【気をつけよう】本物のコンサルは、金になるかどうか分からない人を相手にしない

相変わらずコンサル業をフックに集客をしようと目論む人たちがいるようです。

実は世の中は、コンサルが何をするものなのか、コンサルが何を軸に行動している人なのかが分からないから騙されている人が沢山いるのかも?と思ったので、今さらですがコンサルについて書きます。

 

アメブロでの営業は時代錯誤じゃないかな?

私はアメブロでもブログを更新しているのですが、アメブロには既に時代錯誤としか思えない、時代遅れな形のビジネスモデルで一攫千金を夢見ている人たちが未だ沢山いるようで、そういった方たちからの「いいね!」を頂くことも多いのですが、そういう人たちから「いいね!」を頂くたびに、ぶっちゃけなんだかいつも切なくなります。

今日頂いた「いいね!」はたまたまそういう人が多く……

たとえばこんな人とか

1.円もかけずに起.業したいですか?

こんな人からも

【テレビ好き必見】大好きなドラマを時間通り見る方法は〇〇!?

ありがたい「いいね!」を頂きました!

っていうか、「いいね!」をくださる人の中には、自分のブログのアクセス数を増やしたくて「いいね!」をしてくださる人もいます。私は素直に「いいね!」と思って頂いた人だけに、「いいね!」してほしい派なのですが、こういった方は、自分の情報が拡散されたいがゆえに、「いいね!」をされているのではないのかなぁと私は思うので、せっかくだからあなたのブログを拡散させて頂きますね☆

そして、こちらで取り上げたことによって、「こういうビジネスはもう時代錯誤ですよ!」ということがお伝えできればいいなと思っています。

 

コンサルは本来後ろ向きの仕事。

ここ数年、コンサルを名乗る詐欺まがいな商売って多いですよね。

コンサルとかいうと、なんだかカッコイイ人とか仕事ができる人みたいなイメージが世の中に浸透しているからなのかなぁとか、私は思ったりするんだけれど……

コンサルって全然カッコイイ仕事じゃないですよ。

ガチでやっている人って、結構反吐が出る思いと向き合いながら、体を壊しながらもやっていることが多いです。

なぜってそれは……コンサルの仕事のメインは「人員整理」と「業務整理」と「経費削減」だからです。

私が出会ったコンサルさんが偏っているのかもしれないけれど、だいたい企業がコンサルを入れる時というのは、外部圧力がほしい時なんですね。

企業が上手く行ってる時にコンサルの必要なんてないんですよ。

だって、コンサルって「相談役」だから。

「(企業経営等の)相談を受けて指導や助言を行う専門家」がコンサルなんです。

 

皆さんは、どんな時に人から助言がほしいと思いますか?ほしいと思う時はどんな時ですか?

絶好調!!!!!!!っていう時に、人の助言がほしい人って私はまれだと思います。

占いに行く時だってそうですよね。

上手くいってないという自覚があるから、占い師の元に行くんですよね。

それと同じで企業も今まではそれで良かったことがそれでは良くなくなったという転換が起きた時に、第三者からのアドバイスを求めるのです。

で、企業というのは基本お金の収支が「黒」で運営されていればなんとかなるので、コンサル業というのは、「黒」が出せるように外部からアドバイスをしていくことが基本的な立場となるのです。

内部の人は主観が入りやすいからこそ分からなくなることが多いけれど、第三者の客観的なアドバイスが入ると冷静になることができるので、コンサルなどの第三者のアドバイスを受けて正常化を図っていくのです。

そして、コンサルはあくまでビジネスですから圧倒的に数字の話が多いです。占いはほわっとした話とか人間関係のやりくりみたいな話になりがちだけれども、ビジネスではそういう感じで解決にはなりません。きっちり数字の成果を上げてこそ、コンサルたるものの仕事です。

そのためコンサルさんは、具体的にどの事業部が採算に合わない仕事をしているかを導き出して、その採算に合わない事態はどのようにして起きているのかを調べて、そしてその事業を継続するのか廃止するのかを決めたりしていきます。

どうにもこうにも人権費が採算に合わない事になっている場合は、コンサル会社の人が出向してきて人員整理を行ったりしていきます。

人情で成り立っている日本は、なんとか最後まで社員を雇い続けたいという社長や会社の思いが強くなるのは当然なのですが、それが足枷となって企業の存続の危機となっているのであれば、整理せざるを得ません。そのための仲介役として、仕事を請け負うのがコンサルの役目だったりします。

