昨日の話の続きです。
↓最後の無料セミナー、受付開始しました↓
↑どうぞお見逃しなく↑
私たちの環境は、嘘の連続でできている?
昨日の記事では、深田萌絵さんの嘘を軸にお話しを展開させて頂きましたが…実はこの構図って深田さんの案件だけでおきてることではないなと、私は以前より思っているんです。
2年前に発売した「ほんの少し見方を変えたら」でも長々と言及しておりますが、現代日本社会は明らかに間違っていることが正しいとされているケースが枚挙にいとまがないほど横行していると思っています。
またどうしてそのような事がおきてしまうかと言えば、私たちが道理の基点としている部分が間違ってしまっているからなのですが、説明すると長くなるので、ほんの少し見方を変えたらから一部引用して解説します。
ほんの少し見方を変えたら 第二章 「1+1=3」が正しいとする社会になったら? より
私たちは、小学校の時に足し算を習いました。
もちろん「1+1=3」とは教えられるはずもなく、誰もが「1+1=2」と教えられていると思います。そして、それ以来足し算に対して疑うこともなく日常的に利用されていると思いますし、計算ができることで、私たちの日常は特段の問題を抱えることなく、スムーズに運用されています。ただ……もしも、「1+1=3」と教えられ、「1+1=3を正しい」と思い込んでいる社会になったらどうなるでしょう。
数字が一つ違うだけのことで、私たちの日常には間違いばかりがあふれ出し収集がつかなくなり、引き算もかけ算も割り算を使っても意味が無く、何をしても全て間違ってしまうことを繰り返してしまうのではないかなと思います。
私たちの生きる社会は「そんな間違いを教えられない社会で良かった!」と思ったら、大間違い。残念ながら、現代の日本の社会は、「1+1=3」と教えられるのと大差がないあからさまな間違いが、「事実であり、真実であり、常識である」として成り立っていると言っても過言ではないなと私は思っています。
そしてこの社会体制や常識が優勢であるがゆえに、「1+1=2」程度の当り前のことを言っているだけでも、波乱や波紋が起きてしまうのです。
それだけでなく、「1+1=3」のような明らかな間違いを真実であり、真理であると思って生きている人が多いがために、問題が解決せず、さらに複雑怪奇な問題を作り出すことが続いているとも言えます。では、どうしてこのようなあからさまな間違いをみんなで信じてしまっているのか、という側面で考えてみましょう。私はここに人間というものの性質や特徴があると思っています。
人間というのは、「教えられたことを正しく思う性質がある」という事の現われなのだと思います。特に人間は、初めに教えられたことを正しく思う性質があるようです。つまり、正しいか正しくないかの判断は全て自分でしているようにみえて、事前に教えられた情報に沿って判断しているだけなのです。
そして、どんなに間違っている情報であったとしても、それが正しいと思い込む人が多ければ多いほど、それが真実として、事実として成り立ってしまうということだ、とも言えると思います。
そして、テレビや新聞などの影響力の強さの根源と問題点はここにあると思っています。今でこそネットのおかげで、テレビや新聞の情報の真偽を確かめることができますが、ほんの少し前の時代はいちいち真偽を確かめることはとても手間のかかることでした。またその情報に対して意義申し立てる声があったとしても、メディアの力の強さによって、それを封じ込めることも簡単にできました。
すると、私たち国民の共通認識というのは、あくまでテレビや新聞が発信した内容に収まってしまうのです。さらに、テレビや新聞は一気に全国区に情報を広げることができるので、その情報を軸にして、人は知らず知らずのうちに会話してしまいます。そして、情報の認知度や浸透度が深まっていくことによって、その情報はたとえ嘘であろうとも、それぞれの中で勝手に事実化されてしまいます。
また、人というのは自分が詳しくない情報ほど、専門家の意見をあてにしてしまいますし、深く考察することなく、結論だけを信じてしまうものです。テレビから伝えられる情報であれば、BGMや映像が作り出す雰囲気で、「良いニュース」なのか「悪いニュース」なのかを勝手に判断してしまう事も既に多く起こっています。つまり、ニュースの内容よりもその印象で、善悪を判断してしまうのです。そして、その善悪に基づいた上で次の判断や決断を行っていくこととなるのですが……本当は良いことなのに、悪いことだと思わされていたら怖いと思いませんか? 逆に本当は悪いことなのに、良いことだと思わされていたら怖いと思いませんか?
