金曜日は「教えて!波動相談室」のコーナーの日です。
こちらのコーナーでは、読者の方から寄せられた質問に、波動の見地からお答えしていきます。
また、波動の見地からお答えするものの、これは私の個人的見解にすぎません。
ですから、これだけが正解ということはもちろんあり得ませんから、「意見やアドバイスの一つ」として参考にして頂き、その上で自らで答えを見つけて頂けたらと思ってます。
どうぞ、この点お含み置き頂きました上、お読みくださいませ。
身内がアベガーです
本日頂いたお悩みは、「身内がアベガーです」です。
40代女性・ベネットさん(派遣社員)から頂いた質問です。
ではまずは相談内容をご紹介致します。
竹久さん、初めまして。
いつもブログを読ませていただいております。
相談なのですが、高齢の身内(実母)についてです。
母とは私が成人後独立した後は別居しております。
このご時世、離れて暮らす高齢の母が気になり何度か連絡をしているのですが、自宅待機でずっとテレビのワイドショーを見続けていることもあり、日に日にアベガー度合いが酷くなりつつあります。
元々民主党政権の時も「鳩山総理素敵!」と言ってたり、地元の共産議員を絶賛していたり、ところどころ我が親ながら(左寄りだなあ)と思っていたので不思議なことはないのですが・・・ 今では、別の話をしていても突然「政府は何をやってるんだ!」「アベノマスクなんていらない!」と話題を唐突に転換し政府や総理に文句を言い出したりで、連絡をするのも嫌になってきています。
高齢で自分の意思は決して曲げず、さりとて自分で情報を取捨選択しにいく訳でもなく、ただマスコミがたれ流す情報を無条件に賛同してアベガーアベガー言ってる姿は我が母ながら、がっかりします。
また、そういう母に対して都度訂正したり理論立ててちゃんと説明できない自分にも二重にがっかりしてしまいます(言っても聞いてくれないと言うのも身に染みているのもあります) 若い頃は母の波動的なものに振り回されていたこともありましたが、別居したのでそう言う影響も受け流すことができたと思ったのですが・・・ 自分の精神をしっかり保ちながら、身内と付き合うにはどうしたら良いでしょうか。
どうも昔から攻撃的な人の影響を受けやすいみたいで、その攻撃に対して自分が悪いと思ってしまう部分もあり悩んでいます。
ベネットさんからのご質問にここからお答えしていきます。
また今日のお答えポイントは以下2点とさせて頂きます。
①団塊世代にありがちな行動パターンであると心得て
②相手を変えずに相手を受け容れながら、自分は変わる
この2点に沿ってここからお答えしていきますね。
①団塊世代にありがちな行動パターンであると心得て
お母様のお年は推測となりますが、ベネットさんが私と同世代であるため、お母様はよっぽど団塊世代かその前後世代の方だろうと思うので、それを前提にお話しさせて頂きますね。
この世代の方々は、新聞テレビの影響力が非常に強くはたらくだけでなく、幼い頃から培われてきた左翼思想は私たちの比ではありません。
そもそもこの世代の根底には、私たちには理解しがたいほどの「日本への恨み」とか「日本への反発」とか「自由への希望」とか「人権重視」みたいなものがあります。
その思想が無自覚の基礎の上にあると認識した上で対応せねば、結構な具合で心が病みます。
この世代に育てられた子供たちの多くがアダルトチルドレンになっている実情も、この事実を裏付けていると私は思っています。
つまり…結論から端的に言うと、団塊世代の考え方は、根本的に間違っていることが多いと言えるのですが彼らは気が付かついていません。
しかし「間違っているから」という理由で、彼らを制したり、彼らの意見を変えようとするのも「輪をかけて間違うことに繋がる」と私は思っています。
というのも「アダルトチルドレンは国民病」という私の連載記事で細かく説明させて頂いておりますが、彼らも時代の被害者だからです。
ちなみにこれは、現在40代の人のほとんどが「ロストジェネレーション」と呼ばれる時代の被害を受けて今があるのと同じものです。
私たちと同じように、団塊世代の人も時代の影響を受けた上で思考が確立されています。
つまり、団塊世代の多くがアベガーになりやすいのは、時代の背景を背に間違った考え方を正しいとしてしまっただけのことです。
またそれが正しく見える彼らの実情を加味して考えなければ、問題解決ができない袋小路の実情だけが横たわることになると思ってます。
ここを前提として考えていきましょう。
②相手を変えずに相手を受け容れながら、自分は変わる
相手の感情を受け入れて腹を立てたりするのは、残念ながら波動同期や波動調和をしていると言えます。
