世の中の道理というものは、「欲」をもつほど「洗脳」されるようにできています。
今さらですが、プペル騒動から見えるもの。
かれこれ気が付けば、丸4ヶ月(1年の3分の1)もの間、どっぷりアメリカ情勢ばかりに気が向いておりまして、かつてこのブログの主題でもあったはずの偽スピ系(カルト系)について全く目がいかず、完全スルーな状態を貫くことになっておりました。
が、アメリカを中心とした世界情勢は、兵糧攻めの根気比べに入りましたので、ようやく違うものにも目を向けようと気になってきました。
そんな折に目が入った動画がこれ↓
キンコン西野のプペルカルトネタ。
実はこの件、先月に読者さんから危惧するメールを頂いてたんですよね。
ただ、私の気持ちがアメリカ情勢だけに向いていたので、すっかり無視する形になっておりまして(^^;)……ほんとごめんなさい(>_<)
ですから、ようやく今になってメールにリンクしてくださっていたnote記事も↓改めてきちんと読み直しました。ほんと今さらになってすみません(>_<)
そして、今さらながら読み直して思ったことは、「カモというのはカモになるべくカモとして生きているということ」でした。
西野さんのビジネススタイルは、以前から多くの人が指摘しているように「カモを集めカモから搾取しているものではないか?」と疑われ続けるものでした。
ただ彼のビジネススタイルは今までの搾取とはひと味違います。たとえば「信用経済(信用されるようになれば仕事が舞い込み裕福なる)」というごもっともな考えというか一理ある考えで運用されていた側面もあるため、カルト宗教にありがちな「搾取」の側面が曖昧になり続けてきましたが…お気をつけ頂きたいのは「全ての論はその論を使う人次第で変わる」ということです。
ここら辺のことについて、ここから深掘りしていきますね。
概念は使う人次第で、良くも悪くもなる。
ではここから、波動の観点をふまえて先ほど指摘した部分を考察していきます。
まずみなさんに覚えておいてほしいことは、
たとえどんなに素晴らしい論であっても、波動が低い人が使えば悪い方に向かっていくようにこの世のしくみはできているということです。
一方でどんなに粗悪な論であっても、波動が高い人が使えば良い方向に変わっていくものです。
ですから、一見良さげな話や概念であったとしても、その人の波動によって良くも悪くもなるということです。
その例題と言える部分を「生きやすさを手に入れるための 波動とエゴの法則を書いた本」から引用しますね。
どんなに良いものもそれを扱う人によって、使われ方は変わってしまうものです。ナイフをどう扱うかを決めるのは、その人の波動です。その波動によって思うこと、正しいと思うことが変わっていきます。波動の高い社会であれば、ナイフは人を手助けする道具となり、波動の低い社会では、人を傷つける道具に変わっていきます。
ナイフだけでなく、私たちの身の回りにあるものは、私たちの波動状態によって、良い道具にも悪い道具にもなります。その根本にあるのは思想でも宗教でもなく、波動です。
西野さんのコミュニティで起きていることは、この例題の模範にように見えますね。
「信用されるようになれば仕事が舞い込みやすくなり、結果的に裕福なる」のは一つの道理ではありますが、それも使われ方次第。結果論的に西野さんのコミュニティでは「信用を得たいと思う人ほど(成功したいと思う人ほど)無償で働け」というブラック企業にありがちなやりがい詐欺に転用されています。端的に言い直せば、道理が悪用されてしまっているということ。
また、西野さんは意識的か無意識かは別として、結果的にこのような悪用の量産をし続けています。
ですからことある度に叩かれ続けることにも繋がっているのだと私は推測します。
では、なぜ彼の行動は悪用になってしまうかと言えば、そこに集まる人の波動領域が成せる技とも言えるでしょう。
彼らは現代社会に不満を感じ、新たなる社会の創造を模索しておりますが……求めているのは結局、ピラミッド型思考性の中における頂点ですから。
事実として西野さんは、誰も見た事がないような成功を手に入れたいと画策し続けているし、そこに集まる人たちも「成功したい」と意気込み続けています。
この意識形態の中で上を目指そうとすれば、本人の気が付かぬうちに必ず「欲深く」なるものです。また、上下の立場関係なくどちらも「欲深く」なるものです。
