以前紹介した書籍によって、私の中での邪馬台国論争は終わりを告げました。
邪馬台国九州説は有力ですが……
古代の歴史で今も人を悩ませるのが邪馬台国です。
今は九州説が有力ですが、となると神武天皇によって平定された大和朝廷との辻褄があわなくなったりしてしまいます。
↓こちらの漫談で、居島さんが分かり易く邪馬台国九州説を伝えてくれています。
他にも九州説は色々な所から出ていて、詳しいことは分からないけれど、まぁそれでいいかなぁと私個人は思ってました。
だから、特段邪馬台国に興味はなかったのだけれども、「古事記の邪馬台国」をたまたま読んでみたら、この説というか口伝が一番腑に落ちるなと思いました。
古事記欠史八代時代朝廷は九州に逃げていた。
神武天皇から始まった大和朝廷は、平定してからずっと近畿地区にいたという設定でみんな歴史を捉えていると思うんだけれども、竹内家に伝わる口伝はそうではないと言います。
吉備の国と揉めて、一旦九州に戻っているそうです。
それが欠史八代時代のこと。
そこからもう一度吉備を含めて平定していって、近畿に戻ったそうです。
先ほど紹介した居島さんの話でも、大化改新以前の文化的足跡は九州から出てくると仰ってましたが、神武天皇が平定してからしばらくして、九州に逃げていたのであればそういうことは起きるだろうなと思いました。
また、卑弥呼は日巫女だと竹内さんは言います。
つまり祭祀王だと。
日本は古くから統治王(男性)、祭祀王(女性)として役回りを分けており、祭祀王になられた女性は神を降ろすことが仕事なので、俗世界と触れあわないのが基本だそうです。
卑弥呼が日巫女であり、九州に逃げ込んだ大和王朝であるとすれば、人と会わないのは当然かなと思いましたし、
現代にまで女性が祭祀王である伝統は続いているので、卑弥呼は女帝ではなく日巫女の方が意味合い的にも歴史的伝統から観てもすっきりします。
実際、伊勢神宮の祭祀王は歴代天皇家を中心とした皇女たちが務めており、それは現代も続いております。
ちなみに今伊勢神宮の祭主をなさっておられるのは、天皇陛下の一人娘である黒田清子さまです。
その前は昭和天皇の皇女である池田厚子さまが伊勢神宮祭主をされておられました。
ずっとずっと昔から伊勢の神宮は、皇室にお生まれになった女性の方々の祈りによって守られてきた場所です。
ですから、卑弥呼ではなく日巫女だとすれば、女性である事も頷けるし、人に会わないことも頷けるし、魔力と呼ばれるような不思議な力を持ち合せていても特段不思議なことではないように思います。
邪馬台国にまつわる多くの混乱は、欠史八代時代に大和朝廷が九州に逃げていることが知られていない事が一番大きな要因だとは思いますが、欠史八代時代は朝廷が九州にあったすれば全ては分かり易くなるように思います。
長年私たちの頭を悩ませていたのは、
邪馬台国の卑弥呼ではなく
大和国の日巫女なだけの話だったように思います。
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なるほど、納得のいける話ですね。
これは、「黎明」の作者、葦原瑞穂先生がおっしゃって
いましたが、卑弥呼が生きていた時代は、瞬間移動やUFO
が普通にあったそうです。だから、奈良、九州には両方
、邪馬台国の領地だったそうです。
聞いた話なので実証はできませんけどね。
黎明、おすすめです。少々難解ですが
テレパシーとかは今より断然発達していただろうとは思うのですが、UFOはどうかなぁぁと個人的には思います。
それから、瞬間移動というか魂視察みたいなのは昔の時代の人は当り前にしていただろうなぁとも思います。
古代UFO説に否定的なのは、そもそも竹内さんが口伝を公開し始めたのも、茨城竹内文書がUFOとかが出てくることがデタラメだということを伝えるためにと言いますし……。
ただ、瓊瓊杵尊が高天原に降りてきたときは、まぁUFOに乗って降りてきたと思った方が、神話的な整合性はとれるのかなぁとかは思いますが……。
それではこれからも宜しくお願い致します。
卑弥呼も邪馬台国、卑と邪が良くない意味なので(中華思想により)、何か見つかって名誉回復して欲しい、と思います。
まずは朱子学があってこその中国だということに、みんなで気がつかなきゃですよね。
中国の朱子学はどんなことがあっても主従が一方通行だってことに。
どんなに自分が従であっても主と見える言葉しか使わないことに。
だからこその卑と邪なのに、平気で「生まれ変わりです」とか言っているあれやこれやにはもう……閉口しかないですが、そういうでまかせな人物を減らしていくためにも、卑弥呼や邪馬台国に使われている漢字が中華思想と気がついていくべきでしょうね。
はじめまして。
徳島県の郷土史家の人達が熱心に調べていて徳島説が説得力あるみたいです。
阿波国風土記が禁書みたいになっているらしく畿内説と九州説は維新後の政府によるプロレスなんじゃないかと思います。
はじめまして。あけましておめでとうございます。
教えてくださりありがとうございます。