同じお金の話を見てても、まるで違う世界にいるような感覚になる。
お金という存在はコンプレックスでした。
私は結構長い間というか多分今でも、お金という存在が苦手だ。
大分克服しつつあるように思うけど、幼少期から抱いているお金のイメージのせいか、お金をどこか悪いものとして見てしまう所がある。
にもかかわらず一方で、お金があれば全ての悩みは解決できてしまうのではないかという、安直な考えにも囚われていたりした。
その矛盾している考えを内在している自分の事が嫌いで嫌いで仕方なかったんだけど、この10年近く、経験したことのなかった貧乏も経験して、それから肩書のない時間も経験したことで、
「なんだ、別にお金に拘らなくても人ってそれなりに生活し続けることができるんだ」
ということが分かってしまった。
だから、前程お金にコンプレックスを感じることもなく、等身大の自分で付き合えるようになったんだけど、ちょっと前の「いいね!」で紹介した田内学さんの本「きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」」を読んでからは、お金を通して見ていた世界観が様変わりして正直驚いてる。
そして私が抱いていた嫌悪感の原因が徐々に分かってきている実感に満ち溢れている。
嫌悪感の理由は、内か外か。
田内さんは、「お金とはその先に人がいて成り立つもの」という、よくよく考えれば当たり前すぎる当たり前のことを基礎ベースにして、常にお話してくれています。
その上でお金の役割を切々と説いてくれるので、彼のお話を聞いているとお金を通して世界が広がっていく感じが体感で受け取れていくんですけれども、世の中一般的に流れているお金の話って、あれもこれも全て逆ですよね。
だから、私は心が否定し、遠ざけることになっていて、得ようとしても何か違うという思いに囚われていたんだなと気が付けました。
また、実はお金を自分の元だけに集めたいだけのことなのにも拘わらず、綺麗ごとをいう教祖様的な人をやたら軽蔑していた理由も分かりました。
そして、それはお金を内に見るか外に見るかの違いであって、私の心は常に外で見たいと願っていたのに、幼少期からお金の役割は内向きであると植えつけられた結果、混乱していたんだなということにも気が付けました。
今は、道理に基づいたお金の役割を素直に見て、さらにその見方に自信が持てるようになったので、お金に対する変なコンプレックスから脱却しつつあります。
とはいえ、これから新しい事始めるので、これまでとは全く別の不安もお金に対して持っていたりはするんですけどね。
でも、こんな挑戦をする前の段階で、お金の本質的な道理を理解する機会に恵まれたことは幸運だと思ってます。
ほんとに、お金を内に見るか外に見るかの違いは、生活すべての考えが逆転するくらい世界観が大きく変わるはずですよ♪
また、このブログをよく読んでくださる皆様は、「外に見る」感覚を身に着けられた方が心は安定すると思います。
だってきっと私と似た思考をお持ちだからこそ、読み続けてくださっているはずだから。
一緒に「お金の外」を見れるようにしていきましょ♪
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