さぁ!新しいWeekday♪が始まりました。
月曜日は、週の始まり!お仕事の始まりです!とか言いつつ、今日は休日でしたね(^^;)
そもそもWeekdayじゃなかった(^^;)
今日は休日ではありますが……少しでも皆さんの仕事が楽しくなったらいいなと思い、月曜日は「今日から使えるマーケティング講座」を曜日企画としてお届けしております。
また、少しでも気持ちいい出勤時間のお供になったら良いなと思ったので、「今日から使えるマーケティング講座」は朝7:00に更新しています☆
今日は休日ですが、是非明日からの仕事に「今日から使えるマーケティング講座」を使ってください。宜しくお願いします☆
今日は職業選びのマーケティングです♪
今日は振替休日ということもあり、まったり午前中を過ごしている人が多いかも知れないなということと、ここ数日の心屋騒動で、スピ系あるあるな認定講師について思うこともあったので、ここら辺のことを職業選びの観点でマーケティング分析したいと思います。
「職業選びの観点でマーケティング?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、第一回からお伝えし続けている通り、マーケティングというものは生活に応用できるものであって、また応用して生活した方が絶対に合理的なんです。
ですから今日は、認定講師という部分にフォーカスしながら、職業選びのあれやこれやをマーケティング的に解説していきたいと思います。
今もらえるお金よりも、20年後の自分
お金に切羽詰まる状況になると、多くの人は「今もらえるお金の額」が気になるものです。
また切羽詰まった状態じゃないにしろ、ある程度のキャリアが形成された人というのは、「月収(年収)=自分の価値」という判断基準がメキメキと現れるようになるため、提示額が低い企業への関心は薄くなるものです。
ですが、職選びの時ほど気をつけた方が良いのは、今もらえるお金よりも、企業や職種の将来性です。もしくは、お金どうのこうの関係なく、今素直にやりたいと思える職業かどうかです。
ちなみに、自分が今「やりたい」と思う事がある場合、マーケティングは全く不必要な話で、とにかくその「やりたい」に忠実に行けば良いだけなので、今日のお話ではここは省きます。
単に職業に安定性を求める人に向けてお話しを進めていきますね。
ですので、「どうしても認定講師になりたい!」と思う人は、なればいいです。
それはあなたにとって今、必要なことなのだと思います。
そしてそれは、メリット・デメリット関係ない事でもあります。
ただ、そういう人に対しても一つ言いたいことは「認定講師」という職業は、どう見てもトレンド産業の一貫であるということです。
たとえば、大工や庭師、それから神主、料理人、美容師、医者などなど、古くから人に必要とされ続けている職業とは違うということです。
そのため、どの分岐点でこの職業が世の中から淘汰されていくものか理解していなければ将来危ういだろうなと私は思ってますが、そこら辺の事を考えずに「今時だから」と思って職業を選ぶと大惨事が待ち受けているんですよ。
今日はこの部分を重点にお話ししていきます。
今流行の業界の20年後はだいたい斜陽です。
人は流行っているものに飛びつきやすいものです。
ですから今流行っている業界や、今稼げる職業に人々の興味は注がれるものなのですが、そのトレンドは申し訳無いけれど、永遠じゃないんですよね。
それはいつものように、Sカーブ曲線で説明することができます。
だいたい世の中でその職業が花形となる時は、イノベーターで頑張ってた人たちが突然成り上がりになったように感じるほど、世の中の空気感が変わった時に起きます。
その空気感が変わる場所は、先日のトレンド記事(火曜企画)でもお伝えしましたが、業界の成長前期を超えた頃からです。上図で言うとアーリーマジョリティの中間地点と言えます。
現在は、億万youtuberが世の中の注目を浴びていますが、億万超える程の大金持ちになっている方はイノベーターと呼ばれる世知辛い時代から、その職業を選びその中でやっている事がほとんどです。
一方で、世の中に流行感が出た時は、キャズムを超えているのため、あらゆる事において参入メリットが減ると言えるでしょう。特に、今までの実績や人脈を持ち合せていない人ほどメリットは減ります。
その上、花形と呼ばれていた職業というのは、大概その二十年後には斜陽と呼ばれる産業(倒産の危機)に変化するものです。残念ながら、二十年後はとてもじゃないけれど憧れる職業ではなくなっている事がほとんどです。
たとえば私が就職活動をしていた四半世紀前は、マスメディア業界は手が届かないほどの花形で憧れの職業でしたが、今やどこもかしもこも「明日が不安」に陥っています。
世の中ってそんなもんなんです。今の栄光は永遠ではないんです。意外に短いものなのです。
そういう視点を持って職業選びもしてみた方がいいですよね!
