金曜日は「教えて!波動相談室」のコーナーの日です。
こちらのコーナーでは、読者の方から寄せられた質問に、波動の見地からお答えしていきます。
また、波動の見地からお答えするものの、これは私の個人的見解にすぎません。
ですから、これだけが正解ということはもちろんあり得ませんから、「意見やアドバイスの一つ」として参考にして頂き、その上で自らで答えを見つけて頂けたらと思ってます。
どうぞ、この点お含み置き頂きました上、お読みくださいませ。
波動からみる夫婦関係について
本日頂いたお悩みは、「波動からみる夫婦関係について」です。
40代女性・うめにゃんさん(会社員)から頂いた質問です。
ではまずは相談内容をご紹介致します。
こんにちは!いつもブログ楽しみにしております。
この数年大した悩みもなく過ごしてきましたが、昨年のコロナ騒動、米大統領選を追いかけているうちに、まずは自分自身をクリアにする必要性を感じ、長年抱えていた金銭問題に手をつけました。
ずっと主人にも伝えていなかったこともよくなかったと反省し伝えたところ、その辺りから夫婦関係がぎこちなくなってしまいました。
結局この金銭問題の根も見捨てられる不安から主人に本心を伝えられないところから発していると感じ、自分自身の愛情渇望にも向き合っていこうと取り組みはじめ、ありがたいことに専門家に入ってもらい金銭問題も目処がついてきたのですが、そう決意したあたりから主人の行動に把握できない時間が増えたり、今まで親密だった態度が急変したり、愛されていないのでは?と思う状況が格段に増えたのです。
一度主人にも伝えたところ、金銭のことで裏切られた、いつも自分の話を聞いてくれなかった。などと不満を伝えられましたが、愛情は失っていないこと、夫婦関係に問題があると自分は思っていないと言われました。
伝えて以降、こまめに連絡をくれたり、大きなプレゼントをしてくれたりと気遣いがみられるのですが、それでも私は些細なひとこと、表現、態度に「愛されていない」「他に好きな人がいる」を感じてしまい、10年ぶりにメンタル的にやられています。
なんというかパンドラの箱を開けてしまったような感じで、見えていなかった自分の問題を一気に見せつけられているようなしんどさがあります。
あまりに辛く、夫婦関係、浮気関係に強いカウンセラーさんに話を聞いてもらうなどしていますが、波動の見地からすると、この状況はどう見えるのでしょうか?
どのようにしてゆくことで対処できるでしょうか。 子供たちもまだ小さく、なんとか乗り切っていきたいと思っています。
追記
すみません、先ほどの内容にもれがひとつ。 金銭問題から自分自身の見捨てられ不安、愛情渇望傾向が判明する中で、子宮筋腫も判明しました。子宮全摘と言われています。 これもなにか今回の一連の流れに関わるのであればお願いします。
また今日のお答えポイントは以下2点とさせて頂きます。
①浄化を目論めば、一時的に想定外なことが多発するのは普通
②役目に徹して滅私を心掛けましょう
この2点に沿ってここからお答えしていきますね。
①浄化を目論めば、一時的に想定外なことが多発するのは普通
自身の問題点を清算しようと取り組み始めたら、パンドラの箱を開けたように想定外の日常に入りこみ苦心されておられるようですが……波動的に視るとそうなってしまうのは必然というか道理です。
なぜなら浄化しようとする(自身をクリアにする)心掛けは波動上昇を促す行為であり、それを続けていけば「波動領域帯が変わる場所」に自ら進むことになります。
また「波動領域帯が変わる」という事は、「転機が訪れる」ということと同意です。
また転機というと、幸運が舞い込む的なイメージで捉える方が多いですが、波動上昇に伴う転機は真逆のイメージで捉えるべきでしょう。
というのも、悲劇やトラブルを体感することで、今までの自分の考え方や言動から卒業することが求められるからです。
以前書いた本の中からこの辺の部分を少し引用しますね。
生きやすさを手に入れるための 波動とエゴの法則を書いた本より
波動上昇というのは坂道を少しずつ登るような形で変化が起きるのではなく、目の前に突然壁が現れるような感覚や変化が起こり、その壁をよじ登ることによって、人は波動上昇し、波動領域帯に変化が起きるしくみになっています。
その壁が突然現れるような感覚の瞬間を「転機」と呼びます。
転機は、幸福に満たされるものだけではありません。特に波動領域帯の変動によって起こる転機の場合は、大概のところ、トラブルに感じる事態が頻発します。それは、今までの波動領域帯とお別れする為の儀式なのですが、全てを幸不幸で図ろうとする現代社会の常識では、その「転機」を不幸に感じ、その領域帯になんとか留まろうとしてしまします。
うめにゃんさんが抱えていた金銭トラブルを解決しようと言う試みは、今までの自分を変えようとして起こした行動だとい思います。うめにゃんさんは、この問題こそ解決すれば「今まで通りになると思っていた」と推察されますが、波動的にはそうなることはありません。
