私もずっと応援してきた上念司さんがDHCの番組全てから降板することになりました。
これは保守の先鋭化なのでしょうか?
それとも分断なのでしょうか?
私が思うところをお伝えします。
意見の食い違いが問題ではなく、人としての作法が問題かと…。
今朝の虎の門ニュースで発表がありまし、本人のTweetでも発表がありましたが、上念さんは突如DHCの番組全てを降板することになったそうです。
虎ノ門ニュース、ニュース女子等、本日付ですべて降板となりました。DHCサイドからの要望です。電話等含む「ご意見」が理由だそうです。現時点でお伝えできる内容は以上です。
尚、今後も私は極左、極右等偏った思想や、ポピュリズム、差別主義には迎合しない姿勢を貫き通します。— 上念 司 (@smith796000) January 5, 2021
この発表を受けて左翼界隈では以下のような解釈になっているようで、まぁ左翼界隈から見たらそうなるのも当然かなとは思うのですが…
上念司氏が「トランプが選挙で負けた」と事実を言ったためにDHCの虎ノ門ニュースを降ろされた。ネトウヨ界隈はすごい事態になってますね。 https://t.co/htEnALcm4G
— 町山智浩 (@TomoMachi) January 6, 2021
どうやら、上念という人が「バイデン勝利」と言ったら、「トランプ勝利」を信じている人がスポンサーのDHCに電凸し、降板させた模様。
私にとっては、嬉しくも哀しくもないですが。 https://t.co/HzA4qW43UH
— ラーメン評論家 山本剛志(らをた)【ラジオでラーメンの話をしたい】【ツクツク!!正規代理店】 (@rawota) January 5, 2021
ちょっと違うんですよね。
今回の降板劇に繋がったのは、DHCが気に入らない意見を封殺したわけではなく、百田さんや有本さんによる圧力でもなく、ましてや意見の違いでもなく、一番の問題は上念さんの「意見の違いを飛び越えた言動」にあったと私は見ています。
なぜなら虎の門ニュースの視聴者の多くは、違う意見があるのは健全だと思っている人が多いので…。ですから、上念さんの主張が自分とは違っても受け容れる度量を多くの視聴者は持ち合せていると思います。逆にその度量がなかったのが上念さんだったのではないかと私は感じています。
というのも、上念さんは米大統領選の件で「トランプは負けたのだから、バイデンを支持するべき」と言い始めた頃から、不正選挙の事実を問題視している人達のことを高圧的に馬鹿にするようになりました。
また、不正選挙の疑惑について真摯に向き合っている同じ曜日のコメンテーターの大高さんの主張も無理矢理遮るようになり、不正選挙について疑問を呈する人は「陰謀論に毒されている(要約)」などと、事実の追求も放棄するようになりました。
さらに、Twitterや自分のYouTubeチャンネルでも、自分と意見の違う虎の門コメンテーター(主に百田さん)について私怨染みた行動を繰り返すようになりました。まぁ百田さんも火に油を注ぐような行動をしていたのは事実ですが……上念さんがこのような炎上ネタを駆使して、なんとか動画の再生数を上げようとしている行為は、ファンとしてドン引き以外のなにものでもなかったです(-_-;)。
っていうか…去年の初めくらいから、上念さんと百田さんの仲が悪くなっているのは視聴者であれば多くの人が気づく所であり、そうであっても「まぁまぁ」とこちらは穏やかに見ていました。ただ、そこら辺の確執を敢えて番組内に持ち込むのは上念さんで、さらに視聴者に向かって「お前ら」呼ばわりで説教し始めたりしちゃって……ほんと勘弁してっていうか…、正直おかしいとしか言いようがなかったです。
まぁこんな感じで、降板になったのは意見の食い違いを飛び越えているとしか言いようがない上念さんの言動があってのことですし、何より今回のことは以前から上念さんの事を好きで応援していた人達に対して、上念さんが「現実を見ない情弱だ!」などと視聴者&ファンに喧嘩を売り、売った挙げ句収拾がつかなくなちゃった事が最大の要因だと思っています。
またコアの視聴者層やファン層に喧嘩を売ってしまった代償は大きく、上念さんの出演回は一気に視聴数が下がった挙げ句、異常な低評価の嵐となりました。
しかし、この事実にこれまた向き合えなかったのも上念さんでして……上念さんはこの事実を受けてさらにヒートアップし、視聴者が悪い、百田が悪い的な感じになってしまいました。