でも、コンサル業をやっている人たちもやはり同じ人です。仕事とは言え割り切れない気持ちがあるから、負債処理的な仕事を任せられたコンサルの人たちって、結構な具合で病気になったりしているよなと思います。

アメブロとかではコンサルという言葉をよく見ますけれど、コンサルって未来に向かって花開くようなそもそも前向きな仕事じゃないと思いますよ。

過去から連なるしがらみを切るの事がコンサルの実務としては多いんじゃないかなぁと、私は経験から思ってます。だから、世の中がどう思っているか知りませんが、実態は超後ろ向きの仕事ですよ。

 

ビジネスマンは、「たられば」の話には乗りません。

でね、アメブロとかでよく見かけるのが、「起業コンサルタント」とかいう超怪しい肩書き。

はっきり言いますけれど、ガチで仕事している人たちは、お金になるかならないか分からない仕事にはのりませんよ!

それに、会議室で一番嫌がられるのは「たられば」の話です。

あーなったらお金が入るとか、こーなったらお金が入るなんて事を会議室で話すのは、仕事ができない人だからこそする話です。

また「起業」ということは、この先どうなるか分からない人を扱うということです。これは、「たられば」です。できるビジネスマンだったら絶対に乗らない仕事の一つです。

っていうかこれは、芸能界で言えば、タレントになる前の無名の一般人を扱うということと同義なんですよ。

こういう視点を持ってもらえたら、起業コンサルとか、起業プロデューサーとかの見方は変わるんじゃないかなって思います。

そもそもテレビで見かけるタレントはみんなその界隈の成功者ですし、ちょろっと出ただけの人でもそこそこの成功者と言われる場です。そしてその小さな枠の中に収まりきらない人たちは、ものすごい数がいます。

どんなに事務所がこの人は逸材だと思ってお金をかけても、箸にも棒にもかからないまま終わってしまう人もいます。

ぶっちゃけICONIQとかそうでしょう。

エイベックスが社運を掛けた”新人”ICONIQ 早くも「大コケ」が顕在化!?

つまりは、売れればお金になるし、売れなければ負債を抱えることになるというのが、事業が軌道に乗っていない前の段階の話になるのです。

そして、普通のビジネスマンというのは、「売れればお金になるし、売れなければ負債を抱える」会社とは極力仕事がしたくないのです。

なぜなら、やった仕事の支払いすらままならない可能性があるから。

支払ってもらえなければ、こちらも関わった業務分の負債を抱えることになるから。

だからよっぽどの思い入れが発生しない限り、もしくは絶対に当たるという確信を持たない限り、「たられば」の話になんて、できるビジネスマンはのらないんですよ。

 

起業コンサルタントは、インチキ芸能事務所とほぼ同義。

起業コンサルタントというのは、言ってみれば「あなたを輝く芸能人にしてみます」と街角でスカウトする人とほぼ同義だと思うんですよね。

街角でスカウトしている人の中には、超有名事務所の敏腕マネージャーやディレクターもいますが、ほとんどはインチキでしょ。

起業コンサルタントを掲げてアメブロで営業している人も、それと同じだと私は思います。

なぜなら、仕事というのは成果を出してこそです。自分の業務において、本当の成果を出してこそ名乗れます。

そうでなければ、肩書きを名乗る意味も、お金を頂く意味も存在しないのですから。

 

そして、アメブロで未だに俄然生息中の起業コンサルタントの皆さんは、年収や月収などが高額になったという話は散々しますが、どのような企業をどのように育てて、その企業がどのような収益になった上で、自分が今の形になったのかという話は皆無です。

実務的な話は全部すっ飛ばした上で、自分が如何にお金持ちになったのかという空想まがいな話に終始していきます。

っつーかよ!

コンサル業務の実績出せや!!!!!

って私は思いますが、セミナーとか行っちゃう人はそこになんの疑問も持たないのでしょうか。

「私の話を聞けば起業が成功する」と言わんばかりに、セミナー活動に終始しているようですが、人の話聞いただけで成功するんだたったら、世の中こんなにみんな苦労せーへんわ!!!

起業コンサルタントという肩書きは、はっきり言って、夢見る人たちに夢を見させて、夢を食うことで成り立っている商売なんだと思いますよ。

だって、起業コンサルタントの人たちは、「起業したい!」と思う人たちの相談に乗る以外の事でお金を手にしていることはあるのでしょうか?

それは、芸能界に置き換えると、芸能人になりたいと思っている人の相談やレッスンをすることでお金を手にしている人たちとほぼ一緒です。そして、これははっきり言ってたいしたお金にはなりません。

だって、タレントがブレイクした時に手に入れる一本の仕事の値段と比べたら……、実務量からいって、仕事として利がなさすぎるんですよね。

ですから、ちゃんとした芸能事務所は、タレントが売れるために一生懸命になるんですよ。

起業コンサルタントだってそこは同じじゃないですか?

