ドキュメンタリーは、「取材対象に演出を加えることなくありのままに記録された素材映像を編集してまとめた映像作品」と定義されるため、「ここに映し出されるものは事実」と私たちは認識しやすいですが……そう見えるものこそ注意が必要です。
事実に見える素材ほど、プロパガンダしやすいもの。
先ほど「支配層に立った上で考えてみよう」という記事を書きました。
これはその関連記事です。
先ほどの記事では「混乱」というメソッドを中心にお話ししましたが、彼らが使う手法はこれだけではありません。
「洗脳」というキーワードも忘れてはいけません。
その洗脳手法の一つとして(洗脳手法は複数…いや多数あるのでこれだけではありません)、有効な手法であるのがドキュメンタリーです。
ドキュメンタリーというのは、先述した通り「取材対象に演出を加えることなくありのままに記録された素材映像を編集してまとめた映像作品」と定義されるものであり、日本語で言えば映像記録です。
つまり、事実を軸に提供されるコンテンツでるというのが一般的な解釈ですから、フィクションとは一線を画しておりますが……この一般的な解釈を利用して、洗脳というのは常日頃から行われているものです。
たとえば、戦時慰安婦や徴用工などのドキュメンタリーなんていうものが、その最たるものと言えるでしょう。
韓国側が言ってくる慰安婦も徴用工も「いなかった」ということが、既に歴とした事実として分かっていることなのに、韓国は事実を認めず和解もせず、相も変わらずこの種のプロパガンダや工作にはお金をかけまくり、「ドキュメンタリー」も量産しております。
しかし……これって、「ドキュメンタリー」の定義に沿えばおかしなことですよね。
だって、慰安婦を事実とすることすら、そもそも嘘なのに……ドキュメンタリーってねぇ(^^;)
しかも、なぜ「ないと分かっている事実」が「あるものとして映像化」されてしまうのでしょうか。
おかしなことだと思いませんか。
道理に重きをおいた解釈をする人ほど、こんなことはあってはならないと思うし、そんなことはないと思うから洗脳されるわけですが……先ほどの記事でも書いたとおり、支配層やそれを目論む輩にとって、こんなことは当り前の手段です。
ですから気をつけなくてはなりませんし、ドキュメンタリーを利用したプロパガンダ工作など、メディアが登場する前から行われていることですし、メディアが登場してからはもっと激しく行われています。
たとえば以前、スーチーやマザーテレサの表と裏の顔の違いを話しましたが、どうして私たちが大いなるギャップを抱いてしまうかと言えば、それはメディアの洗脳工作にまんまと嵌まってしまったからと言えるでしょう。
このように何事も悪用されるのがこの世の常なのです。
またどうしてこのような悪用がされるかと言えば、「これを事実だと思う人」を育成することによって、様々な工作(戦争とも言える)が可能となるからです。
また「事実である」と多くの人が認識している「ドキュメンタリー」というカテゴリーを利用すれば、その工作(洗脳)が強固に作用しやすいのは言わずもがなでしょう。
だから、彼らはドキュメンタリーを悪用するのですが…、このような悪用はドキュメンタリーだけではもちろんありません。
情報及び映像関連の全般は普通に悪用され、彼らにとっては全ての情報ツールが洗脳の道具となっています。
ここに私たちこそ気が付きましょう。
意識するだけで随分違うからね。
とはいえ、今知った所でどこから気をつければと思う人も沢山いるでしょうが……まずは情報は悪用されやすいものだし、悪用されているものと言う理解をもって情報に当たる癖をつけましょう。
そして以前にお伝えした「一次情報として見るべき部分」をきちんと見分けて、情報に当たる癖をつけましょう。
↓一次情報について書いた記事↓
ちなみにドキュメンタリーというと、ついつい私たちは1次情報と思いがちですが、ドキュメンタリーは1次情報ではありません。
ドキュメンタリーは3次情報です。
この辺の区別と見極めをしっかりつけて、ドキュメンタリーこそ気をつけて見ていきましょう。
「なぜ、このタイミングでこの人のドキュメンタリーが制作されたのか?」、そんな制作側の意図も見抜きながら情報を見るようにしていきましょう。
「ドキュメンタリーほど、制作側の意図(思想)が反映された作品はない」という意識を持って見れば、彼らの思惑が見抜け、洗脳に染まることはないと思っています。
それではまたね♪
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先日、NHKのプロフェッショナルでエヴァンゲリオンの庵野秀明をやっていましたが、それを見たオタキングの岡田斗司夫さんが同じことを言ってましたね。あの番組のスタッフが、撮影したものの上面しかみないから、裏側や背景がまるで見えてない。あの番組はプロパガンダだと言ってました。
おはようございます。
お返事遅くなりましてごめんなさい。