今まで上念さんはテレ朝の玉川さんやサンモニレギュラーを散々いじってきましたが、あの上念さんの状態は「まんま玉川」としか言いようがない状態だったと私は思っていますし、今もきっとさらにヒートアップしているんじゃないかなと……。
ですから…ここから散々お世話になってきたDHCテレビの文句も垂れ流すことになるんだろうなと思うのですが……っていうか言質はまだ確認していないけれど、既に言っているっぽいみたいで、「あぁ~あ」という感じです。
あんまり言いたくないどけど、DHCさんの出演料は、相場に比べても安い方ではありません
会長さんの意向で高い方ですほんまに、えげつない人たちです😣
— やまとなでしこ🇯🇵 (@japan2021119) January 6, 2021
これが本当だとしたらかなり残念な事態ですが、人としてのお作法をきちんと守っていたのなら、言論人としてのお作法をきちんと守ってたのなら、ここまでの大ごとにはならなかっただろうし、百田さんとの確執だってここまで深いことにならずにすんだろうなと思ってます。
大統領選が終わったら、また上念さんの動画は見ようと思ってたけれど…
まぁここまで書き綴った通り、最近の上念さんの言動は意見の食い違いの次元を飛び越えた不快を与える発言が多かったため、とりあえず私は米大統領選が終わるまでは一切上念さんが出ている動画は見ないと11月の中頃に決めたので、しばらく彼の動画は見ていないし、今後もしばらく彼の動画には触れあいませんが、米大統領選の結果が落ち着いたら、また見たいとは思っていました。
ですから、結果が決まる前に上念さんが降板することになってしまったことは残念だと思っています。ただ、今日の虎の門で活き活きと解説している大高さんの姿を見て、このタイミングは英断だったかもなぁと思っています。
上念氏が降板して大高さん生き生きしてて嬉しい
上念氏いたらこんな表出してアメリカ大統領選語れなかった
いかに言論弾圧されてたかよくわかる#虎ノ門ニュース pic.twitter.com/IHrq9VRxba— axis (@axis39986859) January 6, 2021
というのも、今のタイミングが私たちが生きている世界がどうなるかの分岐点であり、そういう解説を欲している人は多いはずですから。
今日の大高さん、特にトランプさん再選絡みの解説は熱く深く力強く、上念氏には申し訳ないが、選手交代が次回以降ではなく今日だった意義はとても大きいと感じた。民主主義の危機を訴え今日こそがその歴史的分岐点だという石平氏。やはり方向性が噛み合っている議論は見ていてワクワクする。
— TOSTI (@tyatyatubo1) January 6, 2021
上念さんが出演されていたら私は見なかったと思うし、また大高さんもここまで細かくお話しできなかったと思うので、良かったなと思っています。
まぁ長々と書いて参りましたが、今回の上念さんの降板は、保守分断でもなんでもなく、本人の自業自得であり、DHCとしても企業として適切な判断(再生回数の異常な減少、異常な数の低評価数)だと思っていますが、欲を言えば、ここまでの事態になる前に上念さんにリカバリーして欲しかったですけれどね。
ということで、意見の食い違いはあるものの、今までいろいろと有益な情報を与えてくれた上念さんには感謝していますし、大統領選が終わったのなら、また必要な情報を上念さんからは頂きたいと思っています。
上念さんこれからも頑張ってください。
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竹久さんが仰られる通り、アメリカ大統領選挙の開票結果が出揃った頃から、上念さんの姿勢は急変しましたね。
彼の発言の中で私が最も許せなかったのは「トランプ勝利をSNSで主張する人たちはお金儲けが目的」といった主旨の発言です。
人間にはいろいろ失敗もありますし、この世は決して1人では生きていけるものではありません。
他人に寛容であれば、自身の失敗も社会は受け入れてくれると思うのですが、あそこまで尖がっちゃうと本来の彼の社会復帰には時間がかかるのかなと思います。
こんにちは。
上念さんは弁論部のご経験からなのか「論破に執着しやすく」、さらに株の投資などをやられていることから「ポジショントーク(本質論ではなく勝てる側につく)」になりがちだと前から思ってはいたのですが、まぁこれは許容範囲でした。
ただ今回は先に挙げた彼の個性と言える部分が完全に仇になってしまったと思います。
特に「論破しよう」としてしまった部分が、余計あかんかったですね。
