金曜日は「教えて!波動相談室」のコーナーの日です。
こちらのコーナーでは、読者の方から寄せられた質問に、波動の見地からお答えしていきます。
また、波動の見地からお答えするものの、これは私の個人的見解にすぎません。
ですから、これだけが正解ということはもちろんあり得ませんから、「意見やアドバイスの一つ」として参考にして頂き、その上で自らで答えを見つけて頂けたらと思ってます。
どうぞ、この点お含み置き頂きました上、お読みくださいませ。
親戚付き合いについて
本日頂いたお悩みは、「親戚付き合いについて」です。
50代女性・そわこさん(パート)から頂いた質問です。
ではまずは相談内容をご紹介致します。
はじめまして。ご縁がありましたらお願いします。
内容ですが、私の夫には義妹(独身)、義弟(奥様、子供3人)がいます。義両親がお金に困り長男である夫に泣きつき、本当にいろいろありましたが、古いマンションを売却し二人で施設に入居し、夫が年金を管理しやってきました。
ずっと実家に寄生していた義妹は1人暮らしを始め、知らない間に自己破産をしていました。義母からもお金を義妹にやってと言われていましたが、元々義妹に甘い義両親がお金を使い今の状態になった事、お金を渡すのは本人のためにならないと夫は断っていました。
義弟はお金を貸していたらしく、自己破産で無いことになったそうです。 義弟はやさしく良い人ですが、私からみると自分からは行動せず、ずるいと思っています。 ただ夫はすぐ怒り兄弟にも上からなので、それが一番の原因かなとも思います。私は正直、長男だからと全てを押し付けて来た義母、何かしら理由を付けてお金を搾取しようとする義妹が許せません。
今回も義母の通帳をどうにか私から預かり遺族年金を自分たちの手にしようとしているようです。義父は亡くなったばかりなので手続きはすんでいません。義弟は会えば本当に良い人です。
子供たちもいい子ばかりなので良い親なんだろうと思います。 私自身もお金に対して不安や執着が昔からあるので、それも含めていろんな事がいやでたまりません。 すぐ怒る夫、やさしくなれない私。 他人からみれば私達もおかしいのかもしれません。
これからどう考えていけばいいのかヒントをお願いしたいです。 長くなってしまいすみません。よろしくお願いします。
では、そわこさんからのご質問にここからお答えしていきます。
また今日のお答えポイントは以下2点とさせて頂きます。
①家族に理想はあっても、正しいはない
②家族は折り合いをつけながら続くもの
この2点に沿ってここからお答えしていきますね。
①家族に理想はあっても、正しいはない
今回のご相談を端的に(ドラスティックに)理解すると、義妹の金癖が悪いということが悩みの根源かなと思いました。そして、その金銭問題についてどう対処するのがベストなのかということなのかなと理解しましたので、この前提でお話を進めていきます。
家族というのは、意外と悩みが多いものですよね。
血のつながらない人間関係ならば、義妹さんのような金癖が悪い人とは綺麗さっぱりおさらばすれば済む話。でも、家族とならばそうはいきませんよね。
そこに頭を悩まされているのだろうと思うのですが……、家族って、結構な具合でこういうものだと思うのです。
でも、そういう情報は、あまり巷に流れませんよね。
テレビを含めたメディア、それからSNSから流れてくる家族像というのは、どこもかしこも羨ましくなるほど理想的なものが多いですし、巷では「どうしたら理想的で幸せな家族になれるか?」的な指南ばかりが溢れています。
それゆえ、家族の理想を目指す人の方が多いでしょうし、逆に理想的な場所にはいない自分に気が付いた時には、想像以上にダメージを受けてしまい易いと思うのですが……実際は似たような悩みを抱えて生きている人ばかりなんじゃないでしょうか。
口に出せるような場所がないから、みんな口にしないだけで、実はどう解決したらいいのか分からない、正解のない家族の悩みを抱えている人は多いと思います。
また口に出さないのが悪いかというと、そうではなくて、それは日本の良き伝統であり、美学だとも私は思っています。
だって、口に出したところで正解なんてないし、画一的な解決方法も存在しないですものね。そして、それを理解しているからこそ、みんな孤独に悩んでいるのだと思います。
