【クレージーすぎる】香港国家安全維持法

今年は動乱の年になるんだろうなぁとは思っていたものの、武漢ウイルスによって始まった上半期の混乱は私の想像の上の上をいくものでした。

下半期は多少落ち着いてくれたら良いのに……と思っていましたが、7月に入った途端そのギアはさらに強化された感じがしますよね。

 

前代未聞の急速度で不自由になる香港

つい10日程前、香港の自由が封鎖される「香港国家安全維持法」案が可決されてしまいました。

【消えた】香港の民主主義

2020年7月1日

これによって香港人たちによるデモ活動などは禁止の対象となり、活動家の多くは自粛するか逃亡するかの選択を迫られることになったと思っていたのですが、「香港国家安全維持法」はそんななまっちょろい内容ではありませんでした。

法案可決直後から、中国共産党に反抗的な態度の民衆は即時逮捕されました。

また法案可決と同時に活動からは一線を置いたにもかかわらず、アグネスチョウさんらは起訴されました。

起訴理由は、法案可決前の6月の話が元になっているので、「法令不遡及の原則」が既に守られてないというか……そんなのおかまいなしというのがよく分かります。

これだけでも十分クレイジーですがこの法案のクレイジーさは次元が違います。

 

香港の外にいる外国人の言動も対象になるクレージーさ

なんとこの法案は、「香港に住んでいない外国人」にも適用されます。

つまり私たちも対象です。こういう記事を書いた時点で既にアウトなんですよ(^^;)。

アグネスチョウさんが最後のtweetで「自由を持っていることがどれくらい幸せなのかわかってほしい」と呟きましたが、本当にその通りですよね。

外国に対してもこれだけのことをする中共ですから、国民に対しては尚のこと酷いのでしょう。

っていうかどれだけ中共は図々しいのでしょう。

だってこれ…「既に地球は中共様(習近平)のもの」と言っているとしか受け取れないでしょう。

全世界は中国様の言う事を聞け、聞かなければ殺すぞと脅し回っているようなものです。

こんな横暴なやりかたでなんでも犯罪にしてしまうのが中共。

こんな状況では香港での商売はもう無理ですよね。

また中国本土での商売も難しいのではないのでしょうか。

というよりも、香港に限らず中国に進出している企業は、もはや存在自体が人質と言わざるを得ない状況であり、もはや撤退以外の方法などあり得ないのではないのでしょうか。

特にメディア関係の支社はすぐにでも撤退する以外の術は残されていないように思います。だって、どう考えたっておかしな法案なのに、その法案をおかしいと言ったら罰せられます。

日本のメディアが日本の国内で言っていたことであっても、それは中国支社に飛び火するのは言わずもがなでしょう。

逆にこの脅しを使って日本のメディアに中国有利な情報を流れるのなら、その方が罪深いです。

一刻も早く離れるしかないですね。

また誰がどういう理由で拘束されるか分からないので、とにもかくにも中国に行くのは控えるべきでしょう。っていうか当面行っちゃいけないのでは……?

だって、中国以外の国に行っても犯罪人引き渡し条約がある国だと、中国に連れて行かれる可能性があるのですから……十分気をつけなくてはなりません。

中国
2014年11月までに中国が39カ国と犯罪人引渡条約を締結(うち29カ国との条約が発効)し、52カ国と刑事司法協力条約を締結(うち46カ国との条約が発効)したことを明らかにした。「人民日報・日本語版より」

その後も犯罪人引渡条約の締結数は増加しており、2018年10月時点で以下の55カ国と犯罪人引渡条約を締結(うち37カ国との条約が発効)している[6]。

【引渡条約締結国(発効済み)】アフガニスタン、アルジェリア、アンゴラ、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、ブラジル、カンボジア、エチオピア、フランス、イタリア、インドネシア、イラン、カザフスタン、キルギス、ラオス、リトアニア、レソト、メキシコ、モンゴル、ナミビア、パキスタン、ペルー、ポルトガル、フィリピン、ロシア、南アフリカ、韓国、ルーマニア、スペイン、タジキスタン、タイ、チュニジア、アラブ首長国連邦、ウクライナ、ウズベキスタン、アゼルバイジャン

【引渡条約締結国(未発効)】アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、バルバドス、ベルギー、チリ、コンゴ共和国、キプロス、エクアドル、グレナダ、ケニア、モーリシャス、モロッコ、セネガル、スリランカ、トルコ、ベトナム、ジンバブエ

民主主義陣営の先進国としてフランス・スペイン・イタリア・韓国が中国と「犯罪人引渡し条約」を結んでおり、中国の香港に対する「香港国家安全維持法」を批判・反対した事が有る外国人も「犯罪人引渡し条約」の対象となる為、海外旅行の際は特に注意が必要である。

ちなみにオーストラリアは犯罪人引き渡し条約を停止したそうです。

 

もはや中国の行動はクレイジーとしか言いようがないというか、クレイジーを超えたクレイジーですよね……ですがこれ、現実に起きていることです。

 

中共のむごさ、酷さは完全に異次元の領域に入ってしまいましたが、こういう事も乗り越えてようやく新しい時代になるのだろうなというか……ここまできたらガチでデカップリングするしかない状態ですね。

というか、今の状態はデカップリングした上で始まる新しい時代の準備のための必然だったのかもしれないですが……………個人的にはこういうむごい形の方法ではない方が良かったです。

でももう流れに乗っかって、その上で対応していくしかないんだなと思ってます。

とにもかくにも、中国から離れることこれが必須でしょう。

この期に及んで「(中国と)仲良くしよう」と仰られている議員さんたちもいるようですが、親中議員の末路はどうなるのでしょうか。彼等は既に進んでも地獄、退いても地獄の中にいるようにしか思えないです。中共と仲良くした後のしっぺ返しって本当に恐いですね。

理解した上で進んでいきましょう。

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