㊋どちらにも問題が……ドメスティックとグローバル

おはようございます。

火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。

また「変わる、終わる、始まる」も月曜日の「今日から使えるマーケティング講座」と同様、お仕事で利用して頂けたら嬉しいなと思っていますので、こちらも朝7時に更新していきます。

こちらも朝のお供として、是非活用してくださいませ♪

 

変えないのも変えるのにも、問題がある現代

今の日本社会は、戦後に培ってきた利権の実態が、誰もが発信時代となりどんどん暴露されるようになりました。

つまり、今まで隠されていた膿がどんどん出ている状態と言えるでしょう。

とはいえ、特権を持ち合せていた人たちは、今持ち合せている権力を駆使して、何とか自分の利権を死守したいと思うものです。

以前より日本のメディアの「クロスオーナーシップ制度」は、情報寡占と独占を強め、一方向からの主張で多くの人々を洗脳させてしまうことに繋がるから、危険視されています。

※メディアにおけるクロスオーナーシップとは

メディアにおけるクロスオーナーシップとは、新聞社が放送業に資本参加するなど、特定資本が多数のメディアを傘下にして影響を及ぼすことをいう[1]。アメリカではこれを排除するため、1920年代にワシントン・ポストとデトロイト・ニュースが所有するラジオ局を別都市で入れ替えている。

そのため昨今の日本では、電波オークションを求める声も大きくなっていますし、

【総理GJ】野田聖子を総務大臣にしてくれてありがとう

2017年11月29日

youtubeなどで、新たなメディアを自ら立ち上げ、既存の枠組みに拘らない人も増えてきています。

それでも日本のメディア(TV局)は今の利権を手放そうとはしません。なぜなら、彼らの事業が運用可能なのは、放送事業が開始された直後に作られた制度があるからです。

たとえば、放送に欠かせない電波の使用料は、破格の安さで利用されています。

電波使用料が安いからこそ、彼らのビジネスモデルは高利益を叩きだすことが可能なのです。

この既得権益にのさばり、傲慢な事をし続けているからこそ、国民の怒りを買っている事に繋がり、芸能人もジャーナリストもyoutubeなどの新しいメディアに活路を求め始めていますが……こちらはこちらで問題もあります。

 

ネットの世界はグローバルだけれども、元締めはどこ??

「変わる、終わる、始まる」の第一回目では、日本の広告市場が様変わりしている現状をお伝えしました。

㊋10年でこんなにも?日本の広告市場は大きく変わってる

2019年10月8日

そして私はこの記事の末尾に、こんな事を書かせて頂きました。

今まで広告費の再終着地点は、テレビ局やラジオ局、それから新聞社や雑誌社でしたから、日本の企業から日本の企業へとドメスティックな流れが主流でした。

しかし、現在のネットの広告費の再終着地点は、YahooやGoogleなどのグローバル企業が主流となっています。

つまりは、広告を通してお金が外資に流出している現状になっていると言えます。

私自身がGoogleを利用させて頂いてこんなことを言うのは、矛盾しているとは思うのですが……これは由々しき問題でもありますね。

だって日本のお金が海外に流れるだけでなく、広告業界の一部が外資に奪われるということになるのですから。とはいえ、日本のシステムが出遅れてしまっている実情があるため、日本に合わせていると、どんどん取り残されていくだけになってしまいます。

日本のメディアがダメだからという理由で、youtubeやブログやSNSなど、ネットに活路を求める動きは広がっているのですが、日本で利用されているシステムの元締めに繋がるのは、どれもこれもアメリカ系企業です。

知らず知らずのうちにアメリカの企業が作ったルールの枠組みの中に、私たちが入れ込まれてしまうことになります。

かといって、旧態依然とした中にいれば埋もれてしまうことになるだけでなく、日本の旧態依然とした枠組みの中にあるルールは、中国や韓国や北朝鮮などの特亜三国の手下にならざるを得ないようなしくみがわんさかあります。

 