ケントさんが「個人の意見」として発していたのに対し、上念さんは「自分の意見と違う人がおかしい」という態度でしたから、視聴者層の怒りが上念さんに向かうのも仕方が無いし、上念さんが降板になるのも仕方がないですよね。
ホント、今回のことで本人もこんな事になるとは思いもしなかったでしょうが、仰る通り人気回復にはかなり時間がかかると思います。
それではこれからも宜しくお願い致します。
こんにちは。
虎では大高さんの話が聞きたいのに聞けなかったことが多々あったので、これはこれで良かったのかも知れませんね。
「この情報は絶対間違いない!」ではなく、こんな情報が出てきているから不正があるなら検証すべきと皆であれこれ言っているだけの話なのに、上念さんはそれを「陰謀論」と決めつけ、「トランプ大好き運動」などと十把一からげにして論破しようとしてましたからね。「こういう情報もあるよ」と提示して内容に反論するだけでいいのに、毎回相手の立ち位置について捨て台詞吐くから・・・。
上念さんを擁護する方の中に「言い方が悪いとかくだらない」というような趣旨の方がいましたが、言論って人間相手ですから、言い方って最重要ではなくても大切で、正しい意見でも、何を言ってもどんな言い方をしてもいいわけではないと思うんです。
去年の百田さんツイッター&有本さんの虎仲間なのに確認せずの「高須先生を揶揄するような」などの嫌味も相当酷かったので、積もり積もったものがあったのだろうな、というのは理解はできますが・・・ねぇ。
こんにちは。
前のコメントにも書いてのですが、弁論部のご経験からなのか「論破に執着しやすく」、さらに株の投資などをやられていることから「ポジショントーク(本質論ではなく勝てる側につく)」が完全に仇になってしまったと思っています。
どちらが正しいかではなく、互いの意見を寄せ集め発展的な会話にすることが大切なのに、終始一貫して自分の論を押しつけてくるところにみんな辟易しちゃったんですよね。
上念さんと後輩の倉山さんは、常に二元論はダメだと言ってるんですが、お二人こそ二元論なんだよなぁって改めて思う機会となりました。
まぁとにもかくにも上念さんにとっての代償は大きいでしょうね。
それではこれからも宜しくお願い致します。
私は、つい最近DHCのチャンネルを見始めたばかりなので、保守系メディアとよくわからずに見ていましたが、今回のDHCの降板騒動に対してかなり誤解していた部分もあり、とても分かりやすく納得することが出来ました。上念さんは司会の語り口がいい意味で軽快で好きだったのですが、それに対して個人のYOUTUBEチャンネルのちょっと思春期っぽい語り口に少し違和感を覚えてたのも確かなので。上念さんのセンスのいい部分大事にして貰って、もう少しクールダウン出来たら良かったかもしれませんね。
おはようございます。
理解の一助となれたことを光栄に思います。
政治系となると、何事も「考え方の違いでトラブルになる」と思われがちですが、人間関係がこじれる時って考え方の違いではくくれない以上の別のものが常に存在します。
青山繁晴さんが決定的になった理由も「ずる休み」という……人としての佇まいが理由でした。
そこら辺を注視して見ていかないと、私たちも混乱するので気をつけていきましょう。
それではこれからも宜しくお願い致します。
私が上念氏の言動に疑問を持ち始めたのは、彼が「世田谷自然左翼」を言い始めてからです。上念氏が世田谷自然左翼という名称で呼ぶ人々の存在については理解しており、その意味で異論は無いのですが、名称にわざわざ「世田谷」を入れる必要があるのか?という疑問がありました。この名称を上念氏は流行語大賞にしたいとまで言っていましたが、それは非左翼の世田谷区民にとっては失礼なことです。この名称について理解していない一般の人々にとっては世田谷区の印象は極めて悪いものになり、世田谷という地名を聞いただけで「世田谷自然左翼」が連想される事になります。世田谷区民は左翼ばかりではありません。そうしたまともな区民にとっては迷惑な名称でしょう。また、実在する世田谷自然食品という会社にとっても迷惑なことではないでしょうか。要するに上念氏はこうした面で無神経過ぎる人物だと私は考えました。上念氏からは様々な知識を学ぶことができましたし、その意味で貴重なスピーカーであるとは思いますが、しかしこうした無神経さにはちょっと耐えられないところもあるのです。虎ノ門ニュースやニュース女子で上念氏が世田谷自然左翼を連発することで私は彼の出演回を視聴するのをやめました。残念ですが。
