またもや懲りずにスカーレットネタですが、書きます。
視聴者の想像でドラマが作れるって……。
これでスカーレットネタ3本目で、見てない人には大変申し訳ない事態になっておりますが、本当にこのドラマ凄いんで書かせてください。
ちなみに今までのスカーレットネタはこれ↓
ということで、ドラマの事語ります。
現在スカーレットが描く時代は昭和50年代に入っておりまして、別居状態だったきみちゃんと八さんは離婚して5年の月日が経過しております。
そのため、八さんは現在ドラマで不在の状況となっているのですが、出演していないのにもかかわらず、もの凄い存在感を出してくるのが凄いなと思っております!
どれくらい存在感を出してくるかというと……それはもう「お見事!」としか言いようがないレベルなのですよ。
これが本当に凄いなとしか思えないのです。
元々このドラマは、役者の台詞だけで過去やドラマの隙間を想像させる事が多いのですけれども(母親まつさんと父親じょうじの駆け落ちの話など)、その巧みさがここ数日さらに際立っておりまして……繰り返しのフレーズで申し訳無いのですが、本当にすごいです。
たとえば、高校生になった息子・武志が「お父さんが帰ってきたと思ったらテレビだった」と、きみちゃんに告げたくだりなんて凄かったですよね。
ドラマは台詞だけで進んでいく回想録なのに、多くの視聴者の中には下記の漫画のような映像が浮かんだのではなかろうかと。
テレビジョンが家に来た日。
台詞だけなのにこれだけ情景が浮かぶ脚本と演技がすごいな、と。
きっとこういったことを重ねて、家の中では大人な、優しい武志になっていったのだろうな。
#スカーレット
#スカーレット絵 pic.twitter.com/HCWbdWBAKe— Q (@Qch1002) February 8, 2020
とまぁ、こんな感じで、台詞と役者さんたちのさり気ない仕草や表情でドラマにははっきりと描かれていない間の状況がなぜかリアルに立ち上がるんですよね。
とにかくこれが凄いなと。
ちなみにきみちゃんはこの5年間、八郎さんと全くやり取りをしていないですが、周囲の状況を見ているとそれは多分きみちゃんだけだと分かります。きみちゃんだけが八さんを避けていたことが分かります。
それに今日きみちゃんが八さんのことを「十代田さん」と呼んだだけで、実はもの凄く意識している事も受け手に伝わります。
そして、八さんは全く出演していないのにも関わらず、まるで出演しているかの如くの状況が立て続けに起きていて、だからこそ視聴者の頭の中には、想像の八さんが頭に浮かぶんですよ。
とか言いつつよくよく考えて見たら、八さんの出番が無くなったのは先週の木曜日からで、とはいえ金曜日も回想的な場面での新たなシーンがあったので、事実上全く出てないのは土曜日と月曜日のこの2日間だけの話なんですよね……(^^;)
にもかかわらず、なんか視聴者も一緒に5年くらい八さんに会ってない感覚になるんですよね。ものすごく不思議ですが、そう受け手が錯覚してしまうくらいの事が起きてます。
これは、役者さんと脚本を含めた裏方の皆さんが本気で作り上げてくれているからこそのことで、こんな一生懸命な作品を毎朝見させてもらえて感謝で一杯です。
チビ武志の朗読に胸キュン
ちなみに先ほど紹介した「川原家にテレビジョンがやってきた日」のシーン。演じるのは高校生武志の伊藤健太郎君ですが、戸田恵梨香ちゃんがチビ武志と朗読した所をインスタで時間限定で上げてくれました。
😢😢😢
私も小学生の武志に聞いてみたかったよ、、
後2分くらいで消すらしい笑
残しといてください🥺#スカーレット #八郎沼 #戸田恵梨香 #中須翔真 pic.twitter.com/MVPwxYrPIz— りぃﻌﻌﻌ♥ (@riii_kt_1273) February 9, 2020
小学生の時の武志バージョン②
😭😭😭恵梨香ちゃんかわいい💓
翔真くんかわいい🥰#スカーレット #八郎沼 #戸田恵梨香 #中須翔真 pic.twitter.com/66futQIBqF— りぃﻌﻌﻌ♥ (@riii_kt_1273) February 9, 2020
もはや胸熱所の騒ぎじゃ無いほど、尊さを感じてしまいました。
っていうか最近の私…スカーレットストーカー的になってきてて、「今週のきみちゃん」や戸田さんや松下さんのインスタグラムもめたんこチェックしてるんですが、彼等の現場の状況を知るたびに「このドラマに関わる人って、本当に全員命がけだな」と思ってしまいます。
ちなみにチビ武志の中須翔真君は最後の撮影の時、撮影が終わるのが悲しくて1時間ほど泣いてしまっていたそうなのですが、それもこれも大人が本気の一生懸命をこれでもかって言うほど繰り出してくる良い現場だからなのだろうなと思いました。
そして、全力で本気になると、その一生懸命が醸し出す空気が、人の心にさらに一生懸命の着火をして、炎を作りださせるのだなと思いました。
もちろん着火元となるのは、戸田さんです。戸田さんって本当にスゴイ女優だなと日に日に思う具合が高まってます。
中心人物が妥協を許さず、誰よりも一生懸命だからこそ周りもそれにこたえようとする現場になっているのだろうなと思います。
また、だからこそスカーレットは、単なるドラマじゃなくて「ドラマの次元を超えたすごいものを見せられている!」みたいな感覚になります。
後1ヶ月半、どんな展開が待ち構えているのか分かりませんが、見守っていこうと思います。
ドラマで「見守る」っていう感覚になるのも不思議なのですが、見守るという気持ちに自然となるくらい、人の家庭を覗き見しているようなそんな感覚に陥る不思議なドラマなんですよね…スカーレットって。
だから見守っていこうと思います。
大分思いを吐き出しましたが…また思いが溢れたらこの話するかもしれません……っていうか、書いてる途中から実はまだ書きたいことがあったと気がついてしまいました。
毎日スカーレット話になるのもなんなので、少し時間をおきますが、その時は是非お付き合いくださいませ♪
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