【これじゃない?】成功と失敗を分ける心構え

なんか書き始めたら止まらないことになっていて、まだまだ昨日の記事の続きみたいな感じになっています。

もし宜しければ、お付き合いくださいませ。

 

踏み出す時の一歩の違いって大きいかも

昨日の記事を書いてて、精神世界とガチで向き合うべきかどうか悩んでいた当時の自分のことを色々と思い出しました。

【そもそも論】精神世界と向き合って、金持ちになろうって……。

2019年11月30日

当時の私は、今までの仕事に対してどうにもこうにも意欲が掻き立てられなくなっていた上に、結構仕事が暇だったんだよね。

会社は「好きなプロジェクトを自分で立ち上げて良いよ」と言ってくれていたのだけれども、それを始めたのならまた数年は寝ずに働くくらいのしんどさがつきまとうのを覚悟でやらなきゃいけない……っていうか、本当にやりたいことがある時はそれで良いのだけれども、それぐらいの気持ちをかけて「やりたい」と思えることが、当時の私の中になかったんだ。

でも、会社にいればそれ相応の待遇は与えられて、安穏とした生活は保障されるわけで……それは素直に有難いことなわけで……、でもこのままの枠組みの中にいたら、精神世界の探求は頭うちになってしまうよなって思うようにもなっていて……。

そして、仕事と精神世界の探求、今どっちがやりたいって思えば、圧倒的に精神世界の方になってしまっていて……。

だけど、そちらだけに傾けば、今まで築いてきた安穏とした生活は失うことになる。

だから、どう考えたってこっち(精神世界)の選択の方が自分にとって大変だとは思ったのだけれども、老人になって後悔するよりはましだろう、死んでから後悔するよりはましだろうって思って始めたんだ。

つまり私は「大変だという事は重々理解しているものの、それでもやりたい気持ちが勝ってしまった」から、こういう道を選んだわけですが……

選んだ道は違うけれど、昨日の記事で紹介した元会社の同僚たちも同じような気持ちだったじゃないかなって思うんだ。

独立の道は大変険しいことは知っているし、倒産するかもしれないけれど、それでも会社の枠組みではできない自分のやりたいことがあるから、独立しただけだと思う。

独立した方が良いことがあるとか、独立したらお金持ちになれるなんていう安易な気持ちで独立した人なんていないんじゃないかなって思う。

だって、そこそこ自由に好きなことやらせてもらえる会社だったし。私も含めてあの会社の枠組みの中で、自分のやりたかったことを実現している人たちっていっぱいいるし……。

だけれども、色々経験を重ねていくと、どうにもこうにも自分のやりたいことと会社が望むことにすれ違いは生じていくもので、そのすれ違いの穴が埋められないなという時に独立を決意する人が割合多いのじゃないかなって思う。

もちろん会社の激しさに耐えられなくて辞めていく人の数の方がよっぽど多かったのだけれども(笑)、会社の規模の割に独立した人数が多く、その独立した人たちの多くが世の中的に成功を治めている上に、前の会社と今でも仲良くしている理由はここにあるんじゃないかなって思う。

たとえばもしも私も、会社で精神世界を探求するプロジェクトが容認される空間があるのなら、辞めなかったかもしれないのだけれども、はっきり言って企業色と合わなさすぎるし…怪しすぎるでしょ(笑)

それに、オタク発揮して探求したいと思ってるから、私がどんどんカオスな方向に進んでいくのは目に見えているのに、それをビジネスに結びつけるって、当時の私にはどうにもこうにもイメージができなくて……このままいても会社に迷惑をかけるだけだよなって思ったの。

だから、私は会社を辞めて独りで歩むことを決めたのだけれども、元同僚たちも方向性は全然違うけれど似たような思いを抱えた上での決断だったんじゃないのかなって思うんだ。

 

もっと大変になるけれど……

少し前に「スピ系の人はバンジーしたら危ないよ」っていう記事を書かせてもらったことがあるのだけれども…↓これ↓

その理由は、スピ系の人のほとんどって、ネガティブリスクに関して無頓着だからなの。

新しい一歩を踏み出すということは、今までと違うことが沢山やってくるのが当り前で、その違うことに対処していかなきゃいけないから、今まで以上に大変になる事はある程度予測できるものなはずなのだけれども、

スピ系にはまってしまう人の心情は、そうではなくて「あっちに行けば良いことがあるんだ!じゃぁ行っちゃえ!」っていうかなり軽いノリで始まってしまう。

もちろん大変だという覚悟もできていないまま入り込むから、些細なことでもうろたえて「こんなはずじゃなかった」って気持ちにもなってしまう。

スピ系の沼にはまってしまう人は、そこまで気持ちが追い詰められてしまっているゆえの事なのかもしれないけれど、私自身の人生を振り返ってみても、そういう気持ちで手を出したことはことごとく失敗というか黒歴史と呼ぶに相応しい事態を繰り広げてしまっていたと思う。

結局、腹を据える覚悟がないままの取り組みというのは、何も得るものがないんじゃないかなって思う。

もちろん腹を据える覚悟があって取り組んだとしても、めちゃくちゃ失敗はする。でも覚悟があると、その道をそれでも進もうとするから、失敗の中から学び取ろうとする。

そこも違いじゃないかなって思う。

私の元同僚はあちらもこちらも今やビジネスが軌道に乗った社長をしているから、世の中的に「成功」と呼ばれるポジションに落ち着いているけれど…、結局みんな大変だけれどもそれでも頑張り続けた結果なんじゃないかな?

