㊋新しいものから古いものへ…変わる!トレンド

おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしようと更新しています。

是非活用してくださいませ♪

 

えっ?!ハトヤってエモいの??

最近若い人たちの間で、昭和がブームみたいですね。

うちらの世代では考えられないですが、ハトヤホテルが「エモい」ということで大流行しているとか…。

しかも、ハトヤと言えば「家族旅行」の定番だったのに、カップルで訪れる人も多いとか。

もちろん理由は「エモい」からだそうです(笑)

つーか…ぶっちゃけ彼らが「エモい」と興奮するポイントは私には分からないのですし、未だに「エモい」という感覚すら理解できていません(笑)

しかし、彼らが昭和に興味を示すインフラ的理由は分かるので、今日はその件について説明していきたいと思います。

 

昭和ブームとタイムシフト

 

かれこれ2年前の記事で、「時間の流れの変化が、先端を末端に変えた」ということを書きましたが……、実は現在若者の間で起きているブームの構造の根底に流れているのは、これと同じなんですね。

㊋「時間の流れの変化が、先端を末端に変えた」とは?

2020年1月7日

若者たちが昭和に魅力を感じ、若者の間でブームになっているのは、タイムシフト的な社会環境による影響が大きいと言えるでしょう。

私たちにとっては懐かしかったり古いものであっても、若者たちにとっては全て「今」の情報です。そして、初めて知ることならばそれはいつだって「新鮮」に変わりません。

私たちの時代は、時間が一方通行であり、常に未来に向かってでしか「新しい」ものがなく、一瞬でも過去のものは古いものとして興味が失せることが続いてましたが、タイムシフト時代ではそのようなことがなくなります。

それゆえ、過去と今…そして未来が、新鮮味を帯びて一体化していくのだと思います。

だからこそ、過去に対する嫌悪感(古いものをダサいと言って軽蔑する気持ち)がないんでしょうね。

これは良いことですね。

だって今までの時代は視点が未来ばかりに行っていたのに、今の若い人たちにはその感覚はないということですから。

古いからと言って、バカにしなくなっているのですから。

逆に私たちのような世代は、「未来が正しい(最新が正しい)」をいう認識があまりにも強かったからこそ、古いものをバカにする気持ちが強かったんだと思います。

次の世代がこのような行き過ぎた風潮を立て直してくれているのは、とても良いことですね。

こういう若者世代の感性を受けて、私たち世代や私たちの親世代が捨ててしまったものを、「これいいよ!」「使えるよ」と拾い集めてもらえたら良いなと思ってます。

また、こういう世代の意識が、さらに一歩過去に向くことによって、本来の日本らしさも一緒に取り戻していけたらいいですね。

 

ということで、今日の話はここまでです☆

 

それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。

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それでは今日も張り切って働きましょう♪

 

 

 

 

 

 

6 件のコメント

  • こんばんは。
    若い人たちの間では昭和レトロがブームになっているんですね。
    今回の記事を読んでいてまさに温故知新だなと思いました。
    「古きを捨てて新しきを喜ぶ」中高年と違って、今の若い人には昔の物が新鮮で昔ながらの良さがわかるんでしょうね。

    中高年世代でも最近は少しづつですが、昔ながらの生活の知恵を見直している人が増えてきています。
    畑を借りて野菜を作ったり、スーパーで買ってすませていた物を自分で作ってみたり、ドラッグストアの製品の代わりに身近な植物の作用を利用してみたり。
    若い世代だけでなく、中高年世代も含めてこの流れが進んでいくといいですね。

    • こんにちは。
      明治の開国からつい最近まで、日本は独立を守り抜くしかなかったから、とにかく突っ走ってましたよね。
      その恩恵もあって、今も独立を保っていますが、その代償も大きく、大事なものを沢山失っているとも思います。
      ようやく穏やかな時代に入って、若者たちが日本の良さをそれぞれ発見してくれる時代になったことはありがたいですし、
      私たちも含めた先人の努力もあってこそのことだと、個人的には思って、勝手に誇りにしてます(笑)

