おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしようと更新しています。
是非活用してくださいませ♪
先週の話が腑に落ちれば、気にするほどの分断はなかったことに気が付くものですが……
今週は先週の続きです。
↓先週の記事↓
↑まだ読んでない人はこちらから読んでね♪
先週の記事では「意見の対立ではないはずの事が意見の対立に見えていることが問題」ということについて言及させて頂きました。
そしていよいよ今週は、本題に迫るのですが……先週説明した部分を取り除くと(①情報が嘘、②性格的不一致)……実は混乱しているように見えていたほとんどのこと(8割型)は、意見の対立ではなかったことに気が付かれたのではないかと思います。
とはいえ、2割は残るわけですが……(^^;)、8割取り除くと随分全体がすっきり見えるようになりませんか?
これって大きな違いですよね。
特に先週説明した①と②の項目は、思想とは別の話です。
しかしながらそれゆえに(思想とは関係ない話だからこそ)、人の感情を掻き立てやすくなり、混乱を作りやすいものでもあるのですが……感情的になりやすい部分を「違う!」と取り除くだけで、随分冷静に物事を見れる状態になった人も多いのではないのでしょうか。
実は思想に関連する論議において一番大事なのはこの部分です。
ですから、先週の説明で8割終わったという感じなのですが(´д`)……如何せん今の保守論議は残りの2割の部分も意見の一致がなかなかできません。
その理由はなんなのか、ここから説明していきますね。
自覚しましょう!私たちは答えのない時代に突入してます。
最近「何が正しいのか」、「どちらの選択が良いのか」さっぱり分からない話が増えていますね。
たとえば、ワクチン打つのが良いのか悪いのか?
とか
オリンピックを開催した方がいいのか、しない方がいいのか?
など……
他にも一杯そんな話が沢山あり過ぎて考えるだけで頭が痛いですよね(^^;)
そして、今現在私たちの目の前に置かれている問題の多くは、どちらの選択肢にも一理あり、しかしながらメリットデメリットも存在しているという点…、どちらが正しいと言い難い問題が頻発してます。
その上、メディアを中心とした左派は、このような「どちらが正しい」と言い難い問題を政治利用して誘導しようとしているがために、国民の「純粋に考える」という機会を奪い、自分たちに都合の良い空気をまき散らしています。そして、このようなメディアの行動によって、更なる混乱が生じていると言えるでしょう。
また今までは、保守であればメディアの情報に反意を持つのが基本姿勢でしたが、ワクチンやオリンピックの話となると、保守論陣の間でも意見が別れてしまいます。
それゆえ、情報に依存している人は「何が正しいのか分からない」という感覚により一層包まれてしまうと言えるのですが……、
終わったのは「答えのある時代」なんです。
そこを意識していきましょう。
答えよりもWHYを意識する時代なんです♪
私たちが生まれてからの時代というものは、何事にも「正しい答え」というものが先にあり、そこに合わせることが私たちの宿命とも言えました。
だからこそ、私たちは潜在的に「正しいものを探そう」という癖を持ち合せて、情報を見つめてしまいます。
しかしながら、この当り前のルーティーン行動こそが墓穴を掘るんですよ(>_<)……今の時代は。
半年くらい前の記事でも、「転換の時代に現状維持という選択肢はない」ということを書かせて頂いたのですが…
転換の時代というのは、今までの社会環境や常識が通用しなくなるため、今までの「正しさ」も無効になります。
そういう時代の中で「正しさは何か」を探すと、より一層の混乱の渦の中に自分が入ることに繋がります。
ですから、今の時代は私たちの悪い癖の一つである「正しいもの探し」をまずは封印していきましょう。
そして、「どうして相手はそのような考えに至ったのか?」というWHYの姿勢を強化させていきましょう。
WHYを意識すれば、相手の視点にあるものを見つめる作業に注力することになるため、「結論として何が正しいのか」という論議はそもそも不要であったことに気が付かれると思います。
↓WHYで考えることについての必要性に書いた記事↓
それから、随分前の記事で「ピラミッドをどこから見るかで会話は違ってくる」というお話しをさせて頂いたことがあります。
WHYを意識するということは、相手が見ているピラミッドの場所を特定するということ。
そしてその場所が分かれば、どちらが正しいなんていう論議に発展するはずもなく、そして論争する必要もなく、それぞれが正しいと思うことを自然と許容できるようになるものです。
今必要なのはこの感覚だと思いますし、かれこれ2年くらい前から、私個人はこういう時代の到来が本格的に始まったという自覚を持っています。
ですから今起きている混乱は、そういう時代が到来したゆえに起きていることだと私は見ています。
とはいえ……だからといって、「市場拡大?」という疑問を持つ人もいることでしょう。
その気持ちはよく分かります。
ここからその話に入って行きたい所ですが、今週も随分話が長くなってしまいましたので、この話の続きは来週に譲ろうと思います。
今週で完結すると思っていた方すみません。
来週こそ完結させるので、どうぞ来週もお楽しみに♪
それでは、来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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