【日本人の建前】徹底的に良くないところ

昨日、世界の本音と建前について書きました。

【本音と建前】世界の建前を本気にするのは日本人くらいなのでは?

今日は日本人について書きます。

 

交渉の中にある建前は確かに面倒くさい

昨日の記事では、外国人の建前の方がひどいだろう!って言うことを書きましたが、

外国人が言う日本人の「本音と建前」の面倒くささは、分からんでもないです。

特に交渉事となると、なぜか論点をぼやかすような行為が横行するのが常です。

本音で話し合えば数分で終わる話も、色んな所に気遣いや根回しが必要となる社会体制が軸となっている日本では、その本音をオブラートに包みながら話さなければならないような風潮があるから、ややこしく面倒くさいことが起きやすいことは事実だと思います。

西洋人はどうなのか分かりませんが、日本人の場合個で立っているのか、組織を背に立っているのかでは言えることが全然違ってくると思います。

ピラミッド型の社会の中で、自分と会社の思いの違いのバランスを取ろうとしていくと、どんどんおかしなことになりがちなのかなと今は思ってます。

まぁ、社会環境と民族性において仕方がないなとしか思えない部分はあるとしても、こういう時代なのだから、日本人の建前の中にある「徹底的に良くないところ」は外していくべきだなぁと思っています。

 

問題あることを如何に問題がないように見せたところで……

以前、元経済官僚の宇佐美さんが書かれた「逃げられない世代」を読んだ時に、ものすごく「だからか」と腑に落ちたことがありました。

日本の国会答弁は霞ヶ関の官僚の方たちが作るのですが、「問題があることでも問題がないように見せる」事が基本で答弁書が作られていると、またそれが役人の仕事であると書かれていました。

あぁ……あの奥歯に物が詰まったような答弁、暖簾に腕押しのような答弁、その全ての根底にあるのは、「問題があることでも問題がないように見せる」事が基本の上に国会のシステムが成り立っているからなのだなぁと思いました。

政党政治が基本となった我国において、また野党の仕事が与党を批判することに終始する我国において、「問題がある事実を露呈させることは、政党責任を追求させられるだけ」になりがちです。

そうなっては、国体全体が揺らぎやすくなるため、苦肉の策として?いやもはや定例としてこのようなことが常態化しています。

もちろんこの傾向は、国会だけでなく日本全体に蔓延していています。

先日怒濤の更新をした児童虐待の件においても、

【児童虐待④】些細なことの積み重ねが生き辛い世の中を作り上げる。

根本的な問題はここにあるんじゃないかなって思います。

 

事実や本音を話すことが憚れる社会で起きること

事実を呈示し、実直に本音で話すことのできる社会であれば、「自己保身」というものは不必要なものになっていくだろうと想像しています。

ですが、一方で「問題があることでも問題がないように見せる」ことが蔓延している社会においては、「自分たちには落ち度がない」と見せることが優先となります。

また、こういう社会体制においては「失敗を忌み嫌う」傾向も強くなりがちだろうと思うので、目的を達成することよりも「失敗しない」ことが求められるようになっていき、知らず知らずのうちに「自己保身」を優先することが当り前となっていきます。

先日の児童虐待の件においても、行政担当者や学校関係者に「責任感がない」というような声は結構な割合で上がっていたように思いますが、

「自己保身」を優先することが当り前となる社会体制においては、よっぽどの気概がある人でなければその枠組みを超えることはできず、多くはその枠組みの中にあるルールに固執した対応をするようになっていくので、結論として「責任感がない」と言われて申し分のない言動が横行するようになっていきます。

建前上「問題がない」と言い張らない社会は、結局の所問題の本質に迫ることすら許されないので、問題は解決に至らず、

また庶民においては、本質的な問題はなんなのかすら分からない状態が蔓延していきます。

これでは健全な民主主義など運用できるはずもないでしょう。

神話の時代から、健全な民主主義を営んできた我国なのに、これは大変由々しき問題だと思っています。

 

