【よしもと会見】「これぞ日本人だ!」と思った事。

本日は参院選挙の投票日ですが、テレビはそれをすっかり忘れるほどの話題で盛り上がっております。

皆さん投票は済まされたでしょうか。

まぁそれはさておきとして、今回のよしもと騒動によって、日本人が本気で取り戻さなくてはならない部分が顕現されたなと私は思っていますので……選挙投開票日ではありますが……世の中の空気感に迎合した選挙じゃない方のネタを書こうと思います。

 

たった一つの嘘で、ここまで衰弱できるのが日本人

昨日突如始まった宮迫さんと亮さんの記者会見を見ました。

そして、亮さんの様子を見て、たった一つの嘘でここまで衰弱できるものなのかと、私は思ってしまいました。

写真はモデルプレスからの引用……なのですが……

会見後、再び報道陣の前に姿を見せた田村亮、宮迫博之 (C)モデルプレス(写真 : 会見後、再び報道陣の前に姿を見せた田村亮、宮迫博之 (C)モデルプレス)

どちらも精魂抜けたと言っても過言でないほどの、衰弱をしているのが良く分かります。
特に亮さんに至っては、大病でも患ったかと思えるほど衰弱されておられます。
昨日の会見で、亮さんを見ていて「嘘をつく」ということたったこれだけのことが日本人にとっては大ごとなのだなと改めて思いました。
一般的に自分の人生にダメージを与えるのは、悪であると思います。
しかし、あの会見を見ていたら、日本人にとってそれは二の次であったと思い知らされました。
亮さんにおいて、自分が人から悪と思われることは自己責任の末の結果として、仕方の無いことであり、特段それについての悪足掻きをしたいという思いはなくて、単に「自分が嘘をついてしまった!」ただそれだけの事実が、許せなくて許せなくて許せなくて、どうにかこうにかとにかく正直に話させてもらえなければ、生きるということそのものがままならない状態にになってしまっていることが、もの凄くよく伝わってきました。
この会見では、今の世の中の基準である「善悪」の基準を遙かに超える水準で、「正直」「嘘」と言う言葉がもの凄い連呼されまして、日本人にとってはやはりここが生きる根幹なのだと、私は実感しました。

宮迫さんの自己保身は、ある種当り前のこと。

宮迫さんはこの会見の冒頭で、全ての事は「自己保身」にあったと仰いましたが、私は単なる自己保身ではないなと、贔屓目ながら思いました。

今回のことは、宮迫さんの問題だけでは無く、宮迫さんの一言で多くの後輩芸人を道連れにすることになる話でした。

そのため、自分の発している言葉がその時嘘であるという自覚があったとしても、そこに正直になることには複数の躊躇があったと思います。

ちょっと話はそれますが……文春は、島田紳助さんのようにすぐに引退決断をしなかった宮迫さんをやじってますが、

宮迫&田村亮緊急会見 島田紳助氏にあって、2人にはなかったもの

この分析は文春が見誤りだと思います。

紳助さんの場合は、自分1人が罪を背負えば全て丸く収まる話でしたが、今回のことはそうならないことが始まりから明らかです。

宮迫さんが引退を宣言した時点で、他の若手芸人も引退の道につれていくことになります。

そんなことできないでしょ。

同じ反社会勢力ネタと言えど、個人ネタと団体ネタでは対処の方法と思う所が違って当然です。

 

また、

会見で宮迫さんが「今回とは別に当該の反社会勢力から吉本が正規の営業として仕事を受けていた」と語ったり、亮さんが「吉本が在京在阪キー局は吉本の株主だから大丈夫」と語った点から見ても、

「事実ではない」と言った方が、「全体として安パイ」と言える常識感がそこにあったと思います。

 

 

結果、その判断がことごとく裏目に出て、このような大騒動になってしまっているのですが、少し前の常識に照らし合わせれば、それが正論だったと思います。

っていうか……ほんのちょっと前までの日本は、威圧と嘘が圧倒的な力を持ち合せていたのですから、そうなる方が自然であり……また、少し前の日本であれば、絶対的に宮迫さんの判断の方が正しくて、その方が芸能界という特殊な業界の航海は安泰だったと言えます。

 

しかしながら、宮迫さんもよしもとも、新たに始まった時代の空気感にほんの少し乗り遅れました。

 

だから、宮迫さんは 舵きりを誤り、同様によしもとも誤りました。

 

