㊊気をつけて!データは見せ方次第で印象操作が可能!

さぁ!新しいWeekday♪が始まりました。

月曜日は、週の始まり!お仕事の始まりです!

ですが……月曜の朝はちょっと憂鬱っていう人も多いかもしれませんね(^^;)

ですから、そんな憂鬱を吹き飛ばし、少しでも皆さんの仕事が楽しくなったらいいなと思い、月曜日は「今日から使えるマーケティング講座」を曜日企画としてお届けしております。

また、少しでも気持ちいい出勤時間のお供になったら良いなと思ったので、「今日から使えるマーケティング講座は朝7:00に更新しています☆

是非今日からの仕事に「今日から使えるマーケティング講座」を使ってください。宜しくお願いします☆

 

マーケティングは情報を数値化します。

マーケティングで欠かせない事と言えば、市場調査です。

市場調査と言うと、なんだか難しそうに思えてしまうかもしれませんが、超大ざっぱな言い方をするとアンケートです。

もちろんアンケートだけではないのですが、アンケートも市場調査に含まれます。

ではなぜ、マーケティングにアンケートが欠かせないかと言うと、感覚的な情報を数値化するためです。

なんとなくの感覚で思っていることと数値化することで見えてくる世界って違う事が多々あるのですね。

たとえば、お菓子の新商品ができたとして、みんな結構「美味しい」と言ってくれてる気になってたけれど、100人の人に対してきちんとアンケートをとってみたら全体の20人(20%)しか「美味しい」とは言ってくれてなかったなど、全体が見えるようになります。

この数字を知るか知らないかは、大きいですよね。

全体の20%の人しか美味しいと言ってくれていない商品のままで発売して良いのかどうかというお話しにもなるでしょうし、美味しくない(不味い)と言った人たちはどのような理由でこのような評価に繋がっているのか知る必要もでてきますよね。

こんな風に情報を客観的に見られるようにしていく為の手助けをしていくのが、マーケティングであり市場調査なのです。

また市場調査の多くは現状把握や商品開発や改善を促すために行われているのですが、そこで集まったデータは販促活動に使われるケースが多いです。

 

マーケティングデーターが販促活動に使われているってどういうこと?

マーケティングデータは主に現状把握や商品開発や改善を促すため使われているのですが、商品のプロモーションに役立てられるデータもあります。

たとえばこういうのです。

アスリート100人が履き心地が良いと認めたスニーカー

とか。

これだけでは、実際何人にアンケートを取って、何割のアスリートが「履き心地が良い」と認めたのかは分からないのですが、少なくとも調査の中で100人は「履き心地が良い」と認めてくれたのは間違いないと言えます。

そして、アンケート調査をして良い結果がでた場合、その調査結果内容をそのまま広告戦略に使う事が多々あります。

100人中97人が美味しいと認めたチョコレート

とか

料理のプロのアンケートで最高評価を得た調理器具

とか

身近にある広告の文言を気にしてみてみると、意外や意外アンケート結果がそのままキャッチコピーになっていることってよくあるのです。

ではどうしてこういう言葉が、広告のキャッチになっているかというと、「商品の優位性が多勢によって評価されている」事が伝わりやすく、また日本人は「他人の高評価を信頼する」傾向があるからと言えます。

この傾向事態が良い悪いということはありません。

良い結果が出ているのであれば、それを販促利用したいメーカーはあって当然ですし、立証されたデータが信頼となって購入するお客様もいるのですから、ここら辺はあれこれ言う必要のないことです。

ただ、気をつけて欲しいことは、このようなデータは作ろうと思えば幾らでも作れるということです。

気をつけて!そのデータ作られたものかも。

たとえば先ほど

アスリート100人が履き心地が良いと認めたスニーカー

というキャッチを例題に出しましたが、この例題、実は幾つかのトリックを忍ばせておいたのです。

ですから、この例題を使って、どのようにデータの見せ方を変えるかお伝えしますね。

ポイントとなるのは3つです

見せ方トリック

①アンケートの母数が、どれほどなのかが分からない

②100人という印象操作

③どんなアスリートに認められたのかが分からない

では一つずつ説明していきますね。

 

