【河村金かじり】こうして流行は終焉するのかな…と。

河村名古屋市長が…あろうことか表敬訪問した金メダルリストのメダルをかじっちゃって騒動になっておりますが……。

 

大顰蹙になるのは当然!ただ見方を変えれば……

今日、東京五輪のソフトボール日本代表で金メダルを獲得した後藤希友選手が名古屋市長に表敬訪問しました。

その際、河村名古屋市長が後藤選手の金メダルに噛みつきまして……大顰蹙&大問題に発展しております。

普通に考えて、人の金メダル噛んじゃダメだろと私も思うし、ましてや現在は武漢ウイルス禍の世の中。

大顰蹙になって当然です。

この件に関して河村名古屋市長は猛省して頂きたいなと思うのですが……見方を変えると…かれこれ7年くらいに渡って日本で繰り広げられ続けていた「金メダル噛むな論争」が、これで幕引きになるんじゃないかなとも思っています。

8年前、竹田恒泰の提言から始まった噛むな論争とは…

私の記憶が定かなら、シドニーオリンピック(2000年)できゅーちゃん(高橋尚子)が、カメラマンに頼まれて金メダルを噛むショットをやったことから、「メダル噛むブーム」が始まって、そしてあっという間にメダリストショットの超定番になりました。

しかしながら、そんなど定番になっていた噛む行為に対して、竹田恒泰先生が7年前に以下のような異論を投じました。

この頃の日本は、「メダリストにそんな注文をつける方が失礼ではないか?」という意見のが多勢であり、この時の竹田さんの意見は批判まみれの状態になったのですが、この発言をきっかけに噛む人が減ったのは事実ですし、噛む人が減ったことにより、トレンド感が薄れるようになってきました。

そして今回名古屋市長がうっかり噛んでしまったこによって、このトレンド感がさらに薄れるというか……「金メダル噛むこと」=「ダサイこと」、「下品なこと」、「不潔なこと」という脳内変換がされやすくなるんじゃないかなと思うのです。

つまり、今回の名古屋市長の騒動をきっかけにメダルを噛むことがネガティブに受け取られることに大きく変化したんじゃないのかな?と思ってます。

そういう視点で見ると、今回の出来事は後藤選手にとっては気の毒だし、河村市長には猛省して頂きたいですが、河村市長の行為が金メダルを噛むトレンドを終焉させることに貢献したのであれば、まぁ良かったのかなと私は思ってます。

それから、先に呈示した竹田さんのTweetにある通り、7年前の日本は表彰式で君が代が流れても歌う人ってほとんどいなかったんです。

でも、前回のリオの壮行会の時に選手が君が代を歌わないことを森さんが怒ったんです。(選手が歌ってなかったのは、独唱だったからなんだけど…、森さんは斉唱と勘違いして怒ったんです(^^;))

この騒動は割合大きく取り上げられたこともあり、また選手たちもあの時の森さんの発言にむかついたのもあったのでしょう。(独唱だったから歌ってなかっただけなのに…という思い)

この騒動を機に、リオでは敢えて大きな声で歌う選手が多発します。

特に体操男子団体の君が代は大きな話題となりました。

 

 

それまでの日本は、歌うにしても小声だったり、口を動かさない程度だったのですが、このリオオリンピックを境に、君が代を大きく口を開けて歌う方がトレンドになっていったように私は感じています。

今回の東京オリンピックではマスクをしていて歌っているか分からないことが多いですが、それでものど元見ると多分歌っているだろうなと思う人の方が圧倒的に多いです。

 

こういう部分も変わったなと思っています。

良いことですね♪

しかも今回の東京オリンピックは、既にまさかの金メダル20個超え。メダル総数も40個超え。

ほんとにスゴイです。

毎日君が代が流れるなんて想像もしてなかったけど、毎日流れるってほんと嬉しいものですね。

 

それではまたね。

 

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2 件のコメント

  • ゆりこさんこんにちは。
    なんですがすがしいんだ今回は?と思ったら、メダルかじりがないことだと感じました。
    今、マスクしなくちゃが逆にメダルかじりを風化させる追い風になっているんですね。
    加えてこうした時節を読まないやらかしが、ブームを終焉させるんですね。

    ゆりこさんのひとつ前の投稿記事でも書いてあったように、今回のオリンピックは「スポーツの本質」を感じられる大会だなと思います。たとえメダルが取れなくても「日本人初」というのが多く、誰かと競うのではなく、過去の自分(たち)と競い、結果として力を出し切ったからこその成果につながっているように感じます。

    残り2日間の五輪も楽しみましょう―!

    • おはようございます。
      自国開催だと、オーディエンスも忙しいんだな(笑)ということに気が付き続ける2週間でした。
      他国開催だと、4位以下の選手はニュースでちょろっと触れられるだけで終わってしまうけれども、ましてやマイナー競技だとメダルが取れそうでもテレビ中継してもらえることもほとんどないけれど、自国開催だとあらゆる競技をオンタイムのライブで見られるし、今回は無観客開催の恩恵で全ての競技がネットで観られるのもあって、ニュースの言葉に乗らない努力がライブ映像から伝わってきたのも良かったと思います。

      たった2週間前は「本当にオリンピックやれるの?始まるの?大丈夫?」って誰もが思っていたはずですが、たった2週間で変われるものですね。
      ありがたいです。

      ほんと残すところあと二日。
      個人的には、まさかの決勝戦まで勝ち残った女子バスケットボールの試合を楽しみにしています。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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