㊋始まってる!企業がメディアに忖度しない時代

おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。

また「変わる、終わる、始まる」も月曜日の「今日から使えるマーケティング講座」と同様、お仕事で利用して頂けたら嬉しいなと思っていますので、こちらも朝7時に更新していきます。

こちらも朝のお供として、是非活用してくださいませ♪

 

誰も反論できなかったのは政権じゃなくて……メディアです。

テレビや新聞は、「政権はとても強い権力を持っていて、太刀打ちするのに必死です」みたいなことを言い続けていますが…戦後の時代に最も強い権力を持ち合せていたのはマスメディアです。

テレビや新聞が「おかしい!」と騒げば、世論はそれを正論として受け止めます。

テレビや新聞が「アイツは悪人だ!」と騒げば、世論はその人を悪人として受け止めます。

戦後のマスメディアが持ち合せた「世論を動かすことができる力」は、何よりも大きな権力であったと言えるでしょう。

 

また、自分たちの都合に合わない人たちを報道によって蹴落とすことなど簡単であったため、結果として誰もがメディアに逆らうことなどできない社会が作り上げられてきました。

しかし、その誰も崩すことができないと思っていた牙城は、インターネットの普及によって徐々にボロが出始めました。そして、SNSとストリーミング動画が普通になった現代では、メディアは時代の役目を終えたと言える環境に変容していると言えます。

またこのような変容によって、今まで持ち合せていた求心力はガタ落ちです。

その結果、メディアに逆らうことができなかった環境も勢いよく瓦解しています。

そして、権力者であったメディアとその他の立場は逆転してきていると言えるでしょう。

 

企業も「メディアはおかしい」と言い始めた…その後にあることは?

日本のメディアが「ある偏った思想を軸に情報発信をしている」ということは、既に皆さんお気づきのことかと思いますが、この傾向は武漢ウイルス騒動に入ってから確実に拍車がかかりました。

それによって、日夜フェイクニュースが飛び交う事態となり、政治家や企業側が報道否定を繰り返す毎日が続きました。

【やっぱりね】共同通信の「日本参加拒否報道」はフェイク記事

2020年6月7日

そしてすっかり今では、メディアによって間違った情報が流布された場合、それを即座に企業や政治家が否定するのは、当り前のこととなってきていますが、実はこれほんの少し前の時代においては当り前じゃなかったことを皆さん覚えていますか?

 

 

ほんの少し前の時代は、間違った情報が流布されても、それを打ち消す発信力を庶民は持ち合せていませんでした。ですから否定した所でターゲットとなった側には、反論の余地は残されておらず、メディアはやりたい放題でした。

またどんなにメディアがやりたい放題であっても、その発信力に適う力がない時代は、誰もがメディアに迎合し忖度して生きていかなくてはなりません。

ですから、メディアにある程度の圧力をかけれる状態を維持するために、出稿していた企業も数多くあったのではないかなと思います。

ですが、いよいよその時代も終わり、企業がメディアに忖度しない時代が始まっているんじゃないかなと思います。

それは、トヨタ自動車の株主総会における豊田章夫社長の言葉に表われているのではないかと思います。

株主総会でロバと老夫婦の話をした意味は?より

「話は長くなりますが…ロバを連れている老夫婦の話をさせていただきたい」と続け、豊田社長は“例え話”をはじめた。

ロバを連れながら、夫婦二人が一緒に歩いていると、こう言われます。

「ロバがいるのに乗らないのか?」と。

また、ご主人がロバに乗って、奥様が歩いていると、こう言われるそうです。

「威張った旦那だ」

奥様がロバに乗って、ご主人が歩いていると、こう言われるそうです。

「あの旦那さんは奥さんに頭が上がらない」

夫婦揃ってロバに乗っていると、こう言われるそうです。

「ロバがかわいそうだ」

突然はじまったロバの話に会場は聞き入った。
そして、豊田社長は話を続け“例え話”の意味を解いた。

要は「言論の自由」という名のもとに、何をやっても批判されるということだと思います。

最近のメディアを見ておりますと「何がニュースか?は自分たちが決める」という傲慢さを感じずにはいられません。

「一億総ジャーナリスト」と言われるくらい誰もが情報を発信できる時代です。

情報によって人を傷つけることもできれば、元気にすることもできると思います。

大切なことは、「その情報を伝えることによって、何を実現したいのか」ということだと思います。

もっと言いますと、「どんな世の中をつくりたいか」ということです。

決算発表で、予想を出し、ああいう発言をしたのは、皆様に少しでも元気になっていただきたい。

皆様にトヨタが幸せを量産する会社だと思っていただきたいと思ったからでございます。

※太字は豊田章夫社長の言葉。

 

↑ロバの話は11分50秒から始まります。

 

この言葉は重いですね。

日本で一番大きな会社がメディア批判を堂々としたのです。

 

企業はこれまで、テレビの影響力(CM)で商品が売れる恩恵を受けていた一方で、何かトラブルがあった時のメディアバッシングを避けるためにメディアと仲良くしていたと思います。

しかしながら昨今は、テレビの影響力が随分小さくなり、出稿しても売上還元がされにくくなっていました。ですから出稿メリットがない状況が続いていたと思われます。

でも、それでもお付き合いを続けているのは、やはりメディアバッシングを避けるためだったと思われますが……「そこに対する忖度はもうしなくても良いよね?」という見切りが、この言葉にはあるように私は感じます。

