【怖い】デヴィ夫人の言動に見られる分断工作

先の記事で、デヴィ夫人にチュサッパの可能性があることを書かせて頂きました。

そして、その話を受けて、あれはやはり分断工作だったのかもしれないと、私の中で思う事が浮かび上がってます。

 

デヴィ夫人の廃嫡、廃妃論って、実は……。

かれこれ8年前の今頃、デヴィ夫人がブログで「徳仁殿下を廃嫡、雅子妃殿下を廃妃、皇太子位を秋篠宮様に移譲することを求めていた」ことを覚えていらっしゃる方はいますでしょうか。

当時の私は皇室にも、国体にも全く興味がなく知りませんでした。

しかし、そこから3、4年経って突如、皇室と国体に目覚めまして……その後に、デヴィ夫人がかつてそのような活動をしたことを知りました。

そして、この一件で竹田恒泰氏とも大喧嘩になってしまったことを知りました。

デヴィ夫人のブログ

ちなみに気になる記事のリンクはほとんど削除されているようで、今は見れません。

何が二人の間で問題になったかというと、それは雅子妃(現皇后陛下)についてです。

雅子妃は当時、適応障害とのことで働けない病についておられましたが、一方で、モンピアと言っても過言ではない言動や皇室に相応しくないのでないかという言動が度々報道されており、国民の両殿下(現両陛下)に対する心持ちはささくれだったものが少なからずあったものと思います。

当時の私は、はっきり言ってデヴィ夫人の意見にもの凄く賛成していました。

とはいえ、署名活動をしてはいけない案件だとは思いますし、それをしてしまったデヴィ夫人の行動については賛成できないのですが、その批判論は庶民の1人として理解できるものでした。

またいわゆるアンチ雅子妃的な考えを持つ保守層では竹田さんは結構悪く言われていましたが、私は竹田さんを批判する気持ちにもなりませんでした。

なぜなら、皇室を御守する存在として、彼の言葉は「そうであるべきだ」と素直に思うからです。

ただ、私の感情は完全にデヴィ夫人と一体化していた部分があったので、そのような記事を立て続けに書いていたことがあります。

当時の皇太子夫妻がご即位にならずに、「即位が秋篠宮家に移ったらいいな」という願望をやたらと書いていたことがあります。

今思えば、それは「私の見識の甘さなるものから起きていたこと」なのですが、

↓そう思えてしまった理由↓

【実感】私が日本人である意味

2018年11月17日

あんなような記事を書いていた当時は、まだまだ甘ちゃんだったので、全然今のように(廃嫡、廃妃論は危険と)思えませんでした。

 

今だから反省。廃嫡・廃妃論は、分断工作に繋がる。

それから良い皇室を作るためには、良い国家を作るために必要なことは、民の日常の生き方であり、それによってしか成し遂げられないというごくごく当り前の事が、去年の今頃まで私の実感として持ち合わされてもいませんでした。

ですから、あんなことが書けたんだなと思うし、また自分自身が国家観が不足しているからこそ、書けたことだとも思います。

そして、デヴィ夫人のような論調は、私のように国家観に目覚めたものの日本の国家として本質的に成し遂げなくてはならない事が分からない人にはたやすくなびきやすい要素があり、それが国家分断の火種になっていきます。

当時の私は、自分のしていることが国家分断の火種となる行動だったとは思いもしませんでしたが、今となっては自分のしていたことが怖いです。

確かに、雅子妃の実家である小和田家が創価学会であることは間違いないことだと思いますし、雅子妃の結婚を取り持ったのが外務省の大鳳会(おおとりかい)であることも、事実でしょう。

ちなみに外務省の大鳳会とは、外務省に勤務する創価学会の会員で作られたグループで、雅子妃のお父さんはその会の重鎮だったそうです。また、創価学会会員(二世)である同級生はある時私に「雅子さんは大鳳会が結婚させたんだ」と誇らしげに言ってましたので、創価学会の中でこの認識は周知の事実なのでしょう。

私が皇后陛下を否定していた理由の多くはそこにあります。

また、現上皇陛下である美智子后も、アメリカの意向で嫁つぐ事になったのだろうと思ってます。だって、美智子后は、カトリック教徒であり、小麦粉屋の娘です。それが、神道の頂点であり、米を司る場所に嫁ぐっておかしくないですか。だから、私はアメリカなどの影響は少なからずあっただろうと推察しています。

そして、同じような事が皇太子殿下にも起きたのだと、私は思っていまして、そういった側面から雅子妃は皇室に相応しくないという思いが先立ち、また創価学会に皇室が乗っ取られる恐怖感から、デヴィ夫人と同じような論調を繰り広げていたのですが、それはそれでもっと大きな民族分断を引き起こすのだなと今になって思うようになりました。