自分が手がけた企業が当たって与えられる金額って、箸にも棒にもかかるかどうか分からない人たちに指導するものとは比べものにならないじゃないですか。

その企業が駆け出しだったら、自分も経営陣の中に名前を連ねるチャンスも大いにあるし、自分が考えた事業であれば、そのインセンティブを優先的にもらう交渉だってできる。でも、アメブロで見かける起業コンサルの人たちって、そういう本質的な実になる実務をせずに、セミナーとかばっかやってますよね。

で?お前何したの?お前のそのお金どうやって手に入れたの?……やっぱりセミナー代でそこまで大きくなったの?」としか言いようがないことばかりがブログの記事で書かれていますよね。

ほんと、ちゃんちゃらおかしい。

こういう奴らがコンサルとか名乗っちゃうのとかちゃんちゃらおかしい。

これって、絶対芸能人にはなれそうもないけれど、芸能界を夢見ている人たちを洗脳して、計画的にお金をせしめていくインチキ芸能事務所と同じ手法だと思いますよ。

ほんと、もうこういう時代なんだから、インチキで商売するのは止めたほうがいい。

そして、世の中の人は、もう少しコンサルという業務の本質を確認した方が良い。

コンサル業務=セミナーなんて、あり得ないから。

コンサルは完全に実務ですから。業務整理したり、人員整理したり、経費削減するのがだいたいだと思いますよ。

もちろん前向きな話もあるにはあると思いますけれど、前向きな話の時に、会社はコンサルなんて入れない。

なぜって、第三者が入ってきたら利益の一部をコンサルに持っていかれることになるんだから、自分たちだけでやった方がいいじゃん。

だから、コンサルなんて入れない!

っていうか、起業する際にコンサル入れようなんて思っちゃう人はその時点で実業家に向いてないから、そこに気がついた方がいいと思う。

ビジネス界はほんわか夢見ている人が思っているより、ずっとサバイバルです。

コンサルって本当は何の仕事をしているのか、ちゃんとコンサルの仕事をしている人に話を聞いたら、アメブロではりきって活動してるコンサル業者なんて、嘘のコンサル業者だって分かると思うよ。

変な人たちの変な情報で、仕事内容を勘違いしないように気を付けてね♪

追記

読者さんから、竹久さんのコンサルの認識は少し時代が古いよ!っていうことを教えてもらいました。今コンサルという言葉の持つ意味は私が思っていたより広がっているようです(^^;)

すみませんでした。詳しくはコメント欄を確認ください☆

 

 

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22 件のコメント

  • ゆりさん、こんばんは。

    今回の記事を読んで思い出したんですけど、私が以前勤めてたブラックすれすれ会社は社長がある有名外国人の自己啓発セミナーとか大好きな人で、コンサルで連れて来たのがなぜか占い師だったり、セミナー大好きエロジジイだったりしました。
    社長は2代目だったので創始者の作った財産をどんどん浪費している感じでしたが、本人はすごい夢見心地(大会社にするぞ的な)でした。
    今思うとあの社長は自己啓発&エセ スピのカモの走りだったかも…。
    また私自身、まさにアメブロのスピ系コンサルに捕まりそうになりました。

    それらのイメージで私はコンサルさんにはいかがわしさしかなかったんですが(笑)、ゆりさんの今回の記事で少しコンサル業務の実際がわかり、「本物のコンサルさんは全然キラキラしてなくて大変なんだろうな。」と思いました。

    変な人たちの変な情報で仕事内容を勘違いしないようにします(笑)

    • おはようございます!!
      それえぐいですね(^^;)
      っていうか、今ちよさんのコメント読んでいて、「コンサルが自己啓発系になっていく」理由が分かった気がしました。
      実務ではなく精神的な相談相手もコンサルって今時は余分ですね(^^;)

      ほんと、色んな情報が飛び交うようになってから、言葉の解釈って難しいですよね。
      私の考えているコンサルのイメージも時代遅れの偏りがあったことが、ひでぽんさんからのコメントで分かりました。
      書いて良かったです。
      私もこのタイミングを使って、認識のズレを直しておこうと思います!

