年末に眉唾ものだなと思いながら読んでいた記事は、どうやら事実だったことが判明しました。
年末は眉唾かなと思ってたのですが…
昨年末、週刊大衆の記事でこんなものが出てました↓。
概略が分かる部分だけ引用しますね。
セクゾ爆死余波!?ミルクボーイは知らないフジ正月特番「予算ゼロ」!
「フジテレビがいよいよヤバいようです。とにかくお金がないと……」
と話すのは、フジテレビで仕事をする放送作家。
広告収入の減少による番組制作費の削減、それはフジテレビだけでなく現在、テレビ各局が頭を悩ませていることだ。ただ今回のフジテレビの場合、制作費の大幅カットを要請されている番組が、局の看板番組というから穏やかではない。
「その番組はフジテレビの元日特番の顔『爆笑ヒットパレード』なんです。元旦の朝、テレビをつけると、正月らしいド派手なセットで人気芸人が面白いネタをやっている、フジテレビというより、日本の元旦を象徴するような番組が今、お金の面で危機を迎えているんです」(前出の放送作家)
<中略>
「『爆笑ヒットパレード』は、芸人たちが漫才やコントを披露するネタ番組ですが、合間にはゲームコーナーや街頭インタビューといったVTR企画も恒例になっています。ただ、同番組の予算が大幅に削られた結果、ゲームコーナーのセットにかけられる予算は、なんとゼロ円になったとか……。
『爆笑ヒットパレード』はなんといってもネタ番組ですから、芸人が中心なのは揺るがない。10年以上にわたって司会を務めているナインティナインをギャラの安い若手芸人に差し替えるわけにもいかないし、番組に出演するオール阪神・巨人、爆笑問題といった大御所へのオファーを取り下げるわけにもいきません。
そのため、番組を盛り上げるためのタレントへのオファーをやめたりしたそうですが、外注スタッフの数を減らしたりしたそうですが、焼け石に水。なので今回は、どうやら、特別なセットの制作はしない、最悪の場合はゲームコーナー自体がなくなるという話まで聞こえてきています」(前同)
<中略>
毎年、制作費が削減されていく中での大幅な赤字。局の上層部から“出した赤字は自分たちで埋めろ”と命令が下っているようで、『アオハルTV』の赤字は同番組を制作したバラエティ制作で埋めないといけないそうです。各バラエティ番組にも制作費削減の指令は出ているのですが、それが『爆笑ヒットパレード』にも来た、ということのようです。それにしても、フジテレビの元旦特番がセット費も捻出できないなんて。なんとも寂しい話ですよね……」(放送作家)
一気にスター芸人の座に突き進もうとしているミルクボーイは絶対に知らないであろう、フジテレビのバラエティ制作の金欠話。正月くらいは暗い話は忘れて、大笑いしたいものだが……。
地上派の番組予算が削られていることは、素人の視聴者が見えていても気が付く部分が増えています。
とはいえ、「フジテレビの元旦特番がセット費も捻出できないなんて」という事態に発展するまでの事は、さすがに起こっていないだろうと思っていました。
でもこの記事が気になっていたので、元日の『爆笑ヒットパレード』のセットがどんなんかなぁと当日見てみたのですが…
こんな感じでした。
なんだ別にいつも通りで普通じゃん!
としか私には思えなくって、だからあの週刊大衆の記事は飛ばし記事だったんだなぁと思っていたのですが……
後で、あの記事が本当だったと分かりました。
山ちゃん曰く、いろんな都合で…フジテレビ
あの記事が本当だと分かってしまったのは、山ちゃんの不毛な議論によってでした。
去年までは、ネタをやるスタジオとトークパートのスタジオが別れていたけれど、今年からはネタもトークパートも同じスタジオになったとのこと。
その理由は「いろんな都合で……」とのことだったそうなのですが、山ちゃんはその時悟ったそうです。
「やべぇ!これニュース通り金がないんだな!」と。
ちなみにこちらの動画でその話聞けます↓。
↑2分15秒くらいから爆笑ヒットパレードの話始まります。
テレビを見ている分には例年通りように思えても、現場は全然違ったんだなと知って驚きました。
そして、改めて爆笑ヒットパレードをチェックし直してみたら、もっと驚く事実に気が付きました。
今年のセット、去年と全く同じです。
これが去年です↓
これが今年です↓
全く同じでひくでしょ?
予算がないのは本当だったんだねってお話です。
ちなみに一昨年はこれ↓
やっぱり同じなのは去年と今年だけみたいです。
ついでにネタを披露する時のセットも見ておきましょうか。
これが2018年
そしてこれが2019年
最後のこれが2020年。
ネタパートのセットは例年同じものを使ってるっぽいのだけれども、去年からセットがこじんまり見えます。舞台と観客の距離が違いますもんね。
それから、山ちゃんは「別々だったスタジオが今年から一つになった」と言ってましたが、去年は別スタジオ使っているものの、既に縮小傾向が始まってたんでしょうね…今思えば…。
一生懸命煌びやかに見せようとテレビは側は努力しているけれど、実態はどうにもならないほどの火の車なんでしょうね。
っていうか、こういうパチンコみたいなド派手なセットって実はもう求められてない気がするのにそれを続けるのって、なんか逆に時代錯誤に見えちゃいますよね。
漫才ってセットで楽しませるものじゃないから、やすきよ時代のセットに戻ってくれていいんですけれどね。
↓やすきよ時代の舞台セット↓
っていうか、個人的には笑点くらいのセットで充分だと思うのですが…局内の感覚が狂っちゃって派手じゃなきゃって感じになってるのでしょうが、それがさらに自分たちの首を絞めることにつながってるんですよね。
なんだか可哀そうですね。
まぁそれにしても、去年と今年のセットが全く同じだと気が付いて、フジテレビの倒産まったなしかもなって思ってしまいました。
芸能人がyoutubeに逃げるのも頷けます。
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