ですから上にいる人は、支配欲が強くなります。一方で下にいる人は上の言葉に従ってチャンスを掴みたいと思っていますから、簡単にマインドコントロールされることとなり、奴隷のような扱いをされても生きがいだと勘違いしてしまうんですよね。
このようなしくみでカオスなコミニティは形成されていくのですが、このようにカルト化していく根本にあるものは、それぞれの「欲」なんですよね。
そして「欲」が強い人ほど、マインドコントロールされ洗脳されやすいです。
なぜなら「欲を満たす」ために存在する「人参」しか見えなくなる状態を自分で常に作りだしているのですから。
だから、気が付けばいいように利用されちゃうことになります。
そこに気が付いて、穏やかに人生を歩んでいきたいものですね。
それではまた♪
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西野さんは、いわゆる人生における落とし穴になってしまってますね。私も、一度ハマった事があるのでよくわかります。
本当の詐欺師というのは、対象を全肯定して、うまく誘導して、本人の意思で実行させるので、
しかも、本人がはめる気がなくても、対象は勝手にハマるという事もありますから。
こんにちは。
西野さんだけでなく、今まで常勝し続けてきたリベラル的起業家タイプの人たちってみんな今同じような落とし穴に落ちているように私は見えています。
時代が変わったって言う事なのだろうなぁと思ってみています。
今までグローバルに活躍をしてきた人ほど、ここから茨道でしょうね。
一昨年の年末のお告げで言われていたとおり、これからの時代は素朴に生きる事が肝なんだなぁと改めて感じる次第です。
それではこれからも宜しくお願い致します。
こんばんは、お久しぶりですm(_ _)m
西野さんに限らずスピリチュアル芸人の皆様
のブログ等を読んでいますと、良い言葉を並べてもいてもwhat(; ̄Д ̄)?と違和感を覚えてしまう自分がいます(笑)
彼等の本心は信者達の幸せではなく、やっぱ
「地位・名誉・財産(金儲け)」なんだと(笑)
この前、とあるスピ芸人が偉そうに書いた日本の歴史の記事を読んだところ間違った記述がなされており、(;´д`)トホホとなってしまいました(笑)
…とりあえず、歴史の勉強し直せや。瞑想の前にもっと大事なモノがあるんじゃないか?
と思ってしまったのでございます。
こんばんは。
何より大事なのは、△になってしまった心を〇に戻すことですよね。
どんな言葉も△の世界で見れば、△に変換されてしまうし、〇の世界で見れば、〇に転換されます。
ここから分かることは、人に伝え同士を求めるよりも、まずは自分が〇の世界の住人に戻ること。
そこに気が付けば、無駄なことは大いに減るように思います。
お互い精進して参りましょう。
それではこれからも宜しくお願い致します。
こんにちは。
西野さんって初めの頃は結構いいことを言っていて、芸人らしい生き方を愚直に求めているような感じだったのですが、いつの間にかカルトのようになってしまいましたね。「西野を休ませる権利」「西野があなたを気に掛ける権利」を売り出した時は子宮系のような売り方するんだな・・・と引きました。
コミュニティの人たちは「西野さんの考えは新しい!信用経済も街を創って雇用を創出するのも発想が全然違うの!」と言いますが、昔から当たり前にあるビジネスモデルを「新しい」と思うあたりに本当に真っ当に仕事をしてきたことがないか、社会を知らない人たちなんだろうなぁ・・・と思います。(笑)
ゆりこさんが書かれている通り、欲深い人ほど結局は搾取されてしまい成功からは程遠い人生になっていくんですよね。
よくって本当に知らない間に大きく膨らんでしまって、どんどん実態とかけ離れてしまうから、不安定な時期こそ気を付けないといけないと実感しています。
こんにちは。
ビジネスの全体像(金のからくり)を見る習慣がついている人とそうでない人の違いって大きいですよね。
ビジネス側面を見ない人は、上っ面の言葉を素直に信じてしまうものであり、それは仰る通りビジネスモデルを知らないからできるこその技だと思いますが…怖いですよね(>_<)騙されていることに気が付かず、なんなら率先して騙されにいってるみたいなものですから。 しかも、欲求を他力本願で達成しようという傾向も強いですしね(^^;) まずはそこから見直さないといけないはずですが、なかなか気が付けないんでしょうね。 それではこれからも宜しくお願い致します。
