㊋変わる!ただただ普通が「丁度いい」と思える時代へ

おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしようと更新しています。

是非活用してくださいませ♪

 

誰もが「特別」になりたかった時代とは大違いだな。

私が20代の頃は、今と比べ物にならないくらい……誰もが「特別になろう」としていた時代だと思います。

ですが、それも今思えば単なるトレンドだったのだなぁと実感することが増えています。

なぜならこれが真理(特別であることが人の真理)であるのならば、コロナ騒動によって人々の意識に劇的な変化が起きるはずもないからです。

たとえば一昨年までは「リア充」であることや「成功者」であることは、生きる上での何よりプライオリティの高いことだったはずだのに、今の環境下においては「リア充」を訴求することはネガティブ要素になっていますし、成功者に憧れを持つよりも、ただ日々を丁寧に生きることに興味が移りつつあります。

それゆえ「特別」というエッセンスも大いに陰ることが起きています。

とはいえ当時(20年くらい前)は、誰もがそれをトレンドだとは思わず、生きる真理だと思い込んでいたはずで……それゆえ誰もが「特別になる」ことに夢中になっていましたし、またこの事実を裏付けるかのように、現代においてもこの思想は色濃く残っています。

たとえばスピ系や情報商材屋たちによる狂喜乱舞の沙汰など、その象徴と言えるでしょう。

ですが、やっぱりこの思想は単なるトレンドだったのだと、今の時代の変化を見ていれば思わされます。

それゆえ、誰もがごく普通の毎日の中にあるものの有難みに気づき直す風潮が見られ、それは今やドラマの分野にも浸透しつつある様子を私は感じ始めています。

 

まじで??阿佐ヶ谷姉妹がドラマになるの???

かれこれ2週間ほど前から、NHKで阿佐ヶ谷姉妹を主人公にしたドラマがやっています。

私はこのドラマに時代の変化をものすごく感じています。

 

だって、阿佐ヶ谷姉妹が主役ですよ??

 

阿佐ヶ谷姉妹は、2018年に『女芸人No.1決定戦 THE W』で優勝してから、確かにメディア露出も安定している傾向がありますが……、言い方が悪いと思いますが……、憧れるとかそういう存在ではないと思うんです。

どこにでもいるおばさんのほっこり感はあっても、憧れる存在ではやっぱりないと思います。

 

それが主役になる時代が来るなんて、随分時代が変わったなぁと思ってしまうのは私だけでしょうか。

 

しかも、ドラマの内容もごくごく普通の話なので(ごくごく普通の話なのにメチャクチャ面白いけどね)、話題性に乏しいとも言えるし、阿佐ヶ谷間姉妹はビジュアル的にもキャラクター的にも、話題あるドラマ作りをしようとするのであれば難ある設定。

さらに言っておくと、阿佐ヶ谷姉妹は過去の人物ではなく、今メディアで活躍している人物。そういう人を今のタイミングでドラマにすることは、非常にリスキーであるはずのこと。

しかしながら、このドラマメチャクチャ面白いんですよ(笑)

この幾つかの困難であるはずのことを主演の木村多江さんと安藤玉恵さんが見事に演じ切るんです。

ご本人もぶったまげるレベルの勢いで演じ切るんです。

だからメチャクチャ面白いんですが、面白がってる自分も不思議だなと思う感覚があります。

だって、このドラマはめちゃくちゃ地味なんですもの。

でも……地味なんだけど、面白い。

これが凄いなと。

またこのドラマでは、ただただ素朴に普通に生きる日常の中にある人の気持ちの揺れ動きが伝わってくるから、普通に感情移入ができちゃうんですよね。

だから、見ていて面白いのだろうとは思うのですが……それでも誰もが「特別になりたい」と思う気持ちが強い時代だったのなら、この当たり前の良さに心が響く人は少なかっただろうなと思います。

日常にある素朴な幸せや心の浮き沈みは誰にでもあるものですが、「特別になりたい」という欲求が強くなればなるほど、日常にある些細な心の揺れに人は気が付かなくなるし、そこに共感も得にくくなるはずですから。

ですから「『普通』に有難みを感じる時代」に入ってなければ、これがドラマになる事など「夢のまた夢」と言えるものだったのではないかと私は推察しますし、こういう変化が時代の変化を裏付けているんじゃないかなぁと、私は感じました。

成功とは一部の人だけのものではなく、日々を丁寧に生きる誰しもに与えられるものにどんどん変わっているんじゃないかなぁと、感じています。

良いことですね☆

 

このトレンドにのっかって、私たちも日々を丁寧に生き、それぞれの生活の中での成功を得ていきましょう。

 