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • これはちょっと違うかな…?w
    まあ、アメブロ界隈に生息している自称起業コンサルはそうかもしれないけどw

    >業務整理したり、人員整理したり、経費削減するのがだいたいだと思いますよ

    うーん、このあたりについては17,8年くらい前の話かなー?
    当然、今もそういうコンサルはたくさんいますが、メインではないです。
    時代の流れが速く、専門性も高くなってきてるので、国の方でも効率化などよりも、より攻めの方向に企業が動いていくような施策をいろいろ取っています。
    金融庁のこれなんか、まさにそういうところ
    https://www.fsa.go.jp/common/law/guide/chusho/02d.html#02_06

    >なぜって、第三者が入ってきたら利益の一部をコンサルに持っていかれることになるんだから、自分たちだ>けでやった方がいいじゃん。

    >だから、コンサルなんて入れない!

    っていう考えの経営者はむしろ、今どきは、自信過剰で失敗するパターンかと思います。

    >っていうか、起業する際にコンサル入れようなんて思っちゃう人はその時点で実業家に向いてないから、そこに気がついた方がいいと思う。

    は、どこにコンサル入れるかですね。
    自分も起業支援もしますし、周りにもIPOの支援する人はたくさんいます。
    「事業戦略を考えて欲しい」みたいなコアコンピタンスの部分をコンサルに丸投げするようなのは論外ですが、起業時やIPO時の手続きなどに専門家を活用するのとしないのでは全然違ってきます。

    収入に関して言えば、成果報酬にすれば実入りが多くなるのはそのとおりなんですが、必ずそうするかどうかは別問題で、それによって失敗することもあるんですね(クライアントが自責と考えなくなるから)。
    逆に僕は、コンサル内容によりますが、いつも成果報酬でというコンサルはそれ程、信用しないです。
    クライアント視点じゃなくて、自分の利益のためだけに動き始める可能性があるから。

    まあ、コンサルが全然、かっこいい仕事じゃないというのはそのとおりで、来月、大学で大学生向けに話しをしてくる予定なのですが、そのあたりは学生に伝えてくる予定w。
    「コンサルって、思ってるより地味でかっこ悪いよw」って。

    • おはようございます!!
      ひでぽんさん教えてくださりありがとうございます。
      世の中と自分の認識のズレ分かりました!!確かに、IPO支援はコンサル会社の人が普通は入りますよね。私が前働いていた会社は上司がコンサル上がりだったので、上司がそういうこと一人で段取りしてましたが、普通はコンサルさんが段取りしますよね。

      後、ひでぽんさんのコメントと金融庁の内容をを読んでいて思ったのですけれど、今時のビジネスシーンで使われるのコンサルの意味って「専門性が必要な分野において幅広い知識を有していて、アドバイスをしたり実務を手伝ったりすることができる人?」って言う意味ですか?
      たとえば、私はティーンズマーケティングというニッチな仕事をしていたので、当時マーケティングやプロモーションだけではないティーンズに関する様々な企業的な悩みをお聞きして、その悩みに合わせてプランを組んだり、アドバイスをする仕事をしていた部分があるんですけれど、今ってそれも「コンサル」って呼ぶのかな?って思いました。
      私の中ではそれは「専門家」とか「専門業者」という括りであって、「コンサルではない」ということになっていたのであーいう書き方になっちゃったのですが、コンサルの意味が広がっていてそういう意味でも使われるのであれば、第三者として内部に入ってもらった方がいいですよね。っていうか、私の仕事上のポジションが基本そんな感じだったんですけれど、それはコンサルじゃないって思ってずっときたんですが、今は違うのでしょうか???
      っていうかアメブロで営業されている人たちが、何の専門性を用いてコンサル業をしているのか?って感じですよね。
      確かに起業時における一部手続きを業者に頼むことは合理的だったりするのですが、アメブロとかで営業しているコンサルさんは自分が儲かった話ばかりで、一体何を手伝ってくれるのかがはっきりしない。

      仰る通り、成果報酬は私もやらないです。ただ、ここは当たりそうだなという会社と早めにお付き合いしておくと、コンスタントに仕事が来る上に金額が上がりやすいですよね。言葉足らずで申し訳無かったです。そういう意味です。

      ひでぽんさんのコメント読んで返信しているうちになんか分かってきた気がするんですが……世の中のコンサルって言葉の使い方がスピ系と同じぐらい広がってきたから、はっきり何をやれるのかという専門性がなくても、「できる感じの仕事してます」っていう雰囲気を作り出せるのが「コンサル」って言葉なのかもって思いました!!

      それではこれからも宜しくお願い致します☆

      • >今時のビジネスシーンで使われるのコンサルの意味って「専門性が必要な分野において幅広い知識を有していて、アドバイスをしたり実務を手伝ったりすることができる人?」って言う意味ですか?