この行動をきっかけに、もう一歩ご自身の考え方や言動を変えるように波動は促すようになります。
また一歩踏み出してしまった以上、過去の状態に戻ることはありませんので、開けてしまった以上は開けた上で最善をとる必要があります。
またご病気の件ですが、こちらは波動との因果は分かりません。
以前からお伝えしているとおり、波動は病気の遠因になっていることは多々あるものの直接的原因になることは少ないと思っています。
ですから、波動的には病気の問題と今抱えている夫婦の問題は切り分けて考えていくべきだと私は思いますので、今回のご相談では追記前の部分に関してお答えしていきます。
そしてここからは、どうしたらこの転機を乗り越えられるのか具体的な方策をお伝えしていきます。
②役目に徹して滅私を心掛けましょう
愛し愛されの状態が続く夫婦というのは、素直に羨ましいですね。うめにゃんさんのご家庭はそれができていたのだろうと思います。
それゆえ、歯車狂い始めてからは、普段以上に旦那さんの顔を伺うことばかりしていると思うのですが、それは逆効果です。
この転機を乗り越えるためには、顔から背中へ意識を転換することが必須だと私は考えます。
そしてまずはご自身が顔から背中へ意識を転換することが必須だと考えるため、旦那さんに意識を集中し顔色を伺うのは愚策中の愚策だと私は思います。
とはいえ、顔から背中へ意識の転換はどういうものか、これだけでは伝わらないので少し説明していきますね。
顔から背中へ意識の転換というのはどうことかというと、それは「役目に徹すること」と言い換えられると思います。
夫婦の愛情が密にあるのは確かに理想的ですが、家族である以上家族それぞれに役目はつきものです。
うめにゃんさんの場合は、妻・母・嫁としての役目があります。
現代社会ではこの役目がかなり軽んじられてしまっていますが、妻・母・嫁は家庭の中心の軸を保つ重要な存在であり、役目です。
また妻・母・嫁がこの役目をしっかりこなしてくれると、本当に家庭は円満になると思います。
ですから、旦那さんの愛情を取り戻すことに執着するのは一旦捨てて、こちらの役目にただひたすら意識を向けるべきだと思っています。
ただし、役目と言っても「旦那さんのため」とか「子供のため」とか思いながら、家事や育児や仕事をしてはいけません。
↓その理由が書いてあるので、ぜひ読んでください↓
そうするとエゴが肥大化するから、絶対にしてはいけません。行動は常に滅私でお願いします。
また「家族という社会」が円滑に回るために動くのが自分の役目だと割り切って、滅私の状態で家事や育児や仕事をしていくうちに、背中の感覚が分かってくると思います。
背中に関連する記事貼っときますので、ぜひこちらもお読みください。
また、うめにゃんさんに背中の感覚が身について来た頃には、多分今の悩みは全て解決しているんじゃないかなと私は思っていますし、今抱えているトラブルのあれこれに感謝できる気持ちが沸いてくると想像しています。
とはいえこういうピンチの時こそ、自分の都合の良い未来を描き、それに近づけようと躍起になってしまいドツボに陥りやすいのですが、転機こそ未来など考えてはいけません。
今与えられた状況の中で最善を尽くし「今に在る」状態を恒常的に作ることが大事です。
波動の転機は、今までの考え方を変えることが転機を乗り越える何よりのコツです。
いろいろ不安はある時期だと思いますが、どうぞ滅私の最大のチャンスが来た!と割り切って、妻・母・嫁としての役目に没頭し、妻・母・嫁のプロ(一人前)になる機会にしてみてください。
ということで、今日の波動相談室は以上となります。
うめにゃんさんのご質問に答えられたでしょうか。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
あなたのお悩みお待ちしております。
こちらのコーナーでは皆さんのお悩みを受け付けております。
ご相談がある方は、下記リンクの「相談室ポスト」からご投稿ください。
↓相談ポスト↓
今回は取り上げていただきありがとうございます!
想定外の出来事続きなのは道理の通り、という一言で、腹を括るしかないと思いました(笑)。もう過去には戻らない、ということはとても辛い事実ですが、未来をコントロールしたいという思いを捨て、やるべきことを果たしていきたいと思います。
エゴの強い私ですので、滅私を体得するのに時間がかかりそうですが、新しい景色を見られる日が来ると信じて自分を変えてゆきたいと思います。
今回はありがとうございました!
おはようございます。
捨てるべきものに気が付き、諦めも携えた上で腹をくくると、一気に景色は変わり始めますよ。
とはいえ感覚を身につけるまでは苦労がつきものです。
辛いなと思う時も多々訪れると思いますが「修行」と割り切り、淡々と道を歩んで行きましょう。
それではこれからも宜しくお願い致します。