その積み重ねが昨日の大騒動に繋がってしまった訳ですが、この多いなる見誤りによる大騒動は、きっと日本の全体の世論を、本来あるべき日本人の姿に戻してくれる契機になるのではないかなと私は思っています。

 

よしもとにおいて「直営業」は、許されています

ちょっと余談めいた話なんだけれども、よしもとという事務所があるのに、事務所を通さず仕事をしたことがいけないこと!という認識の中で話が進んでいる人が多いかもしれないのだけれども、それは違いますから。

テレビとかが「闇営業」という言葉を使っているから、イメージ操作でやたらと悪いイメージが一人歩きしているかもしれないですけれども、あれは単にタレントが主催者側などから直に仕事をもらっているだけのことで、そして、よしもとの場合はそれを容認しているので、事務所を通さず仕事をもらっていることは、タレント側にとってもなんら問題の無い出来事であることは認識しておきましょう。

あの会社は、古き良き日本の自由を元々持っている良い会社だと思います。ただ、昨今のコンプライアンス的な世の中の常識の変化が早すぎてついていけないだけで……でも今時の会社とよしもとと、どっちが本質的なものを持ち合せているかと言われれば、私はよしもとだと思います。

でもよしもと本部が、古き良きだけのよしもとではなく中途半端に現代に迎合しようとした結果が、このような矛盾だらけの組織体制を生み出したのだと思います。

私たちが認識するべきは、本来の日本人にあるべき組織運用をしようとしようとも、現代はそれが違法になるという、甚だ矛盾した事実をまずは知るべきです。

そして、その狭間にいる会社ほど、多くの矛盾を抱えることに繋がり、運用がままならない事態に繋がっています。

私たちの心持ちが「善悪の基準」から脱却できれば、こんな馬鹿馬鹿しい矛盾はそもそも常識の方が間違いだったと気がつけるのではないのかなと、私は思っています。

 

 

日本人が何より嫌いなのは嘘

あの会見の2人の思いはそもそも持ち合せている思想信条がとにかく真っ直ぐに出ていたなと思います。

宮迫さんは、長としての責任にまつわる後輩の人生がとにかく気になっていて、

亮さんは、嘘をつくことがことごとく苦手で、嘘をついた自分が何よりも許せなくてといった感じで……、

 

2人の思いにあるものは大いに違いましたが、どちらの思いもとてもとても日本人らしくて、なんだか私はほっこりしました。

っていうか、あまりに対照的でもあり、でも日本人的な思想を持ち合せている2人の会見は、「あぁ日本人だよな……日本人に帰ろう」そう思わさせてくれました。

 

宮迫さんの発言は自己保身だけに見えた人が多いかもしれませんし、一瞬私もそう思いましたが、少し冷静に考えると、あの言葉は、後輩芸人を守りたい末の自己擁護発言のようにしか見えませんでした。

自分の発言や進退が後輩にも影響するということを考えて考え抜いた上で出てきたあの発言は、自己保身では無く、分かりづらい「滅私」だったなと思います。

滅私の末の自己保身ってすごく分かりづらいかもしれないけれど、非常に高度な選択なので、どうかそこにお気づき頂きたいと私は思いました。

 

一方で、亮さんはあまりに子供みたいに実直でした。

大の大人が「嘘をついてごめんなさい!」とあそこまで本気で、素直に謝り、そして嘘をついてしまった自分をあそこまで追い詰められるものかと思いました。

亮さんが普段から品行方正に生きていたことが、ある種露呈されたと言えるでしょう。

 

嘘をつくことに何とも思わない人は、1から10まで嘘をついてなんとも思わないのです。

【脱偽スピ】「ワクワクだけしよう」の先にあるもの……山尾編①

山尾しおりのように、ケロッとした感じで生き続けることができるのです。

そして、嘘を嘘だと思わない精神の持ち主の方が、現代を容易く生きやすくなっているのも事実です。

 

しかしながら、お二人は違ったからこそ、あそこまで号泣し、あそこまで衰弱し、あそこまで反省できるのです。

 

こういう大騒動になると、まるで法を踏み外したことを彼らがしたように思う人もいるでしょうが、

二人は犯罪に手を染めていないのですよ。

 

ほんの少しの自己保身と、判断ミスと、たまたま人気者だったことが仇となって、こういう事態になっているだけです。

 

日本は法治国家です。

法に抵触していないことと、犯罪はきちんと区別すべきだと思います。

 