また年齢を重ねれば重ねるほど、地味で根深い人には言えない家族の悩みって増えるものじゃないかなとも思います。だって、性格も生活スタイルも、各々が持ち合わせる心情も、年を重ねれば重ねるほど互いに違ってくる上に、お互い譲らなくなりますからね。だから、堂々巡りな悩みが増えやすいと思うのですが、「正解」を探そうとすればするほど、その悩みはドツボに入るんじゃないかなと思ってます。
だって、家族には「理想」はあっても、「正解」はないのですから。
つまり…「それぞれどう折り合いをつけて付き合っていくか」以外の選択はないように思うんです。
だから、このような問題については「正解」を探さないようにするのが、何より大事かなと思います。
②家族は折り合いをつけながら続くもの
先ほど「それぞれどう折り合いをつけて付き合っていくか以外の選択はない」と、申しましたが、多分そわこさんは「どこで折り合いをつけるべきか」が分からないからこそ悩んでいらっしゃるのだろうと思います。
その悩みを解決するために、必要なことは「納得」する以外の方法はないだろうと、私は考えます。
どの行動、どの判断が正しいのではなく、
また自分たちの主張を相手に飲み込ませるだけではなく、
互いが納得できる場所を見つける作業が必要なのだろうと思いました。
ちなみにですが、納得の語源は仏教にありまして、端的に表現すると以下のような意味になると思います。
納得を考える。納得の語源は、仏教徒になる、つまり得度を得て、その道に進むことを決めることを言う。得度を得て、それを納める(納得)には、自分の経験や生きてきた軌跡が必要だ。人から与えられたのでは、納めることなどできやしないだろう。納得とは、教えを請うものではなく、行動することだ。
とは言いつつも…家族と話し合うのは、他人と話し合うよりも難を要します。
互いに分かり合えると思うからこそ、また自分の主張だけが正解だと思う気持ちが、他人とは比べ物にならないほど強くなるので難を要し、話し合いが難しくなります。
ですが、それでもどこで折り合いをつけるかという境界線を探し当てないことには、ぐだぐだと同じ悩みだけが互いに回転していくことになると思うので、面倒くさいと思いますが、互いに納得できるところはどこかを見つけていきましょう。
その見つけた先は、親戚の付き合いをやめることになるかもしれないし、一緒に暮らしていくことになるかもしれません。
その納得の境地となる場所がどこになるかは分かりませんし、どれが正解ということは言えませんが、まずは自分が納得できる領域はどこかを探し、旦那さんと話し合い、その上で義妹さんの思いも汲み取ることが大事なんだろうなと思います。
その納得が見つかった際、そしてその納得に沿って行動をしたのならば、今モヤモヤとしているあれやこれやは一気に影をかすめ、すっきりすることでしょう。
そして、さわこさんの波動上昇も一緒に起きるであろうと予測します。(波動領域帯が変わるほどの変化にはならないとも思います。)
とはいえ、こんなこと書いてる私も、自分事だったらそんな冷静に対処などできないだろうなぁと…思いながら書いてます。
というのも、それくらい家族間・親戚間で分かり合えない事態が起きた時の対処は大変なことだと、私自身理解しているからです。
ですから、それくらい大変なことなんだと、まずは理解した上で、そしてこの悩みに正解などないことも理解した上で、そわこさんご夫婦が納得できる場所を探し当てられることを願っています。
こんなご返答でごめんなさい。
ということで、今日の波動相談室は以上となります。
そわこさんのご質問に答えられたでしょうか。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
あなたのお悩みお待ちしております。
こちらのコーナーでは皆さんのお悩みを受け付けております。
ご相談がある方は、下記リンクの「相談室ポスト」からご投稿ください。
↓相談ポスト↓
こんばんは。そわこです。
お返事頂いてうれしいです。ありがとうございます。
読んでいてあーなるほどと私の中で腑に落ちました。
大変な事で正解がない。その通りだなと。
みんなが納得出来る正解がないのであれば、私と夫が納得出来る範囲でやれる事をやって行くだけだなと思いました。また何かあればその都度納得できる範囲を探して行こうと思います。
ありがとうございました。
おはようございます。
腑に落ちたと聞いて、安心しました。
こちらこそ、これからも宜しくお願い致します。