      左翼は相変わらず国体を破壊しようと一生懸命ですが、どうにか阻止して、日本らしい形を今後も残していきたいですね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • こんにちは。
    今回のお話を読んでみて、自分が感じている違和感に気づきました。
    例えば新型コロナウイルス騒動。
    今までもウイルスは何度もはやりましたが、こんなおかしな対応したのは初めてでした。
    昔からの知恵として自己免疫を上げて乗り越えるということ、我々は知っていたはずなのに今回一瞬で壊され、まるでワクチン打たないととんでもないことになると政治家までもがパニックに襲われてしまいました。
    もちろん邪悪な中国からの起源ですし、ウイルス兵器など危ない情報もありますが、今までの知恵がまるでなかったような騒ぎ方、いったい日本人はどうしちゃったの?とずっと違和感を感じていたのですが、結局騒いでいるのは過去を置き去りにしてきた我々大人なんですね。

    我々大人がバカな政治家を選び、その苦労を次の世代に負わせる。
    我々大人が、過去の知恵を大事にせず、あたふたと慌てる。

    今これだけ多くの情報があふれていながら、本当に必要な情報をちゃんと選べているのか。
    まあ選べていたら、岸田さんが総理になることもなかったし、公明党が与党になることもなかったし、バイデンさんが大統領になることもなかったんでしょうね。

    そう考えると我々一人一人、まだまだやらないといけないことたくさんあります。
    なんか楽しいですね。

    • こんばんは。
      仰る通りですね。
      大人の行動に、子供が振り回される典型例ですよね。

      でも、今の子供たちが冷静な理由は、大人が作り上げてきたインフラによる側面もあります。

      ですから、世代が違う役目をそれぞれしっかりわきまえ、互いを尊重し、互いにより良き状態に戻すために貢献していきたいですね。

      私たち大人世代は「社会の大枠」を、子供世代は文化を担う役目であるという違いを認識して、子供たちが自由に生きられるように頑張って生きたいですね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • 私も最近はもう新しいものよりも古い時代に流行ったより良いものに関心がいきがちですね。
    次々に良いものが出てくるというのがまず無理な話ですから、古いもののがクオリティが上なのかなと思うのと
    やはりネットのおかげでそれにリアルタイムのような映像などで出会えるようになったというのが大きいのかもしれませんね。
    いい時代になったものだ。
    そのうちビートルズがまた流行るかも?

    個人的には士農工商という身分制度の良さが分かってきました。
    難民問題について考えてたら、そもそもお前ら故郷で戦えよ!明治維新みたいなもんやろ!と思ってw
    危ないからやだーじゃねぇわ男なら気ばらんかい!って思ったら、そうか日本は士農工商の士、志をもって戦う士に重きを置いていたからこそ逃げずに戦い抜けたんだなぁと気づいたのですよね。

    士農工商は差別じゃなくて、尊敬とか感謝とかそういう気持ちでの序列なのかなと。そう考えれば、生きるのに必要な農が2番目なのも分かる。
    今はこれが完全に真逆になってますよね。商が一番。
    士に至っては軍を持てないように憲法で抑えられ、愛国心は右翼と嘲笑されてきたわけで。戦後洗脳が効きすぎでやばい。
    今まで本当にやばい時代だったのだなと、気づいてみたらひええってなりますわw

    漫画とかゲームとかで士のかっこよさは受け継がれ語られてきたし、歴史や常識という力によって、子供たちの中にも息づいていますけれど。洗脳がうまくいきすぎてたら日本も難民大量発生国になってた可能性もあり
    愛国心を破壊する植民地教育の愚かさ、自業自得さがよくわかりました。

    士農工商の思想を取り戻して、感謝に重きをおく社会を取り戻したいですね。

    • おはようございます。
      西洋社会を見習う前までの日本は、権威と権力は分離されており、お金と権威も分離されていました。
      それゆえ、バランスが取れた社会ができていたのだと思いますし、「金さえあれば」という発想にならずに済んでいたのだろうと思います。

      今は、金の量に比例して権威も権力どちらも手に入れられる社会だからこそ、おかしなことになっていますが、若者世代になればなるほど、そういう考えとは無縁な方向に進んでいる人が多いので、ここも変わってきているなと思います。

      日本の問題は山積みですが、それでも日本らしい徳治の社会へ一歩ずつ進んでいる感覚はありますよね。

      それでは今後とも宜しくお願い致します。

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