いつも丁寧なお返事をありがとうございます。
>率先して騙されにいっている
>欲求を他力本願で達成しようという傾向
ああ・・本当にその通り過ぎて言葉もありません(-_-;)
本当に信用を得て裕福になりたいのならば、自分のスキルを磨いて社会の役に立ち、ひとかどの人として認められることが大切な感じがしますが、全体像を見る習慣がない人にとっては「すごい夢を見させてくれる西野さんについていったら、自分も良い思いができそう」という感じなんでしょうね。
全体像をきちんと見れば、自分が退屈しながら働いている会社組織とやっていることは何ら変わらなくて、何なら自分の会社の方が、もっと凄い事をしている可能性が高いんですけどね。(笑)
特に若い人は若いうちに全体像を見る癖をつけて搾取されないように気を付けて欲しいなと切に願います。
こんばんは。
本当に仰る通りだと思います。
退屈に見えるのは、先人たちが道を整えてくれた部分も大きいのですが、その有り難みが分からないとそう思えちゃうんでしょうね。
その道の上で新しく切り開かなきゃいけない場所もあるはずなんですけれどもね。
そこには目がいかないのかもしれません。
それではこれからも宜しくお願い致します。
こんにちは。なかなかコメントが出来なくてすみません。
毎日、興味深く読ませてもらっています。特に昨年からのアメリカ大統領選挙に関する記事の数々も、大統領選挙も今まではテレビの中の遠い国の出来事としか捉えていなかったのですが、決して他人事では無く日本にも自分の身の回りにも大きく影響する出来事だったのだと読んでいて痛感しました。
西野氏の劇場版プペルの騒動はここまで話題になっていたのは知りませんでしたが、公開前から「子供たちにプペルをみせてあげる」という名目でサロン民にチケットを買わせてばら蒔くことを西野氏自身が公言していたのもあってか別段驚かなかったです。
今までも絵本をあちこちに大量にばら蒔いていますし、むしろ平常運転だなぁと。
noteを書いたサロン民に対しても言っていることに共感は出来ませんが別に否定したいとは感じないです。
が、西野氏やサロン民が批判意見を全部悪質なアンチ扱いしたように、こちらも西野氏の言動を見てどう感じるのかはまた自由なのですよね。
昨年の熊本豪雨の時も田村Pの愚行を褒めて批判意見を封殺していたのは高確率でサロン民だったし、個人的には西野氏やオンラインサロンがらみ、サロン民というだけで回れ右「あ、近づいたら負けだな……」という感じです。
こんにちは。
自分で考えることが肝とは言え、その考えが自分のものか、それとも他人によって作られたものか分からない人が多いですよね。
誰かに頼らず、まずは自分でやってみるという習慣をつければ、そういうおかしな輪に入らなくても済むと思うんですがね。
それではこれからも宜しくお願い致します。
返信ありがとうございます。
記事にもあるように西野氏は「貯信」「信用経済」という言葉を確かによく使いますね。でも殊更に強調しなくてもどんな仕事に就こうが信用第一なのが当たり前な気もします。
個人的には西野氏がいつまでも信用されず「捕まっていないだけの詐欺師」止まりなのはやっていることが問題というよりも西野氏という人間が他人に信用されない信用するに値しないからだとしか感じないです。
「お金よりも信用を溜めろ」と言っておきながら自分は交通費クラファンを始め詐欺まがい、やりがい搾取、使途不明なクラファンばかり、口を開けば他人や世間の批判ばかりな癖に自分への意見はどんな些細な物でも悪質な批判扱い……そんな人間を信用しろという方が無理がありますよ。
信用って顧客を始め第三者の評価があってこそのものなのにそこをガン無視して「自分はこんなすごいことをしている。だから信用されているんだ」とアピールしているのは正直滑稽です。
私は大儲けしたり世間の注目を浴びるような凄いことが出来るわけでは無くただの凡人ですが、身の回りにいる人たちの信用を裏切るようなことが無いように自分に出来ることをコツコツと行い、竹久氏のおっしゃる「出したものが返ってくる」という本質を忘れずに生きていきたいです。
おはようございます。
そうですね。
因果応報を心得て、地味に地道にいきましょう。
それではこれからも宜しくお願い致します。