中居君のことで、フジテレビが究極のピンチに陥っていますが……
優良企業がテレビにお金を払う意味
中居君の件、フェミニスト関連の皆様があまりに静かなのにもかかわらず、騒動は日に日に深刻になって、本日中居君はタレント業を廃業する旨を公表されましたね。
中居君の騒動を受けて、フジテレビのCM降板が100社くらいになってるっていう話ですから、もはやそういう判断しかないとご本人が思われるのも当然かと思います。
しかし、中居君の立場で考えると……示談もして示談金も払っている事実の上で、こういう形になるなんて……やるせないですよね。
しかも、何十年に渡って築き上げてきた実績や経歴やキャリアや特技が、一瞬にして吹き飛ぶなんて……、もし自分のことだったらと思うと……辛くてしかたないです。
ただね……、スポンサーの立場から見れば、こんな好機を逃してはならないって思うのが事実だと思うんです。
だってこの問題って、中居君が問題っていうより、メディアの体質の問題ですからね。
脅し脅されの関係が、今反転。
今回の問題って、別に中居君が特別って話じゃなくて、メディア関連ではよくある話だと私は思うんです。
だからスポンサーだって今知ったって訳じゃなくて、水面下では知ってるって話だと思うんです。ジャニーズ問題と同じようにね。
にもかかわらず、なぜ今突如みんな降りるかと言えば、もはやテレビにお金をかける意味はないって前々から優良企業ほど思っていたからに過ぎないからだと思うのよね。
たとえば今の私みたいに立ち上げたばっかりの会社の人なら、テレビの効力は大きいって思うはずだけど……、トヨタとか日生やキッコーマンとかの超有名大企業が、そんな風に思うはずないでしょ?
だって、既に認知はしっかり根付いてるんだから。
しかも新規顧客となる若者層ほど、テレビ見てないんだから。テレビでブランディングする意味なんてないじゃん。
だけど、優良企業ほどテレビとの縁を切れなかったわけで……。
その訳は、自社に関連するネガティブ報道をなるべくさせないようにパイプ作っとくためだけだよね。
つまり、広告じゃないのよ。保険。
テレビにCM入れる理由は、保険みたいなものなのよ。
でも、その保険に入る理由も、前向きなものじゃないのよね。入っておかないとテレビ局に何されるか分からないっていう感じの、不安というか恐怖があってお金払ってる感じだったと思う。
言わば、脅し脅されの関係が、テレビ局と一流企業の間では確実にあったと思うの。
当然一流企業は脅されの関係をいつか解消したいと思っているはずで……、その好機となるタイミングが今回訪れただけのことだと思う。
中居君の事がその引き金になるとは、もちろん私も思っていなかったけど、国民的スターというのは、全ての流れを変える役目をもっているのかなと思った次第です。
SMAPと同世代としては、こんな形で中居君がタレント業を廃業するのは見たくもなかった形だけど、この騒動の先には新しいメディアの形がやってくるのかなという期待もあります。
そして終焉のスイッチと開始のスイッチを押すのは、国民的スターの役割だったのかな…と無理にでも納得しようとしている私です。
ってかさ、10年も20年も前から、テレビ局は新しいビジネススキームに移行しないとヤバイよ!って、散々みんな言ってきたのにね。
そんな声にも耳を傾けず、日に日に貧すれば鈍すを貫いた結果がこれだよ。
ここについては自業自得としか言いようがないけど、
それでも新しい時代はどんどん始まってる。
そんな事実に期待をしていきましょう♪
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