昨日、嘘つきを見抜く方法を書いた時に、
面倒くさいのは「真実だと思っている情報が嘘だった人」だと書いたのですが、ではなんで多くの人は嘘の情報を真実だと思い込んでしまうのでしょうか。
そこには大きな共通点があると、私は思ってます。
田嶋陽子を観察していたら分かった事。
そこまで言って委員会に準レギュラー的な立ち位置でずっと出演されている田嶋陽子さん。
彼女の凄い所は、今も本気で韓国が言っていた通りの歴史(慰安婦も徴用工など)が存在していると思い込んでいる所だと思います。
そこまで言って委員会は、保守論客人が8割占める形で進行される番組なので、あの方々のお話にきちんと耳を傾けていたのなら、「自分が思っていることは間違っているかもしれない」という気持ちになって当然じゃ無いのかなぁと思うけれども、田嶋さんはそうじゃないんです。過去から今にかけて、確実に持論の正義の方が強くなっている様子を感じます。
しかも、常に論拠はなく、感情論で攻めてきます。
「事実かどうかじゃなくて、あの人たちは悲しんでいるんだよ!傷ついているんだよ!だから、謝らなきゃいけないんだよ!」的な言葉を終始繰り返します。
そして、この繰り返しによって、田嶋先生のお考えは、過去よりも強固になり、その事実から完全に頭が抜けない事態になっているように思います。
同じ傾向をお持ちだなと思うのは、東京新聞の望月イソコ記者です。
イソコ記者がのめり込んでいる、伊藤詩織問題は、ハニトラビジネスの一貫としか思えないのですが、
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イソコ記者はこのビジネス性を理解せず、伊藤詩織の心情に寄り添い続け、「ここまで言っているから本当だ!」と狂喜乱舞な情動の揺れを顕現し続けています。
また、「ここまで言っているから本当だ!」と言うのは、「嘘も百回言っていれば真実になる」ことを体現しているとも言えます。記者であるのなら、「感情に揺さぶられることなく、事実と事実を組み合わせてパズルを完成させることに必死になってよ!」ってぶっちゃけ思いますが、感情優先の生き方をしている人は、感情的に共感を用いる情報が事実として成り立ちやすいのだと思います。
お二人の共通点は、情動に刺さる内容が真実にすり替わるところだと思っています。
そして、この情動を基点にして情報を受け取る癖がある人は、ことごとく嘘を真実をして思い込みがちだと思っています。
感動という名の呪術
映画の広告で良く使われるのは「全米が泣いた」などの、映画を観るだけで「情動が絶対的に揺らされること必須」の殺し文句ですよね。
私は最近、「これは感動と言う名の呪術だな」と思っています。
情動に訴えることによって、その感覚を追体験し、そしてそれが事実であるような錯覚をさせる洗脳ではないのかなと思っています。
情動が揺さぶられなければ、ストーリーの不自然さが目に入るのですが、感情を揺さぶられることを目的にしている人は、単に感動という共振を味わいたいので、そのストーリーの不自然さに気がつけなくなります。
問題はストーリーの中にある現実とは違う情報や展開に必ずあるのに、ただただ一瞬の満足感を得たい情動を軸にするとそれが分からなくなります。
またもっと大変だなと思うのは、このような満足感を得るための追随体験を求めてしまいがちな所にあると思います。
つまり、情動を主軸にした判断をすると、客観的な事実が見えなくなるのです。
そして、目の前にある情報の真偽は自分の情動に刺さる方向性のものが事実化しやすくなるのだと思います。
それから、幼少期に入り込んだ情報は事実化しやすくなります。たとえ間違った情報であっても、それが事実としてすり込まれたのなら、それはその人の中でそれが軸となる事実として存在するようになります。ですから、その事実を軸としてしか世の中を見れなくなります。
戦後世代の多くがあらゆることに苦しみがちなのは、生まれながらに間違った情報を事実化してしまったことと、情動を軸とした考えが優勢になりがちな教育の元に生きていたからだと思います。
だからこそ、嘘を信じてしまい易い心持ちを誰しも持ち合せているのですが、昨日の記事でも書きましたが、嘘は所詮嘘で、その結果矛盾がつきまといます。
そしてその矛盾によって、それぞれの心が苦しむことになります。
コミットするのは、感動ではなく、情動でもなく、無感情の元にある事実であることに気がついて実践できたら、嘘の情報を真実として受け止めてしまう事は減るんじゃないかなって思ってます。
それではまたね♪
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こんにちは。連日の更新お疲れ様です。
伊藤詩織さんについては、私に事実をどうこう言えませんが、彼女の言葉は信用できないと思っています。「ジャーナリスト」を名乗りながら「告発」以前の実績も下積みも明らかではなく、それでいきなり名乗っていい肩書きではないと思うので…。
(山口さんもワキが甘いというか、だらしないとは思います…)
自分の人生や世の中を恨んでいる人は、世の中を恨む正当な理由を探しているように思います。
ただ「世の中のせいで私は不幸だ」と言うのは格好悪いので、自分の感情の依り代を探しているのです。そして丁度いい話題があると飛びついてしまうのだと思います。
田島さんも望月さんも、かなり恵まれていると思うのですけどね…。
こんばんは。
私は、伊藤さんはそもそもハニトラ目的でそういう事をした人ではないのだと思ってます。
当時は山口さんに取り入って仕事がほしかっただけで、酔っ払った挙げ句ついうっかりそういう事になってしまったのだろうと思います。
その後、TBS関連が山口さんのネガティブな情報を集めている時に、「私、山口さんとやりましたよ!」的な感じで、山口さんとの秘め事を話をした事がきっかけで担ぎ出されることになったんじゃないかなぁと思ってます。
そうでなければ、時系列的におかしいんですよね。
そして、伊藤さんとすれば、世に出るきっかけがあるのなら何だって良かっただけなんじゃないかなと思います。
「世の中を恨む正当な理由を探している」その通りな気がします。
それではこれからも宜しくお願い致します。