おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。
また「変わる、終わる、始まる」も月曜日の「今日から使えるマーケティング講座」と同様、お仕事で利用して頂けたら嬉しいなと思っていますので、こちらも朝7時に更新していきます。
こちらも朝のお供として、是非活用してくださいませ♪
戦いは頭で考えるから起きること
今の世の中は「○○は正しい」、「○○は間違っている」と言ったような、短絡的な二元論が横行しています。
私たちが生きているこの世は、そんなに短絡的に善悪を判断できる世界ではありません。
にもかかわらず、こういう思考性が横行した結果、トラブルや問題を解決できないまま、対立が深まっているように思います。
ただし、先日の記事でも書きましたが「リベラルと言う名の左翼」が求めてきた理想や言論というものは、武漢ウイルスの騒動を受けて消滅していってます。
↓先日の記事↓
とはいえ、アメリカでは逆に激しくなっていますが……(^^;)……きっとこれは膿み出しでしょう。アメリカでは、行き場のなくなった理想をどうにか実現したくて、何かにつけて腹を立ててしまう人がどうやら急増中なのですが、その下劣な行動によって、リベラルの思想の矛盾に気が付く人の方が増えているのも事実です。日本でも、1960~70年に似たような事が横行した結果、左翼の力が減ったのと同様の事象がアメリカで起きているのかなと思います。
とはいえ、左の衰退によって、右の思想も過激化していると言えます。
正しさの体感が増えていることによって、右の思想が過激化している側面があるのかなと思ってます。
また、この事例となることが先週起きていました。
先週の水曜日、虎ノ門ニュースが行われている共同通信ビルの横に街宣車を停車させ、どう考えても嫌がらせとしか思えない行動をとった桜井誠さんの行動がそれを如実に現わしているでしょう。
↓参考になる記事↓
つまり、思想が右に行っても、左に行っても、矛盾が生じ、そして対立が生まれるだけなのです。
それでは、問題解決にはならないのです。無意味です。
そして、対立や分断というものは、「自分の考えが正しい」と思う気持ちが強くなれば強くなるほど起きるものでありますが……それはどうして起きるのかと言えば、頭を中心に考えているからこそ起きることなんです。
私たちの世界は「頭の中の正しい」が正しくない世界にある。
そもそも、私たちが生きている世界とは、頭の中で考えた「正しさ」とは別軸の、「正しくも正しくもない世界」であります。
ですが、その事実に気が付いていない人が多く、だからこそ脳の支配にやられ矛盾に満ちた人生を歩むことになります。
たとえば、頭で考えていると「○○が正しい」と定めたのなら、その定めた正しさだけに向かって生きてしまいます。
そして、本来横たわる「正しくも正しくもない世界」の前提が失われます。
つまり、そもそも「正しくも正しくもない世界」に生きているのにもかかわらず、「○○が正しい」という思い込みによって、矛盾と問題を作り上げ、それによって私たちは苦しんでいるのです。
でも、その時代もようやく終わったなという実感を、私個人は積み上げています。
道理を重んじれば、正しいかどうかはどうでも良い事。
今までの時代は、気温で言えば「摂氏24度だけが正しい」なんて無理をいう時代でした。
そして世の中は無理してでも常に「気温は摂氏24度であるふり」をせねばならない矛盾した時代でした。
事実に基づいて考えてみれば、「常に気温が摂氏24度」であるはずもありません。
私たちの日々は夏もあり、冬もあり、そして春もあり、秋もあり、どう考えたって一律の一本調子で気温が保たれるわけがありません。
ですが、「気温は摂氏24度で無ければおかしい」みたいな、どう考えても無理難題の話を真実とし、この例題で言えば「摂氏24度」1点だけが正しいとされた結果、無理してでも人はそれに合わせ、本当はそうではないけれど24度の顔をして生きてきました。
だからこそ、矛盾が生まれ嘘をついて生きていかなくてはならなかっただけです。
しかしこれからの時代は、「摂氏24度が正解」なんていう馬鹿馬鹿しい基準は取っ払われて、事実の気温に即した生き方を許されるようになると感じています。
無理して24度のふりをする必要もなく、寒い時は寒いなりの、熱い時は熱いなりの事実に即した反応が許される時代がやってくるように思います。
そんなの当り前じゃないか?
と思う人がいるかもしれませんが、その当り前を許されない時代が長らく続いているからこそ、多くの人は感覚がおかしくなっています。
そして未だに「○○が正しい」ということを固持することでしか自分を保てなくなっている人が多くいますが、日本国内に限定すれば、この論争は後数年以内に過去の時代の産物になると思ってます。
多くの人が、そんな時代を馬鹿馬鹿しいと思う、逆転の思考性のトレンドに入っているからこそ、この思考性はもう保てないのです。
↓参考になりそうな記事↓
この思考性の崩壊は多くの人に、当り前の生きる喜びを与えると思いますが、その過程はアメリカのデモのように激しくなることもあると認識して、冷静に対処し、世の中の基準ではなく、道理に基づいた行動を心掛けていきましょう。
ということで、今日のお話は以上です。
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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