㊊テレビに多い!誘導質問の実態とはどういうもの?

さぁ!新しいWeekday♪が始まりました。

月曜日は、週の始まり!お仕事の始まりです!

ですが……月曜の朝はちょっと憂鬱っていう人も多いかもしれませんね(^^;)

ですから、そんな憂鬱を吹き飛ばし、少しでも皆さんの仕事が楽しくなったらいいなと思い、月曜日は「今日から使えるマーケティング講座」を曜日企画としてお届けしております。

また、少しでも気持ちいい出勤時間のお供になったら良いなと思ったので、「今日から使えるマーケティング講座は朝7:00に更新しています☆

是非今日からの仕事に「今日から使えるマーケティング講座」を使ってください。宜しくお願いします☆

調査手法の第三弾です♪

先週、先々週に引き続き、今週も市場調査についてお伝えしていきますね。

先々週の記事では、データの見せ方次第で印象が変わることをお伝えしました。

㊊気をつけて!データは見せ方次第で印象操作が可能!

2019年12月9日

そして、先週の記事では、「欲しい結果が最初に決まっている調査ある」という事実をお伝えしました。

㊊実は…データはいくらでも都合良く作れます!

2019年12月16日

今週の記事では、具体的にどのような手法で、予め欲しい結果が決まっている調査結果を手に入れるのか、そこを深掘りしていきたいと思います。

 

テレビの街頭インタビューは、誘導質問そのもの。

さてさて、「欲しい結果が最初に決まっている調査」として一番分かり易いものと言えば、テレビの街頭インタビューの右に出るものはないと言って良いでしょう。

テレビは、時間の制約、文言の制約があった上で成り立っているもののため、常に台本が存在していることは皆さんご存じだと思います。

もちろんその台本には、こーしてほしい、あーしてほしいという演出者側の意向が書かれており、演者(出演者)は、その台本に則ってその時間を演じきることとなります。

もちろんその台本というのは、報道と呼ばれるニュース番組にも存在し、ここに台本があること、そして台本ありきで番組が成立していることが「欲しい結果が最初に決まっている調査」が蔓延してしまう理由の一つにもなっていると言えます。

たとえば、夕方のニュースなどですと、近所の話題のスポットに中継が入るということがよくあると思います。

そしてリポーターなどはそのスポットに集まってきた人の声を拾うという事が定番になっていると思うのですが、こういう時に番組的にほしい言葉というのはある程度決まっているのですよね。

たとえば、「美味しいと話題のお店に来た」のであれば、その場に集まる人からも「美味しい」という言葉を拾いたいのです。

それから、「楽しいアトラクションがあると話題の場所に来た」のであれば、その場に集まる人からも「楽しい」という言葉を拾いたいのです。

ですから、リポーターが中継時間内にその結論にもっていこうとして、インタビュー相手を露骨に誘導して言葉を引き出している様子がよく見て取れます。

たとえば「美味しいと話題のお店に来た」場合に、子供にマイクを向けると、だいたい「美味しいですか?」と聞き始めます。

これが誘導尋問です。

「美味しいですか?」と聞かれれば、大概の人はその場の空気をのんで「うん」とか「はい」とかしか言いようがなくなるのですね。

子供であればなおのことです。

本来であれば「お味はどうですか?」など、答えは任せるようにしなければならないのですが、子供はすぐに言葉がでてきません。ですから、大概リポーターがたたみかけるように、「美味しい?」とか聞き始めます。

子供の場合、不味ければ食べないので、「美味しい?」と聞かれれば「うん」と答えるのが普通です。

子供の生態を理解していれば、そもそも聞く必要のないことです。

それに敢えて誘導尋問してまで、結論に導かなきゃいけない話でもないとは思うのですが、テレビではお決まりのフォーマットになっているせいか、このような事が当り前に行われています。

リポーターが子供にマイクを向けた時は顕著な誘導質問が見れるので、気にしてみてみてください。

 