実際問題として、私たちの生きている社会はこの繰り返しをしていると思います。
そして、本当は良いことを悪いことだと判断して、逆に悪いはずのことを良いことだと判断して言動を積み重ねていくことは、すなわち「1+1=3」を行っている作業と同じだと言えると思います。
しかも、本来「1+1=2」で積み重ねて計算していけば、本質からぶれることはないのに、最初の段階で「1+1=3」な感じの間違った解釈を持ち合せた上で、新たな計算を重ねていく事を繰り返しているから、どんどん本質から離れていってしまうのです。
私たちがこの時代に取り戻すべきことは、なにより「1+1=3」で作られている違和感に気がつき、「1+1=2」に基づいて考え判断することだと思います。少なくともネットで様々な情報を手に入れることができるようになったこの時代は、「1+1=3が間違っていた」ということに気がつきやすくなりました。
ただ、「1+1=3が間違っている」ことが分かっても、「1+1=2」という事を知らなければ、「1+1=4」とか「1+1=5」とか、今まで以上に本質から遠ざかる人も出てきてしまうと思います。情報社会で混乱が大きくなっているのは、間違っていることには気がついたとしても、本当の答えがどこにあるのかが分からないから、おかしな方向にどんどん行ってしまうのです。
私は「1+1=2」というのは「本質」だと考えています。
たとえば、「お金」という枠組みで考えれば、「交換の道具」ということが本質であると言えます。お金を交換の道具として、適切に利用し、循環させるように心がければ、大きく本質を踏み外すことはないだろうと思うのですが、現代の風潮はそうはなっていません。経済的に裕福である事が幸せの基本とも言える状況が続いているため、交換の道具である「お金」をいかに集めるか、我田引水するかという事に多くの人の興味が注がれ、その上での言動が積み重なり社会が出来上がっています。
とすれば、「お金」が本質からどんどん外れていくのは当然です。「お金」が争いの種になりがちなのは、私たちが本質を忘れた利用を行っているからだと私は思っています。本質通りに利用・運用すれば特段の問題は起きないはずなのですが、些細な欲や勘違いの積み重ねによって、私たちは無自覚のうちに本質から離れてしまうのです。そして、争いや問題というのは、本質から外れると起きてしまうものなのではないかなと考えています。
現代は経済主体の環境であるため、お金の本質を伝えられても素直に聞きいれられにくいかもしれませんが、現状に対する保身が、本質からさらに離れることの契機になっていることに気がついてもらえたら嬉しいなと思ってます。
そして、気がついた人から敢えて本質に沿った言動を意識することで、「1+1=2」を継続維持できる本質に沿った社会になれば良いなと思っていますし、本質に沿った生き方をすることで「本来の日本人らしさ」も発露できるようになるのではないかと考えています。
ピラミッド型社会の思想がそもそもの間違い
どんな部分を私が「1+1=3」と考えているかは紹介した本(ほんの少し見方を変えたら)で詳しく説明しているので割愛しますが、端的に言うと西洋型思想であるピラミッド型の考え方(搾取型)全てが「1+1=3」で出来上がっていると思ってもらって良いです。
ですから、ここの捉え方から見直して整えていかないと結果論的に必ず間違った方向にいくのですが、今の日本は「海外の考え方が先進的で正しく、日本古来の考え方は時代錯誤だ」と捉えられる傾向が強く、よって間違いに間違いを重ねる愚行が横行しております。
現在日本で絶賛キャンペーン中のSDGsもまさにそう。
推進すれば推進するほど、問題山積みの社会になって、本質的な問題は全く解決されるはずもないのに、みんなその方向に夢中になっています。
これこそ「1+1=3」の間違った方程式から始まった答えに、さらに矛盾した計算式を追加して、どんどん本質から外れている状況と言えます。
ですが、本質から外れれば外れるほど、人は何が真実かなのかがさっぱり分からなくなるため、さらに矛盾した方程式を利用してより一層本質から離れる努力をしていくようになっていきます。
つまり、深田萌絵さんの嘘の言動と同じようなことは、私たちの社会では日々繰り返されており、その社会環境の中で私たちも生きているということです。
そこを見落とすことなく、同じ構図の中で様々な事がおきていて、それゆえ私たちは気を緩ませるとすぐに本質から外れてしまうことを重々承知して、本質から外れないように努力して生きていきたいですね。
また、一昨日から受付開始した「おとな塾☆ビリーブリセット講座」では、様々な角度から本質を見極めれる教養を身につけられることを目的に月1セミナーを行っております。
このような話に興味ある方は、ぜひ無料セミナーを受講してみてください。
↓最後の無料セミナーの受付はこちらから↓
↑どうぞお見逃しなく↑
発売中の本のお知らせ☆
変化が大きい今の時代にオススメの一冊です☆
書籍情報はこちらから→ほんの少し見方を変えたら~ようやく本質に戻れる時代の中で~
電子書籍は半額以下のお値段で購入できます。
↓電子書籍はこちらから、縦書きと横書きがあります。
【縦書き】
【横書き】
コメントを残す