芸能人である以上、ほんの少しの判断ミスが犯罪以上の犯罪かのようになってしまうことがあります。

かつてのベッキーのように……。

それは芸能人が芸能人であるがゆえの性とも言えますが、こういう空気感が芸能人の正直な気持ちや素直さを阻害する行為にもなっているのは事実だと思います。

芸能人だって同じ人間ですよ。

私たち一般庶民はそこをすぐに忘れがちですが、それは忘れちゃいけないと思います。

芸能人も私たちも同じ人間であり、日本人です。

 

善悪どうのこうのじゃない社会を取り戻そうよ。

今の日本は善悪の基準に支配されています。

悪だと思われたら、失敗したら、もう二度と立ち上がれないプレッシャーと戦わざるを得ないから、偽善が蔓延り、嘘をつく社会になってしまいました。

私たちは誰しも失敗をしますし、過ちを犯す可能性を持ち合せて生きています。

だからこそ、失敗したら生きていけない、過ちを犯したら生きていけないという気持ちが芽生えるのですが、こういう社会が偽善を生み出し、そして嘘をつかなくてはならない社会を創り出していることに気がついてもらえたらいいのになと思っています。

正直に生きた結果、悪に染まることもあるし、失敗することもあります。

でも、日本人がずっと大事にしてきたのは「正直」だけです。

悪に染まったとしても大概正直なのが日本人なのです。

そして、その悪の分野で世のため人の為と頑張っていた人がいるのが日本人なのです。

たとえば清水次郎長みたいにね。

最近の世の中は、二元論に苛まれ過ぎて、とかく悪だと決めつけたものを排除したがる傾向が強くなっています。

その傾向によって、より嘘をつかなくてはならない社会が生まれていることを自覚して、それぞれが正直にいきられる社会を取り戻すことが何より必要なのではないのかな?と私は思ってます。

そして、あの会見は、それを強く思わせてくれる会見だったので、お二人にとっては苦渋の決断であり、記者会見だったでしょうが、私個人からしてみると、日本人においてとても大きな転機になったのではないのかなと思います。

宮迫さん、亮さん、これからも同じ日本人として、頑張って生きていきましょうね!

 

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13 件のコメント

  • こんばんは。また登場してすみません。
    私もあの会見を見て、嘘をついてしまったことでこんなにも自分を責めていたたまれない気持ちになれるのって日本人だよなぁと思いました。特にここ数年は中韓の息を吐くように嘘をつく国民性に辟易し、また山尾志桜里や塩崎あやかなど、どうしたら日本で生活しながらこんなに面の皮が厚くなれるのか理解できない人々ばかり見てきたから余計にです。
    昔から「金を積むより信用を積め」という言葉があるように、日本人て「信用」「信頼」をとても大切にする民族だと思います。
    それって教育もあるけどやっぱりなんかDNAに刻まれてるんじゃないかって思うんです。
    だからあんなに罪の意識に苛まれるんではないかと思います。
    ちょっと前に、これから日本人が日本人らしさを取り戻していくのではとコメントしたところ、ゆり子さんにもうその準備はできていますと返信いただきましたが、日めくりカレンダーをめくるようにそれは始まってるなって、
    ニュース見たりしながら、あっ、これゆり子さんが言ってたやつか?とか思うことが増えてますね。
    私も変わらなきゃいけないって思ってるけどまだなんか、ダメですね。

    気温が上がってきましたのでお体に気を付けて。これからも益々のご活躍を楽しみにしています。

    • おはようございます。
      常識に合わせる事ばかりしていると、自分の心に嘘をつくことが当り前になって、その結果真偽の判断が分からなくなり、偽善に固められた嘘つきを聖人君子のように思ってしまったりするんでしょうね。
      つーか、塩村あやかなんかによく投票するなと思いますが、蓮舫、山尾しおり、辻元清美がこの党の代表的な女性議員であり、彼女たちのような人を支持する層が一定数いるから仕方ないのかと思いましたが、目が曇るって恐ろしいなと思ってます。

      絶対に日本人のDNAには「嘘をついたら病気になる」っていう何かが刻まれていると私は思いますよ。
      そうでなければ、こんなに癌患者やうつ病患者が発生するはずもないと思ってます。

      誰もが正直に生きられる社会になるまでまだまだ努力が必要ですが、自分たちが生きている間にそういう社会に戻せるよう努力を積み重ねていきたいですね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • はじめまして。こんにちは。いつも読ませていただいています、はやかわと申します。