では、「認定講師」という職業で見た時、既にこの職業のトレンドはどの位置にあるのか確認してみましょう。
認定講師は既に斜陽産業です。
現在「認定講師になりたい!」と思っている方には大変残念なお知らせではありますが、認定講師という産業は上図で言うと、既にレイトマジョリティゾーンに入っています。
認定講師という言葉が世の中に浸透して、まだ10年も経っていないとは思うのですが、残念ながらこの業種、一過性の産物に過ぎない職種だったのですね。
今からかれこれ10年前というのは新しいセミナービジネスが伸び盛りで、それと供に認定講師という職業が一瞬花形に見えた時代も確かにありました。
しかしながら、既にそのブームも2年前(2018年)には、完全に終わっています。
ちなみにそのブームが終わった理由は、中身がなかった・結果が伴わなかった・運用が杜撰過ぎるなど、稚拙な事が理由です。
そして、稚拙だったからこそ、世の中に定着することなく終わりを告げようとしています。
このような社会環境の中で「認定講師」を職業として選ぶことなど、私は何のメリットもないと思ってます。
また、認定講師というものはそれを認定したお師匠様(教祖さま)の人気の度合いによって集客量が変わるものでしょうが、認定講師なんていう浅はかなビジネスモデルを運用する教祖さまの人気寿命は、甚だ短いのが一般的です。
一時的に凄いと思われる瞬間があったとしても、すぐにメッキが剥がれるのです。
だからそのメッキが剥がれた時、一気に人は引いていき、その存在は煙たがれることになります。
そのような環境になったら「認定講師」は最悪です。
なぜなら、その人の名前を看板に掲げていることが逆に客足を遠のかせる一員に繋がるだけでなく、その人の看板がある限り、その人の許す範囲内での行動しかできないからです。
ですから、たとえ個人事業主であったとしても、縛られるのです。
「認定講師」を掲げるからには、大概の所個人事業主です。しかしながら、そのような個人の存在になったとしても、組織に縛られるなんてそもそも馬鹿馬鹿しいですよね。
認定講師は供給過多です。
さらに、「認定講師」のデメリットを申し上げましょう。
労働対価というものは、需要と供給のバランスにおいて、供給よりも需要のが大きい時ほど、単価が高くなるものです。
ですが、今の世の中「認定講師」と言う職業は、石を投げればぶつかるほど巷にごろごろころがっております。
つまり、供給過多です。
しかも、誰しもたいした知識など持ち合せていないのに肩書きだけで商売しようとする輩ですから、「認定講師=たいした知識などないままいきがっている人」という新たな職業イメージも形成されてしまいました。
供給過多の上に、職業イメージとしても既に花形では無くなっているどころか、斜陽となっているのが認定講師という職業なのです。
そもそも講師は、単価が低い職業です。
それでも、スピ系教祖さまの華やかさに魅せられて「私もセミナー講師になれば同じような生活ができるかもしれない!」と思う人もいるかもしれませんが、そもそも講師という職業は今も昔も単価が低いものです。
なぜなら、講師というのは「受講生×単価ー経費(会場費・広告費・運営費など)=収益」となるビジネスモデルで成り立っているからです。
また、庶民レベルのカルチャー講座というものは、10名そこそこの人数で運営されるのが基本です。
1人が2000円払ってくれたと換算して、手取りを計算してみましょう。たいした手取りなどない事がすぐに分かりますよね。
ですから、「セミナーで何千万円稼げました!」とかのたまい、お札を見せびらかす教祖さまのようになれることが異常です。
また教祖さまのお金は講師という職業で稼いでいるわけではありません。
別のビジネススキームの存在あって成り立ってます。
↓教祖さまのビジネススキームを詳しく解説した記事↓
講師の元で学び、自分も講師になったらお金持ちになれるなんていう考えは、浅はかだからできることであり、また浅はかだからこそ教祖さまのカモとなっているだけです。
マーケティングというのはどこからどのような理由でお金が入って、どこに流れるのかということを考察することも含まれますので、職業選びの時に考察する思考の中で、是非マーケティング能力も磨いてくださいね♪
そうすることで、目先の甘い言葉や空気感に踊らされることも減るんじゃ無いかなって思ってます♪
ということで今日のお話はここまで!
