㊋2020年代は陰キャ爆裂の時代になりそうな予感♪

おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしようと更新しています。

是非活用してくださいませ♪

「無理してでも完璧!」は完全に時代遅れになりました♪

カリスマという言葉が世の中を席巻していたのは1990年代後半、世紀末。このブームは2000年前半をピークにしながらも、数年前までトレンドを牽引する力がありました。

また、カリスマという言葉に魅了された日本では「完璧」が主流になりました。なぜならカリスマである以上「完璧」であることが欠かせない要素であり、見た目・キャラ・言語など…様々な要素において人を惹き付けられるように振る舞うことが求められ続けていました。

しかし、2010年代に入ってから少しずつこの状況に変化が起きました。

特に大きな影響を与えたのは、今から10年前に起きた東日本大震災だったと思います。

この震災を機に、ギラギラしていた日本の空気感は影を薄めるようになり、日常の穏やかな幸せを求める傾向が増えました。

また東日本大震災時期から一気に世の中に浸透していったSNSによって、国民総発信時代が始まったことも、カリスマ&ギラギラの風潮に変化を与えるきっかけになったと思います。

ただし、SNSは誰もが簡単に発信できる一方で、リスクも多々あります。

特に「カリスマ」と呼ばれていた人たちにおいては痛手の方が多かったでしょう。ついつい気軽に発信できることにより等身大の自分をさらけ出す事にもつながりますから。その等身大は、世間がイメージしていたカリスマとのズレを生じさせました。そして「カリスマ自体が虚像の産物であった」と認識するケースも増え、徐々にカリスマに憧れるという世の空気感も影を薄めるようになりました。

が……誰もが自ら発信できる時代の到来によって底辺(個人ブログなど)で、「なんちゃってカリスマ」量産されるようにもなっていました。

それによって本来イケてないはずの人がイケているように錯覚する事態が起きたり…既に終わったはずのムーブメントが「なんちゃってカリスマ」のゴリ推しによってなぜか最新に見えるという……不思議な現象も起きていました。

端的に言うと…時代遅れなはずの人が時代の波に乗っているかのように見えるミラクルが起きていたということ。

↓詳しくはこの記事で↓

【スピ系】常に流行遅れの流行人なだけですから

2018年12月18日

このような現象も、SNS導入期という新たなコミュニケーションによって起こされたこの時代の特筆すべき特徴と言えるでしょう。

またこのようなタイプの人(なんちゃってカリスマ)は、「カリスマ=ポジティブであり、完璧であり、リア充である」という定義があるらしいゆえ、世の中がポジティブカオス&リア充カオスな状態になってしまう側面も多々ありました。これも覚えておくべき事項だと思います。

 

ただ、SNSの良いところはマスコミが見落としていた真の逸材を大衆が見つけ出し育てられる側面にありますので、今までの時代であれば埋もれていたであろう「本物」が脚光を浴び始めることも増えました。

これは新たな時代の到来を確信させた事象ですね。

ちなみにそういう本物たちは、大概のところ一つの分野に強いこだわりを見せるヲタク気質&職人気質な人たちです。

また2010年代は、このようなタイプの人たちが今後輝いていく基礎を作っていく時代であったように思います。

そしていよいよ2020年代は、こういう人たち(ヲタク&職人気質)が時代を引っ張っていくのだろうと私は考えています。

日本人!実はみんなほんとは陰キャじゃないかと思うこの頃♪

今までの時代は「私が引っ張っていく!」的な圧の強いタイプが先頭に立っていたのですが、それとは真反対と言える控えめで少し頼りなさそうな人たちが時代を引っ張っていくだろうなと私は思っています。

また……これが本来の日本人らしい社会の形じゃないかなと私は思っています。

というのも、そもそも日本人ってみんな「基本ヲタク気質で、職人気質で、海外の人から見れば大概陰キャ!」だと私は思うんですよね。

㊋やってきた!日本人のヲタク気質が発揮できる時代♪

2020年1月21日

陰キャというと、なんかネガティブなイメージに捉えられがちですが、逆に言えばそもそもちょっと陰キャな日本人が西洋に合わせて無理していたことの方がおかしかったんだと思うんですよ。

だから、2020年代は良い意味で本来の日本人の気質に立ち返られやすくなるんじゃないかなと思ってます。

ですから、それぞれ等身大の自分を大事にして、それぞれ自分の興味を持ったことに一生懸命になれば、誰もが時代を引っ張っていく存在になっていくだろうなと思うし、この時代そうしてみんなが生きる事によって「和の再生」が自然と上手くいくのではないのかなと私は思っています。

「無理して完璧に生きる時代はもう終わった!」と認識して、まずは等身大の自分の上で興味を持ったことにのめり込んでみたらいいのではないのでしょうか。

それが時代の波に乗る行為になると、私は見ています♪

 

ということで、今日の話はここまでです☆

 

それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

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それでは今日も張り切って働きましょう♪

4 件のコメント

  • おはようございます!
    ああもう本当に、日本人って一億総陰キャだと思いますよ。
    だから演歌が生まれたんでしょうし(笑)
    だけどバブルがはじけてから陰キャを許さない風潮があって、それが息苦しい社会につながったのかもしれませんね。
    陰も陽もあっていいものなんですけどね。本当は。

    それから今までってどこか誰かに引っ張ってもらう感じがありましたが、誰もが引っ張り合える社会になればもっと楽しくなるし、生産性も上がりそうな感じがします。

    • おはようございます。
      確かに、演歌の情念って陰キャな感じします(笑)
      っていうか、陰があって、初めて奥深さや奥ゆかしさが存在するんだろうと思います。
      しかしながら、近年日本の二元論で陰をネガティブに捉えすぎたため、本来日本が合わせ持つ奥深さや奥ゆかしさが失われ薄っぺらい世の中になっていたんだと思います。
      でも性に合わないことは続きません。
      それに気が付いたのが2010年代だったと思います。
      本来の日本人らしく供に生き直して、みんなで日本人らしさを発揮できる社会を取り戻していきたいですね♪

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • こんにちは^^

    私たちが若い頃は【ヲタク】というと良いイメージがありませんでしたが、
    今の若い女性は『ヲタクの方が良い』『彼氏にするならヲタク』という子が多いと
    少し前に朝の情報番組でやってました(^^;

    そもそも、世界で活躍するアーティストやスポーツ選手も、オタク以外の何物でもないですし(笑)、
    こんなに沢山の人が将棋に興味を持つなんて想像もしなかったですしね(^^;
    オタクと天才は紙一重ですね。

    とは言え、一芸に秀でたヲタクばかりではなく、何の特技もない普通の人も生きやすい世の中になれば良いな~と思います^^

    • こんにちは!
      私もそうですよ。ヲタクと言えば宅八郎という…ある種際立ったイメージの中で敬遠していた世代です。

      世の中本当に変わりましたよね。私が若い頃は、自衛隊に対して悪いイメージしかなかったけど…今時は逆で、自衛隊と結婚したい女子も増えているし、何より自衛隊を特集するテレビ番組ばかりです。
      時代って一時のことなんだなと、年を重ねることで分かってくるようになれました。

      未だにほとんどの人は自分はヲタクではないと思っているけれど、日本人誰しもそれぞれに「強いこだわり」があるものです。そこが一つのヲタクと言える分野ですし、そこを互いに柔軟に理解する事でより発展的な未来が創造され、多くの人が生きやすくなるのではないかと思っています♪

      それではこれからも宜しくお願い致します♪

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