おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。
また「変わる、終わる、始まる」も月曜日の「今日から使えるマーケティング講座」と同様、お仕事で利用して頂けたら嬉しいなと思っていますので、こちらも朝7時に更新していきます。
こちらも朝のお供として、是非活用してくださいませ♪
先月予想できなかったことばかりです。
たった一日二日で世界の様相が変わることが続いています。
先月の今頃(1ヶ月前)は、欧米でここまで酷い感染が広がることを予測などしていなかったでしょう。
そして、欧米で爆発的に広がったことをきっかけに、世界各国が鎖国状態になることも想像していなかったでしょう。
しかし、全く想像していなかった事が現実になってしまいました。
そして、今年8月に開催される予定だったオリンピックも延期となりました。
このような変化を受けて、テレビ番組の制作も変わらざるを得ない訳ですが……どのような番組が影響出るのかなどを中心に今日は整理をしてみたいと思います。
外国人、旅、グルメ、ロケもの……って、ほとんどじゃん。
私が好きなテレビ番組はテレ東が制作している「世界!ニッポン行きたい人応援団」です。
世界!ニッポン行きたい人応援団は「日本文化に興味を持ち、自らの夢を叶えにニッポンへ行きたい外国人を、ニッポンへ招待する。」番組なんですが、日本文化にドはまりしている外国人の方々のひたむきな姿に触れあえる番組です。
またすごくニッチな部分にドはまりしている人が多いので、その人たちから日本の文化を教えてもらったり、また当り前過ぎて見過ごしてしまっていた日本文化を再発見させてもらうこともできます。
だから、とっても好きな番組の一つだったのですが、どこの国も鎖国状態に陥っている状況であれば、まず彼等は日本にやってこれないですよね。そしてやって来たとしても2週間の隔離生活が余儀なくされます。
こういう状況であれば番組を作りたくても作れないですよね。
同じ事は「YOUは何しに日本へ?」にも言えますね。この状況では、空港でロケすることすらままならないです。
また、これから長期に渡ってこの状況が続くことが予測されるとなると…この2つの番組が打ち切りになってしまう可能性は高いなと思います。
自分の本心を言えば、一旦別の企画で繋げて、状況が回復したら元に戻して欲しいとは思うのですが……渡航制限の回復はかなり厳しいものがあるのではないのかなぁと思ってます。
誰もが気軽に海外に行くという行為は、各国の経済状況をふまえて考えると「もう過去のこと」になってしまったんじゃないのかなぁと思っているので、こういった外国人素人さんを扱う番組作りは構造として難しくなりそうだなと思ってます。
それから、現状として海外ロケが多い番組も制作がままならない事態に陥っているでしょうね。
だって、海外に行くことがままならない状況であれば、番組作りに影響が出るのは言わずもがなです。
日テレ制作のご長寿番組「イッテQ!」も続けられるのでしょうか。
ちなみにイモトさん今どこにいるのだろうと少し気になってインスタみたのですが、2週間ほど前(3/11頃)帰国されているそうです。
同じようなことは、「世界!ふしぎ発見」にも言えるでしょうし、「朝だ!生です旅サラダ」にも言えるでしょうね。
外国人や海外ロケがメインとなっている番組はどれもこれもコンテンツ制作のピンチに陥っていると思います。
また、ピンチに陥るのはこのような番組コンテンツだけではないですよね。
ロケメインの番組はどれもこれも作りづらいでしょう。
特に最近のテレビ番組は、制作費が減少しているから簡単に手安く作れる「街ぶらロケ」をメインにしている番組も多いです。
こういう内容も当然やりづらくなるでしょう。
また情報番組は「グルメレポ」と「お出かけ情報」がメイン構成されていることが多いですが、今現在の環境が続けば、このど定番で確実に視聴率が見込める2ネタがやれないと言うことが続きます。
こういう状況下であれば「作りたくても作れない」番組がポツポツと上がってきてしまう事は容易に考えられるでしょう。
番組制作は「濃厚接触」が基本な気がしますが……。
テレビが今まで通り番組が作れなくなる可能性はまだまだあります。
それは局内の感染者が出た時の問題です。
大手広告代理店「電通」は2月に社員から感染者が出た時に、すぐに自宅勤務に切り替えました。
感染者が1人でも出ればこのような体制を取るのが、昨今のフォーマットと言えるのですが、その啓蒙をしているはずのテレビ局こそこれができません。
このような状況下にテレビ局が置かれる中、昨日、志村けんさんが武漢ウイルスに感染されお亡くなりになられました。
志村さんが入院した折には「濃厚接触に当たる人はいないという解答」を各局出していましたが…↓詳細はこちら↓
「普通の会議」程度の接触であっても、医学定義上は濃厚接触と呼ばれます。
濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は二つあり、➀距離の近さと➁時間の長さです。必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(目安として2メートル)で一定時間以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離で2メートル程度)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされる環境は感染を拡大させるリスクが高いとされています。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の意見はこちらをご覧ください。
局が「濃厚接触には当たらない」方針を指し示しているのは、これを濃厚接触として関わった人全てに業務停止させたのなら、番組作りがままならない現状ゆえのことではないのかなと、私は思いました。
タイムスケジュールがキチキチの状態で運用されているテレビは、一つのパーツがおかしくなっても大変な事です。また機材があってこそ地上波放送ができるため、社員は通勤せざるを得ません。
また現在は、今は家からでも生中継ができるネットワークが確立されているのに、このような社会変容を拒んできたのはテレビ局自身です。
そしてここにきて、時代錯誤な価値観で運用してきたツケが一気に嵩んでいるように思えて仕方がありません。
いつまでこの体制が続けられるのか、いやもう続けられないのが実情なのではないのでしょうか……。
止まることのできないテレビ局、その未来は…。
このような状況であれば、テレビ局もどこかで一度停止する必要があると思います。
しかし、タイムスケジュールを運用することで成り立っているこのビジネスモデルが、その停止をできなくさせていますが……この状態で無理に車輪を回し続けるのならば、どこかで空中分解することになる可能性が高まるだけじゃないのかなと思ってます。
また、赤字に陥っているテレビ局が多い中、今年最も視聴率が稼げるはずであったオリンピックも延期となりました。
台所事情もさらに火の車になるのは目に見えています。
いつの間にか体制を維持することができなくなって、放送休止の時間を作ったり、再放送でごまかしたりする手法が多発せざるを得ない状況になる可能性も高いと思われますが、どうなることでしょう。
繰り返すようですが、元々崖っぷちの状態であったテレビ局は、自身を省みるためにも一旦立ち止まるべきでした。
それができないまま今の武漢ウイルス騒動に突入し、狂った歯車がさらに狂い出すことになっているように思います。
自業自得と言われればそれまでですが、好きな番組もあったので残念だなと思ってます。
ということで、今日のお話は以上です。
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。
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それでは今日も張り切って働きましょう♪
いやはや、凄い時代になりましたね。
今までやってきたことが、即返ってくる因果応報が
すべての組織、個人レベルで突きつけられているわけですから。
テレビだって
「番組を制作するにはこういった工程が必要です。
今こういう状況で番組製作したくてもできないんです、
どうかご了承ください」
って洗いざらい正直に言えば世間は「しょうがないよね」って
納得してくれると思うんです。
でも変なプライドが邪魔するのか、今までしてきたことがバレたくないのか
口が裂けてもそんなこと言えないんでしょうね。
「今まで通り放送してくれないと困る!」っていう
テレビに依存しているクレーマーも出るかもしれないですが、
それはそれで自分達が洗脳教育して作り上げてきたって話なので自業自得・・・
自分を取り繕ったり大きく見せてきた人は、
ますますどんどん苦しくなっていきますねえ。
おはようございます!
まさにそうですね(自分を取り繕ったり大きく見せてきた人は、ますますどんどん苦しくなる)
等身大で正直に生きればなんのことなしなのに、変な人のプライドと意地と自己保身で物事が動かなくなっているのがよくわかります。
まだまだ正念場が続きますが、一つずつ乗り越えていきたいですね。
それではこれからも宜しくお願い致します。
竹久さん こんにちは。
私はYouTube動画をよく見ますが、中国で建設された世界最大のダム・三峡ダムの事を動画で知りました。
ダム湖の長さは約570km。16年の歳月をかけたダムは色々と問題の多いダムでダムの機能を果たせていないそうです。
中国情報に詳しい方の動画を知り、少しずつ見ている最中です。(DEEP MAX と言う動画です。)
中国に住んだことのある日本人で名古屋在住の男性です。金髪にサングラス・マスクにイヤホンの出で立ちで怪しげ?な雰囲気ですが情報量の多さに驚いてます。知らないことが多く勉強になってます。
情報は個人個人が発信していく時代だと感じました。マスメディアに牛耳られた時代はもう過去ですね。そして嘘は即バレるようになりましたね。
正直者がバカをみる。時代から、正直者が神をみる。時代になると思いました☆
こんにちは。
三峡ダムが崩壊したら中国は危ないですよね。
個が個として独立した上で連携する時代に入っており、組織によるプロパガンダ工作はしにくくなっています。
ようやく正直者にありがたい時代になってきましたね。
それではこれからも宜しくお願い致します。