    自分のことと照らし合わせてみるとぴったりあっていたのでびっくりしました。私は学校のクラスの友達につい自分で小説を書いていることを漏らしてしまいましたが、そのジャンルが友達が以前苦手、嫌いと言っていたジャンルだったため、思わずその子の好きなジャンルの小説を書いたのだと嘘をついてしまいました。それを今すごく後悔していて、スケールは全然今回の件とは違うけどまさに今の私だなと思いました。その友達には明日ごめんなさいをしてみようと思います。竹久さん、ありがとうございました。

    新しい更新を見つけるたびにわくわくして読んでいます。いつもありがとうございます。これからもずっと応援しています、よろしくお願いします。

    • はやかわさんこんばんは!
      いつもお読みくださりありがとうございます。
      コメントもありがとうございます。

      嘘をつく時、その場の咄嗟に出た言葉であったとしても、後からじんわり響いてしまいますよね。
      是非明日、お友達に「ごめんね」を言ってみてください。
      お友達はまだ怒ってるかもしれないけれど、いつかきっとその気持ち伝わります。

      どうぞこれからも宜しくお願い致します。

  • こんにちは!

    宮迫さんたちの、やってしまったことの焦点って被害者がいる反社会勢力と・・・って部分であって、そこは変わらないとは思うんですが、欲から始まり、自己保身から出た嘘っていうのをしっかり反省したらまた頑張ったらいいんちゃうかなとは思います。やり直せる場所が無いなんておかしいですしね。
    嘘をついたら苦しむんだってよくわかると同時に、誠実に生きるって簡単じゃないなって思います。守りたいものがあるときに嘘をついてしまうことなんて誰にでもありますからね。でも、そんな時ほど、「今に在る」事を思い出して心が気持ち悪くない、誠実なほうをきちんと選択して生きて行かなければって思いました。だから勇気って必要だなと。彼らも勇気を出して会見したんでしょうしね。

    そして、ここまで世間は芸能人程度で騒げるのであれば、詐欺氏辻本とかが平気で議員やれてることのほうをもっと問題にしろよって思います。
    昨日のテレビ番組で橋本さんに関西生コンのことや過去の詐欺の事も色々と問い詰められたとしても、平気な顔して何事もなかったように答えている彼女を見たときに、怖ぇ~~~!!!!と思いましたw
    それ以外にも色々と思いついたことがあったんですが、長くなりそうなのでここで失礼しますw

    ゆりこさんのサイトで政治に興味を持って、選挙結果がこんなにワクワクしたり不安になったりするなんて思って無かったですwこれからどんな感じに、この選挙が世の中に影響していくのだろうと楽しみにしています。

    • こんばんは!

      厚顔無恥の政治家ほど、ガンガン弾糾して締め上げてもらい、人として当り前の言論空間を取り戻してほしいと思いますが、メディアの本音が辻元側にあるからどうしようもないですよね。
      今回問題になっているよしもとさんの事ですが、多くのメディアは同じ穴の狢だと私は思ってます。
      どう反社会勢力が今後のネタを出してくるか分かりませんが、局の上層部がもっと親密に付き合っている可能性だって正直あると思いますよ。

      まぁ、今までがどうであれ、正直な気持ちを勇気を持って言い放った瞬間から、応援したくなってしまう人間性が日本人にはあるよなぁと今回思ってます。

      懺悔するなら早いほうがいいですよね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • 私はこの二人の記者会見を見て、特に宮迫さんは社長を少し下に見てるというか、自分のそもそもの嘘から始まった問題を社長や会社の問題へすり替えようとしてるのでは…と感じたのが素直な感想です。
    最初の嘘のせいで振り回され大変な思いをした会社の人もいるのではないのでしょうか…
    100万円もの大金を貰いながら申告もしてないんですよ!これって犯罪にはならないのですか?

    • コメントありがとうございます。
      英子さんの感想は、至極真っ当だと思います。
      私も会見を見ながら当初はそのような思いが溢れましたけれども……少し冷静になって考えて見たら、「よしもとだよな……」という気持ちが沸き上がりまして……、そもそもあの会社の感覚は一般人の感覚とはかなりずれている所があって、じゃぁそれが悪いかというとそうでもないんだよなぁと思うようになって、このような記事になりました。
      よしもとって今でこそクリーンな感じで売っているので、そういうイメージが強いのだとと思いますが、今なおぶっちゃけそういう会社ではないというか……今回の話を整理してみても、そもそも社内にそういう環境が容認されているからこそ生まれた問題だったと私は思いました。

