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火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
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保守界隈の対立は、業界を潰すのか?
昨年の米大統領選投票日を皮切りに、日本の保守言論界はあからさまに揺れるようになりました。
まさか、他国の政治の話で日本の保守言論界が揺れることになるとは、誰しも思っていなかったことでしょうし、「あの日を皮切りに起きた意見の食い違いは、せっかくまとまってきた保守言論が崩れるきっかけになっているのではないか?」と心配している人も多いことでしょう。
ちなみに私は、全くそんな心配をしておりません。
というのも、トレンドマーケティングの観点から言って、市場拡大の兆しが顕著になる時、またブームの前触れにはかなりの確率で起きることだからです。
だから、皆さんが心配している部分については全く心配しておりません。
ですが皆さんは心配だと思うので…どうして、大衆化する前には意見の対立や分裂が起きるのかをここから説明していきたいと思います。
ただ本題に入るその前に、現在の保守のもめ事には純粋な言論対立とは別の問題が沢山あります。
そしてその問題を意見の対立だと誤解するケースが多数含まれているため、馬鹿馬鹿しい論議や示唆に時間を費やしている傾向があります。
ですから、本題に入る前に「切り分けるべきこと」を、今週は把握していきましょう。
そして来週の記事で本題に入っていきたいと思いますので、この記事は全編後編に分けて二週に渡ってお届けします。
では、始めます。
保守界隈で言論対立が起きている3つの理由を知っておこう
現在、日本の保守言論界で対立が起きている事由は、大きく分けて下記3つの事項が挙げられます。
①発信者の情報が根本的に間違っている、嘘である。
②人間的に合うか合わないの問題。また、仕事のやり取りにおけるトラブルや金銭問題など、思想とは別の部分において、双方における性格上及び仕事上の問題がある。
③純粋な意見の違いによる対立。
本来注視するべきことは「③純粋な意見の違いによる対立」のみなのですが、①や②の事案についても③であると捉えてしまうケースが増えており、それによってより一層混乱を極めている感が否めません。
ですから、①や②の事案を排除するために、まずは具体的な①と②のケース例を今週は述べていきます。
①発信者の情報が根本的に間違っている、嘘である。
これは、最近私がひっきりなしに記事を上げている深田萌絵さんのようなケースを指します。
↓深田萌絵?と思った方はこちらの記事を確認ください↓
現在保守界隈では、深田さんの情報を正しいと思う人と正しくない思う人によって、まるで思想対立のような構造が作り出されていますが、これは間違っています。
どうして間違っているかというと、このブログで何度でもお話している通り、深田さんの言論の軸にあるものは「嘘」だからです。彼女の発信の根本が嘘である以上、彼女の話は思想でもなんでもありません。単なる嘘です。単なる嘘に対して「どっちが正しいか?」なんていう議論は、愚論以下であり、会話することすら憚れて当然のものです。
とはいえ、深田さんが発信している情報には確かにごもっともと言うべき部分は多数含まれています。たとえば深田さんが繰り返し言っている「日本の産業を守る」ということは必要なことだと思いますよ。
しかし、嘘から始まって展開している深田さんの論に従って歩んでも「日本の産業を守る」ことにはなりません。増えるのは混乱と後退だけです。
また、深田さんの情報は根本的にフィクションでありファンタジーであるため、現実や事実に全く沿っていません。それゆえ、情報を真に受けて進めば進むほど、ありもしない幻想に囚われることとなり、事実と無関係な話でのもめ事だけが量産されていきます。
だから愚論にもならない憚られるべきものだと私は思っています。
しかしながら、この説明だけでは伝わりにくいと思います。ですから、別の分野で言うと、どういうことなのか?たとえを呈示したいと思います。
深田さんの言っていることは料理で言えば、汚料理で世の中を震撼させた料理研究家の園山真希絵と全く同じだと私は思っています。
たとえば料理をする時に「日本の素材を使って美味しい料理を作りましょう」というスローガンは誰も否定するはずはないけれど、その結果出てきた料理がこれ↓↓↓だったらどうしますか?
↓料理研究家園山真希絵が実際に作った料理↓
これは「納豆チーズ茹で蛸トマトのオリーブオイル和えに卵とライムの皮乗せました」という作品だそうです。
本人は一生懸命に頑張ったかもしれませんが、とてもじゃないけど美味しそうには見えないどころか、食べたくないでしょ?っていうか絶対にまずい事が食べなくても分かるでしょでしょ?
