おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしようと更新しています。
是非活用してくださいませ♪
静かなオリンピックもいいものだ。
せっかくの自国開催のオリンピック。
自国でやるのなら、ぜひ一目でも試合を生で見てみたい!選手を生で見てみたい!と思うのは普通。
それに、オリンピックは盛り上がってなんぼ!
だから、無観客の中で選手を戦わせるのは如何なものかと多くの人が思ったに違いないです。
もちろん私もそういう考え方でした。
だから、無観客という選択肢にはかなり否定的でしたが…、無観客になったからこそ良いと思うこともあるものですね。
というのも…そもそも私は、近年のスポーツの試合で必ず見られる「オーディエンスが敢えて興奮するように煽られる空気感」がとにもかくにも苦手でした。
具体的に言うと、選手入場の時の演出とかね。
あーいう演出は、格闘技なら許せるというか…「格闘技というエンターテインメントはそういうもの(格闘技はスポーツエンタテインメント)」と思っているので、それならアリだと思うのですが…あらゆる競技にその空気感が蔓延るのは如何なものかと思い続けておりました。
だって、スポーツも競技によってそれぞれ「道」も違いますし、ジャンルも違います。それにそれが競技になった背景も違います。
たとえば、今回の東京オリンピックで初競技種目となったスケートボード。可愛らしく若い日本人選手が男女とも金になり(スケートボード金の西矢選手は日本史上最年少金)、これからスケートボードの見方は変わるでしょうが、この競技はそもそもアウトローな文化が背景があって、競技に発展したもの。
一方で、同じく今メダルを量産している柔道の背景にある哲学や道は、全く異質というか…正反対と言えるでしょう。
にもかかわらず、スポーツと言う事で一つのフォーマットにされてしまう昨今の雰囲気、これが嫌だったんです。
静かに楽しむもの、哲学を考えるもの、誰もが踊り楽しむもの、スポーツにもそれぞれ違う文化と哲学があるのに、それぞ全部一緒にして、同じような煽りを入れる空気感が嫌だったんです。
繰り返すようですが……
それぞれの競技の雰囲気は違う物で、それぞれに良さや文化があるのに、それらを全て一緒くたにして「格闘技エンターテインメント」と同じノリで、やたらとオーディエンスを煽る風潮が、とにかく私は嫌いでした。
ですが……今回無観客となり、またメディアが作り上げてきた「自粛」の風潮もあり、今までのような「煽る」ということがメディア的にもしにくくなり……、
さらに静かな会場だからこそ視聴者も、試合だけのことに集中できる環境になって、前から「嫌だな」と思い続けていた部分が一気に取り除かれていることを個人的にはありがたく思いましたし、
この事によって、実は過剰になりすぎていた事が見直されるきっかけになっているのではないかと思い、なんだか嬉しく思っています。
誰より開催を喜んでいたのは、選手だった!
またオリンピックが始まって、改めて気がつけたことは、選手の思いです。
どの国の選手も「開催されることの喜び」を噛みしめてくれていることが伝わってきています。
その純粋さこそが、そもそものオリンピックの起源にあるもので、本質です。
そしてこの純粋な喜びが「平和」の架け橋になります。
これがはっきりと見えたのは何よりも宝なのではないかと思っています。
またこれが見えたのは、延期というハプニングから始まり、いろいろ省かざるを得ない状況に至ったからこそ、見えてきたものなのでしょう。
これもありがたいですね。
先週の記事で「この紆余曲折を通り抜けた後には、「本質に戻ったオリンピック」があるのではないかと思っていますし、そうであってほしいと私は願っています。」と書きましたが、選手の心を見ている限り、私が想像した以上のスピードでそこに戻っているのではないのでしょうか。
とはいえまだまだオリンピックは続き、これから何があるか分かりませんが、想像以上のスピードで原点回帰できるという期待を私は深めています。
本当に今回のオリンピックは、誰もが注目せざるを得ないほどのすったもんだがあり過ぎて、始まる前から私たち国民も辟易していましたが、そういうマイナスがあってこその反動もあるものですね。
また、今まで通りではないけれど、今まで通りじゃないからこその発見もあるものですね。
そして、まだまだ続くオリンピック&これから始まるパラリンピックを楽しんでいきたいですね♪
ということで、今日の話はここまでです☆
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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それでは今日も張り切って働きましょう♪
ゆりこさんおはようございます
私も同じことを感じていました。
そもそもスポーツに観客って必要なのか?