      お金のことは申告の訂正をしたと聞きます。申告の訂正をして、課税分を払うならそれは既に償っている作業の段階に入っているので、一生の勢いで悪者扱いするのはどうなのかなと、私は思います。
      また100万円を大金に感じるかどうかは、個人の金銭感覚の問題だと思うので、自分の金銭の価値観によって善悪を決めつけないほうが良いと私は思います。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • こんばんは。
    会見、わたしもリアルタイムでないにせよ全部見ました。
    めちゃイケやアメトークを楽しみに見ていたし、元気がなくてつらいときに、彼らがTVで笑う姿に励まされた人たちのうちのひとりだから、どうしても肉声を聞きたかったのです。

    直接仕事を取ってくることが悪いわけではないんですよね。専属契約の条項に明示されていないのであれば、自由なはずですから。みなさん、そこをわりと履き違えておられるように感じます。
    そこが、通常の雇用関係とは異なるところです。
    吉本興業が口頭契約しかしていないのであれば、なんとなく、になっていたのでしょう。
    ただし、反社会的組織との付き合いが違法である以上、営業先がそういう組織ではないかどうかを責任をもって確認して仕事を取ってこなければいけない。暴対法以降、その存在がステルス化しているためそれを個人でやるのはとても難しいので、会社を通さなければ危険。
    だから、これまでのように直営業をするのはもうだめだという意識を、会社は自社のタレントに植え付けなければいけなかったけれど、6,000人からいるタレント皆にわかるように、方向性を根付かせるのは困難だったのでしょうね。マネージャーさんが個別には付かない、という話を芸人さんがされているのを聞いたことがあるので、社員さんが足りないんでしょうし。
    組織が大きくなる過程で、人を育てる、という土壌が失われたのかもしれません。勝てば官軍、プロセスが大切にされないのは残念なことです。

    騙されているのかもしれないですが、あの二人には、基本的に嘘をつく理由がもうないし、もしあの会見でまた嘘をついたなら、それは時限爆弾になり、今度こそ本当に「世間の目」に息の根を止められて再起不能になることくらい、空気を読んで人を笑わせることが至上命題の“芸人”を職業にしている二人には、本能でわかっているだろうと感じました。
    お涙頂戴で世論を見方につけて、うまいことなかったことにしようと思ってあの会見に臨んだのであれば、それは成功したと思いますが、もしそうだったら、彼らは今度こそ本当に、完膚なきまでに叩きのめされて立ち上がれなくなってしまう。
    ごめんなさいを言うことが、少し遅れるだけでこんなにも、大変な事態を招くのだということを、二人は教えてくれていると思いました。

    社長の会見も、つまみ食いですが見ました。もう、本当に気の毒になるほど追い込まれている印象でした。
    責め立てる皆さん、そんなに感情的になる必要、あるのかしら。それって正義かしら。
    これをきっかけに、みんな落ち着いておかしなところは直す、ごめんなさいした人は真面目にがんばる、頑張りたい人にはそのチャンスを残す、外野はヤイヤイ言い過ぎない。
    それじゃダメなのかなぁ。
    一度や二度、失敗したってまたやり直せばいいのに。
    それが許されないなら、大学受験に失敗して一浪+リストラされて無職になったのツーアウトでわたしもとっくに許されなくなっていると思うのです。
    二人にも、吉本興業という会社自体にも、世の中を明るくするっていう目標のために、頑張ってほしいのだけどな~。

    長々すみませんでした、選挙にはちゃんと行きました!

    • おはようございます。
      コメントありがとうございます。私も同様の気持ちです。
      芸能界や政治は、メディアにあまりに影響されやすい側面を持つため、どうしても時流や世論に容易く流されてしまう側面があり、それが様々な問題を生み出す契機に繋がっていると思います。
      今回のよしもとの問題は、1タレントの問題でも無く、それを尻尾切りして解決する話でも無く、会社全体で本気でむきあって解決せねばならない問題なのですが、メディアが騒げば、それを急いで火消しすることに躍起になってしまう気持ちも芽生えがちで、このような事がますます大きなトラブルに繋がる場合もあり、今回はまさにその性急な決断が裏目に出たんだろうなと思います。