        そうなりますね。
        コンサルタントの意味自体、ちょっと曖昧な部分もあるのですが、ざっくりと言って、
        「お客様の課題を、専門的知識を以て解決する人、あるいは助言・支援する人」
        みたいな感じで良いんじゃないかなと思います。
        付け加えるなら、その支援・助言行為自体をサービスとしている人であって、何かの商品やサービスを販売するための付加サービスのような場合は普通はコンサルとは呼ばないですね(営業の一環みたいな感じ)。

        >マーケティングやプロモーションだけではないティーンズに関する様々な企業的な悩みをお聞きして、その悩みに合わせてプランを組んだり、アドバイスをする仕事をしていた部分があるんですけれど、今ってそれも「コンサル」って呼ぶのかな?って思いました。

        呼びますね。
        まあ、上に書いたようにマーケティング作業の受注を目的としたサービスであれば微妙といえば微妙ですが、マーケティング「調査」ではなく、マーケティング戦略の相談にのってアドバイスをしたりするのは、コンサルって呼ぶと思います。

        コンサルタントの定義が(変に)広がっているっていうのは確かにそういうところがあって、それって藤井孝一さんの「週末起業」が出版されてからじゃないかなーって思ってます。
        藤井さんの言っていることは「自分では普通と思っていても、他の人から見れば充分、専門性がある強みを持っていれば、それに関するコンサルタントとして名乗ってビジネスすれば良い」ということだと思うのですが、いつの間にか「専門性」という部分を無視して、単に数日・数時間のセミナーを受けただけで、あたかも「専門家」として名乗っちゃっている人たちが増えているのが問題なんだと思います。
        本読めば、誰でもすぐにわかるんだから、専門性なんか無いだろう…と思うのですが(笑)
        自分だけだと、そういう厚顔無恥なことをする人も少ないのかもしれませんが、誰かから「認定講師」とか「修了証」みたいな感じで承認されると勘違いが始まるのかもしれませんね。
        「だって、認定されたから!」と、他責にできますので。
        (だからこそ、そのような認定団体は質の担保というのが非常に重要な責任になってくると思います)
        →それ考えると、某心○界隈なんかは、僕は本当に無責任で最悪のコミュニティだなって思ってます。
        臨床心理士資格認定協会とかから訴えられても良いレベル。

        >はっきり何をやれるのかという専門性がなくても、「できる感じの仕事してます」っていう雰囲気を作り出せるのが「コンサル」って言葉なのかもって思いました!!

        そーなんです。
        ぶっちゃけ、我々の周りでは、昨日までパソコンサポートって言ってた人が、突然ITコンサルタントとか名乗りだします。その方が(何故か)単価が上がるからです。

        • おはようございます。
          細かく教えてくださり、ありがとうございました。今時のビジネスシーンの「コンサル」の意味が分かってスッキリしました。
          とりあえず今時のビジネスシーンであれば、きっと私もコンサル業になるのだろうとは思うのですが、そうだと分かっても、そうではない環境で仕事をしてきたせいか、どうも違和感は覚えますね(^^;)
          昔、女子高生関連の事情について取材を受ける機会が幾つかあったのですが、その頃は「女子高生の流行に詳しい竹久さん」とか「ティーンズマーケティングをしている人」みたいな感じに肩書きがついたのですが、今だと「JKコンサルタント」とか「女子高生ビジネスコンサルタント」とかになるのかなぁとか思って……(^^;)。まぁどちらにせよ怪しい感じかもしれませんが、コンサルタントって名前がついた方が個人的には怪しいような感じがしちゃいます(^^;)

          というか、コンサルもスピリチュアルと同様に、言葉の解釈が都合良く広がり、また都合良く利用されているから、変な事がいろいろ増えているんだなと思いました。
          言葉の雰囲気でイメージ操作してごまかした商売をするのではなく、やれることを明確にしてやっていけば、その分野の専門性は必ず養われるものだと思うのですが……性急にお金を得ようとする心構えがいろいろと世の中おかしくさせているんでしょうね。

          それではこれからも宜しくお願い致します。

          • 日本では、元々、不動産業や建設関係にコンサルタントが多くて、(自主規制)な人も多かったので、元々、胡散臭いイメージも強かったんですよね(笑)。
            それが少しずつ払拭されてきたかなと思っていたら、ここ10数年くらいで、また一気に胡散臭くなりました(超迷惑ですw)。

            下のリンクの説明がわかりやすかったですよ
            https://www.tochimototsuneyoshi.com/consultant/post-3443/