そして、来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。

今までの過去記事が見れます。

 

 

 

10 件のコメント

  • こんにちは

    おもしろそうなドラマですね。
    木村たえさん、美人なのに七変化ではまってしまうのがすごいです。

    私は、昨年から、
    BS朝日のウチ、“断捨離”しました!を見てます。
    一般人と断捨離の先生しか出てこない大変地味ですが視聴率が良いらしいです。
    知らない人達ですが片付いたあとの幸せを願ってしまう番組です。
    また、メインスポンサーが朝日新聞から通販の会社に変わってました。。。(笑)

    • こんにちは。
      テレビの視聴層が年配層に移っているのもあってか、ポツンと一軒家みたいな素朴な生き方にフォーカスする番組も増えていますよね。
      ただこういう番組はスポンサーが付きづらいようですが(笑)、朝日新聞から通販なら、まだ良かったと言える方向性なのでしょうね。

      私が若い頃は新しいや刺激的というものにただただ興味津々でしたが、今の若者はインタラクティブなネット環境により、情報が一方通行ではないため、昭和のノスタルジックに刺激を感じるようです。
      未来ばかりを追い求めるのではなく、過去に刺激を感じる時代も変化だなと思ってみています。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • こんにちは。
    阿佐ヶ谷姉妹がフォーカスされる時代なんて、20年前までは想像つかなかったですよね^^

    バラエティで、「女芸人が憧れる女性」をやっていたのですが、阿佐ヶ谷姉妹のお姉さんがぶっちぎりで1位でした。すべてにおいてバランスが良く、出すぎず引っ込み過ぎず、良識的で、調和している姿に憧れるのだそうです。

    逆に、以前なら一位だったであろう天才肌の方や、エキセントリックな方、前へ前へ出るタイプの方は敬遠されていたので、時代も変わったんだなぁ・・・としみじみ実感しています。

    普通に丁寧に生きることが、贅沢で、憧れになる時代が来たのですね^^

    なんだか、とても嬉しく思います。

    • こんにちは。
      ほんと時代の変化を感じますね。
      ちなみに朝のBSで昔の朝ドラを放映しているので、いつも流し見してるんですが、1990年代後半から2000年代のヒロインは、ガツガツ前に出ていって、今で言うところの空気の読めないトラブルメーカータイプばっかりですよ(笑)
      「あぐり」しかり、「こころ」しかり、「てるてる家族」しかり、「どんど晴れ」しかり、「ちりとてちん」しかり…。
      今の時代の空気感から鑑みると、相手の気持ちを読めない精神異常者ばっかりが出演しているのじゃないかと思えてしまうのですが、当時は違和感なく受け入れられていたんですよね。
      振り返ってみるとそれが一番怖いかなぁと。

      もちろんそういう時代には、阿佐ヶ谷姉妹の良さに多くの人が気が付くわけもなく、日陰でこっそり過ごすしかなかったはずですが、やっぱりこの変化は時代が本質を取り戻した証なんでしょうね。
      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • こんにちは^ ^

    私も若い頃からずーっと『特別になりたい』『何者かになりたい』という思いが強く、常に何かしていないと落ち着かなかったり、焦燥感に駆られたりしていたのですが、その思いのままこの歳まできてしまったので、無理が祟って(もちろん当時は無理してるとは思っていなかったのですが)体調を崩したのかな〜と思っています(^_^;)

    きっと神様が「もういい加減、ここらで一旦立ち止まってちゃんと自分(と現実)と向き合いなはれ」と言っているのかな〜と。

    そうは思っても、長年そうやって生きてきたので、なかなかそのクセ(思考も行動も)が抜けなくて、気持ちの落とし所が分からず、心と身体のバランスも保てなくて、この2年近くは本当にしんどかったです(;´д`)
    出掛ける気力は無いのに、何の予定もない休日が苦痛…という矛盾。何もしない事の焦燥感と罪悪感。

    少し前に、星野源さんが何かの番組で
    『”生活”が苦手で、日々を仕事で埋め尽くしていた』
    というような事を言っていたのですが、まさに『それ!!!』って(笑)

    それでも、思うように身体が動かない事からやむなくのんびりする生活をせざるを得なくなったのですが、普通に(←普通という表現が正しいかは謎ですが)ただ毎日を淡々と生きるという事がどういう事か分からず、本当にハードルが高かったです(^_^;)

    最近になってようやく、日々ちゃんと生活する事の大変さが分かり、「何もない休日」を楽しみに出来るようになりました。
    日々の生活を後回しにして、仕事や遊びに没頭してた方が楽なんですよね(笑)