沢山失敗しながらも学びとって歩み続けた結果なんじゃないかな?

もちろん最初の心構えの所で、「大変だけど頑張ろう」って思える覚悟で臨んでいたかどうかの違いなんじゃないかな?

 

あっちに行ったら今の大変さが無くなるなんていう言葉に人はどうしても乗せられやすいけれど、それがどんずまりの人生への入口だっていういことに気がつけたらいいよね!

 

ではまた。

 

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6 件のコメント

  • 竹久さん こんばんは。
    経営コンサルタントの小宮一慶さんの本には、凡人と成功者との違いを書いた本がありました。
    ABCを徹底する人が大きな事を成し遂げる人。
    そのABCとは A:当たり前のことを B:バカになって C:ちゃんとやる。人だそうです。
    もう一つの共通点は、どんな事があっても物事を前向きに捉える考え方を持っている人が、世の中で成功していく人と書かれていました。
    心に残る文章がコチラ↓↓↓です。
    人は宝石の原石です。宝石は磨かなければ輝きません。その宝石を磨く行為のことを「苦労」といいます。
    でも、ただ磨かれているだけだと玉はきれいになりますが、どんどん削られて小さくなってしまいます。
    ここで、「努力」が登場します。努力を重ねると人間という宝石の玉は大きくなるのです。
    「苦労」だけでもダメ。「努力」だけでもダメ。両方が必要ということです。
    苦労と努力で、人間の器は大きくなるのでしょうね。
    成功哲学や引き寄せ本等、一時期ハマって読み漁っていましたが手放す(卒業)事が出来ました。
    この本は手放さず手元にあり、改めて読み返したいと思いました。そのきっかけがこちらの記事でした☆

    • おはようございます。
      素敵な文章を教えてくださりありがとうございます。
      言われて見れば「大変だけど、頑張ろう」って言葉って、自然と苦労と努力が同居しているにもかかわず、前向きですよね。
      かといって、今時のポジティブシンキングとは違って、ネガティブリスクも受け容れながら、それでも前を向く。
      前の会社で働く中で、誰もが自然に身につけた指針なのですが、それが良かったんだなと、改めて思えました。
      私を育ててくれた社長にこのことお伝えしようと思います!

      教えてくださりありがとうございました!

  • 竹久さん こんばんは。
    小宮一慶さんの本を読み返しました。とても勉強になる本でしたので再度コメントいたしました。
    実は成功のためには、もう一つ重要な事が書かれていました。
    ただ前向きなだけなら単なる「アグレッシブな人」で終わってしまいます。成功する人の「必要条件」は「物事を前向きにとらえること」と、もう一つ「まわりにいる人も幸せにしよう」という考え方だと書かれています。成功を究めた人は、自分の利益だけを追い求めていません。自分が成功しながらも同時にまわりの人たちもうまくいくように考えている人ばかりです。もっと言えば、常にまわりにいる人や社会に対して何か貢献できることはないかと考えている。ということです。

    印象的な文章がありましたので、箇条書きにしてみました。
    ・成功や幸せとは、人を幸せにしたご褒美。
    ・人は理屈では動かない。氣持ちで動く。
    ・利他心のある人は成功する。
    ・モノをもてあそべば志を失う。人をもてあそべば徳を失う。
    ・現実を理想に近づけようという志があるから、その志がエネルギーを生む。
    ・反対に理想を現実に妥協させなければいけないときは失意を生む。失意を覚えると人はエネルギーを失う
    ・成功している人は必ず理想や夢や目標を持っている。
     その夢は、より多くの人の幸せにつながるようなものでなければならない。
     そうすれば、「理想」に共感する人が多ければ多いほどたくさんのエネルギーが集まってくる。
    ・人間の世界は本来、誰かが儲かると誰かが損をするという「ゼロサムゲーム=獣の世界」ではない。
     みんなが儲かる「創造の世界」である。
    ・この世は「弱肉強食」の世界ではなく「優勝劣敗」の世界。
     つまり優れた者が勝ち、劣った者が敗れる。ライバルを蹴落とすのではなく、自分が優れたことをするよ
     うに全力をつくせばいい。
     
    追伸   会社を倒産させた経営者に共通する性格がコチラです↓↓↓
         明るく 元氣で おおざっぱ そして見栄っ張り。       だそうです。  以上です。

    • こんばんは!

      勉強になる言葉沢山教えてくださりありがとうございます。
      池上彰の本ばかりを読み続けて、うんざりしていた私に貴重な栄養素となる言葉ばかりです。
      私は今まで小宮一慶さんの事を知らなかったのですが、あぁ読みたいという気持ちに非常に駆られ、まずは図書館で調べたら100冊ほど蔵書されている事が分かりました。
      早速色々目を通してみたいです。
      本当に教えてくださりありがとうございます。
      生き心地を与えてもらえました。
      どうぞこれからも宜しくお願い致します☆

  • 喜んでもらえてこちらこそ嬉しい限りです。
    図書館に小宮さんの本がたくさんあるんですね。
    お恥ずかしいのですが、私が読んだ事があるのはたった一冊なんです。
    タイトルは「あたりまえのことを バカになって ちゃんとやる」という本です。

    「ゼロサムゲーム=獣の世界」はピラミッド(△型)社会
    「創造の世界」は循環(○型)社会      と自分で当てはめてみましたが・・???(無理があるかな・・・?)

    • おはようございます。
      えく子さんが読んでた本何なのか気になってたので、教えてもらえてありがたいです。
      図書館で検索したらおいてありましたので近々読んでみようと思います。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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