今時の思想の傾向って、一度思ったことは「永遠に続く」っていう設定が多いかと思うんですが…人って常々変わるものです。
「変わらない」と思っていることが、何よりの落とし穴では?
かなり前に何度か記事にしたことがあるんだけれども、私は「永遠の愛」という言葉ほど嘘くさい言葉はないと思っているし、この言葉を利用した洗脳が世界中で横行しているのではないかとすら考えています。
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また「永遠の愛」という言葉に象徴されるように、今時の思想の多くは「変わらない」事が前提として投げかけられ、また「変わらない」事が良いこととされている傾向が強いと思います。
また、この「変わらないことが善」とされる思想に縛られ、もがき苦しんでいる人も多いかと思いますが、これって必然なんですよね。
なんでかっていうと、人は日々変わるものだからです。
だから飽きることも当然として起こるものなんです。
そして、これが人である以上の道理です。
逆に変わらないのは、機械やロボットと同じです。
私たちは天気によっても気分が変わるし、経験によって見え方も変わるし、興味も移り変わっていくものです。
古来から続く日本のわびさび文化やそれに基づく思想というのは、移りゆくもののあはれを前提にしているものであり、本来の日本人というものは「変わらない」ことに固執するのではなく、どんなものとて移ろい変わるものであることを前提にし、さらにその移りゆく変化に美しさや悲しみを感じ生きていたと思われます。
この考えこそが自然の道理と共鳴することは言わずもがなでしょう。
しかし、最近の私たちは無自覚に「変わらないことが善」と考えるあまり、今日も明日も同じであることを求めがちです。
しかし、同じ事の繰り返しこそ人は飽きるものですし、単調な毎日の繰り返しの中では人としての活力は減退していくものであり、同様に思考力も低下していきます。
だからこそ、私たちは敢えて「洗脳されやすい」状態になっているとも言えるのですが、「変わらないことが善」という思い込みが強い人ほど、このトリックに気が付きませんし、移ろいやすい自分の気持ちに自己嫌悪するばかりの毎日で自己肯定感も育まれず、それゆえ誰かに依存していなくては生きていけない心持ちにもなりやすいです。
こうして見直していくとついつい私たちが当り前に思いがちな「変わらない気持ちを持ち続けること」って、本来の人間らしく生きていくにあたって、百害あって一利なしと言えるものではないかと思うくらいなのですが、なぜかこんな間違っている考え方が「美徳」とされているのが現代です。
これも西洋的洗脳方法の一つなのでしょう。
っていうか……まだまだ話したいことはあるのですが…今日は出かける予定があるので、これ以上書いてる時間がない(^^;)ということで…話途中で申し訳ないけれど、今日はここまで!
この点については、後日時間がある時に続きを書けれたらよいなと思ってます。
それではまたね♪
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