【地球環境問題】話し合うよりも、動かないこと

そう言えば、数日前に世界アースデイがありましたね!そこで興味深いデータが出ていましたね。

 

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地球環境、人間が動かなければ改善されることが実証

昨年、環境少女として一躍有名になったグレタさんの行動によって、地球の環境問題が話題になることが増えました。

グレタさんは「温室効果ガスの排出を止めなければ、地球の滅亡は避けられない(超約)」的なことを世界各地で訴えていたわけですが……

今回の武漢ウイルス騒動によって、世界中の国々が経済活動を止め、また世界の人々が動きも止め家に籠もる生活をしていたら……、あっという間に大気が改善されてしまいましたね。

ウエザーニュースでこの辺の事詳しく記事にしてくれていたので、まずはその記事を引用しますね。

 

4月22日は地球の日(アースデイ)新型コロナで地球環境は改善かより

 

新型コロナ対策が環境悪化にブレーキ?

地球環境が年々悪化してきましたが、今年になって世界的に感染が拡大した新型コロナウイルスが、地球環境の悪化にブレーキをかけてくれる可能性があります。
box12020年1月1〜20日(左)と2月10〜25日の二酸化窒素(NO2)濃度の比較(NASA提供)

図は今年3月2日にNASA(米航空宇宙局)とアースオブザバトリーが公開した衛星画像で、二酸化窒素(NO2)の濃度を示しています。左が1月1〜20日、右が2月10〜25日になります。中国の武漢から始まった感染拡大で全国的に移動制限や生産活動の制限を行った結果、色が濃い500μmol/m2といった高濃度地域が消えて、大半が100μmol/m2以下に下がったのです。

二酸化窒素は、自動車や航空機の排気ガスや工場の排煙など高温燃焼に伴って発生する有害ガスです。二酸化窒素の濃度が低下したということは、地球温暖化の主因とされる二酸化炭素(CO2)や微小粒子状物質(PM2.5)なども減少したと思われます。つまり、大気がきれいになったのです。

 

欧米も生産活動の低下で大気が改善

新型コロナウイルスの感染が蔓延したイタリアでも二酸化窒素排出量が激減しました。欧州宇宙機関(ESA)が二酸化窒素排出量変化(10日間における移動平均値)の動画をホームページ上で公開しています。1月の平常時(図1)と感染が拡大して移動制限と工場操業停止が行われた3月(図2)を比較すると、特にイタリア北部地域で二酸化窒素排出量が顕著に減少していることがわかります。
box3図1、ESAの人工衛星(Sentinel-5)による二酸化窒素排出量の衛星画像(2020年1月)

box4図2、ESAの人工衛星(Sentinel-5)による二酸化窒素排出量の衛星画像(2020年3月)
アメリカでも、同じような現象がみられます。NASAの人工衛星の測定データによると、車の通行量が減ったことなどにより、アメリカ北東部では窒素酸化物が30%も減少したそうです。

日本の大気汚染物質も減少

box5空気のきれいさを表す指数(CII)

黄砂やPM2.5などの大気汚染物質の監視や予測を行っている、ウェザーニュース予報センターの解析によると、日本でも3月の大気がきれいになっていることが分かりました。

 

このニュースを読まなくとも、なんとなく空気が変わっているということを実感していた人も多いのではないのでしょうか。

ちょっと前に「空がやたら綺麗で不思議だなぁ」という記事を書いたのですが

↓これ↓

【小さな不思議】最近の太陽

2020年4月9日

物理的に空気が綺麗になっているから起きていたことでもあったのだろうなぁと、今思ってます。

またこのような気象データを少し見るだけでも、人間の行動が人間を苦しめているということがよく分かりましたし、また人間が行動を止めればあっという間に地球の環境は改善できるということも分かりました。

きっとグレタさんも喜びのことだろうと思ったのですが………彼女…全くこの変化に触れないんですね(笑)

全てはパフォーマンスであった彼女の行動をみていればこうなることは充分予測がついたのですが、今回のことで世界中の多くの人に彼女の活動が単なるビジネスであり、宗教(反地球温暖化教)でもあったことが伝わったかなと思うので、そこは良かったなと思っています。

 

グローバリズムは環境的にも悪なのでは?