園山真希絵が作る料理は、もはや味の好みとかいう領域の話しではなく、料理のメソッドとして確実に何かを間違えているとしか言いようがありません。
そんな園山真希絵さんと深田さんの半導体関連の話はとても似ていると私は思っています。
ですから、彼女の話に沿って会話したところで、なんら発展がないどころか混乱及び後退が起きるだけのことです。園山真希絵が作る料理を真に受けてみんなが作り始めたら、日本の料理業界が発展どころか後退し、さらには混乱するのと同じことです。
ですから、彼女たちのようなそもそも頓珍漢な話をしている人は、論議の中に加えることなく遮断する必要性があります。
またこのようなタイプの電波系や嘘つきは、どの業界にも紛れ込んでいるものであり、保守業界においても彼女一人ということはあり得ないでしょう。
ですから、今後も嘘の情報が見分けれるように私たちも精進しなくてはなりませんが、それを思想と思ってしまっては元も子もありません。
「情報の根幹が嘘である」または「その情報は発信者のビジネスのため(自己保身のため)発せられたものである」と見極めた内容に関しては、「思想や意見とは別問題である」として切り分け排除する必要があります。
②人間的に合うか合わないの問題。また、仕事のやり取りにおけるトラブルや金銭問題など、思想とは別の部分において、双方における性格上及び仕事上の問題がある。
思想とは関係ない、日常生活のトラブルというのは誰しもあるものですが、保守業界の会話となるとそれもこれも思想の対立だと受け手が勘違いしてしまうことが乱立しています。
最近で言えば、文化人放送局から生田さんが抜けたこと。
それから坂東さんがチャンネルAJERを辞めたこと。
#チャンネルAJER の不払いについて。
問題は現AJERだけではないので少々。4月にAJERを切り離し不払いのまま撤退した、元運営者K林氏に、日当算出の基本情報提示を求めるも連絡なし。
仕方ないので昨年9月からの現金払いを元に、日当1万+交通費で算出、5年間の不払い総額は120万円以上でした。
— 坂東 忠信 (@Japangard) April 27, 2021
それから上念さんがDHCから追い出されたこと。
などがあげられるでしょう。
このような降板騒ぎはとかく思想対立ゆえの事だと思われがちです。これまで左派メディアで保守派は憂き目を追うケースが多すぎたため、視聴者がそう思ってしまうのも仕方ないのかもしれません。
またそれゆえに、推しの論客が降ろされた場合には、視聴者の対立にも繋がりやすいです。しかし、少なくとも上記事例から分析する限りにおいては、思想対立ゆえの降板と結論づけるのは間違っていると思います。
坂東さんの降板は金銭の不払いという明確な理由があります。また、生田さんと上念さんについては上記した関連記事で、推察しておりますので必要であれば確認して頂きたいと思いますが……ざっくり言うと、思想とは別の人間関係のトラブルや人間性による(性格上もたらせられた)トラブルの上での降板と見るべきだと思っています。
しかしながら、保守業界というのは思想を扱う分野なので、思想とは別の本人の性格も全て「思想」という風に捉えられ、それゆえ「思想対立」という図式に持ち込まれてしまいやすいですが、思想の側面と性格の側面は分けて考えるべきです。
また「保守」の言論人は全般的に人として立派というイメージを持たれ易いですが、保守だからといって生き方が立派であるとは限りませんし、バランスの取れた性格なわけでもありません。また言論という分野で活躍している人は、右も左も我が強い傾向がありますし、自分の意見を押し通す圧の強さを兼ね備えている傾向が高いというか、この分野で勝ち抜いていくための必須スキルと言えるでしょう。
しかし、そんな必須スキルが人間関係をこじれやすくさせている側面は大きくあり、保守に限らず言論が中心となる仕事の分野は、言論を前に立たせるために成長させた性格が短所になってしまいっていることが多々あります。
このような性格的短所と思想は、別として考えるべきことなので、一緒にしないように注意しましょう。
それからちょっと話はそれますが……かれこれ半年前、小林麻耶さんがTBSの朝の番組が降板させられ事務所もクビになった時、巷では「バイデンさんを悪く言ったから降板させられた挙句、事務所もクビになったのでは?」という憶測が飛び交いました。
しかし…私は当初から思想が理由で事務所をクビになることまではないと思っていました。
私は芸能事務所で働いていた経験がありますが、事務所と言うのは思想云々でタレントのクビを切ることはありません。はっきりいって思想とは全く無関係なもっとどうしようもないトラブル(たとえば遅刻があまりに多すぎるとか…)が水面下にあり、その水面下の問題が解決できないという判断をした時にだけ、あのような対応になります。
生田さんが降板した件や上念さんが降板させられた件は、小林麻耶さんと同様に思想とは無関係の側面が強いと私は分析しています。
とはいえ、降板させられた側(上念さんなど)は当然そうは思えないでしょうし、ファンもそう思えないはずなので、ゆえに思想面の対立と勘違いした騒ぎになりやすいですが、トラブルの多くは思想を度外視した「人としてのお作法の問題」で起きるものです。
現在の保守界隈はそこをごっちゃにして討論しいるケースが多く、私はそこを危惧しています。
またこのようなごっちゃの論争は収拾がつかなくなっていくだけのことです。ですからこのような側面の話は、思想対立とは別のもの(単なる人間関係のトラブル)として分けて考える癖をお互いつけていきましょう。
しかしながら……このような排除するべき部分を排除したとしても、現在の保守論争は混乱に満ち溢れております。
どうしてそうなってしまうのか?の本題は、来週語りますね。
それでは、来週をお楽しみに♪ 来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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