番組見てはいないのですが、「取材して後悔した」的なフレーズがネットで話題になってましたね(^^;)
https://matomame.jp/user/yonepo665/9006bbb7e4148ec47ce1
これに限らず、ドキュメンタリーものはやっぱりプロパガンダですよね(>_<) それではこれからも宜しくお願い致します。
特に恐ろしいのは、政治や中韓の影響ないのに、
そうなってしまっているメディアの姿勢ですよね
本当にそうですよね。
NHKは狂っているとしか言いようがないですしね((+_+))
竹久さん、お疲れ様ですm(_ _)m
NHKはジャンルの枠に関係なくプロパガンダだと思います。自分は5年前からほとんどテレビを観ない習慣を身につけました。
ですが…親と朝食の時に朝ドラ観ます(笑)。ちなみに以前に竹久さんがスカーレットの話を載せたとき、母も洸平さんにハマってました(^^ゞ
朝ドラにはよく描かれる第一次大戦・関東大震災・第二次大戦。毎作繰り返されると、ドラマの中の脚色さえ真に受けかねません。
最近はこういった事を繰り返し刷り込もうとする出来事ほど、事実はかけ離れているのかも…と疑うようになりました。
そしてNHKのドキュメンタリーと言えば、観たい作品があります…夏目雅子さんのシルクロード。舞台はいまや渦中となるあの国で、別の視点で観たくなります。
いつもありがとうございますm(_ _)m
おはようございます。
ドラマの戦争の描かれ方は、脚本家による部分(脚本家の思考性)が大きいかなと私は思ってますが、昭和の朝ドラ作品と見比べていると、ドラマって、たとえ時代劇でもその時生きている時代を反映するものだなという事が良く分かります。
昭和の朝ドラ作品と比べると、現代の朝ドラの方が戦争に対するヒステリック度がやわらぎ、その時生きた人の面影をなるべく忠実に描こうとする努力を感じます。
ただ、そのように見れるようになったのも、自分なりに戦争としっかり向き合ったからだろうと思います。
その視点なきままドラマを観ていたのなら、義務教育で教えられことも相まって、戦争に対して悪いイメージしかやっぱり抱かないのだろうなとも思います。
それではこれからも宜しくお願い致します。
上の竹久さんのレスで思いだしましたが「この世界の片隅で」が映画やドラマになったときは、ついにこういうのが描かれる時代になったんだ、と思いました。
戦争に対してヒステリックにならず、あくまでもその時代に生きた人々を淡々と描いたもの。
実は少女漫画の世界では、たまたま戦時中に生きた普通の女の子の物語は描かれていて、少女漫画はある意味時代の先端を行ってるような…。←私が子どもの頃に読んだ漫画も今思えば母と娘の愛着だったりと人間の本質を描いててどろどろしてましたね(-∀-`; )
それから、ブログのどこかで福島をフクシマと呼ぶ云々、ドキュメンタリーにウンザリする云々とあって、私もにたような違和感を抱えていました。
実は私は震災後に福島県に移住したのですが、福島県内で報道されることと全国で報道されることの温度差を感じるんです。
確かに今でもシンドイ思いをされてる方はいますが、ほとんどの方は前を向いて歩んでますし、ネガティブな面ばかり強調しなくても…。
帰還困難地域が帰還できるようになって、帰還してカフェを始めたりして、それがローカル民放情報番組で紹介される時、色々苦労しただろうけど帰還した立派な人みたいに必要以上に持ち上げたりしないで、あくまでもカフェの紹介という感じで
「ここのカフェはエスプレッソマシーンもあって…」
と、こんな感じで。
本当に普通に生活してるんだけどな。
福島県は広いし、私のすんでる地域は原発から離れてるから実感がないだけかもしれませんが。
ただ、親戚に原発の施設の掃除係で働いていた方がいまして、着の身着のまま避難されたのですがあまり嘆いてないというか…なんというか…。体の具合も悪くなってないし。
むしろ福島県民は肥満率が高いから、そっちの方が問題になってます(笑)
こんにちは。
フクシマは左翼の格好のプロパガンダであり、利権の一つとなっていますからね。
頭の痛い話です。
ただ、福島県民の大半が羊の森さんのようなまっとうな考えを持つ努力家であったことが功を奏して、強烈なプロパガンダに屈せず健全化している感もあります。
たとえば東京オリンピックにて、福島県産の食べ物が沢山使われて、どれもこれも高評価を得たのは記憶に新しいところです。
また福島民友新聞さんの頑張りもすごく大きいと思います。
東京の左翼メディアがプロパガンダを発したのなら、すぐさま反論をする福島民友新聞さんのおかげで、プロパガンダを抑えていると感じています。
また現代は地方紙である福島民友新聞の主張も、ネットですぐに全国区になりますから、それもあって功を奏していると思います。
報道では腹が立つこともあるでしょうが、福島県民の本当の声もきちんと届いていることをここにお伝えしておきます。
それではこれからも宜しくお願い致します。