それからもう一つ言っておくと、グレタさん系の活動家というのは大概の所グローバリストで、「国境悪」という考え方が染みついてます。

国境悪の考えをもつ人たちは、大概のところ「国や国境があるから、戦いが起き、人々は苦しめられる。人間はみな同じだから、国境や国の概念を無くしてみんなで仲良くしていこう。」という考えをもってます。

そして、「今の国を壊し、国境なきグローバリズムな自由な世界を創り出そう」という方向に人の意識を向け、それが彼等の活動の本丸なのですが……

今回のことでどこの国もしっかりと国境を守り、国境から人が出ないようにして、経済もなるべく動かさないようにすれば、地球環境は良くなることが分かりました。

つまり地球環境的には「国境があった方が良い」わけで、さらに言えば「人々は極力国の中にいて、なるべく移動しない方が良い」ということです。

逆に言えば、「国境を無くそう」としてきた彼等の活動こそが、地球の状態を悪くしてきたと言えるでしょう。

もちろんグレタさんのような活動家が、そんなことに言及するはずもないですがwwww

とはいえ、こういう左派系の人たちの活動の矛盾点が暴き出され、また彼等の活動が単なるビジネスであったことが浮き彫りになるのは面白いなと思ってみています。

反ワクチンも含め、偽善的な活動家たちの矛盾点がどんどん暴かれている昨今。次はどんなネタが飛び出してくるか楽しみですね♪

それでは♪

 

 

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10 件のコメント

  • 友理子さん、こんにちは!

    「動かないこと」ってやはり大事ですよね。
    2年程前から何だか地震を予知する能力が身についてしまい、自分でも記録をしている段階ですが、
    今月に入って、ちょっとヤバイかな??という感覚があります。
    完全なる個人的見解だと、
    GWに向けて「動かないようにしてくれてる?」気がしております。

    • こんにちは。
      ここ一週間くらい、私の住んでいる地域でもやたら地震が多いです。
      なんでかなと調べてたところでした。
      私の地域が揺れるのは、長野県の中部がやたら揺れているからそうなのですが…不思議ですね。
      https://weathernews.jp/s/topics/202004/240065/

      「じっとしてほしい」というサインなのですね。
      了解です。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • こんにちは。
    いい記事を取り上げていただきありがとうございます。
    言われてみて環境のことを失念していたことに気付かされました。
    「そりゃそーだよね」と。
    コロナ禍では、いい面悪い面がいろいろ炙り出されていますので、地に足の着いた自分の指針を決定付けるいいチャンスのようにも思います。

    私の所感ですが、巷のグローバリズムを提唱する人達は、己の外に意識が向いていながら己に関しては棚上げしている人が多くいる様に感じています(突っ込まれると逆ギレか論点ずらし)。
    翻ってナショナリズムは、先ずは己からとの考え方が根底にあるような気がします。
    だとすれば、これは算数的には最小公倍数と最大公約数の捉え方に似ているなと。

    共通する数値を求めるという意味では同じなのですが……
    最小公倍数は、複数の整数の倍数の中で共通した最小の倍数を求めるものなので、最初にある複数の整数の中の最大値に引っ張られる値が求められます。ですから、求められた数値は元の整数の実態を表しているわけではありません。言い換えれば「たら・れば」です。
    ですが最大公約数は、複数の整数の約数で最大の数値を求めるものなので、どこまで行っても元の整数の範囲内の結果です。おまけにそれぞれの整数が内包している数値の中の共通のものですので、最大公約数を大きくしたければ己を積み上げて大きくするしかないのです。

    これ、「身の程知らず」と「身の程を知る人」の関係に似てません?
    最小公倍数を大きくするために先へ先へと行くよりも、私は最大公約数を重視した考え方で地に足をつけて己を成長させていきたいと思います。

    • こんにちは!
      引き算に続いて良い視点を教えてくださりありがとうございます。
      たしかに言われてみれば、最小公倍数って、たらればですね。
      一番近い直近の未来であると言えるかもしれませんが、確定出来ないものですね。それに対して、最大公約数は今ある現実から一番近い過去を引っ張るものだなと思いました。
      教えてくださりありがとうございます。

      これからも宜しくお願い致します。

      • 返信ありがとうございます。

        なるほど。時間軸での解釈も有りですね。
        こちらこそ新たな視点、ありがとうございます。

        記事とは関係なくなりますが……
        なんかスピ系に嵌っている人達ってこの公倍数を求め続けている感じに見えるんですよね。
        『お互い「2」や「3」だけど倍にすれば「6」が共通じゃん!だから私達「6」でいいよね!』
        みたいな。
        自分達は「2」や「3」なのに「6」を取り繕う様は、「デラシネ」っぽいなと。
        公倍数ではなく公約数を見つけるような感覚で自分を見つめ直すことができれば、偽スピに嵌ることも少なくなるんじゃないかなぁと思った次第です。

        ネタ探し大変でしょうが、応援しています!

