今現在、経済対策が右往左往し過ぎてにっちもさっちもいかない気分がMAXになりつつある日本ですが、少し冷静になるために今までを振り返ってみましょう。
1ヶ月後、その政策良かったんだね…が続いてます。
新年明けて早々から武漢ウイルスの話題漬けになって、かれこれ丸2ヶ月半という所でしょうか。
1月下旬にその話を聞いた時、ここまでの世界的惨事になることを誰が予測したでしょうか。
欧米でここまで感染が広がり、全世界が鎖国政策に踏み切ることを予測したでしょうか。
このような状況となったからこそ、今振り返って「春節の時にどうして中国人を入れたんだ!」という怒りを抱えている人も多いかもしれませんが、冷静にあの時の日本の状況を思い返してみてください。
そんなことしようとするのなら、観光業を中心とした経済界からもの凄い反発されることは目に見えて明らかです。それから中国に工場のある大企業も猛反発でしょう。だって、そんなことをしたら中国にある自分たちの工場がどうなってしまうか分かりません(日本人が作った工場も中国では中国共産党の所有物ですから、接収されても文句は言えません。ですから不義理なことで接収されたくないという意識がはたらいてしまうものでしょう)
そんな環境化の中にあった日本で、いきなり断交的処置をすることなど不可能に近いということは、冷静に考えてみれば分かります。
また、今回の騒動によって習近平主席の国賓来日は延期にすることができましたが、あの頃は今時期に彼が国賓来日するための準備の真っ只中でした。
ですからこのような環境下の中で思い切った事をすれば、中国にいる邦人の安否すらままならなくなりますし、経済界の反発によって即時政権崩壊だってあり得ます。
政権崩壊してしまえば、より混乱の渦に陥るのは目に見えています。
中国と距離を置いている民間の心情からしてみれば、あまりにじれったい政府の対応でしたが、でもよく見てみると、武漢からいち早く外国人を救出できたのは日本です。
日本は「春に習近平を国賓に呼ぶ」というカードがあったからこそ、優遇された面は多々あったのではなかろうかと思います。
とはいえ、保守系からしてみればそもそも習近平を国賓で呼ぶという事が、武漢ウイルス以前の問題として「あり得ない」ことであったため、習近平の国賓来日が中止にならないこといイライラさせられていましたが……それも先月の初め(3月5日)にようやく延期となりました。
政府が「習近平国賓来日」に対し、じれったい言葉を繰り返し続けたあの1ヶ月間はとてつもなく長く、また何も決めれないという印象をこちらに与え続けましたが、今思い返せば「カード(習近平の国賓来日カード)があるうちにやるべきことはやる(邦人救出など)」をし続けていたがゆえの事なのではないのかなと、今は思っています。
こんな感じで政府の対応は、曖昧でじれったく判断が鈍いように見えることが多いけれども、振り返ってみると「そつない対応」をしているとも言えるのではないのかなと思っており、そこら辺を整理するために記事を書いています。
ダイプリ対応、PRC検査しないも、結果良かったでしょ?
2月の初旬話題になったのは、豪華客船ダイアモンドプリンセスの船内感染拡大でした。
あの当時日本は、世界から散々酷い言われ方をしました。
日本国民の誰もが、針のむしろに座るような気持ちを味わったことでしょう。
ですが、あれから一ヶ月もしないうちに「日本のダイアモンドプリンセスでの対応は良かった」と反応は様変わりしました。
オーストラリアや米国大使館は謝意を表明してくださっております。
米政府と米国民を代表して、ダイヤモンド・プリンセス号の米国人乗客に最高のケアをしてくださった日本の医療関係者の皆さまに感謝申し上げます。#ThankYouJapanpic.twitter.com/aeFSZF8PTe
— ジョセフ・M・ヤング 駐日米国臨時代理大使 (@USAmbJapan) April 2, 2020
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していたオーストラリア人は、新型コロナウイルスへの感染が判明した後、日本で手厚い治療を受けることができました。日本の医師や看護師らの皆様に心より感謝申し上げます@kantei @MofaJapan_jp @MHLWitter pic.twitter.com/dRPRMTY2Id
— Australia in Japan (@AustraliaInJPN) March 23, 2020
それから、「日本が武漢ウイルスの検査(PCR検査)をなかなかしない」について、散々なじられた時期もありましたが、今となってはその方法こそが医療崩壊を防げる手段の一つと言われるようになっています。
ということで整理しましょう。
この数ヶ月間を振り返って見て分かることは、日本の対応に対して世界は否定的な見方することが多いということ。またメディアは世界の論調(主に中韓)を立て札にしながら、自らのイデオロギーに沿った論を「正論」としてまき散すということです。
そして、国民はメディアの論調にどうしても踊らされやすく、それゆえに政府が間違ったことをしていると感じやすいですし、そうでなくても先にお話しした習近平国賓来日の時のように、じれったいのが日本の政府です。
でも振り返って見れば「そつなくやっている」というのも事実です。
誰もがイライラする気持ちが抑えられない日常の最中に置かれているとは思いますが、これまでのざっくり2ヶ月において「そつなくやっている」実績は理解しておいた方が良いかなと、私は思ってます。
また政府が「そつなくやる」ためには、何でも政府に従うのではなく、政府の意図を読み解き声を挙げる事も必要だと思います。それは反対しているのではなく、反対しているように見せかけて応援しているのです。
↓たとえばこういう記事を書いてたりすること↓
