【平和だね!】ラグビーW杯で気がつかされた平等

すみません!ラグビーW杯のことで書きたいことがまだありました(^^;)

できれば先にこっちを読んでね!

では、始めます!

 

ラグビー精神って、激しいけれど平和なんだね。

私はこの大会が始まるまで、ラグビーのルールを知らないおろか、きちんと見た事もありませんでした。

ですから、小柄な人でもラクビーをしていたことが驚きだったし、フォワードとバックスで全く違う役割があることにも驚いてしまいました。

そして、ラクビーというのは、全く違う役割の人たちが集まりながら、一つの目標に向かって力を合わせる競技であることに気がつき、そこにとても感動したのです。

 

このような精神性は至る所に見受けられ、「日本代表と言いながらも、海外出身選手ばかりが揃っているのだろう」という、今まで抱え続けた疑問も解消されました。

ラクビーとは、国境の垣根を超えたスポーツであり、国境を超えた上で選んだ国に敬意を払い、そして祖国を含めた他国に対して敬意を払う精神で営われているスポーツだったのだなとようやく知ることもできました。

だから、他国の人たちが日本の文化に親しみを覚え、敬意をはらって頂ける事が立て続けに起きたのだなとも思いました。

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とはいえ、それまで私が抱いていたラクビーのイメージというのは、すごく激しいというか、力と力の対決みたいな感じだけで受け取っておりまして……だから、正直野蛮なスポーツという印象から抜けきれないまま今日まで過ごしてきたのですが、こんなにも紳士的で平和なスポーツだったのかということを今さらながら知ることとなり、興奮しています。

そして、森元首相がやたらとラクビーを広めたいと言っていた理由も今になって分かった気がします。

 

ラグビーって、スタッフもメダルがもらえるんだね!

最近の世の中は、男女平等だとかを筆頭にした「とにかく一律」的な考え方が横行しています。

私はこの風潮にずっと意義を唱えておりますが、この度ラクビーを真剣に見る機会を得て「やっぱりそれは間違っている」と思うと同時に、それぞれの個性や体格、そして得意な事で貢献できる環境こそが人を活かすのだなと確信できました。

この開眼は本当にありがたいことです。

私にラクビーの面白さを教えてくれた読者様に、改めて感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

それから「これがラクビー精神なのか!」と感動したシーンは、南アフリカの優勝が決まった後にありました。

スポーツの表彰台は、戦った選手だけが登るものと私は思い込んでこれまで生きていたのですが、ラグビーは違うのですね。

チームに拘わった控え選手だけでなく、チームスタッフも一緒に表彰されるのですね。

この写真を見て頂ければ分かる通り、絶対に試合に出ていないだろう女子も同じメダルをつけています。

一緒にメダルをもらった彼女がどんなスタッフでチームの一員であったのかは、私が知る由もないのですが、南アフリカの女性陣がメダルをもらっている時、私の頭の中には「スクールウォーズでやかんを持って走り抜ける岩崎良美」が浮かびました。

左から2番目が岩崎良美さんで、スクールウォーズでは初代マネージャーをしておりました。

一般的なスポーツではこのような立場の人が一緒の表彰台にのぼり、そして選手と同じメダルをもらうことなど考えられないことですが、ラクビーはこのような裏方も同等に評価されるのだと知り、もの凄くテンションがあがりました。

今回のワールドカップを機に、ラクビーの情報を受け取るようになり、そこで「ラクビーは日本精神に合っている」ということが至る所で語られていることを耳にしたのですが、最後の最後の表彰台で、その言葉をもっともっと深く実感するに至りました。

画一化ではなく、それぞれの持ち場立場が正当に評価されることこそが、平等の入り口だと思います。

日本人はきっとその精神を持ち合せていただろうけれど、すっかりそれを忘れてしまいました。

ラグビーを通して、今一度その当り前だった精神に戻れることなら、どんなに良いだろうと、どんなに良い社会が築けるのだろうと、想像していまいました。

ということで、今までラグビーに関して全く興味を持っていなかった私ですが、これからはラグビー精神がどうしたら日本の日常社会にコミットできるのか考えたいなと思っています。

今になって森元首相の気持ちにコミットするなんて驚きですが、メディアの評価とは裏腹に、森元首相ってスゴイ人だったのだなと思っています☆

 

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