①アンケートの母数が、どれほどなのかが分からない

「100人が認めた」と言われると、沢山の人が認めたように一瞬思うはずですが、1000人のアスリートにアンケートを取って100人が認めたという結果だったとしたら、実は全体の10%しか認めていないことになります。

また10000人だとしたら、100人が認めていたとしても実は1%です。

もしもアスリート10%が履き心地が良いと認めたスニーカー

とか

アスリート1%が履き心地が良いと認めたスニーカー

などの文言だったとして、

商品を買いたいという思いは沸き上がるものでしょうか。

アンケート調査結果としてはどちらも100人だったとしても、

俄然

アスリート100人が履き心地が良いと認めたスニーカー

と広告された方が商品購入意欲は高まりますよね。

つまり、ここには数字のトリックに潜んでいると言えるのです。

 

②100人の印象操作

「100」という数字は、なぜか「100%」と同様の感覚を消費者が勝手に持ち合わせ易い作用があります。

そのため、100という数字の使い方次第で、「みんなが」・「全員が」というイメージを植え付けることができます。

先ほどの項目でお伝えした通り「アスリート100人が履き心地が良いと認めたスニーカー」という言葉には100人が認めるにあたっての母数が記載されておらずとも、なんか凄そうな感じがしやすいのは、100という数字が「100%」同様の価値観を植え付ける作用があるからです。

このような数字一つ一つに消費者側が勝手なイメージを持ち合せていることを理解して、情報が投下されていることにも気がついて見ると良いですね。

 

③どんなアスリートに認められたのかが分からない

またこの文言では、どんなアスリートなのかが分からないのも味噌ですね。

オリンピックに出るようなTOPアスリートに認められた商品なのか、それとも市民マラソンに集まってきた人にアンケートをした結果なのかも分かりません。

もちろん対象者が違えば、アンケート結果も変わるものですし、TOPアスリートに認められたスニーカーと普通の人が「いいね」と言っただけのスニーカーでは、同じ100人でも質が全く異なると言えますよね。

 

このように情報に嘘はないものの、情報の見せ方を変えることによって、実際よりも良い結果が得られたように見せる事は可能なのですね。

ですから、データを鵜呑みにする前に、そのデータを信じて大丈夫なのか、さらに消費者が客観視する必要性もあると思います。

今日の話では、調査結果に基づいたデータを印象操作で飛躍させるための手法をお伝えしましたが、実はデータそのものも自己都合良く作ろうと思えば作れてしまうものでもあります。もちろん改竄をするわけではありません。

改竄せずとも、自分の欲しいデータを取ることは可能です。

そこら辺のことは、来週でお話し致しましょう。

ということで、今日のお話はここまでです。

来週は「実は…データはいくらでも都合良く作れます!」と題してお届けします。

 

それから「今日から使えるマーケティング講座」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊊今日から使えるマーケティング講座」を押して下さい。

今までの過去記事が見れます。

またマーケティングに関して他の記事が気になる方は、ページ右上にある検索窓や🔍で「マーケティング」と入力してみて下さい。

 

それでは来週月曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

6 件のコメント

  • 待っていました!
    ゆりこさんのマーケティング記事のおかげで、月曜日がとても楽しみです。
    いつも上質な学びをありがとうございます。

    見せ方トリックのお話・・・とても分かりやすいです!
    ええ?そうなんだ!とびっくりすると同時に、そこまで見ていなかったなぁ~と感じます。
    100人が~、●●が認めた、って確かに「事実」ですが、分母が大きければ100人は少数だし、●●もどんな質の人かわかりませんよね。

    私も「100=100点満点、全ての人」と勝手に思ってしまうし、98%が満足とあれば「殆どの人が良いと言っている、2%の少数派の自分がおかしい」と思うか、「2%の不都合を晒すなんて、正直な会社!」と勘違いしてしまっていたなぁと振り返ってみると良くわかります(笑)

    「なんか、すごそう」って簡単に作れるのですね・・・・。

    自分が受信する側としても、発信する側としても、とても為になります。
    こんなに上質な記事を読ませて頂き本当にありがとうございます。

    来週も楽しみにしています!