今はあのような論調を繰り広げていたことを素直に反省しています。

 

皇室は人柄ではなく、血統です。

 

また竹田さんは以前こんなことを仰ってました。

「血統意外に即位の理由がないことが、争いを起さない理由なのであり、皇族の人柄などで吟味し始めたら、果てしない論争が繰り広げられることとなり、皇室は終わる」と。(超要約)

「皇室は人柄とかそういうことで決めるのではなく、血統だけなのだ」と。(超要約)

皇室や国体に目覚め始めた頃の私であれば、この言葉の真意など分かるはずもなかったと思うのですが、真剣に学び始めてかれこれ4,5年。ようやくこの言葉が腑に落ちるようになってきました。

迷えないことや選択肢がないことは、安定を生み出す要因になります。

とはいえ、北朝鮮のような形での選択肢の無さでは困るのですが……日本の場合はそんなことはありえません。。

それは歴史を紐解けば明らかなことです。

ですから、地球最古の国として今に繋がっていますし、一昨日紹介した古事記の本を読めば、いろんな神様や天皇陛下や皇室の方々がいて、今に繋がっていることも分かると思います。

㊌絶対完読できる古事記で、騙されない体質になる!

2019年11月6日

もちろんいい人ばかりではないのが、日本の歴史です。

個性的ではあるものも誰しも完璧ではないながら、力を合わせて紡いできたのが日本です。

それが腑に落ちるようになると、如何に合理的に皇室を守り抜くのかが民の使命だと気がつきます。

そうなった時に、デヴィ夫人のような言葉はもちろん出てこないですし、署名運動なんて畏れ多いとしか思えません。

でも、そういうことをデヴィ夫人はやられました。当時71歳くらいだと思います。

71歳で保守を標榜しながら、本質的な国家観が抜け落ちていたということは、保守の衣を着た左翼と言われても仕方ないでしょう。

今思えば、「デヴィ夫人は、保守の衣を着た左翼と同じだと思います。」という竹田恒泰氏の言葉は、本質を射貫いていたよなと思います。

 

廃嫡、廃妃論って、実は……チュチェ思想工作?

確かに雅子妃の評判は、国民だけでなく、保守論者や神社関係者の中でも良くなかったのは事実だと思います。

ですから、デヴィ夫人があのような発信をした時に、世論がデヴィ夫人を責め立てることはなく、どちらかと言えばデヴィ夫人の方が正論を言っているように感じた人のが多いのではないかと思うのですが……(私自身だけの話をすればそうですが……)

今思えば、この言動こそが分断工作の最たるものだと私は思います。

また、皇室においては人選をするデヴィ夫人が、北朝鮮については手放しで褒めていた事実も見逃してはいけないと思います。

デヴィ夫人が廃嫡、廃妃論を展開したのは2011年、主体思想世界大会に出席したのは2012年です。

なぜ、デヴィ夫人は皇室においては「適任」を展開し、北朝鮮においては「手放しの賛成」をしたのでしょう。

本当にそう思っているのでしょうか?それとも、命が怖いからですか?

そこら辺の事はよく分かりませんが、このダブルスタンダードは怖いことだなと思ってますし、廃嫡・廃妃論というのは、チュチェ思想の工作の一貫だったかもしれないなとも思っています。

そして、その工作に多くの国民が乗っかってしまっていたのが、ちょっと前の日本だったのかもしれないと、今は思っています。

とりあえず私はここからデヴィ夫人の言動を観察しようと思います。

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2 件のコメント

  • 竹久さんこんにちわ。
    デビィ婦人は取るに足らない俗物だと思ってたのですが、「保守」と見られていたとは驚きですね。
    小泉総理の時でしたかね。北朝鮮が食糧難のおり、
    デビィ婦人が大量のお米を持って北朝鮮に入国したニュースをやっていましたね。
    個人的にあっち系の人だと言う印象が非常に強かったです。今はお笑い芸人ですね。
    今回驚かされたのは、竹久さんが過去の認識を正直に記事にされた事です。
    流石、女の中の女ですね。
    私ならしれっと誤魔化して世の中のせいにしてましたよ。(トホホ...)

    • こんにちは。
      もう本当にお恥ずかしいことに、篠原さんの動画を見るまで、「それでも保守」と思ってました。
      保守系と呼ばれる団体の講演会をしていたり、過去には田母神さんの選挙応援などもしていた経緯からそう思い込んでました。
      情報戦って本当に難しいなと改めて思いました。
      また日本は思想や情報面について軽んじて扱う傾向が多いので、おっかないなと思ってます。

      80近くになっても、ガンガン身体を動かせるデヴィ婦人は、体力面において凄いなと思う事が多いですが、そういった部分だけにごまかされず全体をみていきたいなと思いました。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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