 

ちなみにトヨタ社長は、【大切なことは、「その情報を伝えることによって、何を実現したいのか」ということだと思います。もっと言いますと、「どんな世の中をつくりたいか」ということです。】と仰りましたが、メディアが考える方向性はそもそも真逆ですからね。

 

この期に及んで革命を実行させるために、不信感を煽れるだけ煽り、この部分に特化しましたからね。

↓メディアがどうして不信感を募らせたいのかについて書いた記事↓

【一番恐い】メディアが作る日本への不信

2020年5月21日

 

結果論として、この期に及んでの行動はどう考えても愚行だったということです。

メディアは本人たちも想像していなかった程の裁きをこれから受けることになるのだと思います。

 

そもそもメディアの事業を存続させてくれていたのは、日本の企業です。企業が出稿することで、メディアの事業は成り立っていたのですから。

しかし、彼等は自分たちの持ち合せる影響力が絶大であることを良いことに、自分たちに都合良くその権力を使っていたのですよね。だから、関係がこじれた。

でも、それでもメディアの影響力が強い時代はそれに逆らうことなど到底できなかったのですが……いよいよその企業たちが「もうメディアに忖度する必要はない」と、既に見限っているのです。

そうなれば何が起きるでしょう。

忖度理由での出稿は、皆無と言える事態が引き起こされるでしょうね。

今まででしたら、メディアバッシングという武器でつなぎ止めれた出稿がどんどん流れる事態になるでしょうね。

さらにメディアの試練はこれだけで終わることなく、電波料改定も待ち受けています。

【メディア戦々恐々】菅内閣でテレビ業界が終わる?

2020年9月20日

 

事業の本質を理解して運用を実施していれば、こんなことにはならなかったはずなのに、残念なことですね。

ですが、これも自業自得ゆえに起きていること。しかたがないです。

ここからは忖度しない企業陣たちの行動による、メディアの断末魔がいよいよ表にはっきり現れてくると思います。

最後の最後でどういう足掻きをメディアがするのか、私たちは生温かく見守っていくことにしましょう。

 

 

ということで、今日のお話は以上です。

 

それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。

今までの過去記事が見れます。

4 件のコメント

  • いつも楽しく読ませていただいています。
    豊田社長の言葉はこちらにこなくてら知らなかったので、気づかせていただき、ありがとうございます。
    テレビはレコーダーが出て、見たい時に見るになり、今じゃネットがあるから、こちらの選択で見られるからリアルタイムで見てるのは年配の方が多いでしょうね。
    その方たちもいなくなったらいよいよテレビはなくなるかも知れませんね。
    なんだか時代はデジタルで、メディアは率先してそれを活かす立場なのに、やってる事はアナログな感じですね。

    • こんにちは。
      テレビをオンタイムで見ている人って、高齢者以外ではほとんどいないんじゃないかなって私も思ってます。
      録画したものを見る時はCM飛ばしますし、ホント想像以上にCM効果は薄れているだろうなと思います。

      ホント、広告代理店の仕事もお役目終了ですね。
      トヨタイムズのように、企業が自社の広報に力を入れて自己で発信する時代になってきたので、代理店の力は必要なくなりますものね。
      広告代理店や映像関係の人たちは、こういう企業の広報に再就職するのが賢い選択でしょうね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • こんにちは!

    こちらの記事とは直接あまり関係ない事なのですが…

    俳優の三浦春馬さんの他界によって、それまで興味のなかった若い世代の方たちも
    メディアのおかしさに気づき始めています。
    (彼の死の時系列等の公表が矛盾だらけだったり、ヤフコメ、Twitter等の大量コメント削除など)
    そして芸能界に身を置いていた春馬くんもおそらく沢山の矛盾と闘い、葛藤していた事でしょう。

    私も大好きな俳優さんだったので、今だにやりきれない思いでいっぱいなのですが、
    あの件で沢山の方がメディアに不信感を抱き始めた事だけは好ましく思っています。

    春馬くんの著書『日本製』において彼は、ここ愛知県は何と、トヨタ自動車を訪問しているんですね!
    トヨタ社長のこの言葉が、何だか春馬くんと春馬くんファンの方にも向けられているように感じて
    ちょっとジ~~~ンとしてしまいまいた(;;)

    彼の死については謎が多く、様々な情報が溢れてファンの皆さんも混乱し傷ついていると思いますが、
    トヨタ社長がこういった発言をされた事が少しでも皆さんの希望になったらいな~と思いました。

    そしてそして!菅総理にも頑張ってメスを入れて頂きたいです!!!

    あんまり関係ないコメント、失礼しましたm(_ _;)m

    • こんにちは。
      日本製読んでみたいと思いながら、すっかり忘れていました。
      教えてくださりありがとうございます。読んでみますね。

      菅総理は今の所そつなくやってくださっているように思います。
      先日は皇居の秋季例大祭にも参列されておりましたし、軍事では米台強化のメッセージを送っていますし、憶測で不安な部分はありながらも事実はそつなく動かれているように思っています。
      それではこれからもよろしく願い致します。

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