昨日のひるおびでも話題となっていた立民と共産の共闘。
どう考えても愚策でしかないことに手をだす理由……実は超単純な切羽詰まった事情があるだけなんじゃ…。
……あくまで邪推です。
イデオロギーは違うけど、連携しますって(笑)本末転倒じゃ(笑)
昨日のひるおびで立民と共産は、維新の松井さんに痛いところをつつかれて、世の中に醜態をされしてしまっておりましたが…これって、普通の感覚がある人であれば、みんな思うことだと思うんです。
「ひるおび」野党が制止不能の大喧嘩→笑
松井氏「共産党さんは日米同盟破棄ですよ。自衛隊は違憲。立憲民主党はよく覚悟したな」
共産党「何も文句言われる筋合いはない」
↑
いいえ、有権者が最も心配する点ですよ。
国の安全保障を否定して国民の命も暮らしも守れませんhttps://t.co/Bj3Whq9Icy— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) October 5, 2021
立民の支持母体である連合ですら、かなり反発的しておりますから、批判されて当然のことなんです。
立民と共産の「限定的な閣外協力」に連合が反発 https://t.co/BQPaXXWv1l
6日に開かれる連合の定期大会では、次期衆院選での立民との向き合い方をめぐり紛糾する可能性がある。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 3, 2021
だって、旧民主党系を応援していた人たちは、共産党のイデオロギーは拒絶してますから。
ですから、共産党が勝手にすり寄ってきたり、空気を読んで候補を立てないことは許容しても、立民側も同じようなお膳立てを共産党にすることに拒絶する人が多いのではないかと思ってます。
ですが、そこに敢えて踏み込んでしまった立民……その理由はなんでしょう。
立民の主要メンバーが完全に共産党に取り込まれたという見方もできるかと思いますが、これまでの彼らの動きを見ている限り、彼らはイデオロギーでは実は動かないんですよね。
だから、別の理由があると思ってます。
民主党から現在の立憲民主党に至る経路図を作成しました。頭がクラクラするくらい複雑怪奇な離合集散プロセスであるため、途中で何度もこの図の完成を諦めようと思いましたが、おぞましい紆余曲折の実態を把握したいという知的好奇心を推進力に何とか粘って完成させました(笑) pic.twitter.com/0IsdlpGvyx
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) September 20, 2020
っていうか、上の図を見れば分かる通り、民主党系は激しく合流分裂を繰り返しているのがその歴史なのですが、彼らが行動に出る時は、常に「選挙と金」どちらかの要素がある時、もしくは両方の要素がある時だけに限られます。
決してイデオロギーじゃないんです(笑)
去年話題になったお金の行方って……。
すっかり忘れちゃってる人も多いだろうけど、去年の今時期に立民と国民の合流騒動がありました。
ただ、合流してどうなるのかと思っていたら、政党名も立民のまま、党首も枝野のまま。さらに合流しなかった国民民主党は今まで通り国民民主党で活動を続けるという、結果的に「何のための騒動だったの?」言える珍道がありましたが、この騒動の根幹にあったのは、政党交付金と言われています。
先の図で示した通り、最近の民主党系の歴史はかなり複雑になっておりますが、超ざっくり説明すると…民主党は、民進党となり、そして解凍後、希望の党…そして国民民主となりました。
そして、民主党時代からのお金を国民民主党が引き継いだと言われています。
政党が離合集散する際は、政党助成金の行方も関心事です。 #希望の党 & #民進党 → #国民民主党 の際は、一瞬だけ「国民党」なる政党が登場しました。 https://t.co/HE2DFcRaog pic.twitter.com/A6VKw661yc
— 工藤博司 (@Kudo_Nibancho) August 11, 2020
そのお金欲しさに立民の合流騒動は始まったとも言われていますというか……ぶっちゃけ金目当てでしょう。
しかしながら、国民民主党が持っていた民主党時代からの貯金がどうなったのかは、未だ不明なのですが、多分そんなに渡してないんじゃないかなぁと思ってます。
そして、資金難だからこそ、共産党と言う分かりやすい支援がどうしても必要だったんじゃないかなぁと思うわけです。
だって、立民にもしも潤沢に資金があったのなら、共産党と手を組むはずがないじゃないですか。普通に考えれば、立民だけにデメリットが多すぎます。
また、このデメリットを超えるメリットというのは、やっぱりお金&組織票なんじゃないでしょうか。
多分なんですが、立民って企業支援が年々減っているのではないかと思うんです。
ちなみに私の地元トヨタの労組選出の議員は、民主党系だったのですが、4年前のあの騒動で希望の党、そして国民民主に移りました。しかし昨年の合流騒動を経て、無所属となりました。
ただ、無所属とはいえ立民の会派か何かに所属しているのか、国会の衆議院情報では(立憲民主党・無所属)となってます。ただ、立民のHPにはやはり名前がないため、やっぱり無所属だと思います。
↓衆議院公式で出てたプロフィール↓
てな感じで、元々民主党には大企業労組の資金がたんまり入ってたのではないかと思うのですが、分裂した結果、立民には企業系の資金援助がことごとく入ってこない状況になっているのではないかなぁと。それから、労組は必ず大きな組織票を持っていますが、それが外れるという事は組織票も失うということ。
この踏んだり蹴ったりのダブルパンチが立民内部では起きてるのかなぁと。
だからこそ、共産と手を組んじゃおうっていう発想になっているのかなぁと、私は思っていますが……、共産党と手を組めば裏で地味に支援していた組織も離れざるを得なくなるのも当然なので、安易に手を組んだ結果、さらにお金と票を失うことになるだけではないかと、私は思っておりますが、どうなることでしょう。
とにもかくにも、立民・共産・社民が国会からいなくなれば、国会の審議はかなりまともになると私は思っているので、今回の衆院選で支持率3%の実力を発揮した結果を楽しみにしたいと思っています。
それではまたね☆彡
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こんにちは
立憲「民主党」と日本「共産党」。
名前は反対を向いてますよね。
連合の新会長も苦言を言いますよね。
枝野さん、もう少しダイエットして欲しいです。。。
一方、岸田さんは、歌舞伎役者のようなお顔立ちに見えます。
こんにちは。
政治ほど言葉の定義がおかしいと思わされるもものはないですよね。
自民党総裁選で、高市議員以外の3名がそれぞれ「保守とは」と説明していましたが、説明したら自分の都合の良く「保守」という言葉が使えることを露呈させたように思いました。
言葉に定義は一つであり、それを逸脱すると混乱が生まれる道理どおりのことが起きているなと思っています。
それではこれからも宜しくお願い致します。