そして、同期や調和ができてしまうということは、自分自身の波動も近しい場所にあるからと言えます。
身近な人が発する言葉は否が応でも、調和や同期をしてしまうものですが、気が付いたらそれがたとえ身近な存在であっても、低い波動の感情に対して調和や同期をしない心がけが必要です。
またそれを実践していくことによって、世の中全体が変わっていくと思うので、どうか頑張ってそこ部分の波動乖離ができることを祈ってます。
それから、お母さまはベネットさんと共感し絆を深めようと思って無自覚ながら話していると思います。親子という背景や歴史がある中で相容れない共感を求められる時、すさまじい苛立ちがベネットさんに起こると思います。
それがストレスになっているのだと思うので、こういう時は「親」として見るのを止めるのが個人的にはおススメかなと思います。
「長年お互いを知っている友達であり、他人」という具合に相手を見た方が、感情に翻弄されにくくなると思います。
近しい相手は無自覚のうちに、「共感できるもの」「共感しあえるもの」とお互いを認識し合う傾向があり、それがエンドレスな戦いに誘う場合もあるので、敢えて親として見るのをこういう時は止めるんです。
そして、こういう感覚が確立されてくると、同期や調和が起こりにくくなりますので、相手が会い寄れない意見をガンガン伝えてきても「ふ~ん」「だから」という感情が全く沸かない返答になってくると思います。
また共感されていない空気感に気が付くと相手は「あなたはどう思うの?」と聞いてくるようになると思うので、その際には「賛成、反対」など端的な意見を述べれば良いかと思います。
相手を説得しようと思って会話をし始めると袋小路に陥りますが、相手が意見を求めてきた時に発する言葉はさほど対立になることはないと思います。
「私の意見は私の意見であなたと違うものである。」こういう認識をしてもらえる状況を作っていくうちに、周囲の環境は変化していくと思います。
とはいえ家族の場合、こういう環境にしていくのは結構大変で長い時間がかかるものですが、最初から「結構大変で長いもの」と割り切って対応していけば、随分気楽になるでしょうし、
お母さまの考え方を変えるのではなく、自分の意見はお母さんと違うし、違って良いものと割り切って生活すれば、波動同期や調和をすることないので、割合楽に生活ができると思います。
ここら辺のことを意識して頑張ってみてください。
またこの相談を見て、読者のちよさんが親への対応方法を細かく記事にしてくださっていました。
是非こちらも参考にしてみてください。
ということで、今日の波動相談室は以上となります。
ベネットさんのご質問に答えられたでしょうか。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
また来週の相談室は、ゆうこさんから頂きましたお悩み、「韓国のアイドルに嵌まる人」を解説したいと思います。
それではまた来週お会いしましょう♪
あなたのお悩みお待ちしております。
こちらのコーナーでは皆さんのお悩みを受け付けております。
ご相談がある方は、下記リンクの「相談室ポスト」からご投稿ください。
↓相談ポスト↓
ベネットです。
竹久さま、質問への回答ありがとうございます!
記事に取り上げていただけるだけでも嬉しいのに、心のこもった回答感謝申し上げます。
特に親が無自覚に共感と絆を期待して話してくる、と言う部分とても刺さりました。
そう!そうなんです!
国民は皆、安倍首相が悪の権化で政府は無能と思っている、みたいな・・・(苦笑)
確かに私も政府のすること全てが正しいとは思いませんが、そこまで酷い対応をしている訳でもなく、世界的に見ても優秀な方ではないかと思っているだけに、心がざわついてしまって。
今後は竹久さんが仰るように身内であっても「長年お互いを知っている友達であり、他人」として、同調せず反発せず、緩やかに付き合っていきたいと思います。
また、過去記事も読ませていただきましたが、質問への回答が既に書かれているような内容で、大変失礼致しました。
過去記事も後ほどじっくりと読み込み、今後の指針とさせていただきます。
この度は本当にありがとうございました!
また、ちよさんも記事ありがとうございます!
この場を借りてお礼申し上げます。
こんにちは!
とんでもないです。お役に立てて光栄です。
戦後世代は、個人個人の考えに対する許容や寛容が失われていることが多く、その結果対立してしまうことが多いです。
これは親も子供も孫もみな、戦後洗脳によるものだと割り切って、まずは自分がそこから抜け出て穏やかに生きていきましょう。
それではこれからも宜しくお願い致します。