            ここには
            「同じコンサルタントとして恥ずかしいです。」
            と書いてありましたが、ホントにそんな感じです。

          • このブログの説明めっちゃ分かり易かったです。
            読んでて思ったのが、これはコンサルだけではなくて、仕事に対する同義を失った人全てに言えることなんじゃないかなと。
            私が通っているマッサージ店主のおじさんも、「技術がない奴が不可思議な言葉で集客し、お客さんをおかしくさせている」と嘆くと同時に、憤ってました。
            そこのマッサージ屋さんは、スピリチュアルを売りにマッサージ屋をやってるらしいのですが、いちいち女性を全裸にさせるそうですよ(>_<)施行するのは男性です。 しかもヒーリングとかいって変な洗脳的なこともしてるみたいですよ(>_<) 勘弁してほしいですよね。 儲かった奴が勝ちとかいう浅はかな考えもそろそろ消えてなくなってほしいです。

  • いつも貴重なご意見を聞かせて頂きありがとうございます。
    まったく同感です。
    企業相手に実績を出しているコンサルは、

    ・褒めちぎらない
    ・専門用語(業界用語)を使わない
    ・自分の知識をさりげなく自分の話の中に入れない

    という印象を私は持っています。
    つまり、人の話にマウントしているコンサルは「その程度」なので、企業からは相手にされません。
    また、口だけやちょっと調べれば分かる程度のことを自慢げに話すコンサルもいますが、企業もその点は
    見透かしています。

    コンサルと言う言葉に変なマジックがあるのだと思います。
    知識も大切ですが、ガチのコンサルは知識以上に経験をベースに話をしてくれました。
    どうして騙されてしまうのか、理解に苦しみます。

    • おはようございます。
      聞き手が圧倒的に経験値が少ないから、騙せるんでしょうね(^^;)
      そして、自分と知識も変わらなさそうな雰囲気のタイプの人が成功しているのを見ると、自分でもやれるんじゃないかという錯覚に陥るのかなぁと思いました。
      起業とかしたいと思うのなら、小さな会社で働いて実務でスキルを磨いてから独立した方が無難だと私は思うんですけれどね。それすら分からないんでしょうね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

      • おはようございます。
        再度のコメントをお許し下さい。

        コメントをお寄せ頂いてます方に実際のコンサルタントがいらっしゃる様なので大変失礼とは存じますが…。

        過去に人材教育系のコンサルと商談をしたことがあります。
        その方達のほとんどが、

        ・業績の話は必ず年商(実際の利益は話さない)
        ・コンサルした人数の中にメルマガ登録者の人数も入っている
        ・著名人と知り合い(実際にはその方のセミナーを受講しただけ)

        と言う話をしてきます。
        企業側としては実績が知りたいのですが、その点はほとんどオブラートに包んで話します。

        お話しだけお聞きして、その後お会いすることはないのですが、名刺の肩書きには「○○認定」と言う文字が。
        調べるとただの民間資格が多いです。
        教育界隈にもそう言う方々が跋扈してると思うと、世の中言った者勝ちなんだなぁと思っていました。

        駄文をお許し下さい。

        • おはようございます。お返事遅くなりました。
          教育コンサルなのに、年商って(^^;)……。教育コンサルではなく、教育業界専門の経営コンサルってことなんでしょうかね。

          まぁとりあえず、今回皆さんから色々な意見を頂戴する中で分かったのは、
          売上の話と権威や肩書きを表にして、提供するサービスが曖昧な人の話には乗っからない方がいいよってことですね。
          同じ事がスピ系にも言えますね。

  • 業績を言わない人達、私も何組か会いました。

    話すことは、苦労話し、精神論の話し、過程の話し、成功後のライフスタイルの話し。
    業務内容にまったく触れない。
    ミュージシャンや俳優と違って表に出てこないコンサルの活躍ぶりは知らないし。

    あるアメリカに住んでた夫婦コンサル?は、後にアメリカで詐欺で逮捕されたようです。
    他の人の注意換気ブログで見ました。

    外側で「へーすごいね」と見て離れました。
    内側に入れば業務のことも聞けたのかもしれませんけど、入った若者達は現在どうなってるんだろう。

    • おはようございます
      ほんとネットで集客してるコンサル系ってこの手のタイプばっかりですよね。
      何の専門性を有しているのかも分からない上に、実務処理として何をしてもらえるのかも分からない。
      提供するのはその人の成功ヒストリーを聞くことのみ!みたいなwwwwwwwww
      一時の成功に溺れずに、コツコツ生きていきたいですね。人生長いですから。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • 今回も激しく頷きながら拝読しました。
    私の知人もブログ添削→起業コンサルを名乗っていますが、正直「このレベルで起業コンサルする?」と感じています。実際にその方の起業コンサルを受けた方は、「ブログ書け、根性見せろ、いいからやれ」「自分の想いを発信していれば、お客様に届く」みたいな話ばかりでメニューも仕組み作りも分からないままだったそうです。

