㊌女子殲滅後の地球を描いたSF漫画~マージナル~

こんにちは!

水曜日は「いいね!イイネ!これ良いね!」という企画でお届けします。

この「いいね!イイネ!これ良いね!」では、私が使って良かったと思った商品や本、行ってみて良かったと思った場所などをお届けしていきます。

私のいいね!が皆さんのイイネ!に繋がるかは、未知数ですが、心底これは良いと思ったモノ、もっとみんなに知ってほしいなと思うモノをお伝えしていきますね☆

 

ジェンダーフリーの先にあるものを教えてくれる

今日ご紹介するのはこちら↓

マージナルです。

マージナルは、未来の地球を描いたSF漫画です。

ただこの未来に描かれる地球には、女性はいません。女性はいないのに、子供は産まれます。そんな不思議な未来のお話しです。

さて、どのように未来の地球は子供を作っているのでしょうか。気になりませんか?

男子だけの世界でどのように子孫繁栄していくのか気になりませんか?

その興味深い理由をこの本は教えてくれます。

 

少し本題からそれるかもしれませんが…

以前より私はこのブログで、LGBTQやSDGsに象徴される「ジェンダーフリー思想」の最終目的は「女性根絶なのではないか?」とお話しさせて頂いております。

↓こんな感じで↓

【推測de憶測】悪魔の本音は、女性の根絶か?

2021年3月12日

 

こんな疑惑を抱いている私にとって、マージナルが描く世界は「DS側の目的が達成された(女性が根絶された)後の世界だな」と、しみじみ思いました。

っていうか、この本を知ることができたのは、実は先ほどの記事のおかげでして…ある読者様がこの記事のコメントで「それは萩尾望都さんのマージナルの世界ですね。」と教えてくださったからなんです。

そして、このコメントに興味を持った私は、早速マージナルを読ませて頂いたのですが……まさにドンピシャ!でした。

現代は、胎外受精など高度な医学で不妊の悩みに答えようとしていますが、その行く末にあるものも私は「女性がいなくても成り立つ子孫繁栄できる世界の構築」があるのではないかと思っている面があります。そして、この漫画ではそこら辺のこともしっかり描いてくれていました。

それからこの漫画は実は80年代に描かれたもので…今からざっくり40年前に書かれたのですが、今の時代で読むから「ドンピシャ」と思うことが多いように思います。っていうか……逆に80年代の時に読んだとしても、あまりに現実とかけ離れた世界のようにしか思えなかったでしょう。

しかし、今ならマージナルで描かれている世界の事が実世界でも起きていることとして実感できるように思います。これはどういうことかというと…マージナルの世界にこの世が近づいているということでしょう。

それにしても、どうして40年も前に萩尾望都さんが、未来を予言するような世界観に気が付かれたのか不思議でしかたないのですが……作家と言うのは「巫女のようなもの」とよく言われますから、だから分かってしまったのではないのかなぁと思っています。

マージナルに描かれている世界と現実がリンクすればするほど、それほど恐ろしい感覚はないのですが……女性がいなくなる世界で起きることは何なのかと同時に、今私たちはその危機に面している自覚を持つためにもぜひ読んでほしい一冊です。

 

ちなみにマージナルはアマゾンでも読めますが、いろいろ調べてみた結果、Amebaマンガで読むのが一番安かったので、私はAmebaマンガで読みました。

↓Amebaマンガリンク↓

しかも今回私は初めてAmebaマンガを利用したのですが、初心者は50%offクーポンがもらえたので、断然ここが一番安いと思いました。

ですので、電子書籍で良いと思う人はAmebaマンガで購読するのがオススメかなと思っております。

 

今日のイイネ

今日はマージナルを紹介しました。

↓Amebaマンガリンク↓

 

私のイイネ!があなたのいいね☆になったら幸いです。

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4 件のコメント

  • さっそく読んでみました。アメバで買ったら3冊とも半額で助かりました!(笑)
    萩尾望都さんは「11人いる!」もそうですが、日本にジェンダーという言葉がない時代から先取りしていましたね。
    まさに巫女的。
    中央政権が大勢の庶民をコントロールしている設定など、今読むと的確すぎてシャレになりません……!
    以前紹介されていた竹宮惠子さんの「アンドロメダストーリーズ」も同じ意味でシャレにならなくて読んでいてゾッとする程でした。
    改めて日本の漫画家さんはインスピレーションが神がかってるなぁ、と感心しました。

    • おはようございます。
      半額だと助かりますよね!1冊500円って電子コミック部類では高額ですし。お役に立てて光栄です。
      11人もいる!って、昔クドカンがやってたドラマ(見てない)と同じ話だと思っていたのですが、そちらもSF作品だったと今知りました。
      そっちも読んでみます。
      仰る通り、ほんとシャレにならないくらいのレベルで今起きてることを予言してますよね。
      アンドロメダストーリーズも読んでみたくなりました。
      教えてくださりありがとうございます。
      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • こんにちは。
    萩尾望都先生はよく、ジェンダーや家族問題に踏み込んだ作品を書かれてますね。
    半神とか有名ですけど、歴史ものも描かれてて、「マルゴ」とか「あぶない丘の家(3部作の2部目。頼朝義経兄弟がテーマです)」とか。
    それで、今回の女性がいない世界の反対、男が極端に減った世界、よしながふみ作「大奥」を連想いたしました。
    漫画ですが、2回映画化、1回テレビドラマ化されてるので、題名だけでも見た方は多いと思います。
    そもそも、大ヒットドラマのフジテレビの大奥を見て、作者が男女逆転の大奥を思いつかれたのだそうです。
    3代目将軍家光の時代に、若い男だけがかかる赤面疱瘡が流行ってかかれば5人に4人が死亡、あっという間に男の数が半減するという、歴史IF物です。
    とても面白いですが、それだけに最後の将軍まで行きつけるのだろうか、と1巻発売頃心配してしまいましたが、つい先ごろ、17年かけて、19巻で大団円を迎えました。
    今回のテーマにはそぐわないかもしれませんが、男女の比率が崩れたことによる悲劇(結婚する男が足りなくて、子を庶民の女性が産む為に吉原設立とか、漁業や駕籠かきなど力仕事も女性がやったりとか)、辛くて苦しみが良くわかっててもそれでも他人に酷いことをせずにはいられない弱さ醜さ、反対にそれでもほかの人を慈しむ強さ美しさが散りばめられた作品です。
    特に、こちらでよく取り上げられる幕末期が面白く描かれているので、お勧めします。
    私はこの作品の一押しキャラが阿部正弘です。それと、出るか、出るか、どう出るか?って楽しみにしてた勝海舟もらしくて良いです。
    それでは、またよらせて頂きます。

    • おはようございます。
      テレビドラマの大奥がヒットした後、堺雅人と菅野美穂主演で男女の設定が逆になった大奥の映画がありましたよね。
      今日のコメントを頂いて、この映画は漫画が原作だったのかと気が付きました。
      教えてくださりありがとうございます。
      映画大奥は、堺雅人と菅野美穂が結婚するきっかけになった作品だったので見てみたのですが、男女の立場が逆転すると、想像以上に生き心地の悪さがあるんだなと実感しました。
      マージナルも同じですよね。

      バランスの崩れた社会の有様を見ると、当り前の普通が、結果合理的であることに気が付かされますね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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