㊋業界変動!そして、量産される芸能人youtuber

おはようございます。

火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。

先週の火曜日はクリスマスイブで、今週の火曜日はもう大晦日。

なんだか早いですね!びっくりです。

ということで、今年最後の曜日企画更新となるのですが、いつも通りにやっていきますね!

 

ここ半年、相次いだ芸能人youtuber

YouTubeと言えば、芸能界に無縁な素人さんたちの動画投稿サイトというのは、もはや過去の話と言えるほど、今年は普通に活躍している芸能人がYouTubeに参戦してきました。

8ヶ月前にはオリラジあっちゃんがチャンネルを開設し、

2ヶ月前には嵐も開設

そして、2日前にはヒロミさんも

まるで雨後の筍のように、普通にテレビで活躍されている方が、個人チャンネルを持つのが主流になりつつあります。

去年の今頃まではヒロシさんに代表されるような、テレビではとうに見かけなくなった人が行うというイメージが強かったのですが、

 

 

もはやそれも過去の話と言えるでしょうね。

ヒロシさんの場合は、YouTubeの活動が人気復活の後押しとなり、またテレビに出演されるようになり、一方で今テレビで活動しているタレントさんたちがなぜか相次いでyoutubeに参入していくという逆転現象が起きています。

その理由はなんなのでしょうか。

 

実はテレビより稼げるyoutube

今芸能人が参入している理由は幾つか考えられます。

まず一つ目としては、youtubeに対するブランドイメージの向上があげられるでしょう。

ほんの数年前は、YouTubeなど素人のお遊びと思われていた業界人が多数いたと思われますが、

子供たちから絶大な人気を誇るHIKAKIN

そして、youtubeで動画をあげた事をきっかけに世界的な人気者になったPPAPなど、

この影響力は、テレビを凌駕するほどのものとなり、テレビがこの影響力を加味した制作をするようになっていきました。

そして、TOPYOUTUBERとなれば、昭和の大スター以上の稼ぎがあることが多くの人に知れ渡るようになりました。

一方で、テレビ業界はどんどん制作費が切り詰められるようになり、テレビに出演しても、以前のように稼げない人が増えていくばかりです。

つまり、お金がチャンネル開設のきっかけに繋がったと言えるでしょう。

テレビよりもyoutubeの方が稼げる時代が来てしまったのです。

だからこそ、参戦しているものの、テレビの影響力が強ければ、参戦したことが仇になって当然の事態が巻き起こるのが今までの普通でした。

しかし、ある時をきっかけに、これは過去の産物になったのだと思います。

そのある時とはいつのことでしょう。

 

令和発表会見が、ターニングポイント

私は平成31年4月1日に行われた、新元号発表記者会見がターニングポイントだと思っています。

【新元号決定!】「令和」で伝えられる日本の素晴らしさ

2019年4月1日

この時に政府は、今まで行ってこなかったインターネットのライブ中継(Youtubeやインスタライブ、Facebookのライブ配信など)をこの会見で始めて行いました。政府が国の重要事項となる発信を、マスメディアを通さず独自に直接国民に届けたのは始めてのことでしょう。

これは、時代の切り替わりを象徴する出来事だったなと思います。

今までの時代は、マスメディアを通さなければ広域的に情報を流布できない環境であったからこそ、一次情報に触れられるのはマスメディアだけという特異性を持ち合せることにもつながっていました。

そしてその圧倒的な権力に逆らえない空気感が長いこと続いていたのです。

しかしながら、広域的に情報を流布することも、それから一次情報に触れることも、既にマスメディアだけにしかできないことではありません。

それを端的に示したのが新元号の記者会見だったと言えるでしょう。

世の中や芸能界は「政府がしたから、私もしよう」なんて風に思うことはないですが、このような象徴的な出来事がきっかけとして世の中に変化は起きてきます。

政府がマスコミを通さずに、自ら情報を届けるようになってきていることは、マスコミに縛られる時代の終わりを告げたと言えるでしょう。

だからこそ、世の中全体がマスコミに迎合しない空気感が増え、芸能人youtuberの参入が日ごと増える事態になっているのだと思います。

 

金稼ぎ目的で入ってきた素人youtuberピンチ

ということで、まとめ。

今年起きた流れは今年一過性の出来事として終わることはなく、さらにこの傾向が来年拡大されることが予測されます。

つまり、来年は今年以上に、芸能人や専門家のyoutubeチャンネルが乱立されることが予測されます。

ということは、素人が二番煎じ的な切り口でyoutubeでチャンスを掴むことはより一層難しい市場環境が形成されたと言えるでしょう。

誰もが24時間という制限の中で生きていますから、動画を見ることのできる時間に制限があって当然なので仕方ないですよね。

とはいえ元々のyoutubeの利用メリットというのは、誰でも動画をアップして世界に発信できるという部分にあるので、金稼ぎという部分の着眼点を外せば、新たな利用方法はまだまだ出てくるだろうと思います。

そこに着眼点を移せるかどうかが、これからyoutuberになろうとしている人には必要なんだろうなぁと思ってます。

少なくともHIKAKINなどが作り上げてきたyoutube動画のしくみは成熟期を迎えたと言えますので、同じやり方、動画内容でここから素人がのし上がるのは、今まで以上に至難の業になるだろうと思いますが、芸能人と同じ土俵で、同じルールで戦えるという事はかつてはなかったことなので、こういう側面で見ると、新しい時代がやっぱり始まっているのだなと思います。

 

それでは今日の話はここまで!

今年一年ありがとうございました!

それでは来年も宜しくお願い致します。

また来年お会いしましょう♪

 

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