こういう日本の独特の感じ(白黒はっきりせず根回しを大事にする感じ)を面倒臭く感じる人もいるかもしれませんが、これが古式ゆかしい日本社会のあるべき姿と認識して対応していくのが良いかなと私は思って実践しています。
抱えるストレスがそれぞれ大きくなってる時期であるとは思います。
とはいえ全てを政府任せにすることはなく、民主主義の一員として自分の意見も発しながら政府がおかしな方向にいかないようにこちらも努力していきましょう。
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お久しぶりです。
世間はピリピリしていて気が滅入る事が多いですが、ここが頑張りどころかなと思い、流れに身を任せ踏ん張ろうと思います。
平常であるって難しいんですね。
とくに今回の武漢ウィルス騒動で思い知りました。
この難局を乗り越えたらなんだか強く慣れそうな気がしますね。
政府の対応は正直モヤモヤしていました。
しかし、都市封鎖になった場合のスパコンの出したシミュレーションをみて、だからかぁと腑に落ち、やれることをやろうと肝が座りました。
政府はどうにかこの騒動後も、日本が回るように精一杯動いていると思います。
早くこの騒動が終息することを願いながら、自宅で過ごしています。
こんばんは!お久しぶりです。
今まで当り前と思っていた事、良いとされていたことの多くが反転しているのですから、混乱を生じるのは普通だと思います。
でも、混乱していれば辛くなるだけなので、胆を座らせることは大事ですよね。
今を否定せず、今を受け容れ、そして今できることをやる。
そもそも人間に出来ることはこれだけなので、微力であることを放棄せず、微力ながらの努力を互いに継続していきましょう。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
こんばんわ。
2月26日の記事で下記のコメントをさせていただいたことを思い出しました。
『政府の後手後手感は否めませんが、感情的に噛みつくのではなく、今は我々日本人の素養が試されていると思って、落ち着いた行動をとるべきだと思います。
いろんな意味で世界も日本を注視していることでしょうから、日本人として節度ある行動でこの危機を乗り越えることが、日本にとっても最良ですし、また世界にもいい影響を与えられるものと思います。』
思った通り、海外からは「なぜ日本はここまで押さえ込めているのか?」と注視されているようですが、ただここ最近の感染者数の増加を見るに、残念な気持ちになってるのも事実です。
ですが、ここで我々一人一人が取り乱さずに節度ある行動をとることは、非常事態宣言が出ようが出まいが変わりません。
今一度、気を引き締め直して過ごしていこうと思いました。
こんばんは!
日本において現在の感染者数増加は異常と言えることではありますが、世界規模のデータで見ると、やっぱり「かなり頑張ってる」と言える部分は多々あると思います。
世界の感染者ランキングで見るのもどうかとは思いますが……現在日本の感染者数は32番目です。
また人口比率から見た死者数もとても低いのが事実です。
とはいえ、ここで油断したらいけないからこそメディアも行政も恐怖喚起を推し進めているわけですが、その扇動に押されて大きすぎる不安に飲み込まれては良くないと思うので、冷静に全体との比較をしながら状況を見守れれば良いなと思っています。
それではこれからも宜しくお願い致します。
おはようございます。
そうですね。事態を俯瞰してみることは必要ですよね。何事においても当てはまることではありますし。
個々人が「自分は社会を構成している国民の一人」との認識が有るか無いかで行動は違ってくるのでしょう。
常に自分目線で得た情報のみを判断材料にした行動をとったり、脊髄反射のような反応で考えるより先に行動したりというのが、この状況の中では非常に危険だということが如実にわかる事態ですしね。
そのような行動はこの事態に没入していくだけなので、一旦立ち止まって社会人としてどう振舞うべきかを考えることが俯瞰することに繋がるでしょう。
所謂無自覚な”アナーキスト”がこれを機に「自分も社会によって生きることができている」ことを認識することができれば、時間はかかるでしょうけど事態は落ち着いていくのではと思います。
我々が思っている以上に政府はよくやっていると思います。後は我々が「社会」を意識した行動をとれるかです。
私も竹久さんの言われる「凪」を保てるように努めたいと思います。
竹久さんもお体ご自愛くださいますよう。
おはようございます。
仰る通りで「自分は社会を構成している国民の一人」との認識が要だと私も思っています。
今までリベラリストたちは「国境など必要ない」、「みんな同じ人間だから分かり合える」という軸で統一を図ろうとしていましたが、この論が如何に空虚な理想であった事が今明らかになっています。
また私たちは国家としてワンチームであるのですから、全てを政府のせいにするのではなく、あうんの呼吸をもって対処していきたいですね。
それではこれからも宜しくお願い致します。
コロナ関係は、ブーメラン現象(民主党のお家芸)がよく起きていますよね。
1.テレビやWHOや韓国が日本のやり方に否定する
2.後から正しい事が証明される
大陸からの疫病には、奈良時代の天然痘や戦国時代、江戸時代のコレラ、スペイン風邪などの経験が文書で残っている国でもあるのです。
神道は祓い清めが根幹にあり
祓い清めは、公衆衛生でもありますから、
こんにちは!
本当にブーメランの嵐ですし、いわゆるリベラルの矛盾というのも如実に表われていますね。
今まで民主党系の言葉に惑わされていた人たちも、あまりに無責任な彼等の行動で目覚めてしまう人も増えているのではないかと推察します。
確かに、公衆衛生は神道の基本概念ですね。
日本はよく手を洗うと言われていますが、神社に手水舎がある事がそれが基本の概念として存在することを裏付けていますよね。
それではこれからも宜しくお願い致します。