    「成功したければ成功者の話を聞け!成功者の波動を浴びれば、成功者に近づくから」「既に自分の理想の先を言っている人の話を聞けばいい」というコンサルもいますよね。
    「自分が提供したいサービスの専門書を100冊読めば、実践歴がなくても専門家」と教えている人もいましたし、実際それを実践してしまっている人もいます(アメブロで大人気の方です)

    どの人もコンサルとして実力があるというより、自信がないお人よしを捕まえる技術に長けている印象でしたが・・・・。

    本物の起業コンサルは、何物でもない人をコンサルすることはしませんよね。
    本当に起業したいのならば、ショートカットでお気軽っぽい方法を選ぶのではなくて、きちんと社会で地道に実績・信用を積み上げていくしかないと思います。

    • おはようございます。教えてくださりありがとうございます。
      やっぱり実情はそんな感じなんですね(^^;)
      ブログを書いているだけで商売が上手く行くんだったら誰も苦労なんかしませんよ(^^;)
      そして、「自分の思いの発信」とか言ってるけれど、そんなことしてても普通はスルーされるから、嘘をてんこ盛りにした上で「成功アピール」始めちゃうんでしょうね(>_<) 知識と実践も違うけれど、教祖も信者もバーチャル住民だから、気がつかないままエンドレスな感じで行っちゃうんでしょうね。 っていうか……マジでガチで可哀想ですね。 起業したいんだったら、思いよりも数字を冷静に見れる能力を養った方が良いと私は思いますが……アメブロなどのブログ発信でアピールしてくるコンサルさんたちには、そういうの皆無ですよね。 数字と言えば、年収月収の数字だけっていうwwwwwwwwこれが如何に不自然なことなのか、数字を冷静に見る能力が養われいないから気がつかないんでしょうね(^^;) それから、スピ系教祖さまたちも「自信がないお人よしを捕まえる技術」に長けてますよね(^^;)
      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • ゆりこさん、はじめまして。
    いつも楽しく読ませていただいています。

    私は小さいですが店舗経営をおこなっていて、俗にいうコンサルタントという立場の方に数年前よりお世話になっています。
    その方にお世話になってから前より気持ちが楽になり、楽しくお客様のことを考えて仕事をしつつも着実に利益も上がっています。
    本物のコンサルタントはやっぱりすごいと思います。見ている視点が全然違いますし、ぶれそうになるときちんと軌道修正してくれてとても頼もしいですよ。

    ちなみにその方はうちのような小さいところもみてくれていますが、年商がある数字以上でないと基本はみないそうです。なぜなら、それ以下の人は意識が甘い人が多く、言ってもちゃんとやらないからだそうです。
    (本気でやる気のある人は例外もあるそうですが。)

    • おはようございます。お返事遅くなりました。いつもお読みくださりありがとうございます。
      みつばさんの店舗のように確実に実績を重なられているのは、コンサルの方にとってもやりがいがあるでしょうね。
      真面目に仕事をしている人の多くは、納品したら(サービスを提供したら)終わりではなく、自分が提供した商品やサービスできちんと成果があがって、納得できると思います。
      ですから、きちんとした仕事をしたいと思っている人は、やはり仕事する相手を選ぶと思います。お金を払ってくれるならなんでもやるというのは、後に自分の首を絞めることにますからね。
      大きな数字を得たら、自分が凄い人になったと思うような人には理解できない感覚でしょうが、人生長いのですから、一時的な波に溺れることなく、コツコツやっていきていですね☆

  • こんにちは!
    この手のうそくさいコンサルタントやセミナー主催者は「年商」表示していたらほぼアウトだと思ったほうが良いのに、なぜにいまだに「年商」表示してアピールしてるのかわかりません。そしてそれに食らいついちゃう方がいるのでしょうか。
    人に利益をもたらせてあげようとアドバイスするお仕事されてるんですよね?なのに利益の部分は表示されないんですね?って思っちゃいます。
    食らいついちゃう人もこれからビジネスするのに、年商と年収、売上高、利益の意味もわからないんですか?内訳も調べずに食らいついちゃうんですか?って思います。