虎ノ門ニュースではYESの「危機」のイントロ部を口で歌うなど暴走気味で自由が過ぎるな、という印象を持っていましたが、逆にそうした破天荒な部分が朝日新聞への電凸のような痛快なアクションの原動力にもなっているので一概に否定できるものでもないでしょう。核になる部分はしっかりした知識がある人なので、また彼の人としての「業」が変わった暁にはその言論を再び聞いてみたい、とは考えています。
以上です。
ありがとうございました。
おはようございます。
「世田谷自然左翼」については、私個人の経験談から「分かる」と思ってしまっていたので気に留めていなかったですが、平五郎さんのご指摘通り、無神経過ぎた面がありますね。
それから、これまた平五郎さんの仰る通りで、だからこその破天荒な行動ができる強みもあって、朝日新聞の勢いが大きく低下した背景には上念さんの活動があると思います。
今回の事で、問題点をしっかり把握しなのして、そしてまた元気に活動してほしいものです。
こちらこそ貴重なご意見をお伝えしてくださりありがとうございました。
これからも宜しくお願い致します。
学生時代にDebate経験があるので、初期の上念氏の発言形式には違和感はありませんでした。結論、論理、エビデンス、まとめという流れにはある意味場馴れしていて好感すらありました。
少し名が売れて有頂天になる性向が表面化した頃から、「ああ言えばジョウユウ」の影がちらつき始めました!決定的なのは「お友達の秋●司氏の疑惑」が発覚した後で、論理が飛躍し始め、売りの滑舌に陰りが出たことです。
以降、上念氏の動画視聴を中止していたので、今回の降板は年明けの虎ノ門ニュースで知りました。改めてググると桜井都知事候補との揉め事に遭遇、低評価はさもありなんと勘繰ることも。
上念氏の極左でも極右でもない発言から判断すると、日本には極左が1%、極右が90%位存在して自分は中道と主張しているかのようです。獲得票が拮抗したトランプを擁護するのがカネ儲けだと言い放ち、エビデンスあるよと言いながらソースすら出さないのは最早Debateではありません。発言ルール無視は左翼の得意技ですよ!
おはようございます。
そのご指摘もの凄く分かります。
その頃から少しおかしいなと私も思い始めたのですが、その有頂天が決定的になったのはyoutubeの自分のチャンネルが爆当たりした頃からだと私は認識しています。
その頃になると、完全に協調性が失われるようになり、「俺の気にくわない人(主に桜井誠)を出す番組には出ない」的な横柄な態度が目立つようになりました。その結果今のような感じで多くの場所から閉め出される結果になってしまいました。
初心を忘れないって大事ですよね。
それではこれからも宜しくお願い致します。
いいかげんにしろよ
虎ノ門顧問の百田がkazuyaや上念などの気に入らないやつに圧力かけただけ
上念のせいにすんなよクズが
辛いんですね。分かりますよ。
私も大高さんを遮るところや、アニメネタをやたら入れてくるところがイヤで、かなり前から上念さんの回は見ないようになっていました。大高さんの話は聞きたかったので残念だったのですが、それを差し引いても、忙しい出勤前の時間にイライラさせられたくない、という気持ちの方が強かったです。
多様な角度からの意見を聞いた上でセルフジャッジしたい、そのためにこの番組を見ているのに、あまりに人をバカにする発言も正直嫌気がさしており、今回の騒動よりだいぶ前から上念さんの動画もTwitterもフォローを止めていました。
上念さんは百田さんがファンをけしかけたと感じてられるのかもしれませんが…そうでない人の声、気持ちが上念さんに届けばいいなと思います。
こんばんは。
大方のところ、それが本質だと思います。
ファン層がドン引きしただけであって、百田さんの扇動とかほぼ関係ないところで事態が動いているのですが、そこを直視しないんですよね…上念さんもKAZUYA君も、その他の人たちも。
ホント、残念だと思います。
それではこれからも宜しくお願い致します。
保守って何だろう。上念氏が保守かねぇ?
経済政策は保守的でないし、保って守ってないし、ネコオンに近いんじゃないの。
グローバリストが日本で保守とはねぇ。
佐藤健司さんの「フランス革命の省察」を読んでみることをお勧めする。
原文の翻訳を読んでもいいけど。
こんにちは。
戦後の日本は、国民総出で国家観がないという不思議な状態になってしまいしたから、本来の左派右派以前の問題として、国家観があれば「保守」という歪な事が起きているんだと思います。
一つずつ歪を整えて、本来の右派左派という状況になっていくと良いですね。
本のご紹介もありがとうございます。
これからも宜しくお願い致します。