生で見られなくても実は問題なしじゃないか?
アスリートもむしろ集中できるのではないか?
実際にアスリートは観客の有無にとらわれず
競技に集中しているように感じます。
男子体操団体が若手主体でミスなく戦えたのも
むしろ観客がいなくて余計な重圧がなかったからだと思いますし
柔道の試合も日本の選手からは畳の上に集中しているように感じています。
余計なあおりがない分、純粋に競技を見られる大会になるのをうれしく感じます。
そして都内に勤めていますが、最寄りの日本武道館でオリンピックが開催されている雰囲気なんて微塵も感じさせられません。
もう国威発揚のため、そして商業主義優先の五輪は、これで終わるのかもしれませんね。
こんにちは。
今回煽りが少ない分、選手全体がリラックスして競技をしている空気感をすごく感じますね。
応援はありがたいけど、その分プレッシャーにもなりますからね。
これくらいが、一番力を発揮しやすいのかも。
そのおかげか、芸術的な技術も沢山見られて至福です。
個人的に今、卓球観戦にはまってるので、昨日のダブルスの試合はもう最高でしたね。
1ゲーム目と2ゲーム目を見てる限りは、もう1ゲームも取れないまま中国が勝つなと思ってしまったのですが…あそこからの大逆転、ほんとスゴイと思いました。
本当に中国も滅茶苦茶強くて、そしてお互い強いからラリーがもはや芸術の域に達していて、本当に楽しかったです。
仰る通り、これで政治プロパガンダに使われ続けた時代も、ビジネスの時代も終わりそうですね♪
良い事です。
ちなみに今日はチラッとサーフィン見たら、男女ともにメッチャ良い波乗りをした上に勝っちゃって(五十嵐選手は銀以上が確定で、15時半くらいから決勝、都筑選手もここから準決勝)、まだまだ見ないとという感じになっております(^^;)
それではこれからも宜しくお願い致します。
ゆりさん、こんにちわ。
先週末は大変失礼しました(いきなり私事ですみません)。
が、怪我のお陰で(笑)、オリンピックの自転車競技の一つ、ロードレースの動画をライブで観ることができました。無観客の方針のため、急遽全レースが動画配信となったようです。これもかえってよかったです。
今回のオリンピックはあまり興味が湧かず、観るつもりはなかったのですが、実はロードレースだけは観たいかな、と思っていました。
観戦自粛要請にも関わらず、沿道はかなりの数の観客で、驚きました。世界中の一流選手が日本で一堂に会する機会はまずないので、自転車ファンと、あとは子供たちも含めた近所の人達が集まっていました。きっと、新たな自転車ファンが増えたと思います!
そして、女子は、全く無名の選手が最初から逃げ切りで、金メダルを取りました!アマチュアで、かつ数学学者だそうです(驚)。
並みいる強豪国は全てノーマークで、なんとゴールまでこの選手の存在に気づいていないチームもあったそうです。
何だか、オリンピックの原点に還ったような、いや、還ったというよりも、新しい時代を予感させるような出来事だと思いました!