    • おはようございます。
      いつも楽しみにしてくださりありがとうございます。

      そうなんですよww実は凄そうって作ろうと思えば幾らでも作る方法はあります。
      ただ実態とかけ離れたことをすれば、そのしっぺ返しが大きくなるから、私はこのような手法は分かっていてもオススメしないし、やりません。
      でも、その手法を理解しておくことは必要だと思いますよ。

      今月は、市場調査(アンケート)についてお話しを進めていく予定なので、現場で使える話がいつも以上に出てくるんじゃないかなと思ってます。

      それでは宜しくお願い致します。

  • 思わず膝を打つ様な記事を毎度楽しんでおります。

    この手の手法はよく目にしますね。
    特にここ十数年、その様な表現を目にしたときは意識しながら見る様になりました。
    家族には「性格悪っ!」と思われてるかもしれませんが。
    あと、いつも思うのは「平均値」の危険性です。
    データの種類や性質によっては「中央値」や「最頻値」を用いなければ世の中をより反映したものにはならないはずなのに、馬鹿の一つ覚えみたいに「平均値」を使うことにかなりの違和感を覚えています。マスコミや官僚などは、敢えて「平均値」で表現してミスリードを誘っているとさえ考えております。
    発表される結果を逐一自分で考えて修正していく作業は大変ですが、惑わされないようにしたいものですね。

    これからも、私の膝が晴れるくらい膝を打つ様な記事を楽しみにしています。

    • おはようございます。
      毎度楽しんでくださり、ありがとうございます!

      全然性格悪くなんかないと思いますよ。かなり意識しながら見ないと情報の支配下に置かれるだけになるんで。
      私なんて、それが職業病みたいなものが板についているから、スーパーとか行っても、パッケージ見ながら、なんでこのキャッチにしたのかな、なんでこの値段にしたのかな、全体の販売数どれくらいなのかなとか、どうしてこの場所に陳列しようと思ったのかなとか、ずっとそんなことばかり考えてますよ。

      それから仰る通り平均値は本当に気をつけた方が良いです。
      すっごい初期に書いた記事の貼っておきます。
      https://ameblo.jp/yuriyuriko28/entry-11602885140.html

      平均値って統計作る時には非常に便利なものなのですけれども、その平均値に実数は存在していないことは多々あって、だから平均値に合わせようとすることがそもそもおかしいんですよ。
      そして、平均値に合わせようとすると狂いやすいのです。
      ですから、そこを見極めないといけないですよね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • こんばんは(^-^)v

    やっぱりそうだったんですね
    ずっと前から少子化や出生率についても怪しいと思ってました。
    実際に少子化なんて嘘だとも聞いたことがあります。
    少子化と騒いで労働力確保のために移民を受け入れようと世論を持っていこうとしてるだけだと。
    そうなると地球温暖化も嘘臭いですよね。
    本当にそんな事が進んでいるのか?疑問です。

    • こんばんは!
      年齢別人口からみて、確かに子供が減っていることは事実であり、結婚していない男女が増えていることも事実です。
      そのため出生率なども低下していることは間違いないのですが、それを起因にして移民を叫ぶのはおかしな話です。

      元々江戸時代の日本の人口は3千万人だと言われています。今の4分の1程度の人口です。
      つまり、人口が減ることと国が成り立たなくなることは別の話です。
      さらにこれからAIの時代が来ると言われて、仕事にあぶれる人が増えると言われている中、移民がいなくては日本は成り立たないというのは、あまりにおかしな話です。
      日本を日本で無くしたい勢力のなせる技だと思っています。

      また地球温暖化は、完全にCO2を基点にした利権ビジネスだと思っておいた方がよいと思います。
      武田邦彦先生のyoutubeで詳しく解説されてますので、どうぞご確認ください。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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