【活字業界朗報②】情報は無料でも、商売は成り立ちます。

昔ながらのジャーナリストな方々(たとえば文化人放送局の加藤さんなど)は、「情報はタダじゃないんだ!」と言いたがります。

確かにその言葉には一理ありますが……消費者(購読者)に向かって、そこに意識の変化を求めることはおかしなことだと思います。

 

ロスジェネ世代だって、情報は無料だと思ってます。

昔ながらのジャーナリストな方々は、今のうちらと違って現場主義です。

現場への視察や情報収集には、労力や経費がかかるのは当然であって、その労力や経費は現代とは桁違いです。

ですから、その経費や労力あってこそ良い情報は届けられると思う気持ちが昔ながらのジャーナリストの方は強いなと思ってます。

もちろんこんなに労力や経費を使っているのですから、タダで情報を渡せばもちろん赤字になってしまって当然ですし……だからこそ「情報はタダじゃない」という言葉が出てしまうのでしょうが、日本の情報に関する収益構造の多くは、受け手側はタダです。

少なくとも私が生まれた昭和51年(1976,2636)からはずっと無料であることが普通です。(ちなみに2636は皇紀2636年です)

だって、テレビって無料で見られるものですもの。

テレビの制作に多大なお金がかかっていることは年を重ねるごとに分かるようになっても、見る側はタダなのですから、タダだと思ってしまうのは当り前の事。

それに新聞というのは家に置いてあるもので、自分で買う物ではないから、やっぱりタダなんですよ。個人的感覚としては。

それに、ロスジェネ世代の青春時代はフリーペーパー全盛期ですから、やっぱり情報はタダなんですよ。

こんな生まれ持った環境の上にネットが進化すれば、やっぱり「情報はタダ」と思うのが普通のことになり、極力情報収集にお金をかけたくないと思うのは、人の心情としてさらに当り前のことだと思います。

だからこそ昨今は、「如何に自分の持ち合せている情報が他とは違って特別なものか」と言いはり、多額の金銭を巻き上げる詐欺まがいな行為が横行したのだと思います。

ありがちな料金では普通と思われてしまうからこそ、超高値をつけて売る行為をしたのだと私は推察しています。

だって、迷える人々は「超高値なら普通とは違うものが必ずもらえて、それで今の苦しみからは解放される」と思ってしまいがちなのですから。

つまり、スピ系&キラキラ系の高額商法にある根本的なものとは、高額ゆえの希少価値と期待に過ぎないと思います。そのため、多額の金銭を巻き上げるコンサル系事業が幅を効かせてしまう事態となりましたが……そいつらこそたいしたことなかったという事が、どんどん明るみになってしまいました。となれば、より市場は情報にお金を払うことに警戒してしまうでしょうし、今まで以上に情報にお金を払うという感覚はもっと少なくなって当然だと思います。

【真逆の変化②】クローズドに溺れる教祖さまの理由

2019年9月16日

っていうかね、そもそも受け手が情報にお金をかけるという感覚の方が、メディアの歴史を確認してみれば、そもそもおかしいのですよ。

だって、新聞・テレビ・ラジオ・雑誌などが今の日本の主要メディアにおいて、受け手が支払う料金など微々たるものなのですから(NHKは除く)。

そもそも広告や雑誌の収益で大きかったものは、購読者が払う料金よりも広告だったはずです。そして新聞やテレビに至っては、広告で収益が賄われているからこそ、そもそも受け手は常に無料で見させて頂くことができたんです。

昔ながらのマスメディアの人たちは、情報価値云々ということを言いたがりますが、収益構造をあらためて振り返れば一目瞭然。

情報など、受け手側から見ればそもそもタダ同然だったのですよ。

にもかかわらず、取材費青天井とも言われた時代があったからこそ、取材にお金がかけられたですが、そんな事ができたのはその媒体に威力があったからだけです。媒体に集まる人が沢山いるから広告費が沢山入って潤沢な活動費が与えられただけなのですよ。

言い方がよくないかも知れませんが、取材費青天井というのはHIKAKINさんが今、youtubeのネタのためにバンバン高額のものを買っているのと同じ事だと思います。

HIKAKINさんは使っても使っても湯水のように湧いて出てくるからこそ使うのであって、また使った方がさらに湯水のように湧いてくる温泉を掘り当てた状態だからそうするしかなくって、そして昔のジャーナリストの人たちは単に今のHIKAKINブレイクに似た時代に現場に出ていたに過ぎなからこそ、そんなことを思えるだけだと思うんですよね。

購読者や視聴者側はその時代も無料だったけれども、広告費として集まってくるお金が無限大だったからこそ、取材費にお金をかけられて、だからこそ情報は有料に見えたということなだけだと思います。

