世の中が不安定になればなるほど、なんとか良くしなきゃと思う気持ちを持ち合せ易いですが、今起きていることは「みんなが良くしたい」と思ったからこその崩壊なんです。
そこをきちんと理解して対処していきましょう。
失敗ではなく、成功ゆえの崩壊です。
かれこれ数ヶ月前から、「この文明は壊れる」的なことしかこのブログでは言ってないのですが……
見事なスピードで壊れていく様を見ていると「まさかこの大元まで壊れるのか?」という驚きも伴うものですね(^^;)
そして「できれば今まで通り維持したい」という気持ちも芽生えてしまうものでもあります(笑)今までの社会に満足していなかったし、不満も一杯あったはずなのに不思議ですよね(笑)…壊れたら今まで以上に悪い社会になりそうな気がしちゃうからかな?
そりゃそうですよね。
いつだって、今の社会の在り方を壊そうと張り切っているのは「もっと悪い社会にしよう」と躍起になる偽善者(リベラリスト)たちですからね。
そう思ってしまうのも無理はありません。
ですが、忘れてならないのは、今の社会はそもそもディストピアだったということです。
↓ディストピアとは?↓
ディストピアまたはデストピア(英語: dystopia)は、ユートピア(理想郷)の正反対の社会である。 一般的には、SFなどで空想的な未来として描かれる、否定的で反ユートピアの要素を持つ社会という着想で、その内容は政治的・社会的な様々な課題を背景としている場合が多い。
この感覚が曖昧だと混乱すると思うので、この認識を整理し直していきましょう。
地球は今も昔もディストピア
随分前にこんな記事↓を書かせて頂いたことがあるのですが…
私は地球はそもそも宇宙で希有なレベルの「地獄の星」だと思っています。
しかしながら私たちは、このディストピアをユートピアだと勘違いさせられ続けて生きてきました。
だからこそ不安になりますし、この洗脳が強い人ほど、今壊れていく社会を見て恐怖を覚えやすいでしょう。
それから人というのは「住めば都」の言葉で説明がつく通り、どんな環境でも順応できるスゴイ機能を持ち合せており、どんなディストピアであってもユートピアを作ることもできるし、順応できるからこそ一旦馴染んだ環境を壊されることを否定的に受け止める側面も大きいです。
だから、目の前であれもこれも壊れていけば、そりゃ誰だって悪いイメージが先行するのものだとも思います。
でも、今起きていることについて少し視点を変えてみれば、見えてくることは大きく変わるでしょう。
今起きている崩壊は「ディストピア」の終了かも?!
たとえば「ディストピアが根こそぎ終了しているからこその崩壊」として見れるようになれば、世界を捉える形は大きく変わっていくと思います。
とはいえ……今の社会の崩壊をそもそも目論んでいたのは「今よりも悪い社会を作ろうとしていた人たち(もっとディストピアな社会を作ろうとしていた人たち)」ですから、そちらの思惑が勝ったかのように今は見えるでしょうし、嬉々としている彼らを見ればそのように思えてしまうかもしれませんが、違います。
彼らは崩壊した社会の下に埋もれていくことになるでしょう。
ビルの崩壊でたとえれば、彼らは崩壊したビルの瓦礫の下に埋もれるようになるということ。
つまり、彼らの喜びはぬか喜びということです。
また、壊れる状況を目の当たりにすれば、なんとか壊れぬようにと一生懸命それを立て直そうとする人もいるでしょうが、今の社会は既に崩壊が始まっているビルと同じで、もはや立て直す事はできません。
立て直すのであれば、壊れた後に再建することだけが残された道です。
また、崩壊しているビルを見て修繕を図ろうとしたのならば危険なのと同じで、今は火中の栗を拾いに行く時ではないです。逆に渦中の栗を拾うならもっと前の時期にやるべきでした。今やるのは遅すぎます。
っていうか…今起きている現状というのは、火中の栗を拾う意気込みのある人たちの努力によって、壊れて言っていると見るべきだと私は思っています。
社会を根底から良くし直したいと思う人々の想念によって、幻想の社会が終わりを告げているだけなのです。
あまりの勢いの良さに驚き怯える人もいるかもしれませんが、みんなの希望によって今起きていることでもあるのです。
ですが、良心的な人ほどその全体像が掴めていないというか、ビルが壊れることを想定していなかったのではないかと思います。愛国者であればあるほど、ビルを崩壊させ立て直す事は望まず、修繕で良くしたいと望むはずですから。
だから、戸惑う人が多いかと思いますが、今起きていることは一般的に語れていることの真逆の意味で起きています。
そこを是非今一度理解しておきましょう。
そして、良くしようとしてもどうにもならない時期に到達したことを理解した上で、離れて見守っていくようにしていきましょう。
中に入って改善を求めることは、渦の中に入ること、ビルの瓦礫の下に入ることと同じで、良くすることとは真逆の事態を引き起こします。
ここら辺のことを意識し理解して、しばらくの間は粛々と世の中の動向をを見守っていきながら、淡々と道理に沿って生き直していきましょ。
今時代は変わっている最中なのです。
文明が終わっていく様を私たちは見ているのです。
どうかそこに気が付いて、安全な場所から(安全な意識で)見守っていきましょう。
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