それから「今日から使えるマーケティング講座」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊊今日から使えるマーケティング講座」を押して下さい。
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またマーケティングに関して他の記事が気になる方は、ページ右上にある検索窓や🔍で「マーケティング」と入力してみて下さい。
それでは来週月曜日の7時にまたお会いしましょう♪
まったくもって同感です!
そして、マーケティング的視点から見るとわかりやすいですね。
>「認定講師」という職業は、どう見てもトレンド産業の一貫であるということです。
本当にその通りだと思います。
だからこそ、10年後、20年後、自分が年を取ってからもその資格は有効なのか?社会から必要とされているのか?は見極めないといけませんね。
私の知人も医療系国家資格を持っていながら、仕事の地味さに嫌になり、某協会の認定講師になり(心理系やスピ系ではありませんが)食べていくことができずに、内紛に巻き込まれて、教祖様の怒りを買い、追い出される形で元の仕事に戻りました。アラフォーだったので正社員には戻れなかったそうですが、「認定講師時代に比べて、とても充実している。今思えば、{楽して●●}を真に受けて馬鹿だった」と後悔していました。
私自身も国家資格を持っているのですが、コンサルタントに協会&認定講師ビジネスを勧められて、断固拒否しました。
協会ビジネスに着手した仲間もいますが、その仲間たちも民間資格しか持っていない人たちなんですよね。逆に国家資格を持っている人ほど、協会ビジネスはしませんでした。
国家資格も民間資格も持っていて「資格」の重みもわかっているからこそ、社会で広く通用するわけでもない資格を安易に発行したり、それで食べていけるような幻想を持たせるのはしたくなかったのですが、これから何かの認定資格を取る予定の人は、大枚をはたく前に、この記事に書いてあることをしっかりと精査して決めて欲しいなぁと思います。
次回も楽しみにしています^^
おはようございます。
今日もありがとうございます。
国家資格が、必要な知識を持ち合せていることを証明するものであり、だからこその権威ですが、
民間資格の大概は、単に個人の権力向上(肩書き)のための武器ですからね。
意味合いが全然違います。
その意味合いの違いを受けてこそ理解しなくてはならないのですが、もっともらしい肩書きを持ち合せているだけで、意外と人って信用するものだから、そこは残念ですよね。
本当に必要な肩書きなのか資格なのか、きちんと見極める目は必要ですよね。
これからも宜しくお願い致します。
いつもご丁寧にお返事ありがとうございます。
>国家資格が、必要な知識を持ち合せていることを証明するものであり、だからこその権威ですが、
>民間資格の大概は、単に個人の権力向上(肩書き)のための武器ですからね。
確かに・・・個人の権力向上は盲点でした!
民間や認定講師にしても、相応のレベルのことを教えてもらえて、既存の国家資格や必須科目をさらにブラッシュアップすることができる資格という認識で受けていましたが、個人の権力向上のためというところが大きいんですね。今までは、きちんとした協会の資格をとっていましたが、自分の権力向上のために資格ビジネスをしている人も確かに増えていますよね。
何かの番組で、キラキラ起業家を目指す会社員のあこがれがサロネーゼで、サロネーゼのあこがれが協会設立で、協会設立はヒエラルキーのトップというのを聞いたことがありますが、ゆりこさんのお返事と記事を拝読して、モヤモヤが合致しました。
ありがとうございました^^
おはようございます。
お返事遅くなりました。
協会ヒエラルキーありますよね。
昔は「協会」と聞くだけで、「なんかすごそう」「立派そう」と思ってましたが、協会の実態を知るにつれて、「偽善主義の利権屋じゃないか」と思うようになりました。しかもたいしたことなどやってない事が多く、形ばかりの勉強会の協会も多いですよね。
それではこれからも宜しくお願い致します。
お久しぶりです。スピ系に限らず怪しげなセミナーや胡散臭い上高額な資格講座なんかはよく見かけますね
最近もちょくちょく話題になるゆたぼんの父親も国家資格で無い怪しげな民間資格でカウンセラーをしていましたが、
学校や学歴社会を散々叩いて学歴という一種の経歴を批判しているのに自分はゴテゴテと(何の役に立つのか分からない)資格を取りましたという経歴アピールしているのは矛盾しているしなんとも滑稽だなと感じます
