【地味ながら全国的に大ごと!】トヨタ労組議員の古本!出馬せず!!

トヨタはガチで、左派に怒ってることが、明らかになりましたな。

 

無名の古本ですが、この不出馬の影響力は絶大なはず!

先ほど、トヨタ自動車のお膝元である地元豊田市の代議士である古本さんが、次の衆院選には出馬しないことを明らかにしました。

つーかね、多くの人は古本さんの存在は知らないでしょう。

っていうか、古本さんは国会で目立ったことも全くしておりませんので、知らなくて当然の議員です。

 

そんな無名な議員の話を地元だからという理由で、わざわざ記事にするなと思う人もいるかもしれません。

 

ただ知っておいてほしいことは一つだけありまして、それはこの方のバックにいるのは、トヨタ自動車の労組です。

 

トヨタと言えば、全国企業ですし、日本一の企業でしょう。

古本さんは無名ですが、そのバックには日本一の企業があって、そしてこの決断と言うのは、トヨタの大いなる決断ということなのです。

 

だからこそ、大ニュースなのです。

 

それでも、地元の議員をトヨタと関連付けるなと思う人もいるかもしれませんが……、古本さん自身がトヨタ労組そのものと言える人です。

だって、古本さんの選対は、トヨタの労組ですからwww。

 

だから、これまでずっと無敗だったんですよ♪ 

そして…古本さんは、トヨタ労組から選出された議員として、絶大な組織票を持ち、それゆえこれまでなんなく受かり続けてきました。

ですから、今回も出馬されたのなら、当たり前に受かっていたはずです。

にもかかわらず、まさかの不出馬です。

 

これは労組と古本さんの中に確執があったわけではなく、トヨタとしての左派に対する意思表示でしょうね。少なくとも私はそう感じています。

 

なぜなら、古本さんがトヨタの意向に逆らうはずもないからです。

 

だって、繰り返しますが…古本さんの選対は、トヨタの労組ですから。

トヨタの意向に逆らうはずもないじゃないですか。

その意向は古本さんの行動にも見られます。

古本さんは元々民主党でしたが、近年の左派動乱によって、徐々にそこから距離を取る行動をしていました、その結果、去年から無所属です。

↓詳しくはこちらの記事で↓

【立民と共産の共闘】単に金がないだけなんじゃ…。

2021年10月6日

これは古本さんの意向ではなく、労組の意向だと私は思っています。

 

ちなみにですが…豊田市において、トヨタ労組の組織票は絶大なので、労組が推す人物がどこの党に属しているかはぶっちゃけ関係ありません。無所属であっても、労組が推すと決めたのなら、当確は必然です。

 

でも、その労組が腹を括って、「自民党を推す」と決めたんですよ。

 

これはガチで天変地異と言えるほど凄いことです。

 

そして労組が「自民党を推す」と決めたからこその「古本不出馬」なんですよ!!!

 

これは地元にとってはメチャクチャ大きなことだし、またこの波及は全国的に広がるのじゃないかなと思ってます。だって、なんやかんや言ってもトヨタって日本で一番大きな会社ですから。この決断の意義はとてつもなく大きいものと推察しています。

 

ちょっと話はそれますが……、豊田市の場合、そもそも労組が推す以外の候補が勝つ見込みはないんです。だから、候補者が異常に少ないです。出馬してくるのは毎回、「自民党、民主系(労組押し)、共産党、幸福実現党」…この4択しかありません。

また、豊田市の場合、労組は民主系を推すものの、経営陣は自民党を推すというのが決まっているため、自民党は必ず比例復活できる地盤になっています。

つまり、豊田という土地は、普通に選挙をしたのなら与野党一人ずつ議員を送り出すことができる土地なんです。

でも、今回の報道を見ている限り、これまで定例で行われていた与野党一人ずつ(合計2名)を国会に送り出す行為は止めるということでしょう。

地元の国会議員の数を減らすことになっても、それでも自民党だけを推すって……これはかなり強い意志が現れた選択です。

 

そしてこのトヨタの選択は、豊田市だけの話じゃなく、愛知県だけの話じゃなく、全国的に見て、相当大きなことだと思いますよ!!!!!!

 

 

多くの大企業の労組が、モヤモヤしていた部分の先陣をトヨタが切ってくれたことによって、日本全国の労組票の行方はここから大きく変わるものと思います。

 

アイシン&織機(豊田自動織機)のお膝元である刈谷市(13区)は、どうなるかな。とりあえずトヨタは刈谷市に反発することなく(そもそもトヨタの発祥は刈谷市にあります)、刈谷が応援するものは応援するという方針を先日打ち上げましたけど……、

トヨタの方針に柔軟に靡くのが、この地の常。

 

アイシンや織機の労組は、立民を応援し続けるんでしょうかね。

ちなみにアイシンや織機のある刈谷の代議士・大西健介(立憲民主党)は、高須クリニックの高須医院長(愛知県西尾市有権者)とひと悶着あったうざい議員です。

個人的には消えてほしい議員の一人ですが、どうなるのでしょう。

刈谷(13区)も豊田市のように、自民党だけを応援して、他候補を比例復活できない状況にした方が良いと思うのですが、どうなることでしょうね。

少なくとも私は、この大英断が豊田市だけの話で終わることなく、近隣地域に…そして愛知県内に、さらには全国に広がってほしいと思っています。

とにもかくにも、まともな人が国会にいてほしいと願うばかりです!

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2 件のコメント

  • こんにちは。

    素朴な疑問なのですが、労働組合が共産党系、社会党系なのはわかるのですが、一般の労働者層はなぜ組合に引っ張られるのでしょうか。
    時々おかしくはなりますが、自民党を後押しして影響力を発揮するほうが野党を押すよりまともだと思うのですが。

    サイレントマジョリティが多いのは日本らしいとも思いますし、政治や選挙に興味ないから少数のうるさ型に引っ張られてしまうのでしょうけど、労働組合の思考は日本らしくないというか、日本になじまないと思うのです。

    それともいわゆる団塊世代のある意味のゆがみがまだ残っているのでしょうか。

    教師は左翼だけなのは想像できます(理解も納得もできません)が、特に大企業の従業員が左翼に投票するのが何だか理解できないのです。

    何かお考えがあるようでしたら、ご教授いただけるとありがたいです。

    急に寒くなりました、お体にご自愛ください。

    • おはようございます。
      この矛盾の始まりは、資本主義が西洋の考え方を基に構築されていることにあります。
      日本は古の頃からずっと、組織の考え方も「家族」であり、それゆえ「一致団結」でしたが、西洋は経営者と労働者を切り分けます。
      またそこは「対立していて当然のもの」という固定観念があるゆえに、労組と経営陣は違い考え方をもって闘争するというう思想が西洋では普通です。これは道理的におかしく、日本的でもない考え方でしたが、西洋に追いつけ追い越せが主眼となってる時代ですので、それが正しいものとして浸透していきました。
      その混乱の結果が、第二次世界大戦の敗北に繋がっていくのですが、この敗北によって左派的考え方が正しいということが特に若者の中(労働階級)で強まります。またGHQの後押しもあって、団塊世代は左派的考え方だけが正しいという認識が深まります。
      そして、さらに大きな歪と矛盾を抱えて日本は発展していくことになるわけですが、この歪による矛盾に多くの人が気が付ける時代に今があります。

      西洋に乗っ取った資本主義を進めていく中での組織の葛藤は、トヨタ自動車の軌跡を描いたドラマリーダーズで具体的に描かれているので、お時間あれば見てみてください。
      リーダーズ

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • takehisayuriko へ返信する コメントをキャンセル

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