        • こんばんは!
          その感じ凄く分かります。
          ビジネスでWin-Winという言葉が広がったことによって、両得という概念がトレンドとして広がったかと思うのですが、その影響の拡大解釈がひどいなと思う所が私にはあって、それが例に出してくれた最小公倍数の感じに似ているなと思います。
          お互いにとって得であることと、お互いを掛け合わせることは違うのですが、その違いが分からないまま、自分を大きく見せたり、大きい獲物を獲りにいこうとする様が増えていると思うんですよね。

          ネタ探しは大変ですが、後半年頑張ります!
          これからも宜しくお願い致します。

  • 今回の記事を読んでふと気が付いたのですが、スギ花粉アレルギーのある私は今年はなぜか花粉症を発症せず耳鼻科に行きませんでした。
    また、カモガヤ花粉アレルギーもあるので、例年であれば今の時期は耳鼻科に通っているのですが、今年はカモガヤ花粉症も発症する気配がありません。
    他の花粉アレルギーの方がどうなのかわかりかねますが、大気がきれいになったことにより、私のように花粉症が軽減したのであれば、国民病ともいえる花粉症の原因は大気の汚染物質なのでは?と思いました。

    それから、先日埼玉在住の友人が自宅の近くで富士山がきれいに大きく見えたので、富士山の写真を撮って送ってくれました。
    友人が言うには、富士山がきれいに見えるのは空気が澄んだ時で、いつでも見えるわけではないとのこと。
    これも大気がきれいになったことによるのでしょうね。

    • おはようございます。
      私の身近な雰囲気による超大ざっぱな推測ですが、多分今年花粉症の発生率減っていると思いますよ。
      みんな家から出ないようにしているのもあるとは思いますが、PM2.5みたいな大気汚染物質が出ていない影響は大きいのだと思います。
      読者さんが教えてくれたのですが、PM2.5のような物質と花粉が合わさるのがアレルギーを引き起こしているとか。
      ですから、花粉症が発生しにくくなっているのだと思います。

      大気が綺麗になると、こんなに景色は変わるのかと驚かされますね。
      私たちは過去の人と比べて進化した豊かな生活をしていると思い込んでいただけで、私たち以上に進化している自然から目を背けていただけなんだなぁとまざまざと思わされます。
      ちなみにインドも外出禁止にしたら、10数年ぶりにヒマラヤ山脈が見えたそうです。
      https://www.cnn.co.jp/world/35152184.html
      大気について考えさせられますね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • こんにちわ!
    おととしの北海道胆振東部地震の時は北海道全体が停電してしまったのですが
    夜空の美しさは本当に素晴らしかったです。翌日は信号も使えないのに、交差点では自動車が譲り合い無駄なくスムーズに動く様子は感動ものでした。天気もよくて、おだやかな気候の雰囲気が今の感じにとても似ているなと思ったんです。

    地震時の停電の2日くらいはテレビやネットが観れず、家族で小さな灯りだけで過ごしたり、実は意外と心はすこやかに過ごしていたのですが、北海道以外の地域の方のほうが不安を煽るようなニュースをみて心配しすぎているような気がしました。

    停電が終わってネットもテレビも観れる状態にもどると、あっという間にもとの騒々しい世界に戻ってしまったのですが
    取り入れる情報は本当に大切だなと思いました。

    せっかくなので今の美しい自然を感じたいですね!

    • こんにちは!
      あの北海道の地震から2年くらい経つんですね。
      夜空のお話し聞かせてくださりありがとうございます。
      豊かな日常が本来身近にある大事なものを見えなくさせていることって沢山ありますよね。

      この時期だからできること気がつけることを学びにして、これからを生きていきたいですね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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