実績が無いので箔を付けて誤魔化しているようにしか見えないです
もっともエセカウンセラーじゃ儲からないからかゆたぼんを広告塔にする方向にシフトしたようだけど
おはようございます。
仰る通りですね。学歴批判している人に限って、意外と資格好きだったりしますよね。
私は今まで英検くらいしか資格を取った事がないので、資格に疎い人生をしてきますが、資格がなくて困った事なんて一度もないし、資格があろうとなかろうときちんと仕事していればプロとして認めてもらえるものだよなと思ってます。
そういう実践の場がない人たちが、資格に群がったり、肩書きで泊をつけようとしてるんだろうなぁと思ってます。
それではこれからも宜しくお願い致します。
返信ありがとうございます。ゆたぼんは生徒自ら学びたいカリキュラムを考え、学校内のルール運営とかも生徒の自主性に任せて行われるサドベリースクールへの入学を考えていたみたいで(実際に入ったのかは分かりませんが)、親子の義務教育批判はサドベリースクールを知って強まったのもあるのかなとも感じます。
サドベリースクールは海外ではともかく日本ではその基本理念を曲解、悪用しゆたぼんの親父のように「子供の自主性に何でも任せればオールオッケー」「学校や教師が生徒を縛るような義務教育なんて不要」と学校や義務教育叩きに使っているような人が正直目立ちます
スクール関係者のサイトとかを見るとかなりの確率でそういう人が出てきます
学歴は叩く癖に、「サドベリースクール出身」であるというのを誇らしげにアピールしたがるするという矛盾を抱えているというのもゆたぼんの親父と同じかも
でも、自分が企業の採用担当で新卒として普通に高校を卒業した人と、サドベリースクールでゆたぼんのようにだらだら好きな事だけしていた人がやってきたら、二人とも学力や採用試験の成績が同程度なら自分は前者を面接に通したいです
だって、少なくとも義務教育課程を出ていればきちんと毎日同じ時間に学校に行って決められた期限までに宿題をしたりとか社会に出て働く上での最低限の社会性は養われますし
そのための訓練を受けてきたようなものなのだから、好きな時間に好きな事だけやってきた後者よりもその点を評価して上げないと不公平ですし
スピやカルトと同じでサドベリーにかぶれる人ってやたら自由や平等をアピールしたがりますし。だったら義務教育出身者の経歴も平等に評価してあげないとw
(もちろんちゃんと学校に通っていても問題のある奴なんていくらでもいますが)
サドベリーかぶれは海外かぶれでもあることが多いですが、実際サドベリーの本場アメリカはガッチガチの学歴社会ですし、スクール生も将来に必要になったら試験を受けたりする必要だってあるみたいですし
日本のサドベリーかぶれやゆたぼん親子とかって「好きなことをして生きていく」のは「好きな事”だけ”をして生きていく」ということではないことが分からないのでしょうね
こんにちは!
本質をとらえることなく、自己都合よくいいとこどりする人たちにありがちな言動ですよね。
どんな事柄にも良い部分と悪い部分はあって、どちらかに傾けば解決する問題ではないことを捉え違いしている人って多いですよね。
まずは自分の不遇感から立て直していかなくてはならない部分をシステムや社会で変えようとしているからおかしくなるのだと思います。
どんな時代に生きようと、人間やるべきことというか道理は同じでできていると思います。
そこを大切にして生きたいですね!
これからも宜しくお願い致します。
お世話になります
認定講師は滅ぶなら共に滅ぶ
この覚悟で始めるなら理があるでしょうが看板頼りなら要らない看板だと言えます
認定講師を扱う団体は入れるだけ入れて卒業させ認定者を増やすことが目的であるような運営スタイルが多くある
本当の卒業生を世に送り出す気概のある団体は目立つ表看板は出していない気がします
その資格に「真」がある場合は「豪勢な表看板」を渡す意味がないとハッキリわかる
これは普通に見れば見えて来る景色だと思います
特別に目が向くときは一旦止まる、普通の美しさに魅了されたら直ぐ動く
いまは大切にしている感覚です
発言の機会をありがとうございました
吉野
こんにちは。こちらこそお世話になります。
仰る通りだと思います。
マーケティング的に言うと、中身がしっかりしていない商品が、外見となるパッケージや広告にこだわっている様子と似ているなと思っていつも眺めています。
それではこれからも宜しくお願い致します。