また、スケートボードを筆頭に他の競技でも、新しい時代の新しい人類が生まれてきてるような、凄く嬉しい感覚になりました。
この感覚をお伝えしたくて……長文になりましたこと、大変失礼いたしました。
最後にもう一つ……女子の金メダル選手のインタビューも素晴らしいです!(初めてですので、うまく貼れているかどうか…)
https://www.cyclowired.jp/news/node/350652
オリンピックの話題、ありがとうございました。
こんにちは。
怪我のことびっくりしました。お大事に。
ロードレースは見ていなかったのですが、1位の選手の存在に多くのチームが気が付かなかった件は話題になっていたので、びっくりしました。
こんなことってあるんですね。
コメントも1位と2位の落差というか…2位の言葉を1位が皮肉っている形になっていて面白いなと思いました。
優勝した選手の経歴本当にスゴイですよね。
何でもできちゃう天才っているんだなと思いました。
それではこれからも宜しくお願い致します。
ゆりさん、レス、ありがとうございます。
自分のコメントが、自分勝手に盛り上がってしまい、独りよがりなものになっていたことに、今更ですが気づきました・・すみません・・
今回女子の金メダル選手のすごいところの一つは、完全なアマチュアだというところです。(ここが、原点に還ったかなと感じたところです)
自転車の有力選手はほぼプロのようです。
そして、たった一人で参加しました。ロードレースはチームで戦略を練って戦う競技ですので、一人で参加というだけでも驚きです。
そして、プロのレースでは、レースの状況を知るために無線を使用するらしいのですが、オリンピックでは使用できなかったそうです。それが、金メダルの選手が一位で走ってることに他国が気づかなかった原因にもなったようです。他国のコーチが勘違いしたこともあるようですが。
そんなこんなで、この結果は、自転車競技界隈では、衝撃のものだったようです。
・・再び喋りすぎてしまい、すみません・・続きはまたの機会があれば・・
おはようございます。
ロードレースで優勝したあの方、本当にスゴイですよね。
2位の選手が無線が使えなかったことに言及してましたが、そんなにも無線が重要なんですね。
ただ本質に戻るという意味では、今回の結果は業界への衝撃も含めて良かったように思います。
それではこれからも宜しくお願い致します。
こんにちは^^
今までオリンピックに興味がなかったのですが、今回のオリンピックだけは本質的で開催できて良かったな~と感じています。
無観客ってどうなんだろう??と思っていたのですが、練習試合のような静かな環境で試合ができることで、本来の実力が発揮できる選手も多いかと思います。
何よりも、落ち着いて試合だけを楽しむことができて、疲れた選手に同じような質問を繰り返しするヒーローインタビューがないのは選手にとっても視聴者にとっても良かったのかな・・・と思いながらオリンピックを楽しめています。
私も残りのオリンピックを楽しみたいと思います♪
こんにちは。
今日私はサーフィンのライブ放送を長時間見ていたのですが、解説も音楽も入らないライブ配信ってめっちゃいいなと思いました。
その方が自分がその場で立ち会ってる感じがするんですよね。
こんな感じのネットライブが増えれば、もっと自然にスポーツ観戦できるようになるなぁって思いました。
やっぱ今まで煽りすぎて、それにみんな疲れてた部分もあったんだなと思ってます。
今までと違うからこそ、新たな発見があるものですね。
それではこれからも宜しくお願い致します。
竹久様
いつも参考にさせていただいています。
オリンピックが始まってから、久しぶりにテレビをつけて見るようになりました。
そこですごく違和感があったんですが、どのテレビ局も中国や韓国のニュースが多くないですか?
中国や韓国から見たオリンピック、中国の選手の勝敗…。
いくつか放送局を変えて見たんですが、どのニュース番組も中国や韓国のニュースを流しているように感じました。
普段ネットで自分の興味あるニュースを選択して見ているからなのか?
それとも、たまたま私が見たテレビニュースがその話題だっただけなのか??
竹久さんの意見をお伺いしたくコメントしました。
身体に気をつけて、今後もご活躍を祈っています。
こんばんは。
私はテレビではライブ中継しか見てなくて、だからニュースの方は全く見ていないので、その違和感の感じが分からないのですが…
テレビって普段からめっちゃ中国&韓国寄りですよ。だから、そうであってもおかしくないだろうなと思ってます。
巷の感覚と完全にメディアがずれていってるのですが、メディアだけどうもそれに気が付いていないみたいです。
それではこれからも宜しくお願い致します。
こんにちは
インタビューもマスクつけてが多いせいか、私が見てる限りメダルをかじってる様子がなくなりました。
世界各国津々浦々のパワーのある方々が前のめりに来日していただけるのは、
天皇陛下のお式(一昨年)のとオリンピックぐらいですかね。
選手やスタッフ、目撃した庶民がダイレクトに情報を公開してるので、メディアの淘汰がさらに進むのでしょうね。
こんにちは。
たまにメダルかじってる写真は見るものの確実に減ってますね。
マスコミが要求しにくいからだと思いますが、良い傾向だと思います。
メディアが広める話と選手がガチで報告してくる情報の差が大きいですね…特に選手村の情報の温度差はなんなのかと言いたい。
とにかくメディアこそが日本が嫌いなんだなということがよく理解できますね。
それではこれからも宜しくお願い致します。