つまりは、ドメスティックな考えを強めていくと、特亜三カ国の下に自分が入ることとなり、グローバルの考えを強めていくと、アメリカの下に自分が入ることになると言えるでしょう。

どっちがましかと言えば、グローバルな方と言えるでしょうが、長い目で見ればどっちもどっちとしか言いようがないですよね。

本来あるべき形は、「日本が中心になってお金を回すしくみ」ただそれだけのことなのですが、その軸となる部分が、今の日本は欠けてしまったのです。

 

まずは旧態依然とした枠組みから抜け出して

旧態依然としたドメスティックな形は、特亜三国に金を流し、新しいグローバルな形はアメリカに金を流すようにできています。

繰り返すようですが、本来あるべき形は「日本が中心になってお金を回すしくみ」を取り戻すことです。

そのために、今一番必要なことは隣国に縛られることにもなっているドメスティックな形を壊していく必要性があるでしょう。

ここ最近話題になっている問題(あいちトリエンナーレ、関生問題、アイヌ法案、沖縄独立問題、関西電力賄賂問題(部落問題))にはある種の共通性がありまして、どれもこれも最終的には左派にお金が流れ、そのお金によってわざわざ日本が苦しむ構図となっています。

日本の主要メディアが国民を促す方向も決まってこれですよね。

ここを打破せねば、特亜に牛耳られることが続きます。また今の国内環境を否定してグローバルに動いたとしても、それはアメリカが作ったしくみの中に、どんどん日本が取り込まれるだけのこととなり、何の問題解決もできません。

ですから、まずは目の前にある国内事情をなんとかしなくてはならないと思います。

つまり、特亜三国に美味しい流れになっている旧態依然とした体制から脱却することが、今の日本社会において一番大切なことだと思います。

その状況を手に入れない状況で、グローバルを戦えるはずもないです。

それぞれ個人において出来る事は微力であるものの、意識するかしないかは大きな違いなので、まずはそれぞれが意識して、どちらに転んでも日本人にはメリットが薄い未来になっている環境から脱却できるように微力を重ねていきましょう。

 

ということで、今日のお話は以上です。

ちなみに来週は「時間と場所に縛られない時代だからこそ、気をつけた方がいいこと」と題してお届けしたいと思います。

それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。

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それでは今日も張り切って働きましょう♪

2 件のコメント

  • こんにちは

    私は、日本はアメリカの枠組みにいるのかと思ってました。
    石原慎太郎のNOと言える日本という本がアメリカに対してでしたし(読んでません)、文化もアメリカが流れてきましたし。
    だから、アメリカから少しずつ独立できればと思いました。
    また、国会でもめてるのは保守派と改革派(例えるならおじいさんvs若者)と思ってました。。。

    でも、数年前実際は北朝鮮、韓国、中国と、「途上国(国交なし、あか抜けてない、円借款してる)」の支配下と知り大変ショックを受けました。
    しかも、会話が成立しない国々のようで。。。

    誰がそうしたのか?
    アメリカなのか?ユダヤなのか?
    ただただ日本人がバカなのか?

    今日は特別な日なので、そちらにフォーカスしたいです。
    きっと一部ではラグビーの話しで盛り上がりそう。
    ノーベル賞やオリンピックの話題もありますね。
    調べたらワールドカップは2009年に日本で開催と決まってたんで、偶然にもほどがありますね(笑)

    • おはようございます。

      多分みんな太田さんと同じように考えられているんじゃないかなと思います。っていうか私自身もそうでして、裏で特亜に牛耳られているなんて思いもしませんでした。
      どうしてこんなことになってしまったのか端的に申し上げると、戦後のGHQの施策によって共産主義者と半島出身者の待遇が良くなってしまったことが上げられると思います。
      詳しくはこちらの記事で書かせて頂いていますので確認ください。
      https://takehisayuriko.tokyo/2019/04/18/4644/

      ラグビーW杯は、日本の全てが詰まっている時間に開催されたことが、とても不思議ですね。
      神の采配と呼ぶべきものなのかもしれないですね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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