      相変わらず視聴者の多くは、誰が悪のかといった具合の犯人捜しに躍起でヒステリックな状態が続いてますが、自分の会社や日常に置き換えても、起こりえるトラブルであり、問題であるはずだと思うので、冷静になって、このような問題が起きない社会にするためには、1人1人がどのようにしたらいいのかという自分事の一つとして捉えてもらったり、またはこの騒動で学ぶべきことは沢山あったので、自分の日常にも活かせるようにしたらいいのになと思います。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • 竹久さま

    こんばんは。いつもブログ拝見しております。
    はじめてコメントさせていただきます。

    最近ニュースやらネットでの炎上騒ぎを見ていますと、竹久さんが度々仰っている「嘘がまかり通らなくなる」というのを痛感致します。この件もそうだなあと思います。以前であれば密室やブラックボックス内で圧殺されてきたであろうことが、様々な方法を駆使して外に出てきていますね。本当に数年前だと考えられない気がします。

    スピ界隈ですとか、インフルエンサー、情報商材屋、それらも昔よりはメッキが剥がれやすくなってきていて、その素肌である錆びた銅の部分に気付く人、気付くスピードが早くなってきたのでは、と思います。

    竹久さんが仰っていることで「嘘をつかない」「日々を淡々と、丁寧にこなす」というのをいつもよく思い出すのですが、「嘘をつかない」というのは、人に対してもですし、きっと自分に対してもですよね。

    本記事のyukikoさまのコメントに「気持ち悪いことをしない」的な文言があって「すとん!」と自分の中で落ちました。

    といいますのも、「自分に嘘をつかない」というのは難しいなと思っていて、「自分に素直である」とも同義であるようですよね。それは「自分がしたいようにする」「自分がやりたいことする」ともまた、同義であるように見えます。ですが、それらは「己の本心」に正直ではなく「己の欲望」にしたがってしまう、ミスリードともなる場合があります。

    前から疑問に思っていました。スピ系教祖達の常套句「自分に素直になろうよ!」という、一見素敵で、間違っていないこの文言。ですが、それを盲信した多くの人がなんだかおかしくなってしまったり、時には道を踏み外してしまったり。あんまり幸せそうには見えません。幸せそうに、キラキラしている画像やブログをあげていても、どこか違和感があります。なぜだろうとずっと思っていました。

    ですが、確かに「気持ち悪いことをしない」というのは、なんだかとってもシンプルに納得できました。スピ系などで「みんなに感謝!」「生きるって素晴らしい!」そう叫んで、でも目の下の皺が目立つ人達は、もしかしたら心の底で「自分に嘘をついている」「それは気持ちが悪いことだ」と分かっているのかも知れない。その人達は「自分がやりたいことをやっている」のに。

    などということを、この記事とコメント欄を拝見していて思いました。まとまりもなく、また長文で申し訳ございません。

    自分は日々「もっとこうできたらな」と思うことが多々あり、でも己のキャパ不足なのか中々できず、でも卑屈になっても物事は解決しないので、どうしたものかといつも悩んでおります。

    でも、この「気持ち悪いことをしない」というのは分かりやすくていいなと思いました。

    とはいえ、これまた思ったようにできないのですが、それこそ竹久さんがおっしゃる「日々、地道に淡々と、丁寧に」ですね。砂一粒ずつでもいいから、積み重ねていきたいです。

    • おはようございます。いつもお読みくださり、ありがとうございます。
      それからコメントもありがとうございます。

      仰る通り、正直や嘘をつかないも人の波動状態(我欲に支配されている度合い)によって、意味が180度変わってしまうことが多々ありまして、それが現代の混乱を生み出している要因だと思います。

      悩む時は、昔の人が書いた本などを読んでみると良いかなと思います。
      先月、執行草舟先生の講演会で先生が「葉隠」を生きる指針にされているという事を聞いたので、図書館から「葉隠」を幾つか借りてきて読んでいます。
      現代人はそもそも軸が曖昧だから、主観の捉え方で意味の捉え違いが数多く発生していますが、「葉隠(武士道)」のような自分の軸にするべき指針を持ち合せると、悩みの多くは減るんじゃ無いかなと思いました。

      一読の価値はあると思うので、ご興味湧いたら、「葉隠」を読んでみてください。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

      • 竹久 さま

        お忙しいなか、返信ありがとうございました。

        学生の頃に武道を嗜んでいたこともあり、一度葉隠は読んだのですが、その当時は若すぎたのかあまりピンときませんでした…。
        ですが、今ならもう少し何かが受け取れるかも知れません。いい機会と思い、再度読んでみたいと思います。

        ありがとうございました。
        (お忙しいと思いますので、返信無用です)

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