また、いわゆる昔ながらのジャーナリストの人たちが言いたがる不満は、テレビ局の人たちが「昔はなんでもできた」と言うのと同じ事だとも思います。

テレビもやっぱりお金が湯水のように湧いてしゃーないわっていう時代がありましたものね。

 

なんやかんやで愚痴っぽかったけれど、そろそろまとめを……。

 

ということで、

気がついてほしいのは

情報に価値がなくなったとか、情報を無料だと思っている購読者や視聴者が悪いのではなく、

単にその媒体に威力がなくなったからこそお金が集まらなくなっただけだということです。

単に収益構造の終焉に過ぎない話を、購読者や視聴者の心構えのせいにしてはいけないと思います。

にもかかわらず旧態依然としたその収益構造の中で、それでも生活しようとしているからこそ、枯渇しているだけの話にすぎません。

要は、新たな広告料が入るビジネス構造の中で仕事すりゃーいいだけなんですよ。

そしてそれは今までみたいにクライアント(新聞社や出版社など)からの依頼で物書きするのではなく、自分でメディアを立ち上げることに過ぎないと私は思うのです。

しかも、収益を得られる個人メディアというのはyoutubeに代表されるような動画サイトしかないと思っているからこそ、活字系の人は「今後がやばい」と思っているだけの話のような気がしてなりません。

さっき書きましたが、youtubeもブロガーも収益構造はほぼ一緒で、しかも多様性があるのはブロガーの方ですよ。

【活字業界朗報①】ブロガーはオワコンじゃなくて、コレコン!

2019年9月17日

ですから、HPという活字で運営する自分のチャンネルを持つことを決意して、それで頑張れば、あっという間にその広告収入だけでやっていけるようになるはずなのになと私は思いました。

だって既にジャーナリストでご活躍の方は、皆さん知名度があります。ですからFBやTwitterで情報を提供するのではなく、自身のHPを開設されそこに情報を書けばいいだけの話です。

そして、HPで書いた情報の一部をFBやTwitterで告知すればいいだけの話です。

多分この方が、原稿料よりも高い収益がすぐさまもらえると思いますよ。

だって皆さん知名度がありますから。

そして、その実態に気がついた時には、「情報は無料じゃないんだ」という悪態染みた言葉は過去のものになると思います。

だってそもそもメディアって広告料があってこそ成り立ってきた業界だから。その広告料が枯渇しているからこそ、今までのようにいかないだけだから。

だからこそ、ジャーナリストの方こそ自身のHPを立ち上げて、そこで本気で勝負すればいいのになと私は思います。

それをしたら、今までの努力は無駄ではなかったと思うほどの広告料金が個人に発生するのになと思ってます。

 

また、出版業界は全体として不況ですから、ジャーナリストだけでなく小説家や漫画家の人もそれから写真家の人もあぶれていると思います。このあぶれ方は若手であればあるほど大打撃です。私も大打撃だからこそ、地味にこうやってブログ書いてますが、今こっちのが収益性が高い事実に気がつき始めてます。

同じような環境下にいるからこそ、みんな焦っているかと思いますが、今さら何かの媒体に所属していなければと思う気持ちは捨てた方がいいと思います。

だって現代は自分でHPを立ち上げて自活することができる時代なのですから。

そして、その自活のスパイラルによっては、今までには考えられない金額をたたきだすことができる可能性はこの市場には詰まっています。

活字のプロが本気を出してくれたら、いわゆるブロガーと呼ばれる活字業界はyoutuber以上に面白いことになるはずだと私は思ってます。

だから、一緒に面白い時代作っていきましょ!

やり方次第で活字業界はもっと面白いことができるはずです。

だって日本ほど識字率の高い国ないのですもの。

そして日本ほど文字に味わいのある国などないのですもの。

その味わい深さを個人の媒体でそれぞれ発揮して業界を発展させていきましょ!

 

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2 件のコメント

  • 竹久友理子様
    今日初めてこのブログを拝見させていただきました浜太郎(仮名)と言う者です。
    もともと黒澤全さんを久しぶりにウオッチしたらこのブログに行き着きました。
    私は2年前くらいから黒澤全さんのメルマガを読んでいます。
    内容は至極まともな事をいってますが、誰もが知っている事を非常に長い文章で書いてあるので、
    少々持て余し気味でした。
    それはさておき、竹久様の歯切れのよい文章に感服し、また皆の利益になるようなやさしさ、
    とても心が洗わるようです。
    これからも記事の数々勉強させていただきます。
    どうぞお体ご自愛いただきご活躍下さい。ありがとうございます。感謝しています。

    • こんばんは。
      こちらこそたどり着き読んでくださりありがとうございます。

      どうぞこれから宜しくお願いします!

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