天岩戸神話は民主主義の原型

天照大神が岩戸に隠れてしまって、それを八百万の神々が知恵を絞り再び外に出てきてもらう「天岩戸神話」は、日本の民主主義の原型だと思います。

日本の神様たちは、神話の時代から誰か一人の意見で何かを決めるということはなく、何か問題が起きれば、その都度神様が集合し、それぞれの意見を出し合いその上で解決するということを繰り返してきました。

そこにはもちろん「問題である事を問題でないように話す」ということはありません。それぞれが本音で意見を交わし、みんなの意見を汲みながら一つの答えを導き出し、答えが決まったら、それぞれの役割に徹し物事を解決に導いていきます。

今の社会体制は、かつてあったはずの民主主義が失われて、なんだか良く分からない「完璧を装う全体主義」に入り込んでいるからこそ、みんなが気分良く生活できないんじゃないのでしょうか。

 

嵐の活動休止は、神話の世界にある民主主義

先日嵐が活動休止の会見を開いた後、

竹田恒泰さんは、「古事記の世界の中にある民主主義だ」と表現されていて「なるほどな」と思いました。

お互いが本音で思いをぶつけ合える信頼感

そして互いが互いを思い合うことのできる信頼感

があってこそ、民主主義は始めて成立することができるのに、

入り口の段階でその本音を口にできない状況が蔓延すれば、民主主義なんてなんら意味のない社会体制になってしまうよなぁと、思っています。

 

まずは本音で話せる空間をそれぞれ手に入れられるように頑張ってみることも大事ですよね。

それが、国会という中枢の変化を生み出す事に繋がって行くんじゃないかなって思います。

 

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4 件のコメント

  • 今回の記事を拝読して、ふとプロレスと民主主義が脳内でリンクしてしまいました。
    (プロレス好きなもので汗)

    八百長という概念は置いておいて
    相手を信頼し合って、真剣に技を掛け合うから
    プロレスという世界は成り立っているのですよね。

    普通のガチの格闘技だと
    一方的で試合が成立してない場合もありますし
    場合によっては、相手を潰しかねないし。

    お互いが信頼し合って、本気で技を受け止め合って
    オーディエンスも巻き込んで成立させるプロレスの世界は
    まさに民主主義ではないかと、脳内で勝ってに理論付けしてしまいました(笑)

    • すごい!!!そこに結びつきましたか。
      あまりプロレスに詳しくない私の場合は、プロレス=台本ある世界とか、ショーとかそういう風にすぐに思いがちなのですが……
      人生に3度ほど生でプロレスを見た時に、仰る通りの「お互いが信頼し合って、本気で技を受け止め合ってオーディエンスも巻き込んで成立させるプロレスの世界」であることを体感しました。
      ショーとして見せるなかで悪役などの汚れ役を買って出る人もいますが、本当の悪人はいないですものね。

      何かにつけて話しにくい世界では、互いの信頼など醸成できないです。一人一人がそこに気がついて自分の目の前に広がる現実の中にある信頼を作っていきたいですね。
      それでは今日も楽しく生きていきましょう♪

  • 前回からの記事を拝読して思い出したのはヨーロッパでの騎士道でした。
    日本では騎士道のキレイな(?)ところのイメージが大きいようですが、
    実態はけっこう、結構な感じだったようなんですよね…(;´▽`A“

    だからこそ西洋では細部まで契約で作りこみ、
    契約を重んじる文化になったのだろうなと思いました。
    こういう背景が分かると理解が進んでいいですね。

    お伝えした本が参考になったようでなによりでした。
    お役に立てたようで嬉しかったです。

    • お返事遅くなりました。
      日本には美化された上での西欧の情報が踊りますが……ほとんどはそうでもなかったようですよね。
      過去の西欧から見たら、西欧は良くなってることがほとんどでしょうが……、西洋かぶれした日本人は劣化の一途。どうにかしたいですよね。

      本当に本を教えてくださりありがとうございました!!
      どうぞこれからも宜しくお願い致します。

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