    もうすっかり人生の折り返し地点を過ぎた年齢ですが、今更でも気づけた事に有り難く思います^ ^

    自分の事ばかり長々とスミマセンm(_ _)m
    まだまだ修行は続きそうですが、今後とも宜しくお願いします^ ^

    P.S. 阿佐ヶ谷姉妹のドラマ、いつも見ようと思って寝落ちしてしまいます(;ω;)

    • こんにちは。
      その気持ちよくわかります。
      長年親しんで肯定され続けてきた思考癖を客観視し、切り離し、そして生活に注目できるように変えていくのは本当にしんどい作業だと思います。
      私も数年かかりましたし、正直な話、自分と向き合うより外界に目を向けられる生活のが慣れてるから楽な部分があるんですよね。
      でも、それゆえに苦しんでいたり、ストレスを持ち合わせていたりもしたので、時間をかけてのんびりゆっくり本来の自分のペースを取り戻していきました。

      時間がかかるけど、少しずつは変化していることを実感して、のんびりいきましょう。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • なんてことない日常がありがたい…「孤独のグルメ」がとあるブロガーによって発掘され、再評価され、今や何シーズンもドラマ化される理由が分かる気がします。
    サラリーマンのゴローちゃんがふらっと立ち寄った食堂で料理を食べるだけなのですが、これが不思議と面白いんですよね。

    特別感は落とし穴ですね;一歩間違えれば底なしの承認欲求沼へ真っ逆さまです。
    特別でふと思ったのですが、今年二年ぶりに開催する事になったコミケもある種「特別」の最たる場でしたが、すっかり魔法が解けてしまいました。
    後に残ったのは、既得権益にがっつり組み伏された、屋台骨が崩れた商業イベントもどきな印象です…。
    コミケ理念は共産的なのに実情は資本的で、迷走しているキラスピ系っぽくなっちゃったなぁって。
    特別を維持したいが為に、数多くの問題を後回しにして開催というアクションのみに拘った結果、今回の参加ルールがぱっと見で「こんな状況でおもしろくできるわけないだろ!」と言いたくなるような、社会実験的側面が強いんですよね。
    この空気感おかしくないかな?って愚痴を漏らすと、やれ反ワクだ反マスクだバイオテロだなんて小言言われますし…。
    その場にどっぷり浸かっている時は特別感の異常さには気づきませんが、一旦離れると知らんぷりされている腐の部分が目に付きます。
    Twitterを見てみても、空気感のおかしさを訴える人、それを叩いて運営は絶対と賞賛する人でカオス状態です。
    福島原発事故から3年くらいの間、非理論的反原発の人がブイブイ言わせていた時期を思い出します;。

    コミケの話が長くなりましたが、特別もやり過ぎるとダダ滑りしてかえって寒いよねって思います。

    • こんにちは。
      私はコミケに足を向けたことはないのですが、お話を聞きながら以前紹介した本「野の医者は笑う」を思い出しました。
      https://takehisayuriko.tokyo/2020/10/07/13209/
      スピ系にも癒しフェア的なコミケっぽいイベントが多数ありますが、そういう所で垣間見れる矛盾と同質のものがコミケにもあるんだろうなと思いました。

      日本人はDNAレベルで道理を体が覚えていると思うのですが、後天的に学び備えていった西洋的宗教観の浸透によって、混乱と不具合が生じまくってるんだろうなと思います。

      それからコメントを読んで、「福島原発の事故の後」の空気感をしっかり思い出しました。
      あの頃極端な賛成と反対が入り乱れてしっちゃかめっちゃかでしたよね。
      確かに今のコロナ関連に関する話題の人間模様と似ています。
      冷静になってみれば、極端すぎる主張はどちらも正しくないのに、どちらかに寄せようとするからさらにおかしくなるんですよね。
      でも感情的になっている人が多い時は、冷静な話すら感情的に捉えられる。
      多くの人が冷めるのを待つしかないとはいえ、こういう時間が短く済むようになればいいなと思います。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • 竹久さん こんばんはー。
    本文ももちろん楽しみなんですが読者様のコメントとそれに対する回答が温かくブログの一部としてなりたっていますね。コメントの多いのもあるし、少ないのもある。これは釣りの餌みたいなもので食い付きのいいのもあるし、これはコメントしようがないってのもあるし、ブログは生き物生鮮食品だからいいのではないかと思いますね。

    • おはようございます。
      嬉しい言葉ありがとうございます。
      ラジオの番組もリスナーの投稿あってなりたっているものが多いかと思うのですが、頂いたコメントを読みながら、私のブログもそういう空気感があるのかなと思い、嬉しく思いました。

      これからも宜しくお願い致します。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA


    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください