど…#ちむどんどん反省会
— i-nori (@musicbox_rock) September 23, 2022
そして、そのあり得ない形に毎度イラっとするわけです。
また最終回に向かって、上京系朝ドラにはよくあるパターンのUターンな展開が始まり、ヒロイン暢子は家族を引き連れて沖縄に移住することにしたんだけどさ……これもおかしいのよ。
旦那の職業は記者なんだけど……「僕の仕事はどこでもできる」って言って、沖縄の移住を後押しするんだけど、昭和50年代はそういう時代じゃないよ。
都会にいなきゃできない仕事ばっかりの時代。
ちむどんどん、いろいろ気になることはあるがなかでも和彦の「僕の仕事は原稿書いて送ればいいからどこにいてもできる」ってあの時代faxもさほど普及していないだろうに大丈夫か郵便でやりとりするのか〆切めちゃくちゃ前倒しになるぞ大丈夫か〆切めちゃくちゃ前倒しだぞ大丈夫か〆切めちゃくちゃ前d
— 北大路公子 (@kemedine) September 22, 2022
こういう当たり前のことすっ飛ばすから腹立つんだよね。
なんのための本土復帰50年を記念したドラマだったのか。
それからこの朝ドラ、そもそも沖縄の本土復帰50年を記念したドラマなのに、記念すべき内容が全く含まれていない。
それこそ本土復帰50年を記念したドラマでもあるから、力のある役者が集結して盛り上げる体制が整っていたはずなのに、肝心のドラマの脚本がそこら辺スルー。
全面的にスルー。
今週は沖縄本土復帰からちょうど10年。予告では来週も何年か経ったようには見えない。50年の物語の残り40年はどこへ行ってしまったのだろう?今でも公式サイトの番組紹介には「50年の物語」と明記されているのに。視聴者が残り40年を各自で調べて想像しろということなのだろうか。#ちむどんどん
— ほうじ茶 (@BegaChin) September 23, 2022
ちむどんがなんでこんな話になっちゃったのか突き詰めて考えると、朝ドラで扱うには難易度が高すぎる沖縄の暗い部分重い部分繊細な部分をごっそりと抜き取ってスッカスカにしちゃったことに尽きると思う。結果的に沖縄じゃなくてもいい、どっかの田舎のDQN家族の物語になってしまった。#ちむどんどん
— ちはや (@chihaya1088) September 23, 2022
しかも完全に沖縄を冒涜し続けたとしか言いようがない脚本。
ほんと、出演者も沖縄の人もみんな可哀想。
特に仲間由紀恵は可哀想。これまで偉大なキャリアを重ねてきたに……このドラマによって大きな傷をつけられた感じがしてならない。
黒島結菜ちゃんも良い女優さんなのに、これからの仕事がどうなるか勝手に心配してる。
だって、それぞれ演技力があるからこそ、みんな精神異常者に見える大惨事がこのドラマでは起きてるいるんだもの。。。
↓こういう配慮のない展開はある種通常運転で…
突然、店を辞めて沖縄に行くと告げられた矢作や重子の驚きや怒りや葛藤を全く描こうとせず、ナレーションで2ヶ月飛ばして、送別会で暢子への感謝の言葉を述べさせる。本当に酷過ぎる脚本だ。#ちむどんどん反省会 #ちむどんどん
— まさ (@ZIYP3TY1wcwXzns) September 23, 2022
↓っつーか、そもそも論としてヒロイン暢子の行動に共感ができないのよね。
暢子、
沖縄捨てて、
東京行って、イタリアン学んで、
その経験が邪魔になり捨て、
お金出してもらって、沖縄料理屋を開いて、
軌道にのったばかりで、
そのお店が荷物になり、
捨てようとしてる。なんなの?
こんなにむかつくヒロイン初めて。#ちむどんどん #ちむどんどん反省会— 同居嫁 (@0Vrif1e09ZEu2Y9) September 21, 2022
↓さらに要らないエピソードが沢山あるんだけど、その要らないエピソードも人間的に理解不能なことが多すぎて…いらだちはさらに大きくなる。
#ちむどんどん で不要だったエピソード
・賢秀の紅茶豆腐
・賢秀のねずみ講
・賢秀の失恋×2
・矢作の犯罪行為
・権田
・清恵の過去
・涌井
・良子の給食あと何だっけ、その他諸々。
それら全てを省略すれば、描くべきことを描けたのに。#ちむどんどん反省会— 意識低い系 (@BFYJiALBSbI9j7p) September 23, 2022
始まる前は役者も揃ってるし、沖縄復帰50年目の節目年のドラマだしってみんな楽しみにしてたはずなのに。
ちむどんどんがここまで批判されたのはSNSの影響が大きいと思われるって記事読んだんだけどなんていうか人のせいにしないでほしい。
こっちだって最初は沖縄の綺麗な景色とか元気なかわいい黒島ちゃんが見られるのかと楽しみにしていたんだから
#ちむどんどん— Because (@Doyokoto) September 19, 2022
まさか過ぎるほどの、お金と時間の無駄遣いなドラマになった。
しかも、観た人のほとんどが不快感に陥るという超絶酷い現実を作ってしまった。
だけど、そんな最悪ドラマともようやくお別れ。
今週で朝の苦痛から解放されると思うと本当に嬉しいよ。
どうか「舞い上がれ」は普通のドラマでありますように。
そんな祈りまでしてしまうくらい、本当にこのドラマは酷かった。
本を発売してます
電子書籍は半額です。(縦書きと横書きと2パターン用意してます。)
生きやすさを手に入れるための 波動とエゴの法則を書いた本【縦書き】
生きやすさを手に入れるための 波動とエゴの法則を書いた本【横書き】
書籍紹介ページへ↓
【新刊発売】生きやすさを手に入れるための波動とエゴの法則を書いた本
わはは!お疲れ様です!!
ホッントにツラかったですよね!意味のない苦行…?
でも沖縄の海の色は美しいなって思いました。行ける時に行っておけば良かったです。
こんにちは。
本当に苦行でした(笑)
沖縄はいいですよ。
今ももう行けるので、是非来年行ってみてください♪
ここから冬は景色もいまいちになりがちなので、行くならぜひ春以降に♪
それではこれからも宜しくお願い致します。