敢えて、求めている答えだけが出る質問をする

それからテレビの場合、災害などがあった時にその被災者にマイクを向けることもお決まりのことです。

最近はちょっと電車でトラブルが起きただけのことでも、その場にカメラを持ち込みその場に居合わせた人の声を取ろうとしますが、これも考えものですよね。

なぜなら、人というのはその場に応じて大概答えが決まっていることが多いからです。

たとえば、電車の事故があって乗りたい電車に乗れなかった場合、人は大概「困ってる」とか「早く帰りたい」とか「疲れてる」とかそういう言葉が出てくるはずです。

それ以上の答えがある内容があるのならまだしも、テレビは当り前にそのような答えを拾いにいくだけでなく、質問内容を聞いていると、敢えてそのような答えになるような誘導質問をしていることがよく分かります。

たとえば、電車に事故があってホーム外で待っている人たちに声がけする際に「今日は大変ですね」という声がけをすれば、当り前に大変が前提の上で会話が成り立っていきます。

すれば先ほど上げたような「困ってる」とか「早く帰りたい」とか「疲れてる」なんて言葉は容易に引き出しやすくなります。

このようなさり気ない誘導質問をかけることによって、テレビは台本に合わせた自分たちの欲しい声を拾っていると言えます。

また収録でインタビューをかける場合には、幾らでも自分たちに都合の良い声だけを集めて電波に乗せることも可能です。

そもそも最初から答えがあって、その答えに合う声を導き出したり、そればかりを掲出するのがテレビの報道と言えるものです。

 

テレビが行う世論調査もヤバイです。

テレビは常々世論調査を定期的に行っていますね。これがまたバイアス(偏り)が異常にかかっているものであり、誘導質問であったり、公平な調査であり、市場調査とは言えない代物なので気をつけましょう。

最近の世論調査で一番分かり易いのは、女性天皇・女系天皇に関する世論調査ですね。

前からお話ししていますが、女性天皇と女系天皇は、全く意味が異なる話です。

ですが、世論調査は当り前に「女性天皇・女系天皇」とを一緒のものとして調査をしています。

しかも、多くの人が女性天皇がなんなのか、女系天皇はなんなのか理解せずに解答をしています。

既に調査の意味をなしていない調査をしておきながら、これが世論調査の結果として世論形成されるのが、近代我国の常です。

また、テレビや新聞が行う世論調査の多くは、固定電話にかけてアンケートをしているので、対象者に偏りが起きやすいのも、もう一つの問題点です。

たとえば、平日のお昼に固定電話にかけて電話に出てそして、アンケートに答えてくれる人ってどんな人だと思いますか?

大概老人ですよね。そして、テレビ中心に情報を得ている人とも言えますよね。

このような調査方法で得た結果は、テレビに都合の良い結果が現われやすいとも言えるでしょう。

昨今TwitterなどのWEBで調査した結果と、テレビの調査結果にあからさまな違いがうまれるのは、アンケート対象者の属性の違いによって生じるものと言えます。

つまり、同じ調査一つとっても、対象者如何で調査結果は大きく異なるものなのですが、その是正をテレビや新聞は一向にする気配がありません。

WEBに持ち込めば自分たちの思惑とは違う答えになってしまうことが見込まれるから、及び腰になっているのではなかろうかと思います。

 

アンケートというのは、質問の仕方、それから調査対象者の違いによっても全く別の答えになるものです。

そこを充分、視聴者や消費者は理解する必要があると思います。

ということで、今日のお話はここまでです。

来週は「使える?!プロモーション型アンケート調査」と題してお届けします。

 

 

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それでは来週月曜日の7時にまたお会いしましょう♪

8 件のコメント

  • 2016年の都知事選前だったと思うのですが、たまたま家にいたら
    「都知事選についてのアンケート」の電話がかかってきたので対応しました。
    (機械音声で番号を入れて答えるタイプでした)
    1番目の質問
    「あなたは安倍政権を支持しますか?」
    この時点でバイアスありありのアンケートだとわかったので適当にやり過ごしました。
    「都知事は国政と連携すべきだと思うか?」
    ぐらいにしておけばバレないかもしれないのに、と思いました。