    脱サラして・・・とか書いてある方多いですけど、元サラリーマンなのにそういうのもわからないんですかね。「売上高○○億円です」なんて言っても取引先がまず言ってくるのは「では決算書見せてください」ですよ。そりゃそうですよ。
    売上○○億!!っていっても、赤字企業なんていくらでもありますし、赤字かどうかより、資産をどう運用して会社として成り立っているかを見てくる方だっています。

    確かに少ない源資でも大きく利益を出せる業種はあると思いますよ。情報商材なんて特に経費少ないでしょうし、個人経営ならうまくやれば色々経費にできちゃうんですから。ただ、そこで出た利益はもちろん次につないでいかなければならないですよね。

    コンサルティングって実務側からすると、経営にかかわってくる以上「顧問契約」をする各分野の専門家ってことなのだと思ってます。
    知らない情報や利益に繋がる有益な情報をもたらせてくれて、なおかつ必要な手続きもしてくれる専門家なはずなのですが、相手って100人いたら100通りのやり方があるはずなんです。経営って簡単じゃないし業種も方法もみんな違うから。なのに情報提示しただけ、セミナーで説明してアドバイスするだけでコンサルなんてちゃんちゃらおかしいです。人の言ったこと言われたとおりにしてるだけで経営ができるわけないんですよ。あと、専門家ならその分野に特化していればいいですけど、いろんな顧客を相手にするには膨大な情報と知識がいるはずなんです。だからコンサルで利益だけ出たあとにのんびり~~なんて絶対にできないはずです。

    だから相手が個人客だろうと、何のコンサルティング専門なのか、ちゃんと顧問契約しているお客様が○○人、で実績はちゃんと年間収支の内訳、数年分内訳のお金のストーリーが必要だと思います。顧問契約の金額がその方の収支にも含まれているわけですから、ブログで集客しているのであればそれはもちろん開示すべきなので、判断する側がきちんとどういう人なのかを見抜く力が必要な時代なんじゃないかなと思います。

    • おはようございます。お返事遅くなりました。
      本当に仰る通りです。
      一攫千金夢見ている人たちは「年商」と「年収」の差すら多分本気で分かっていないんだろうなぁってことが、去年FBキラキラ起業女子を見た時に痛感しました。
      それから、粗利や損益分岐点とか普通のことも全く分かっていない。だから、津込み所満載の、「年商一千万セレブ」という図式が出来上がるんだと思いますwwwww
      なのだけれども、結構な人数がその当り前を認識していないから、変なビジネス(コンサルで大儲けです的な……)が成り立ってしまっているのでしょうね。

      いつも思うのですが、起業したいと思うのなら、セミナーとかに通うんじゃ無くて、今与えられている仕事を真面目にやった方がいいと思うんですよね。
      それから職場の中で、起業について勉強できる機会っていくらでもあるのだから、そういう野望を胸に秘めた上で、与えられた仕事を真面目にやればいいと思うのですよね。
      そうしたら、せめて年商で踊る事なんてないし(^^;)、事業の立ち上げ方や大変さも分かるはずなのにね……そういった実務的な苦い部分を逃げている人だから、セミナーとか行っちゃうんでしょうが……逃げてるから変なものを掴まされるってことにも気がついた方がいいですよね。

      それではこれからも宜しくお願い致します☆

  • はじめまして。
    「うん、そうそう、そうだよね!」と、本文、コメント欄とも頷きながら拝読しました。
    以前出向していた会社がリスクマネジメントをしていたのですが、そこのコンサルさんは端的に言えば職人です。自己研鑽は当たり前、非常に真面目で仕事に厳しい。資料ひとつとっていい加減なことはしていない(できない)。契約書の内容も正直「厳しいな」と思うことが多かったです(許容できない内容は修正案を提示して先方に変更交渉をおねがいしてはいましたが)。キラキラ起業コンサルと一緒にしないでほしい、と常々思っていました。
    よくぞ書いてくださいました。
    感謝の気持ちでいっぱいです。

    • おはようございます。
      共感してくださりありがとうございます。
      私もコンサルさんは「職人」だと思っています。言わば専門職なのですよね。
      コンサルをふわっとした言葉のニュアンスで捉えている人ほど、それは実務が必要となる専門職であるということをすっかり分からなくなっているように思います。
      コンサル業って自分のために使う時間を相手に捧げて成り立っている職業だということが理解できていれば、安易にコンサルなんて語れないのに、それが分かってない人ほど大袈裟に偉そうにコンサルという言葉を使うから、嫌になっちゃいますよね。
      それではこれからも宜しくお願い致します☆

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