㊋変わる!批判に対する捉え方。

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。

朝のお供として、是非活用してくださいませ♪

 

自分の意見だけが正しいは、もはや過去?

ほんの少し前までは、誰もが自分に対する批判に対して敏感だったように思います。

特にネットでの批判は、個人で抱えきれないほどの数がくることもあるため、批判や誹謗中傷に耐えかねて命を絶ってしまう悲しい出来事もありました。

 

日本においては、2020年に人気リアリティーショーのテラスハウスに出演中だった木村花さんが誹謗中傷を理由に自殺したことが大きな衝撃を与えました。

 

ただこの事件を機に、政府及び国会の動きも大きく変わり、事件が起きた2年後の今年2022年6月には、侮辱罪に懲役刑を導入したり、法定刑の上限を引き上げる改正刑法が可決・成立しました。

このような法整備もあってか、ネット上における誹謗中傷や批判に対する考え方も変わってきている様子を感じます。

 

慣れたのか?リテラシーが高まったのか?

とはいえ、政治系の発信では相も変わらず賛成or反対で完全二分化した議論が盛んです。

盛んなのですが、そういう議論にカッカすることは個人的にほとんどなくなってきたなと感じています。また私の周囲を見渡しても、そういう二分化された議論に浅はかさを感じている人も多くいる印象を受けます。

以前は友人たちも、いちいちカッカしてたはずで……また自分の正しさを前に押し出すタイプだったはずなのですが、随分変わってきたなと思います。

 

多分なのですが、どっちが正しいで言い争った所でたいして発展しないという事に気がついた人が多いのかなと……。。。

まぁどっちが正しいというより、どっちも間違っているケースも多いですからね。

たとえば相も変わらずちょいちょい噴き出すワク信vs反ワク騒動ですが、これってどっちが正解ってことはないんですよね。というより、どっちかの意見だけにしようとすることに無理がある話。要はバランスよく両方の意見を尊重できる状態で社会を運用することが大事であり、言い換えれば、ワクチン打つ人も尊重し、ワクチン打たない人も尊重するそれだけでいい話なのですが、自分の比重がどちらかに傾いたことによって、逆の意見を木っ端みじんに破壊しようとする人もいます。

そういう人は相も変わらず二元論の中の善悪に縛られているんですが、急激にその空気が緩和しているというか、そういう論争から感情そのものが離れていて行ってる人が増えている様子を感じます。

㊋終わったのかも!二元論の時代!そして始まるのは…。

2022年8月16日

 

批判を受ける

それからSNS導入期は、自分の意見を批判されたりすることを強く怖がる様子が散見されていましたが、最近はそれぞれSNSに対する耐性も高まってきたようで「批判されることは時にしてある」という心構えをそれぞれが持ち合わせるようになっている様子も感じます。

 

また多くの人に批判されようとも、やたら好感度が高いことの方がリスクが高いという時代に急激に転嫁したので(詳細は下記リンク記事参照の事)

㊋変わる常識☆暴露大会と化した芸能界が作り出す新トレンドとは何か?

2022年4月26日

少し前の時代のような「完璧を演出しなくてはならない」といったしがらみから解放されたのも大きいと思います。

 

SNSというインフラは、10年程前に人類史上初めて登場したもので、それゆえ多くの人がこの扱いに翻弄されていたのですが、浸透してきて10年も経つと、インフラに対する耐性及び使い方を学んでいくものだなと思います。

とはいえSNSの発展はこれで終わりじゃないですから、ここからもまだまだいろいろなトラブルは発生するでしょうが、トラブルによって学び成長していくことと思います。

少なくとも、個人個人が批判に強くなる心を手に入れつつあるのは人類的進化なのかもしれません。

 

そこを理解しながら発展し続けるSNSを理解し、そして批判も普通に受け入れていきましょう♪

 

 

 

ということで、今日の話はここまでです☆

 

それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。

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それでは今日も張り切って働きましょう♪

4 件のコメント

  • 確かにこの二分化により距離を取ろうと思った時に、この記事を上げるのはさすがだな〜と思わせられました。Twitter上で自分の意見を言うのは構わないですが、反意見者に対して捨ゼリフとも取れる発言や、自分に言われてる意見じゃないのに、わざわざ引用して攻撃したり、とにかくマナーが悪いです。それが有名な方ならなおさらマイナスプロモにしかならないと思うのですが、なぜか多いですね。そして記事にもありますが、リプが多くても、盛り上がったとしても、結果変わらない(笑)心が動かされないんですかねー。Twitterに関してですが、次のステップに入っている感じはありますね。

    • おはようございます。
      エゴが肥大化すると「情報を自分である」と錯覚することが増えるんですよね。
      ↓参考記事↓
      https://ameblo.jp/yuriyuriko28/entry-11988954368.html
      https://takehisayuriko.tokyo/2019/03/22/4478/

      しかもTwitterは常に二元論で自分の正義を訴える場になってるから、そもそも肥大化しやすい構造がある。
      その上インフルエンサーは、必ず過去にその二元論の構造の中で成功体験をしているから、エゴに翻弄される状態から抜けにくくなるんですよね。
      成功体験は羨ましい一方、時代が変わればしがらみになるものです。
      変化に気がついて、インフルエンサーさんほどその基準から抜け出してほしいなと願います。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • 昨日の記事でも感じましたが、時代は「美味しんぼ」から「クッキングパパ」なんですね。
    美味しんぼは、昔アニメも見ていて、好きな漫画だったのですが、時々「あれ?」と思う事や妙な違和感がありまして、私以外にも多くの方が感じていらしたみたいで、それが福島鼻血漫画で一気に読者が離れてしまいました。
    ネットでも「反権威だったのに権威になって本末転倒」だの「山岡はクズ」とか(苦笑)
    それに伴って「クッキングパパ」の株があがってきて、世間の人達は
    「添加物とか農薬とかアレコレ言うより、まずは楽しくご飯を食べて、それからにしようよ」
    みたいな、ユルいけど芯が通ってる感じがします。
    昔は無添加天然信仰な人と全く頓着しないでいいかげんなものを食べる人と二極化されていたものが、最近は、添加物はある程度気にするけどファミレスやファーストフードもたまに食べる、そんなバランスのとれた人が増えた気がします。
    私は勝手に「クッキングパパ現象」と呼んでます(笑)

    • こんにちは。
      確かにそうかもしれません!!
      私も一時期添加物とかに拒否反応を示した意識高い時期があったんですが、すっかりそれも過去のこと。
      目の前にあるものを有難く頂く、それに限るなと思いますし、素直に美味しいと思う事の方が尊いことだと思います。

      少しずつですが確実に時代は変わっていますね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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