    • こんにちは!
      うちも機会音声のかかってきたことがあります。
      あれ、入口の気色悪さから、私はいつも電話を切っていたのですが、頂いたコメントを見て、次は受けてみようと思いました。
      どれほどまでにバイアスをかける内容になっているのか、体感してみたいです。

      教えてくださりありがとうございます。

      っていうか、入口が機械音の辺りで、よっぽど積極的に答える意識が無い限り答えないと思うので、そこら辺もバイアスがより強くかかる原因なのではと思いました。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • いつも楽しく拝見しております。

    誘導質問みたいなインタビューされたことあります!
    就活中に有楽町を歩いていた時、テレビ局の人に
    「これから天気が悪くなりますが、どう思いますか?」
    とインタビューされたのですが
    「どうも思わないです」と答えたらインタビュアーの方がすごく不満そうな顔をしていました。笑
    そこから、「嫌じゃないですか?」みたいなことを聞かれたので、
    「まあ洗濯物が乾かないのは嫌ですけど、天気なんて私にはどうしようもないことなので、やっぱりどうも思わないです」
    と答えたら、すごく残念そうな顔をされてしまいました。笑

    東京在住の友人曰く、「そんな時は空気を読んで『嫌ですね〜困りますね〜」と答えるもの、らしいです。
    「ウサギはテレビに出るチャンスを一生逃してしまった」と言われてしまいました(^^;)まあ出たくないんで良いんですけどね

    • こんにちは。
      いつも読んでくださりありがとうございます。
      この質問スゴイですね。
      「これから天気が悪くなりますが、どう思いますか?」
      って、前振り「悪くなる」という印象操作でネガティブ意見をさり気なく引き出そうとしているのがバレバレですね(笑)
      ほんと、テレビや新聞のインタビューは、自分たちの思う方向の意見を引っ張ろう引っ張ろうとするので、インタビューの意味がそもそもないと思います。

      また、相手の空気を読める日本人の優しさが積み重なって、結果としてその情報が大量に流れ、無自覚のうちに私たちが印象操作で誘導されてしま難点を理解して、インタビューにはやっぱり毅然と対応していった方がよいなぁと思いました。

  • 投稿してからカギカッコの使い方が滅茶苦茶なことに気がつきました(^◇^;)
    お目汚し申し訳ありません・・

  • いつもマーケティング記事、楽しみにしています^^
    以前、私の友人が専門家としてテレビに出た時に、やはり、誘導されたと言っていました。
    番組の意向に沿う答えに導かれるような質問をされて「いや、そうじゃないの!●●なのよ」と誘導を無視して意向に沿わない答えをしたら、意向に沿うように曲げられ、相手の望む答えをこたえるまで続き、10分のインタビューの予定が2時間かかったと嘆いていました。

    別の方もやはり、たまたま行った1回だけ行った占いイベントでテレビ取材を受け、意向に沿うように誘導・編集されてしまい、番組を見たら、「占い依存のやばい人」みたいな取り上げられ方になっていたと怒っていました。

    本当に質問の仕方、誘導の仕方1つで印象操作はいくらでも作れるのだなぁと実感しています。

    • こんにちは!
      いつも楽しみにしてくださりありがとうございます。
      私も昔朝日新聞の取材を受けた時に、似たような経験をしましたよ。取材を受けた経緯と記者が質問してくる筋道がどうも違うという感触を感じながら、受け答えし続けたことがあります。
      そしてその時の取材にあまりに不信感を抱いたので「記事が出る前に、事前に読ませてほしい」と頼みました。ゲラは見れませんでしたが、記者が私の前で朗読してくれるというスタイルまで持っていったのもあって、残念な記事になることはなかったのですが、取材あるあるだと思います。(他にも幾つか取材を受けていますが、そんなことをしたのは朝日新聞だけです)

      テレビの報道のインタビューは、本当に誘導質問あるあるというか、それしかないと言っても過言じゃ無いので、敢えてそういう見方をしながら報道をチェックするようにすると、リテラシーが高まるんじゃないかなと思います。

      それではこれからも宜しくお願い致します☆

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