㊊どうして?マーケティング頼りの商品開発は失敗する

さぁ!新しいWeekday♪が始まりました。

月曜日は、週の始まり!お仕事の始まりです!とか言いつつ、今日は休日でしたね(^^;)

そもそもWeekdayじゃなかった(^^;)

今日は休日ではありますが……少しでも皆さんの仕事が楽しくなったらいいなと思い、月曜日は「今日から使えるマーケティング講座」を曜日企画としてお届けしております。

また、少しでも気持ちいい出勤時間のお供になったら良いなと思ったので、「今日から使えるマーケティング講座は朝7:00に更新しています☆

今日は休日ですが、是非明日からの仕事に「今日から使えるマーケティング講座」を使ってください。宜しくお願いします☆

 

商品開発にマーケティングは必須ではありますが……

商品開発していくにあたって、技術寄りの思考で進めすぎてしまうと、マーケットニーズやトレンドが全く反映されないモノが出来上がってしまうことがあります。

そのため、開発途中の段階でマーケットニーズがあるのか、逆にどのようにすれば潜在ニーズを発掘できるかなど、調査などをしながら確認していく必要性があります。

しかしながら、本末転倒とも言える形で商品開発マーケティングしてしまっているケースもあります。

本末転倒な事をしているのですから、上手くいくはずもないのですが、そこが盲点になってしまっている企業も多いのではと思ってます。

ですから、今日は本末転倒な商品開発はどのような形で行われてしまうのか、お伝えしていきます。

また今日はビジネス寄りなお話しが冒頭から随分続くのですが、最後に生活の中で使えるお話しをします

そのお話しの内容は、冒頭から続くビジネス寄りのお話しを理解して頂かないことにはできない部分になるので、是非冒頭から読んで最後の生活に使える部分に入ってくださいね。

 

本題の前にお知らせ

現在使ったことのない機能を積極的に使っていきたいと思ってまして、分割機能を勉強中です。

今回の記事は結構長いので分割をしておりまして、全部で3Pになります

そしてこのページ全部を読み終わると、このボタン↓が出てくるので

それを押して、続きを読んでください。

全体のページ数が分かる設定にしたいのですが、まだ良く分からないのですみません。

それでは始めます。

 

タイミングを間違えた調査は無意味です。

消費者に既存サービスの問題点や使い勝手が悪い部分(ユーザビリティ)などを調査すると、様々な改善アイディアが出てきます。

 

ですから、消費者に問うことや消費者の意見の吸い上げる行為は、企業活動において必要な作業の1つだと思ってます。

ただですね、商品開発の段階では幾つか気をつけた方が良いと思うことがあります。

 

まず一つ目は、作る物がはっきりとしていない段階で調査はしないことです。

すごく当り前の事なんですが、どんな商品を作るのか、どんな値段で売る予定なのかということは、消費者に問うてはダメで、自分たちで無理からでもアイディアを出す必要があります。

なぜなら、消費者というのは、良い商品(壊れないなど)で価格に見合もの(できれば安い方が良い)というニーズを必ず抱えていますから、漠然とした形でアイディアを募ると、単純にコストに見合わない話や、莫大な開発費が必要なものになっていきます。

 

ですから調査の入口の段階で何を問うかがはっきりしていないと、調査しても何も得るがなく、ただのお金の無駄遣いになってしまいます。

すごく当り前の事なのですが……ちょいちょいこういうことって起こってるんですよ。ですから、書いてます。

 

それから、開発段階では、マーケットニーズがそんなにない商品やサービスというのもあります。こういうタイプの商品は軌道に乗ってからじゃないと、調査する意味がそもそもありません

たとえば、今は当り前に使われているSuicaなどの電子マネーですが、20年前には市場にその概念そのものがありませんでした。

でも開発自体は既にその当時から進んでいるわけです。

とはいえ、そういう時代に調査をしてもはっきり言って良い結果など上がってこないので、聞いたら開発者の心が折れるだけの事態が待ち受けてます。

つまり、新しすぎるものは、調査した所であまり意味がないんです。インフラなどの使える環境が整って初めて、マーケットニーズが顕在化し始めるので、開発はその時が来るのを切望しながら、ただただ開発とインフラ整備に勤しむことしかできません。

っていうか……実は、私たちの身の回りにあるハイテク機器って大概のところ、最初は必要性を感じないものがほとんどです。

携帯電話が普及し始めたのは20年ほど前ですが、その10年前の30年前の段階では、その必要性など多くの国民は分かっていなかったものです。それからインターネットも、スマホも、SNSも、導入してすぐみんなが使い始めたわけではなく、徐々に使う人が増えていき、今の状態になっています。

ですから、まずは商品開発している内容が市場としてどこにあるものかということを、自分たちで把握しておくことはすごく大事なことです。

創世記なのか成長期なのか安定期なのかの違いはもの凄く大きいです。

そして、創世期である場合は、市場ニーズを獲得するよりも、どうしたら事業運用できるかという事に注視した方がよいと思います。

創世期の段階の商品は、消費者ニーズを聞いた所でなんの役にも立たないことが多いので、市場が追いついてくるまでコツコツとやり続けるしかありませんし、そのコツコツをせねば成長期の段階には絶対に入りません。

消費者ニーズを聞くのは、成長期に入る手前くらいが一番良いです。少し売れ始めたという所になってきて聞くのが丁度良いです。

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